ゼロの使い魔保管庫
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それは蒼から始まった物語 (7):HEAT 1 バレッ...
#br
魔法学院の生徒達は皆貴族の子息子女、未来の紳士淑女候補で...
毎晩3人の王家の少女と仲良くシッポリしている某黒髪の青年...
とにかく、そんな少年少女ばかりだからこそ休日の過ごし方は...
馬を遠乗りするか、部屋で趣味にでも耽るか、魔法の鍛錬でも...
『貴族たるもの優雅であれ』が一般的であるハルケギニアでは...
そして、この少女達もその例外ではなく――――
「・・・暇ねぇ」
赤髪褐色肌の少女、キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォ...
何とも舌を噛みそうなフルネームだが我慢して欲しい。誰か一...
動作に合わせて、下着のラインが全く見えない豊満な胸元がプ...
この学院で過ごす野郎どもなら確実に彼女に釘付けになるだろ...
それ以上の脅威を持ったお妾さん2号(オプション:尖がりエ...
青い本妻と、同じく青いお妾さん1号と仲良く一緒に。誰か藁...
ちなみに前者の属性はツンデレ姉系着痩せタイプ、後者はクー...
「確かに娯楽とかって少ないよな、ここ」
「むしろ私達の所が騒がしすぎたのさ。というか、いつも賑や...
「愉快痛快、コメディアンも形無し」
ちなみにジョゼフがボケでサイトはツッコミだ。時々イザベラ...
そしてシャルロットが締めのオチ担当。冷静かつ的確な一言は...
何だか一国の指導者として色々と間違ってる気がとってもする...
この作品自体ボケとエロと萌えで構成されてるんだから、今更...
「男漁りは飽きたのかい?またあれこれ貢がせりゃ少しは暇が...
「たまにはそれ以外もしたくなる時もあるのよ。皆つまらない...
「そ、それはちょっと、言い過ぎじゃないかなぁ」
相手によっては怒らせるのに充分な一言を言ったイザベラだが...
だって事実だし。
対照的―主な理由は髪と得意な魔法の系統―なイザベラとキュル...
だが2人共明け透けなのを好む似たような性格の為か、お互い...
キュルケは『火』のトライアングルである為同じくトライアン...
そして生来によるものか生まれなどをあまり気にしないゲルマ...
イザベラだけでなく、他国からの留学生である王家の彼女達に...
それがサイトの客観的視点を考慮して出した結論だ。
紛れも無く良い事だろう。彼女達の会話の内容は男として激し...
「大体ねぇ、トリステインの男は皆口ばかりで心が篭ってない...
「まあアンタの色仕掛けにホイホイ引っかかる様な男は皆そう...
「下半身に忠実」
何とも厳しい事で。幾ら該当しない(多分)サイトも思わず頬...
「・・・シャルロット、そろそろ私と交代する時間だよ」
「もうちょっとだけ」
「10分前もそう言ったじゃないか。それじゃあこれでいいだ...
イザベラが杖を振ると、『レビテーション』をかけられたシャ...
空いたサイトの膝に今度はイザベラが素早く腰を下ろして、そ...
瞬間周囲の視線・・・主に向けてくる相手は男子生徒ばかり・...
イザベラ共々サイトに抱き締められ、イザベラに優しく頭を撫...
そんな3人の様子をキュルケは呆れた様子で見ている。
「本当・・・仲が良いわね」
「結構長い付き合いだしねえ。昔からこういう風にして貰って...
「2人の膝の上、落ち着く」
「足は痺れたりするけどまあ慣れたし。俺もこうして抱き締め...
ピュアにラブラブである。しかも姉妹丼である。何気にハブら...
これでほぼ毎晩毎晩王家の跡継ぎの3人が揃って仲良く、パッ...
つーかヤるのは構わないがもうちょっと落ち着いてして欲しい。
主に4人がイタす時に使ってるイザベラの部屋の隣はキュルケ...
彼女達と交流を持つ様になってから、時折キュルケが感じるよ...
こんな風に純粋に―男1人に女3人という比率は置いといて―幸...
―――――たまにはあたしも、純粋な恋愛がしてみたい。
それは彼女にとってある意味、もっとも贅沢な悩みだった。
#br
とある日の『虚無』の曜日。
キュルケはいつかと同じ様に受け皿に紅茶のカップを乗せると...
但し今回テーブルに座っているのは彼女1人で、場所はトリス...
かれこれ21人目の男友達に誘われて暇潰しのデートとばかり...
一緒に店を廻ってる途中(もちろん代金は男持ち)で、何だか...
その際買い込んだ荷物を全て男に押し付けたのは、彼女らしい...
男は哀れだが、名前も出てこないモブキャラは放っといて。
「何だか空しいわぁ・・・」
ほぅ、と憂鬱そうに溜息。
ナイスバディの美少女の悩ましげな様子に店員と客―もちろん、...
むしろどんどん見てちょーだいとばかりに丈の非常に短い改造...
早くも前屈みになった男が1人2人。元気だ。
しかし、とっくに興奮している周りの野郎どもとは対照的に、...
