ゼロの使い魔保管庫
[
トップ
] [
新規
|
一覧
|
単語検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
開始行:
437 名前:Lv.見習[sage] 投稿日:2008/02/08(金) 01:32:17 I...
さっきちらっとアルトネリコな会話してたら思いついちゃった...
その勢いのまま2時間くらいでぱっと書いちゃったんだ。反省は...
全然アルトネリコな雰囲気出てないけど、元ネタ知らない人には
意味不明になりそうなところがあったからわざとずらした。
元ネタわかってる人はわらってくれ。
興味ない人はそのままスルーしてくれ。
#br
#br
#br
#br
#br
#br
438 名前:ゼロトネリコ Lv? 寂寥と愛欲[sage] 投稿日:...
「ん……あれ? ここどこだよ?」
ふと目をさまし、周囲を見回すと……、そこは異世界だった。
……といっても、才人がボケているわけではない。
さわさわと揺れる草原からの視界は広く、はるかに孤島のよ...
才人はこんな土地はまるで見覚えがない。
大体、昨日は確かに普通にいつもどおりに、ルイズのベッド...
なのに、なんでこんな野っ原で目が覚める?
はるかに見渡せば、猛る活火山に、遠く崖下に流れ落ちる滝。
点々と見えているのは王宮と、ラ・ヴァリエール邸だろうか?
幸いというべきか、見慣れた魔法学院がすぐ近くに見える。
ただ、それらはどうにも寒々とした雰囲気をかもし出して、...
なぜか柔らかな光を放っていた。
「しっかし……、誰もいねえみたいだな。参ったねこりゃ」
背中に背負っているはずのデルフリンガーもいない。
ムダに長生きしてるデルフなら少しはわかるかもしれないと...
今回はアテにできないらしかった。
「うーん……、座っててもしかたねえし、とりあえず、あちこち...
#br
#br
#br
才人がとりあえず訪れたのは、トリステイン魔法学院だった。
見慣れた道を通っていくが、なぜか生徒たちの姿をまったく...
これだけ違和感のある世界であるのに、ルイズがいつも通り...
それでも才人は寮の一室、おなじみのルイズの部屋に訪れた。
「おい、ルイズ。いるか?」
ノックもなしに扉をばっとあける。
……いた。ベッドの上、シーツをかぶっているのは、間違いな...
「サイト……」
言って、ルイズはそっとシーツから顔だけを覗かせる。
才人はそれでようやくほっと一息ついた。
「あー、すぐ会えてよかったよ。なあルイズ、ここってどこな...
「どこって……、ここはわたしの部屋よ」
「そりゃわかってるよ。でも、なんかこの世界ヘンだろ?」
「ヘンじゃないわ。ここはわたしの部屋よ」
どうにも話が通じない。困った才人は頭をかいた。
「でも風景も妙だったし、なにより学院内のどこ行っても誰も...
「それでいいの」
「ん? 何言って……?」
予想外の言葉にうろたえる才人の目の前でルイズははらりと...
その下はごく僅かな布地で要所のみを隠している、下着より...
うん、これはあれだ。「あぶないビスチェ」ってヤツだ。
「……って、こ、こら! なんてもん着てんだよお前!」
「あ、こういう服じゃサイトは興ざめしちゃう? じゃあ脱ぐ...
「ま、待てーーー! 脱ぐなっ!!」
言うなり肩紐に手をかけたルイズに慌てて駆け寄って、先程...
頭からかぶらせた。そのままシーツごとベッドに押し付ける。
危ない。何が危ないって、何かヤバいものがぞくぞくと湧き...
暴れそうになる本能から逃れようと、才人は頭をぶんぶんと...
押さえる手が緩んだ隙に、シーツの隙間から繊手がすいと忍...
その感触に才人はおもわずぴたりと動きを止める。
「もう……、やっぱりサイトってば、ケダモノなんだから」
潤んだ瞳。そして、いつもの声より、数段煽情的な声が才人...
ち、ちがう。このルイズはいつものルイズじゃないんだ。ち...
才人はもはや己にいい聞かすように内心でつぶやき続ける。
「ちょ、ちょっとまて。それより早く外に出てだな……、皆を探...
