ゼロの使い魔保管庫
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481 :つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM :2008/01/18(金) 22:...
目を醒ますと、隣には誰もいない。
当然だ。ここは彼女のために用意された寝室で、他の誰かが寝...
しかし。あの日の朝、彼は確かにそこにいて、初めての朝を迎...
その優しさが嬉しくて思わず泣いてしまい、彼に迷惑をかけて...
はぁ。
口から漏れるため息。
あの日から、彼女は意図的に彼と会うことを避けていた。
廊下の角から出てくる彼を見かける。彼女はすぐに引き返す。
中庭で素振りをしている彼を見かける。彼女はその日一日、中...
食堂に昼食を採りに向かう彼を見かける。彼女の昼食は抜きに...
しかし。
そうする事で、余計に彼への想いは募り、一目見るたび、どう...
彼と話したい。彼に触れたい。彼に…抱かれたい。
その想いがよぎるたび、ティファニアは自分自身に言葉をかけ...
『サイトにはルイズさんがいる』
彼には命を賭しても守りたいと思う、大事な人がいる。
それは、自分ではないと、ティファニアは理解していた。
だが、心の外、身体の真ん中に巣食ってしまった欲求が、本能...
『抱いて欲しい』
あの時のように、乱暴に優しく、貫いて欲しい。
あの時のように、優しく抱き寄せ、気が触れるまで乱暴に犯し...
あの時のように、ただひたすらに溶ける様な欲望で、乾いた子...
ぐるぐる回る思考は、やがてティファニアの指を半ば強制的に...
肌色の丘の上でふっくらと膨らみ、実り始めた桜色の小さな果...
薄い恥毛の上を左手がなぞり、開き始めた肉の花弁の中心を中...
身体中を走り回るピンク色の電流に、ベッドの上でティファニ...
「あは…ぁ…サイ…とぉ…ンんッ…」
夜着に汗と愛液と淫らな声を絡ませながら、朝日の下、ティフ...
そしてこの自慰行為は、朝食の鐘の直前まで続く。
これが最近、ティファニアの朝の習慣になりつつあった。
「…そんなに好きなら素直に言っちゃえばいいのに」
そこへひょっこり、ブルネットの少女がベッドの脇から顔を出...
ティファニアは慌てて飛び起き、乱れた髪と服を調えて少女の...
「た、タニアっ?いつからいたのっ?」
「んー?お兄ちゃんの名前を呼び始めた辺り?
『朝ごはんだよ』って外から呼んでも聞こえなかったみたい...
つまりは。
タニアはティファニアの自慰を間近で見ていたことになる。
ティファニアの顔が火を噴く。そしてティファニアは毛布を頭...
タニアは淡々と洗濯物を籠に放り込み、そして毛布に潜り込ん...
「あのさー。相手に本命がいるならさ、妾ってテもアリなんじ...
お姉ちゃんが一番がイイ、ってんなら話は別だけどもさ」
それは貴族社会ならではの考え方だった。
本妻を望まなければ、好いた相手に妾として囲われるという手...
482 :つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM :2008/01/18(金) 22:...
実際、ティファニアの母親は本妻ではない。
ティファニアははっとして、毛布の中で顔をあげる。
「噂からするとお兄ちゃん結構節操ないみたいだし、そういう...
妾にして、ってのはちょっと引かれるかもだけどね」
そう言って、タニアは籠を抱えて部屋を出て行ってしまう。
ドアの閉まる音を聞いて、ティファニアはひょこっと毛布から...
上気しきった頬で、扉を眺めながら、沸きあがった頭で必死に...
んと。私はサイトの一番になりたい?
ううん。サイトは私の一番だけど、私は別に何番でもいい。
そう、サイトが構ってくれるなら、私はどんな扱いでもいい。
あの日みたいに、優しく、いやらしく、いっぱい、可愛がって...
ぽーっとした頭で、ティファニアは考えに考える。
サイトが私をいっぱい可愛がってくれるには、私はサイトの何...
その視線が、本棚を向く。
そこにはあまり本は並べられていない。
ティファニアに本を買うほどのお金はなかった。今その本棚に...
『魔法学基礎T』『錬金の応用』『できる!四十八手』『正しい...
その一冊のタイトルが、ティファニアにインスピレーションを...
そして。
「お姉さま〜!王都で流行りの衣装をお持ちしましたぁ!」
決定打となる、金髪のツインテールの少女が、大きな革袋を抱...
金髪の少女、ベアトリスは満面の笑顔で、革袋から奇妙な衣装...