どうも最近、どんな男(主に魔法学院の男子生徒)と遊んでも...
まるで、自分の中の情熱の火種が掻き消えてしまったかのよう...
もちろん、原因は分かってる。
――――やっぱり、イザベラ達が羨ましいのかしらねぇ。
男と一緒に居るだけであんなに幸せそうになった事はキュルケ...
キュルケが相手にした事があるのは自分から誘って堕ちた男ば...
首を横に振らざる負えない。
あっさり男を誘惑してきたからキュルケだからこそ、そんな思...
そんな相応しい相手と出会う事が無かった、という点もあるか...
そんな時。
「おや、もしやミス・ツェルプストーではありませんか?」
どこかで聞き覚えのある声が賭けられた。誰かと思って目を向...
頭部の髪が無くて剥き出しのお肌がとっても眩しいお方であっ...
「ほっといて下さい!」
「誰に言ってるんですの、ミスタ・コルベール?」
「ああいえすみません、ミス・ツェルプストーに言った訳では...
『火』系統の講義を担当している魔法学院の教師、コルベール...
ちなみに天の声(ナレーション)に突っ込む程度に壊れている...
「こんな所で会うとは奇遇ですな。お1人ですかな?」
「ええ、『今の所』はそうですわ。ミスタは、買い物ですか?」
「ええその通り、実験には魔法だけでなく薬品や機材が不可欠...
キュルケのコルベールに対する評価は、『教師としては優秀だ...
一部の教師みたいにイヤミったらしく自分の実力や系統を授業...
ああそれにしょっちゅう自分の研究室に閉じこもってはあれこ...
むしろ、様々な実験や研究が仕事のアカデミーに就職した方が...
彼の得意な系統はキュルケと同じ『火』らしいが、それらしい...
テンション高めで抱えていた紙袋の中身を見せようとしていた...
だがふと真面目な顔になると、まっすぐキュルケを見つめて教...
「ミス・ツェルプストー、最近は夜になると学院と城下町の間...
「お気になさらず。どんな相手であろうと私の炎でこんがりウ...
「油断は禁物です。例えどのような実力者であっても、驕りと...
もっとも誰も傷つく事無く解決できるのなら、それが何よりで...
心底真面目で心配そうな実感の篭められた声だったが、キュル...
「ご忠告だけは受け取らせていただきますわ。ミスタ・コルベ...
「・・・・・・くれぐれも気をつけるのですよ。それでは私は...
足早に立ち去って行くコルベールの言葉は、キュルケの耳には...
キュルケは―――今度は教師を相手にしてみるのもいいかしらと、...
終了行:
それは蒼から始まった物語 (7):HEAT 1 バレッ...
#br
魔法学院の生徒達は皆貴族の子息子女、未来の紳士淑女候補で...
毎晩3人の王家の少女と仲良くシッポリしている某黒髪の青年...
とにかく、そんな少年少女ばかりだからこそ休日の過ごし方は...
馬を遠乗りするか、部屋で趣味にでも耽るか、魔法の鍛錬でも...
『貴族たるもの優雅であれ』が一般的であるハルケギニアでは...
そして、この少女達もその例外ではなく――――
「・・・暇ねぇ」
赤髪褐色肌の少女、キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォ...
何とも舌を噛みそうなフルネームだが我慢して欲しい。誰か一...
動作に合わせて、下着のラインが全く見えない豊満な胸元がプ...
この学院で過ごす野郎どもなら確実に彼女に釘付けになるだろ...
それ以上の脅威を持ったお妾さん2号(オプション:尖がりエ...
青い本妻と、同じく青いお妾さん1号と仲良く一緒に。誰か藁...
ちなみに前者の属性はツンデレ姉系着痩せタイプ、後者はクー...
「確かに娯楽とかって少ないよな、ここ」
「むしろ私達の所が騒がしすぎたのさ。というか、いつも賑や...
「愉快痛快、コメディアンも形無し」
ちなみにジョゼフがボケでサイトはツッコミだ。時々イザベラ...
そしてシャルロットが締めのオチ担当。冷静かつ的確な一言は...
何だか一国の指導者として色々と間違ってる気がとってもする...
この作品自体ボケとエロと萌えで構成されてるんだから、今更...
「男漁りは飽きたのかい?またあれこれ貢がせりゃ少しは暇が...
「たまにはそれ以外もしたくなる時もあるのよ。皆つまらない...
「そ、それはちょっと、言い過ぎじゃないかなぁ」
相手によっては怒らせるのに充分な一言を言ったイザベラだが...
だって事実だし。
対照的―主な理由は髪と得意な魔法の系統―なイザベラとキュル...
だが2人共明け透けなのを好む似たような性格の為か、お互い...
キュルケは『火』のトライアングルである為同じくトライアン...
そして生来によるものか生まれなどをあまり気にしないゲルマ...
イザベラだけでなく、他国からの留学生である王家の彼女達に...
それがサイトの客観的視点を考慮して出した結論だ。
紛れも無く良い事だろう。彼女達の会話の内容は男として激し...
「大体ねぇ、トリステインの男は皆口ばかりで心が篭ってない...