「え……、皆の前でシタいの? そんなことさせるなんて……、サ...
ぽっと頬を染めて視線をはずす仕草といったら……。
才人は思わず伸ばしそうになる手をぎりぎりとつねり上げて...
「ま、まあ、落ち着けって。それより皆を探そうぜ。な?」
「……イヤよ」
「イヤって……、なんでだよ」
「だって、サイトと二人きりでいたいんだもん」
あっさりすんなりと躊躇いもせずにルイズはそんなことを言...
聞いた才人は下顎がすとんと地に落ちた気がした。
おかしい……、おかしすぎる。
仮にそう思ったとしても、ルイズがそんなことを言うはずが...
「お、おい……ルイズ」
「ねえ、ずっと一緒にいて。わたしのカラダ……、サイトなら、...
言いながら白い素肌に才人の手を持っていった。
鎖骨の上をつうっと滑って、才人の指先はビスチェの肩紐の...
生唾を飲み込むと、喉があまり行儀の良くない音を鳴らした。
「……お、お前……、ほんとにルイズか?」
「そうよ。わたしはわたし。……っていっても、わたし全部じゃ...
にこ、と微笑んだその笑顔に見覚えがあった。
「まさか……、またモンモンの惚れ薬飲んじまったのかよ?」
「飲んで無いわ。だって、薬なんて使わなくてもわたしは元々...
ルイズの中の、サイトの事が大好きでしょうがない部分よ」
肌に触れた手はそのままするすると導かれて、胸当ての内側...
細身なのにふんわり柔らかいその上、存在を主張する小さな...
ルイズが、自分を大好きだと言った……。
それもあって、才人の意識はこれまでの思いやら情欲が溢れ...
今、手のうちにある膨らみをもっと実感したくなって、才人...
……しかし、ふと見下ろしたルイズの表情に、暴力的な熱は急...
ルイズがどうしてこんなことをしているのかがわかってしま...
こんな行為に及ぼうとしていながらも、その瞳は熱欲ではな...
「……る、ルイズ。やっぱだめだ。こんなのやめよう」
「ど、どうして? わたしじゃだめ? むね、ちっちゃいから...
「違うよ。……俺はルイズのこと大好きだけど、身体が目当てで...
「でも……、いつもちいねえさまとかティファニアとか、大きい...
「つ、つい見ちゃうけど、それだけ。大体、俺が胸の大きさし...
今頃見境なくあちこち言い寄ってるだろ?」
「……そうね、それはそうかもしれないけど」
「だから、こんな無理しなくていいんだ。いつものままのお前...
控えめにしては欲しいけど、それはともかく、ルイズはルイズ...
身体で繋がらなくても、胸の大きさがそのままでも、俺はルイ...
「……ホントに?」
「うん」
ルイズがほっとした顔をした瞬間、窓の外が眩く光った。
「あ……」
「な、なんだ? あの光は……、俺がさっきいた草原?」
「パラダイムシフトだわ」
「……はあ? パラダイム……なんだって?」
「行きましょ。次のわたしが待ってるわ」
「つ、次のわたしぃ??」
#br
#br
#br
ごつん。
ぱちりと目を開けると、そのすぐ目の前にあったのは床だっ...
窓からさわやかな朝の光が差している。
「いてて……、んー? ……なんか、妙な夢見てたような気がする」
「ぅん……? おはよ、サイト。……今日はずいぶん寝相が悪かっ...
「うーん……そうみたいだな。おはよう、ルイ、ズ……」
言って才人は、あくびをして大きく伸びをするルイズを見た。
朝の光に照らし出されたその姿を視野に納めた瞬間、才人の...
「……って、こ、こら! なんてもん着てんだよお前!」
「え?何? ……きゃああっ!」
指摘されたルイズは即座にシーツをひっかぶった。
おかしい。おかしいっつーの!
うっすらしか覚えてない夢のなかで、唯一鮮明に残っていた...
これは……、さっき夢の中でみた「あぶないビスチェ」じゃな...
#br
#br
― ルイズのコスモスフィアLv?を完了しました。
コスチューム【せくしぃビスチェ】を手に入れました ―
#br
#br
#br
#set_tags(サイト,ルイズ,コメディ)
終了行:
437 名前:Lv.見習[sage] 投稿日:2008/02/08(金) 01:32:17 I...