「これはですねえ、最近王都で評判の衣装でして、伸縮性と密...
ティファニアはその衣装の説明を聞きながら。
どうやって才人に迫るのかを、真剣に考え始めていた。
483 :つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM :2008/01/18(金) 22:...
才人は、ゼロ戦の倉庫で居眠りしていた。
ちょうど倉庫の入り口から日が差し込み、ゼロ戦のコックピッ...
才人はパイロットシートに腰掛け、操縦席の縁に足を乗せて、...
日差しはぽかぽかと暖かく、日が翳るまでずっとそうしていた...
そして、その時はすぐにやってくる。
「サイト…?」
鈴を転がすような声とともに、日が翳る。
才人がその声に薄目を開ける。
その人物の髪に漉かれて、日差しが柔らかい金色に姿を換えて...
特徴的な長い耳を持つその影は。
「…テファ?どったの?」
最近あまり見かけないハーフエルフの少女だった。
ティファニアは、目を醒ました才人の視線を受けると、急に真...
彼女はほんの少しの間俯いて、『だめよティファニア、決心し...
そして言った。
「サイト、い、今、ヒマ?」
「あ、うん。見てのとおりだけどさ」
とりあえずここまでは予定通り。
ティファニアは必死に考えてきた台詞を口にする。
「あ、ああああの、だ、だったら、私の部屋来ない?
え、えっと、い、いい物があるの!」
ティファニアのあまりに必死なその様子に、才人は頷くしかな...
「あ、うん。じゃあ行こうかな」
「じゃ、じゃあ、ささささ先に行ってるね!
ぜ、絶対来てね!約束だからね!」
そこまで言い切って、まるで逃げるように、ティファニアはゼ...
「なんだったんだ、一体…」
あっという間にいなくなったティファニアの挙動に、何か不審...
「…モテモテだねえ相棒」
呆れたように、倉庫の片隅にうっちゃられている伝説が呟いた。
485 :つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM :2008/01/18(金) 22:...
テファの部屋に着くと、うさぎさんがいました。
「あ、あの、サイト…?」
目を点にしている俺に、うさぎさんは困ったような顔で話しか...
そう、そこにはうさぎさんがいました。
臙脂色のレオタードに身を包み、同じ色のタキシードを羽織っ...
白いうさみみのテファうさぎさんがいました。
「や、やっぱりヘン…?」
言ってテファうさぎさんは泣きそうな顔で上目遣いでこっちを...
「…いや。少しもヘンじゃないよ」
うん。ていうかね。
「そ、そう…?」
「むしろ、マーーーーヴェラス!素晴らしいッ!」
こぼれそうにはちきれそうなももりんごとかッ!やーらかそう...
そしてそして何よりも何よりもッ!
その怯えたウサギのような表情っ!正直たまりませんッ!
「さ、サイト、目が怖い…」
おおっと思わず狼さんになってたぜ!
ていうかコレ見て狼にならない男がいたらそいつは間違いなく...
それくらい可愛い、っつーか似合ってる。
俺は軽く深呼吸して自分自身を静めると、テファに言った。
「いいものって…その服?」
これを俺に見せたかったのかな?俺はそう思った。
どっかで見つけてコレ買って、俺に見せたかったってことなの...
…でもチョットマテヨ。
こんな格好を見せたい、ってことは当然アッチ方面絡みってこ...
…こないだ、テファのヴァージン奪っちゃったしなあ…。
…また新しいルートが増えるのか。自重しろ俺のフラグマスタリ...
なんて考えてると、それまで俯いて何か考えていたテファが顔...
その顔は、妙に引き締まっていて、何か覚悟を決めたカンジだ...
…さーて、何が出るかな?もう今更ちょっとやそっとの事じゃ驚...
テファが口を開く。
「ううん、違うの。
私を、サイトの、ペットにして」
「なんですとーっ!?」
思わず俺は間抜けな声を上げて叫んでしまった。
486 :つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM :2008/01/18(金) 22:...
ティファニアは必死な顔で続ける。
「あのね、私考えたの!
私はサイトを好きだけど、サイトの気持ちは大事にしたいっ...
だから、私は一番じゃなくても、いいって…」
そこで一息つく。
才人はまだ先ほどの衝撃から立ち直っていない。畳み掛けるな...
「だからね。だからね。
サイトには恋人もメイドもいるでしょ?だからね、私はペッ...
サイトのペットになって、飼って貰うの…。」
言いながら、その頬がどんどん上気して、目が潤んでいく。
少しずつ間合いを詰め、牡を追い詰めていく。
なんだか妙なティファニアの迫力に、才人の本能が、彼を後ず...