「まあアンタの色仕掛けにホイホイ引っかかる様な男は皆そう...
「下半身に忠実」
何とも厳しい事で。幾ら該当しない(多分)サイトも思わず頬...
「・・・シャルロット、そろそろ私と交代する時間だよ」
「もうちょっとだけ」
「10分前もそう言ったじゃないか。それじゃあこれでいいだ...
イザベラが杖を振ると、『レビテーション』をかけられたシャ...
空いたサイトの膝に今度はイザベラが素早く腰を下ろして、そ...
瞬間周囲の視線・・・主に向けてくる相手は男子生徒ばかり・...
イザベラ共々サイトに抱き締められ、イザベラに優しく頭を撫...
そんな3人の様子をキュルケは呆れた様子で見ている。
「本当・・・仲が良いわね」
「結構長い付き合いだしねえ。昔からこういう風にして貰って...
「2人の膝の上、落ち着く」
「足は痺れたりするけどまあ慣れたし。俺もこうして抱き締め...
ピュアにラブラブである。しかも姉妹丼である。何気にハブら...
これでほぼ毎晩毎晩王家の跡継ぎの3人が揃って仲良く、パッ...
つーかヤるのは構わないがもうちょっと落ち着いてして欲しい。
主に4人がイタす時に使ってるイザベラの部屋の隣はキュルケ...
彼女達と交流を持つ様になってから、時折キュルケが感じるよ...
こんな風に純粋に―男1人に女3人という比率は置いといて―幸...
―――――たまにはあたしも、純粋な恋愛がしてみたい。
それは彼女にとってある意味、もっとも贅沢な悩みだった。
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とある日の『虚無』の曜日。
キュルケはいつかと同じ様に受け皿に紅茶のカップを乗せると...
但し今回テーブルに座っているのは彼女1人で、場所はトリス...
かれこれ21人目の男友達に誘われて暇潰しのデートとばかり...
一緒に店を廻ってる途中(もちろん代金は男持ち)で、何だか...
その際買い込んだ荷物を全て男に押し付けたのは、彼女らしい...
男は哀れだが、名前も出てこないモブキャラは放っといて。
「何だか空しいわぁ・・・」
ほぅ、と憂鬱そうに溜息。
ナイスバディの美少女の悩ましげな様子に店員と客―もちろん、...
むしろどんどん見てちょーだいとばかりに丈の非常に短い改造...
早くも前屈みになった男が1人2人。元気だ。
しかし、とっくに興奮している周りの野郎どもとは対照的に、...
どうも最近、どんな男(主に魔法学院の男子生徒)と遊んでも...
まるで、自分の中の情熱の火種が掻き消えてしまったかのよう...
もちろん、原因は分かってる。
――――やっぱり、イザベラ達が羨ましいのかしらねぇ。
男と一緒に居るだけであんなに幸せそうになった事はキュルケ...
キュルケが相手にした事があるのは自分から誘って堕ちた男ば...
首を横に振らざる負えない。
あっさり男を誘惑してきたからキュルケだからこそ、そんな思...
そんな相応しい相手と出会う事が無かった、という点もあるか...
そんな時。
「おや、もしやミス・ツェルプストーではありませんか?」
どこかで聞き覚えのある声が賭けられた。誰かと思って目を向...
頭部の髪が無くて剥き出しのお肌がとっても眩しいお方であっ...
「ほっといて下さい!」
「誰に言ってるんですの、ミスタ・コルベール?」
「ああいえすみません、ミス・ツェルプストーに言った訳では...
『火』系統の講義を担当している魔法学院の教師、コルベール...
ちなみに天の声(ナレーション)に突っ込む程度に壊れている...
「こんな所で会うとは奇遇ですな。お1人ですかな?」
「ええ、『今の所』はそうですわ。ミスタは、買い物ですか?」
「ええその通り、実験には魔法だけでなく薬品や機材が不可欠...
キュルケのコルベールに対する評価は、『教師としては優秀だ...
一部の教師みたいにイヤミったらしく自分の実力や系統を授業...
ああそれにしょっちゅう自分の研究室に閉じこもってはあれこ...
むしろ、様々な実験や研究が仕事のアカデミーに就職した方が...
彼の得意な系統はキュルケと同じ『火』らしいが、それらしい...
テンション高めで抱えていた紙袋の中身を見せようとしていた...
だがふと真面目な顔になると、まっすぐキュルケを見つめて教...
「ミス・ツェルプストー、最近は夜になると学院と城下町の間...
「お気になさらず。どんな相手であろうと私の炎でこんがりウ...
「油断は禁物です。例えどのような実力者であっても、驕りと...
もっとも誰も傷つく事無く解決できるのなら、それが何よりで...
心底真面目で心配そうな実感の篭められた声だったが、キュル...
「ご忠告だけは受け取らせていただきますわ。ミスタ・コルベ...
「・・・・・・くれぐれも気をつけるのですよ。それでは私は...
足早に立ち去って行くコルベールの言葉は、キュルケの耳には...
キュルケは―――今度は教師を相手にしてみるのもいいかしらと、...
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