さっきちらっとアルトネリコな会話してたら思いついちゃった...
その勢いのまま2時間くらいでぱっと書いちゃったんだ。反省は...
全然アルトネリコな雰囲気出てないけど、元ネタ知らない人には
意味不明になりそうなところがあったからわざとずらした。
元ネタわかってる人はわらってくれ。
興味ない人はそのままスルーしてくれ。
#br
#br
#br
#br
#br
#br
438 名前:ゼロトネリコ Lv? 寂寥と愛欲[sage] 投稿日:...
「ん……あれ? ここどこだよ?」
ふと目をさまし、周囲を見回すと……、そこは異世界だった。
……といっても、才人がボケているわけではない。
さわさわと揺れる草原からの視界は広く、はるかに孤島のよ...
才人はこんな土地はまるで見覚えがない。
大体、昨日は確かに普通にいつもどおりに、ルイズのベッド...
なのに、なんでこんな野っ原で目が覚める?
はるかに見渡せば、猛る活火山に、遠く崖下に流れ落ちる滝。
点々と見えているのは王宮と、ラ・ヴァリエール邸だろうか?
幸いというべきか、見慣れた魔法学院がすぐ近くに見える。
ただ、それらはどうにも寒々とした雰囲気をかもし出して、...
なぜか柔らかな光を放っていた。
「しっかし……、誰もいねえみたいだな。参ったねこりゃ」
背中に背負っているはずのデルフリンガーもいない。
ムダに長生きしてるデルフなら少しはわかるかもしれないと...
今回はアテにできないらしかった。
「うーん……、座っててもしかたねえし、とりあえず、あちこち...
#br
#br
#br
才人がとりあえず訪れたのは、トリステイン魔法学院だった。
見慣れた道を通っていくが、なぜか生徒たちの姿をまったく...
これだけ違和感のある世界であるのに、ルイズがいつも通り...
それでも才人は寮の一室、おなじみのルイズの部屋に訪れた。
「おい、ルイズ。いるか?」
ノックもなしに扉をばっとあける。
……いた。ベッドの上、シーツをかぶっているのは、間違いな...
「サイト……」
言って、ルイズはそっとシーツから顔だけを覗かせる。
才人はそれでようやくほっと一息ついた。
「あー、すぐ会えてよかったよ。なあルイズ、ここってどこな...
「どこって……、ここはわたしの部屋よ」
「そりゃわかってるよ。でも、なんかこの世界ヘンだろ?」
「ヘンじゃないわ。ここはわたしの部屋よ」
どうにも話が通じない。困った才人は頭をかいた。
「でも風景も妙だったし、なにより学院内のどこ行っても誰も...
「それでいいの」
「ん? 何言って……?」
予想外の言葉にうろたえる才人の目の前でルイズははらりと...
その下はごく僅かな布地で要所のみを隠している、下着より...
うん、これはあれだ。「あぶないビスチェ」ってヤツだ。
「……って、こ、こら! なんてもん着てんだよお前!」
「あ、こういう服じゃサイトは興ざめしちゃう? じゃあ脱ぐ...
「ま、待てーーー! 脱ぐなっ!!」
言うなり肩紐に手をかけたルイズに慌てて駆け寄って、先程...
頭からかぶらせた。そのままシーツごとベッドに押し付ける。
危ない。何が危ないって、何かヤバいものがぞくぞくと湧き...
暴れそうになる本能から逃れようと、才人は頭をぶんぶんと...
押さえる手が緩んだ隙に、シーツの隙間から繊手がすいと忍...
その感触に才人はおもわずぴたりと動きを止める。
「もう……、やっぱりサイトってば、ケダモノなんだから」
潤んだ瞳。そして、いつもの声より、数段煽情的な声が才人...
ち、ちがう。このルイズはいつものルイズじゃないんだ。ち...
才人はもはや己にいい聞かすように内心でつぶやき続ける。
「ちょ、ちょっとまて。それより早く外に出てだな……、皆を探...
「え……、皆の前でシタいの? そんなことさせるなんて……、サ...