ティファニアは少しずつ、少しずつ、才人を壁際に追い詰めて...
「うわたっ?」
後ろ向きに歩いていた才人は、カーペットの皺に脚をとられ、...
好機と見たティファニアは、その上に倒れこむ。
ティファニアの規格外の胸が才人の下腹部で押しつぶされ、そ...
ティファニアの牝が、歓喜に震える。
…サイト、私のこの格好で…えっちな気分になってくれてるんだ…...
長い間、自慰だけしか与えられなかったティファニアの牝が、...
ティファニアは、濡れ始めている自分を感じながら、中断した...
「えっちで寂しがりやでどうしようもないメスウサギだけど…。
そんなのでよければ…サイトの好きにして、いいんだよ…?」
捕らえた牡の首に腕を回し、潤んだ瞳で見上げ、そして湿った...
甘い湿ったメスウサギの発情した吐息が鼻腔の奥に届いた時、...
「そんなに言うなら…好き勝手したろうやないかコラー!」
「やんっ♪サイト乱暴っ♪」
自分に抱きついて押し倒し返してくる才人に、物凄く嬉しそう...
487 :つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM :2008/01/18(金) 22:...
まず才人がしたことは。
電光石火の早業で、ティファニアの胸を外気に晒す事。
元々サイズギリギリでこぼれそうだったティファニアのももり...
才人はその右側の桜色の先端に問答無用でむしゃぶりつき、そ...
こりこりと歯と指で先端を責めると、ティファニアの喉から啼...
「んぁ!や♪あっ!あぁぁっ!」
少し前までヴァージンだったとは思えないほどの甘い声で、テ...
数週間の自慰行為と処女喪失が、彼女を完全な牝に変えていた。
歯で責めるのに飽きた才人は、今度は母乳を吸うが如くティフ...
ちゅうちゅうと吸い上げられる右胸の先端から、本当に何かが...
「やぁん!そんなっ、すったらぁ!おっぱい、でちゃうよぉ♪」
甘い響きで唄う牝の声が、才人の本能を酔わせる。
乳房ごと吸い取りそうな勢いでティファニアの乳房を吸い上げ...
そして、才人は本能の命じるまま、右手で目の前の牝の身体を...
まずは脇腹。揉みながら撫でると、さらにティファニアの声が...
「やはぁっ!くすぐった…いぃ…やんっ、やぁん!」
そのまま下に手を滑らせながら、小ぶりながら締まった臀部に...
下半身に牡の手が触れたとたん、ティファニアの快感のオクタ...
「ひぁ!えっちぃ…サイトのぉっ…えっちぃ♪」
歓喜と情欲に満ちた牝の鳴き声が、才人の官能を容赦なく愛撫...
才人の矢は、すでに限界まで引き絞られていた。
…だが、今はまだ機ではない。まだ相手の本陣には幾重にも衝立...
才人の指がティファニアの前に回り、革でできた臙脂色のレオ...
それを察知したティファニアの牝の器官が、音を立てて啼く。
才人の指は容易く革のレオタードを引き伸ばし、その奥へ侵攻...
しかし、その指は一枚の薄皮によって阻まれる。
そう、肌が透けるほど薄い布に、黒い繊維を織り込んだ、網ス...
才人の牡はその侵攻を邪魔する薄い防波堤の存在を許さない。
口をティファニアの胸から離し、両膝でティファニアの膝を押...
ティファニアの牝は、襲い掛かってくるであろう牡の暴行に、...
そしてその期待通り。
耳障りな音を立てて、網ストッキングは牡の両手で、力任せに...
びぃぃぃぃぃぃぃぃっ!
裂かれた薄い薄い布の下から、溢れた蜜に塗れた女陰が露にな...
ティファニアのそこはもうすでに大量の粘液で滑っており、前...
しかし、才人の牡は、そこを責めろと才人に命令を下した。
才人は、何の前触れもなく涎をこぼすティファニアの牝の果実...
卑猥な水音をたてて、才人の舌がティファニアの牝を蹂躙する。
「んゃぁ!やぁ!いっ、イイっ、気持ちいいよぉ!」
泣きそうな顔で快楽を訴えながら、ティファニアは声と背筋を...
快楽の電流に促されるまま膝を閉じて、才人の頭を抱え込む。
その行為が才人の舌をティファニアの更に奥へと導く。
膣道の半ばまで才人の舌が割り込み、溢れる蜜を掬いだす。
それは、奇妙な甘さで才人の本能を逆に犯す。
その甘さが才人の獣をさらに加速させる。
才人の口が開いた。ティファニアの蜜と自身の唾液が糸を引く。
獣欲に満たされたその瞳が、はち切れそうなほど尖ったティフ...
488 :つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM :2008/01/18(金) 22:...
そして。
牝の弱点を、牡の歯が、柔らかく、乱暴に、優しく、暴力的に...
「ひ!あっ!あっあっあっ!やぁぁぁっ!」
ティファニアの背筋がびくびくと震え、吹き出た潮が才人の胸...
それまで才人を締め付けて離さなかったティファニアの脚の力...
ティファニアは絶頂の余韻にぐったりと床に身体を投げ出す。
ここが機である。
才人はあっという間にズボンを脱ぎ去ると、ティファニアに覆...
ティファニアは、頬にかかる才人の吐息で目を醒ます。
そして、才人がしようとしていることに気付き、制止の声を上...
「ま、待って…わ、わたし、まだ…逝ったばっ…」
ずぶぅ!
しかし、その言葉に才人は、乱暴なキスと挿入で応えた。
絶頂にまだ軽い痙攣を続けているティファニアの中を、才人の...
塞がれた唇の中で、ティファニアはくぐもった悲鳴を上げる。
「ふふぅ!んふーっ!」
一度絶頂したティファニアの肉襞が軽い絶頂に再び蠢く。
才人はその責めに耐え、ティファニアの細い腰を抱えると、そ...
ぐちゅぐちゅと盛大な水音を立て、ティファニアの割れ目は容...
脱力していた脚が反射で才人の腰に絡みつき、締め上げる。
「やらぁ!くるの、きちゃうのぉ!」
頭を振って更なる高みへの階段を登るティファニア。
その動きに合わせて揺れる大きな肉の塊に、才人は再びむしゃ...
「ひ!お、おっぱいらめぇ!ヘン、ヘンになるのぉ!」
才人の頭を抱え込み、ピストン運動を続ける才人自身を肉襞で...
「ひ、く、いくぅーーーーーーっ!あぁーーーーーーーーーー...
ティファニアの身体中の筋肉が収縮し、全神経が快楽の電流に...
それと同時に。
どくどくどくっ!
才人も限界を迎え、ティファニアの子宮を、熱い欲望で満たし...
490 :つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM :2008/01/18(金) 22:...
結局。
その後、バニーガールの姿をしたティファニアを、才人は気が...
そして二人が目を醒ますともう朝日が昇っていた。
全裸で寝ていた才人が重い頭を振りながら目を開けると、隣で...
「おはよ、サイト♪」
にっこり笑って朝の挨拶をするティファニアに、才人も挨拶で...
「あ、ああ…おはよ」
そして彼の胸に去来する、後悔の念。
…ああ…俺またやっちゃったよ…。これで何人目だろ…。
そんな才人の後悔を他所に、ティファニアは笑顔で続ける。
「服、たたんで机の上に置いてあるから、早く着て帰ってね?」
今までの女の子達からは考えられないその台詞に、才人の顔が...
「え?帰っていいの俺?」
そんな才人に、ティファニアはにっこり笑ったまま続けた。
「うん。ルイズさんには、『お酒に酔って泊めた』って言って...
そしてティファニアはベッドを降りて、クローゼットに向かう。
ハンガーに掛けられた制服一式を取り出し、袖を通す。
そんなティファニアに、もう一度才人は尋ねた。
「え、でもテファ、俺が他の女のところ行ってもいいわけ?」
我ながらなんつー質問だよ、とか思いつつも、才人は尋ねずに...
そんな才人に、ティファニアは裸にブラウスだけを羽織った状...
「いいよ。サイトの好きな所に行って。
だって私は、サイトのペットのうさぎさんなんだから」
そして唇に右の人差し指の先端を当てて、続けた。
「でも、たまには構ってね?うさぎさんはね…」
才人は、寂しいと死んじゃう、とか言うんだろうな、と思って...
ティファニアは、悩ましげに、ウインクなどしながら才人の予...
「…うさぎさんはね、寂しいと…泣いちゃうんだよ?」
そして、両手を後ろに回して、本当に泣きそうな表情になる。
その表情に、才人はたまらないものを感じて。
「テファーっ!」
「ちょ、サイト、ちょっと自重しようよ♪あんっ♪」
裸ワイシャツの、ティファニアを問答無用で押し倒したのだっ...
*追記:結局外泊のばれた才人は、ルイズにきっつぅぅぅぅぅ...
終了行:
481 :つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM :2008/01/18(金) 22:...
目を醒ますと、隣には誰もいない。
当然だ。ここは彼女のために用意された寝室で、他の誰かが寝...
しかし。あの日の朝、彼は確かにそこにいて、初めての朝を迎...
その優しさが嬉しくて思わず泣いてしまい、彼に迷惑をかけて...
はぁ。
口から漏れるため息。
あの日から、彼女は意図的に彼と会うことを避けていた。
廊下の角から出てくる彼を見かける。彼女はすぐに引き返す。
中庭で素振りをしている彼を見かける。彼女はその日一日、中...
食堂に昼食を採りに向かう彼を見かける。彼女の昼食は抜きに...
しかし。
そうする事で、余計に彼への想いは募り、一目見るたび、どう...
彼と話したい。彼に触れたい。彼に…抱かれたい。
その想いがよぎるたび、ティファニアは自分自身に言葉をかけ...
『サイトにはルイズさんがいる』
彼には命を賭しても守りたいと思う、大事な人がいる。
それは、自分ではないと、ティファニアは理解していた。
だが、心の外、身体の真ん中に巣食ってしまった欲求が、本能...
『抱いて欲しい』
あの時のように、乱暴に優しく、貫いて欲しい。
あの時のように、優しく抱き寄せ、気が触れるまで乱暴に犯し...
あの時のように、ただひたすらに溶ける様な欲望で、乾いた子...
ぐるぐる回る思考は、やがてティファニアの指を半ば強制的に...
肌色の丘の上でふっくらと膨らみ、実り始めた桜色の小さな果...
薄い恥毛の上を左手がなぞり、開き始めた肉の花弁の中心を中...
身体中を走り回るピンク色の電流に、ベッドの上でティファニ...
「あは…ぁ…サイ…とぉ…ンんッ…」
夜着に汗と愛液と淫らな声を絡ませながら、朝日の下、ティフ...
そしてこの自慰行為は、朝食の鐘の直前まで続く。
これが最近、ティファニアの朝の習慣になりつつあった。
「…そんなに好きなら素直に言っちゃえばいいのに」
そこへひょっこり、ブルネットの少女がベッドの脇から顔を出...
ティファニアは慌てて飛び起き、乱れた髪と服を調えて少女の...
「た、タニアっ?いつからいたのっ?」
「んー?お兄ちゃんの名前を呼び始めた辺り?
『朝ごはんだよ』って外から呼んでも聞こえなかったみたい...
つまりは。
タニアはティファニアの自慰を間近で見ていたことになる。
ティファニアの顔が火を噴く。そしてティファニアは毛布を頭...
タニアは淡々と洗濯物を籠に放り込み、そして毛布に潜り込ん...
「あのさー。相手に本命がいるならさ、妾ってテもアリなんじ...
お姉ちゃんが一番がイイ、ってんなら話は別だけどもさ」
それは貴族社会ならではの考え方だった。
本妻を望まなければ、好いた相手に妾として囲われるという手...
482 :つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM :2008/01/18(金) 22:...
実際、ティファニアの母親は本妻ではない。
ティファニアははっとして、毛布の中で顔をあげる。
「噂からするとお兄ちゃん結構節操ないみたいだし、そういう...
妾にして、ってのはちょっと引かれるかもだけどね」
そう言って、タニアは籠を抱えて部屋を出て行ってしまう。
ドアの閉まる音を聞いて、ティファニアはひょこっと毛布から...
上気しきった頬で、扉を眺めながら、沸きあがった頭で必死に...
んと。私はサイトの一番になりたい?
ううん。サイトは私の一番だけど、私は別に何番でもいい。
そう、サイトが構ってくれるなら、私はどんな扱いでもいい。
あの日みたいに、優しく、いやらしく、いっぱい、可愛がって...
ぽーっとした頭で、ティファニアは考えに考える。
サイトが私をいっぱい可愛がってくれるには、私はサイトの何...
その視線が、本棚を向く。
そこにはあまり本は並べられていない。
ティファニアに本を買うほどのお金はなかった。今その本棚に...
『魔法学基礎T』『錬金の応用』『できる!四十八手』『正しい...
その一冊のタイトルが、ティファニアにインスピレーションを...
そして。
「お姉さま〜!王都で流行りの衣装をお持ちしましたぁ!」
決定打となる、金髪のツインテールの少女が、大きな革袋を抱...
金髪の少女、ベアトリスは満面の笑顔で、革袋から奇妙な衣装...
「これはですねえ、最近王都で評判の衣装でして、伸縮性と密...
ティファニアはその衣装の説明を聞きながら。
どうやって才人に迫るのかを、真剣に考え始めていた。
483 :つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM :2008/01/18(金) 22:...
才人は、ゼロ戦の倉庫で居眠りしていた。
ちょうど倉庫の入り口から日が差し込み、ゼロ戦のコックピッ...
才人はパイロットシートに腰掛け、操縦席の縁に足を乗せて、...
日差しはぽかぽかと暖かく、日が翳るまでずっとそうしていた...
そして、その時はすぐにやってくる。
「サイト…?」
鈴を転がすような声とともに、日が翳る。
才人がその声に薄目を開ける。
その人物の髪に漉かれて、日差しが柔らかい金色に姿を換えて...
特徴的な長い耳を持つその影は。
「…テファ?どったの?」
最近あまり見かけないハーフエルフの少女だった。
ティファニアは、目を醒ました才人の視線を受けると、急に真...
彼女はほんの少しの間俯いて、『だめよティファニア、決心し...
そして言った。
「サイト、い、今、ヒマ?」
「あ、うん。見てのとおりだけどさ」
とりあえずここまでは予定通り。
ティファニアは必死に考えてきた台詞を口にする。
「あ、ああああの、だ、だったら、私の部屋来ない?
え、えっと、い、いい物があるの!」
ティファニアのあまりに必死なその様子に、才人は頷くしかな...
「あ、うん。じゃあ行こうかな」
「じゃ、じゃあ、ささささ先に行ってるね!
ぜ、絶対来てね!約束だからね!」
そこまで言い切って、まるで逃げるように、ティファニアはゼ...
「なんだったんだ、一体…」
あっという間にいなくなったティファニアの挙動に、何か不審...
「…モテモテだねえ相棒」
呆れたように、倉庫の片隅にうっちゃられている伝説が呟いた。
485 :つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM :2008/01/18(金) 22:...
テファの部屋に着くと、うさぎさんがいました。
「あ、あの、サイト…?」
目を点にしている俺に、うさぎさんは困ったような顔で話しか...
そう、そこにはうさぎさんがいました。
臙脂色のレオタードに身を包み、同じ色のタキシードを羽織っ...
白いうさみみのテファうさぎさんがいました。
「や、やっぱりヘン…?」
言ってテファうさぎさんは泣きそうな顔で上目遣いでこっちを...
「…いや。少しもヘンじゃないよ」
うん。ていうかね。
「そ、そう…?」
「むしろ、マーーーーヴェラス!素晴らしいッ!」
こぼれそうにはちきれそうなももりんごとかッ!やーらかそう...
そしてそして何よりも何よりもッ!
その怯えたウサギのような表情っ!正直たまりませんッ!
「さ、サイト、目が怖い…」
おおっと思わず狼さんになってたぜ!
ていうかコレ見て狼にならない男がいたらそいつは間違いなく...
それくらい可愛い、っつーか似合ってる。
俺は軽く深呼吸して自分自身を静めると、テファに言った。
「いいものって…その服?」
これを俺に見せたかったのかな?俺はそう思った。
どっかで見つけてコレ買って、俺に見せたかったってことなの...
…でもチョットマテヨ。
こんな格好を見せたい、ってことは当然アッチ方面絡みってこ...
…こないだ、テファのヴァージン奪っちゃったしなあ…。
…また新しいルートが増えるのか。自重しろ俺のフラグマスタリ...
なんて考えてると、それまで俯いて何か考えていたテファが顔...
その顔は、妙に引き締まっていて、何か覚悟を決めたカンジだ...
…さーて、何が出るかな?もう今更ちょっとやそっとの事じゃ驚...
テファが口を開く。
「ううん、違うの。
私を、サイトの、ペットにして」
「なんですとーっ!?」
思わず俺は間抜けな声を上げて叫んでしまった。
486 :つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM :2008/01/18(金) 22:...
ティファニアは必死な顔で続ける。
「あのね、私考えたの!
私はサイトを好きだけど、サイトの気持ちは大事にしたいっ...
だから、私は一番じゃなくても、いいって…」
そこで一息つく。
才人はまだ先ほどの衝撃から立ち直っていない。畳み掛けるな...
「だからね。だからね。
サイトには恋人もメイドもいるでしょ?だからね、私はペッ...
サイトのペットになって、飼って貰うの…。」
言いながら、その頬がどんどん上気して、目が潤んでいく。
少しずつ間合いを詰め、牡を追い詰めていく。
なんだか妙なティファニアの迫力に、才人の本能が、彼を後ず...
ティファニアは少しずつ、少しずつ、才人を壁際に追い詰めて...
「うわたっ?」
後ろ向きに歩いていた才人は、カーペットの皺に脚をとられ、...
好機と見たティファニアは、その上に倒れこむ。
ティファニアの規格外の胸が才人の下腹部で押しつぶされ、そ...
ティファニアの牝が、歓喜に震える。
…サイト、私のこの格好で…えっちな気分になってくれてるんだ…...
長い間、自慰だけしか与えられなかったティファニアの牝が、...
ティファニアは、濡れ始めている自分を感じながら、中断した...
「えっちで寂しがりやでどうしようもないメスウサギだけど…。
そんなのでよければ…サイトの好きにして、いいんだよ…?」
捕らえた牡の首に腕を回し、潤んだ瞳で見上げ、そして湿った...
甘い湿ったメスウサギの発情した吐息が鼻腔の奥に届いた時、...
「そんなに言うなら…好き勝手したろうやないかコラー!」
「やんっ♪サイト乱暴っ♪」
自分に抱きついて押し倒し返してくる才人に、物凄く嬉しそう...
487 :つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM :2008/01/18(金) 22:...
まず才人がしたことは。
電光石火の早業で、ティファニアの胸を外気に晒す事。
元々サイズギリギリでこぼれそうだったティファニアのももり...
才人はその右側の桜色の先端に問答無用でむしゃぶりつき、そ...
こりこりと歯と指で先端を責めると、ティファニアの喉から啼...
「んぁ!や♪あっ!あぁぁっ!」
少し前までヴァージンだったとは思えないほどの甘い声で、テ...
数週間の自慰行為と処女喪失が、彼女を完全な牝に変えていた。
歯で責めるのに飽きた才人は、今度は母乳を吸うが如くティフ...
ちゅうちゅうと吸い上げられる右胸の先端から、本当に何かが...
「やぁん!そんなっ、すったらぁ!おっぱい、でちゃうよぉ♪」
甘い響きで唄う牝の声が、才人の本能を酔わせる。
乳房ごと吸い取りそうな勢いでティファニアの乳房を吸い上げ...
そして、才人は本能の命じるまま、右手で目の前の牝の身体を...
まずは脇腹。揉みながら撫でると、さらにティファニアの声が...
「やはぁっ!くすぐった…いぃ…やんっ、やぁん!」
そのまま下に手を滑らせながら、小ぶりながら締まった臀部に...
下半身に牡の手が触れたとたん、ティファニアの快感のオクタ...
「ひぁ!えっちぃ…サイトのぉっ…えっちぃ♪」
歓喜と情欲に満ちた牝の鳴き声が、才人の官能を容赦なく愛撫...
才人の矢は、すでに限界まで引き絞られていた。
…だが、今はまだ機ではない。まだ相手の本陣には幾重にも衝立...
才人の指がティファニアの前に回り、革でできた臙脂色のレオ...
それを察知したティファニアの牝の器官が、音を立てて啼く。
才人の指は容易く革のレオタードを引き伸ばし、その奥へ侵攻...
しかし、その指は一枚の薄皮によって阻まれる。
そう、肌が透けるほど薄い布に、黒い繊維を織り込んだ、網ス...
才人の牡はその侵攻を邪魔する薄い防波堤の存在を許さない。
口をティファニアの胸から離し、両膝でティファニアの膝を押...
ティファニアの牝は、襲い掛かってくるであろう牡の暴行に、...
そしてその期待通り。
耳障りな音を立てて、網ストッキングは牡の両手で、力任せに...
びぃぃぃぃぃぃぃぃっ!
裂かれた薄い薄い布の下から、溢れた蜜に塗れた女陰が露にな...
ティファニアのそこはもうすでに大量の粘液で滑っており、前...
しかし、才人の牡は、そこを責めろと才人に命令を下した。
才人は、何の前触れもなく涎をこぼすティファニアの牝の果実...
卑猥な水音をたてて、才人の舌がティファニアの牝を蹂躙する。
「んゃぁ!やぁ!いっ、イイっ、気持ちいいよぉ!」
泣きそうな顔で快楽を訴えながら、ティファニアは声と背筋を...
快楽の電流に促されるまま膝を閉じて、才人の頭を抱え込む。
その行為が才人の舌をティファニアの更に奥へと導く。
膣道の半ばまで才人の舌が割り込み、溢れる蜜を掬いだす。
それは、奇妙な甘さで才人の本能を逆に犯す。
その甘さが才人の獣をさらに加速させる。
才人の口が開いた。ティファニアの蜜と自身の唾液が糸を引く。
獣欲に満たされたその瞳が、はち切れそうなほど尖ったティフ...
488 :つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM :2008/01/18(金) 22:...
そして。
牝の弱点を、牡の歯が、柔らかく、乱暴に、優しく、暴力的に...
「ひ!あっ!あっあっあっ!やぁぁぁっ!」
ティファニアの背筋がびくびくと震え、吹き出た潮が才人の胸...
それまで才人を締め付けて離さなかったティファニアの脚の力...
ティファニアは絶頂の余韻にぐったりと床に身体を投げ出す。
ここが機である。
才人はあっという間にズボンを脱ぎ去ると、ティファニアに覆...
ティファニアは、頬にかかる才人の吐息で目を醒ます。
そして、才人がしようとしていることに気付き、制止の声を上...
「ま、待って…わ、わたし、まだ…逝ったばっ…」
ずぶぅ!
しかし、その言葉に才人は、乱暴なキスと挿入で応えた。
絶頂にまだ軽い痙攣を続けているティファニアの中を、才人の...
塞がれた唇の中で、ティファニアはくぐもった悲鳴を上げる。
「ふふぅ!んふーっ!」
一度絶頂したティファニアの肉襞が軽い絶頂に再び蠢く。
才人はその責めに耐え、ティファニアの細い腰を抱えると、そ...
ぐちゅぐちゅと盛大な水音を立て、ティファニアの割れ目は容...
脱力していた脚が反射で才人の腰に絡みつき、締め上げる。
「やらぁ!くるの、きちゃうのぉ!」
頭を振って更なる高みへの階段を登るティファニア。
その動きに合わせて揺れる大きな肉の塊に、才人は再びむしゃ...
「ひ!お、おっぱいらめぇ!ヘン、ヘンになるのぉ!」
才人の頭を抱え込み、ピストン運動を続ける才人自身を肉襞で...
「ひ、く、いくぅーーーーーーっ!あぁーーーーーーーーーー...
ティファニアの身体中の筋肉が収縮し、全神経が快楽の電流に...
それと同時に。
どくどくどくっ!
才人も限界を迎え、ティファニアの子宮を、熱い欲望で満たし...
490 :つきにかわって××よ ◆mQKcT9WQPM :2008/01/18(金) 22:...
結局。
その後、バニーガールの姿をしたティファニアを、才人は気が...
そして二人が目を醒ますともう朝日が昇っていた。
全裸で寝ていた才人が重い頭を振りながら目を開けると、隣で...
「おはよ、サイト♪」
にっこり笑って朝の挨拶をするティファニアに、才人も挨拶で...
「あ、ああ…おはよ」
そして彼の胸に去来する、後悔の念。
…ああ…俺またやっちゃったよ…。これで何人目だろ…。
そんな才人の後悔を他所に、ティファニアは笑顔で続ける。
「服、たたんで机の上に置いてあるから、早く着て帰ってね?」
今までの女の子達からは考えられないその台詞に、才人の顔が...
「え?帰っていいの俺?」
そんな才人に、ティファニアはにっこり笑ったまま続けた。
「うん。ルイズさんには、『お酒に酔って泊めた』って言って...
そしてティファニアはベッドを降りて、クローゼットに向かう。
ハンガーに掛けられた制服一式を取り出し、袖を通す。
そんなティファニアに、もう一度才人は尋ねた。
「え、でもテファ、俺が他の女のところ行ってもいいわけ?」
我ながらなんつー質問だよ、とか思いつつも、才人は尋ねずに...
そんな才人に、ティファニアは裸にブラウスだけを羽織った状...
「いいよ。サイトの好きな所に行って。
だって私は、サイトのペットのうさぎさんなんだから」
そして唇に右の人差し指の先端を当てて、続けた。
「でも、たまには構ってね?うさぎさんはね…」
才人は、寂しいと死んじゃう、とか言うんだろうな、と思って...
ティファニアは、悩ましげに、ウインクなどしながら才人の予...
「…うさぎさんはね、寂しいと…泣いちゃうんだよ?」
そして、両手を後ろに回して、本当に泣きそうな表情になる。
その表情に、才人はたまらないものを感じて。
「テファーっ!」
「ちょ、サイト、ちょっと自重しようよ♪あんっ♪」
裸ワイシャツの、ティファニアを問答無用で押し倒したのだっ...
*追記:結局外泊のばれた才人は、ルイズにきっつぅぅぅぅぅ...
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