ぽっと頬を染めて視線をはずす仕草といったら……。
才人は思わず伸ばしそうになる手をぎりぎりとつねり上げて...
「ま、まあ、落ち着けって。それより皆を探そうぜ。な?」
「……イヤよ」
「イヤって……、なんでだよ」
「だって、サイトと二人きりでいたいんだもん」
あっさりすんなりと躊躇いもせずにルイズはそんなことを言...
聞いた才人は下顎がすとんと地に落ちた気がした。
おかしい……、おかしすぎる。
仮にそう思ったとしても、ルイズがそんなことを言うはずが...
「お、おい……ルイズ」
「ねえ、ずっと一緒にいて。わたしのカラダ……、サイトなら、...
言いながら白い素肌に才人の手を持っていった。
鎖骨の上をつうっと滑って、才人の指先はビスチェの肩紐の...
生唾を飲み込むと、喉があまり行儀の良くない音を鳴らした。
「……お、お前……、ほんとにルイズか?」
「そうよ。わたしはわたし。……っていっても、わたし全部じゃ...
にこ、と微笑んだその笑顔に見覚えがあった。
「まさか……、またモンモンの惚れ薬飲んじまったのかよ?」
「飲んで無いわ。だって、薬なんて使わなくてもわたしは元々...
ルイズの中の、サイトの事が大好きでしょうがない部分よ」
肌に触れた手はそのままするすると導かれて、胸当ての内側...
細身なのにふんわり柔らかいその上、存在を主張する小さな...
ルイズが、自分を大好きだと言った……。
それもあって、才人の意識はこれまでの思いやら情欲が溢れ...
今、手のうちにある膨らみをもっと実感したくなって、才人...
……しかし、ふと見下ろしたルイズの表情に、暴力的な熱は急...
ルイズがどうしてこんなことをしているのかがわかってしま...
こんな行為に及ぼうとしていながらも、その瞳は熱欲ではな...
「……る、ルイズ。やっぱだめだ。こんなのやめよう」
「ど、どうして? わたしじゃだめ? むね、ちっちゃいから...
「違うよ。……俺はルイズのこと大好きだけど、身体が目当てで...
「でも……、いつもちいねえさまとかティファニアとか、大きい...
「つ、つい見ちゃうけど、それだけ。大体、俺が胸の大きさし...
今頃見境なくあちこち言い寄ってるだろ?」
「……そうね、それはそうかもしれないけど」
「だから、こんな無理しなくていいんだ。いつものままのお前...
控えめにしては欲しいけど、それはともかく、ルイズはルイズ...
身体で繋がらなくても、胸の大きさがそのままでも、俺はルイ...
「……ホントに?」
「うん」
ルイズがほっとした顔をした瞬間、窓の外が眩く光った。
「あ……」
「な、なんだ? あの光は……、俺がさっきいた草原?」
「パラダイムシフトだわ」
「……はあ? パラダイム……なんだって?」
「行きましょ。次のわたしが待ってるわ」
「つ、次のわたしぃ??」
#br
#br
#br
ごつん。
ぱちりと目を開けると、そのすぐ目の前にあったのは床だっ...
窓からさわやかな朝の光が差している。
「いてて……、んー? ……なんか、妙な夢見てたような気がする」
「ぅん……? おはよ、サイト。……今日はずいぶん寝相が悪かっ...
「うーん……そうみたいだな。おはよう、ルイ、ズ……」
言って才人は、あくびをして大きく伸びをするルイズを見た。
朝の光に照らし出されたその姿を視野に納めた瞬間、才人の...
「……って、こ、こら! なんてもん着てんだよお前!」
「え?何? ……きゃああっ!」
指摘されたルイズは即座にシーツをひっかぶった。
おかしい。おかしいっつーの!
うっすらしか覚えてない夢のなかで、唯一鮮明に残っていた...
これは……、さっき夢の中でみた「あぶないビスチェ」じゃな...
#br
#br
― ルイズのコスモスフィアLv?を完了しました。
コスチューム【せくしぃビスチェ】を手に入れました ―
#br
#br
#br
#set_tags(サイト,ルイズ,コメディ)
ページ名: