ゼロの使い魔保管庫
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64 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/07(木) ...
朝目が覚めると、そこに才人はいなかった。
バカメイドとピクニックに行って、昨夜は帰ってこなかった。
まあ、大雨が降っていたし、帰れないのは仕方ないのかもしれ...
帰ってこないってどういうことよ。
もう私を置いてどっかいっちゃったりしないんじゃなかったの。
バカサイト。バカサイト。バカ…。
枕を抱きしめ、ルイズは才人を想う。
才人の温もりを思い出す。
才人の肌の感触を思い出す。
才人の、匂いを思い出す。
「サイトぉ…」
甘い声が、自然と口から漏れる。
口からついて出たその名前は、薄闇の中で幻影を結ぶ。
それは、ルイズにしか見えない「イリュージョン」だった。
ルイズの横には、見えない「サイト」がいた。
「どうして、何もしてくれないの…?」
指が、淫らに自分の胸を撫で回す。
サイトがしてくれないなら、自分でするしかないから。
「どうして、見てるだけなの…?」
擦り付ける太股の内側が、湿った音をたてはじめる。
見て。触って。襲ってもいい。ちゃんとしてくれるなら、知ら...
「お願い、サイトぉ…」
はぁ、とため息が漏れ、股間に手が伸びる。
そこは確かに、濡れていた。
想像の中では、ルイズは才人に犯されていた。
まるでルイズの意思を無視するように、乱暴に腰を打ちつけ、...
しかし想像の中のルイズは、それを全て受け入れ、娼婦のよう...
ホントウハ、アアサレタインデショ…?
ルイズの中の何かがそう囁く。
違うもん。サイトはあんなことしないし、私もあんな…。
デモアナタハ、シテホシインデショ…?
違う、違う、違う。
デモ、ユビハトマラナイノネ。イケナイコ…。
心の中の声に嬲られるように、ルイズの指は止まらない。
ショーツをずらし、秘所をかき回し、快楽を得ようと蠢く。
「サイト、サイト、サイトぉ…!」
「おー。呼んだかー?」
がちゃっ。
いきなりドアが開き、才人が帰ってきた。
「え?」
「えっ…」
今まさに才人の名を呼び、絶頂に達しようとしていたルイズの...
「あ、あの、ルイズサン…?」
「いやああああああああああああああああああああああ!!」
ルイズは、抱えていた枕を全力で才人に投げつけた。
65 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/09/07(木...
一応「森の中」の続編ですが、単体でもOKなように仕上げま...
すいません続きはまた後日になりましゅorz
明日早番…(汗
110 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金)...
見られた。サイトに見られた。
羞恥の余り泣きそうになりながら、ルイズはベッドの上でシー...
少し開いた部屋のドアをちらちら気にしながら、思い切り後悔...
恥ずかしい。死んじゃいたい。
しかも、自分は思い切り才人の名前を呼んでいた。
そういう風に見てたって、思われちゃう…。
ハシタナイ女の子だって、思われちゃう…。
サイトに、嫌われちゃう…。
ルイズの頭の中は、すでにぐちゃぐちゃだった。
当の才人といえば、ドアの外で所在なげに枕をいじっていた。
な、なんだったんだアレ…。
当然ルイズのオナニーである。
し、しかも、お、オカズはひょっとして、オレ…?
ひょっとしなくてもルイズは才人の名前を呼んでいた。
混乱しながら才人はルイズの投げつけた枕に顔など埋めてみる。
ルイズの匂いがした。
どの位そうしていただろう。
充満した気まずい空気を払ったのは、ルイズの声だった。
「入って、サイト」
言われるままに、才人は部屋に入る。枕を抱えたまま。
ルイズは相変わらずベッドの上で、シーツに包まっている。
気のせいか、その顔は今にも泣きそうだった。
「キライになった…?」
シーツの中から、ルイズが上目遣いでサイトに尋ねる。
「…え?」
なに覗き見してんのよ変態、死んじゃえ犬、とか罵倒の台詞と...
111 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金)...
「こ、こんなはしたない事する子、サイトきらいでしょ…」
言ったルイズの頬に、涙が一筋、流れる。
自分で言った言葉に、じぶんで傷つけられているのだ。
サイトは私が嫌い。
キライ。キライ。キライ。
頭の中で反芻される言葉に、ルイズの心が切り裂かれていく。
「え、えっと」
突然泣き出したご主人様に、才人は言葉を失う。
ここは、慰めないとイカンのだろう、男としては。
「き、嫌いになんかならないよ」
「…え」
どん底に落ちかけていたルイズの心を、才人の言葉が救い出す。
しどろもどろになりながら、才人は続ける。
「そ、その、オレだって自分でする事あるし、ルイズオカズに...
しまった口が滑った。
二人の間に流れる妙な空気。
「……」
ああ、ルイズの目が冷たい。
このヘンタイ!死んぢゃえ!とか思ってるんだ。
ああ、死にます。犬めは死ねといわれれば、死んでしまいます…。
「サイト、私でシタことあるの…?」
きゃあああああああ。告死天使が舞い降りたぁぁぁぁぁぁ。
絶望のどん底で、才人は応える。
「は、はい」
「何回くらい?」
「えっと、覚えてません」
「覚えてないくらい、し、シタの?」
「は、はい」
どどどどどどどどうしよう。
サイトもしたことあるって。それも私で。
つ、つまり、想像の中で二人はシちゃってるわけで。
混乱したルイズは、次の瞬間とんでもないことを口走っていた。
「ね、ねえ」
「はい?」
「男の子って、どうやってするの…?」
なんですと?
「私のも見たんだから、今度は、サイトが、し、シテみせてよ…」
117 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金)...
とんでもないルイズの要求に、サイトは思わず反論する。
「むむむ、無理だって!できるわけないだろ!」
「で、でも、一人の時はシテるんでしょ?」
二人とも相当頭が沸きあがっている。
お互いにとんでもないことを口走っているのに気づいていない。
「一人の時はそうだけどさ!今ルイズいるし!」
「わ、私がいたらどうだっていうのよ?」
「恥ずかしいだろ!」
「私だって、私だって、死ぬほど恥ずかしかったんだから!
嫌われるかと思ったんだから!ばか!」
言ったルイズの目尻から涙の筋が一筋、走った。
卑怯。ルイズさんソレ卑怯。
「わ、わかったよ」
言って才人は立ち上がり、ルイズに背を向けてズボンに手を掛...
「お、お前がしろって言ったんだからな!」
そしてズボンと一緒にパンツを降ろすと、ルイズの方に向き直...
ルイズのオナニーを見て完全に勃起した才人自身が、そこで脈...
「あ…」
こんなおっきいんだ。
こんなのが入るんだ。
そのテの本で得た知識だと、コレをいじると、殿方はとっても...
「な、なんだよ」
あまりにルイズがまじまじと凝視するので、思わず才人は引い...
ルイズはふといたずら心に唆され、ソレを指先でつついてみる。
「えい」
「うひゃっ」
思わず声を上げ、腰を引く才人。
…なんかカワイイ。
今度は、持ちやすそうな竿の部分を握ってみる。
予想外の不意打ちに、逃げるのが遅れる才人。
「わ、なんかビクビクしてる」
「ちょ、ダメだってルイズ!」
それが刺激を与える最良の手段とも知らず、、ルイズは無意識...
「うわ、ちょ、ダメだって!」
118 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金)...
予想外の刺激に、才人は身じろぎひとつできなくなってしまう。
そして、惚れた相手の送り込む快感に、才人は即座に限界を迎...
ビュビュッ!
才人の肉棒から白い液体が迸り、ルイズの顔を汚す。
「きゃぁっ」
ルイズは思わず顔を背けるが、間に合わない。
…あ、こんなに熱いの…。
強烈な牡の匂いと温度に、ルイズは驚く。
それと同時に、下腹部に点る、熱い何か。
夢の中の才人を求めるときに感じていた、何か。
「ご、ごめんルイズ!こんなつもりじゃ」
慌てて才人は拭くものを探す。
しかしここで拭くものといえば、今ルイズが抱え込んでいるシ...
当のルイズは、惚けたように才人を見つめている。
「サイトぉ」
少し怒ったような声で、ルイズが呟く。
「は、はひっ」
今度こそ、終わった。
さようならオレ。そしてありがとうオレ。
しかし覚悟を決めた才人の目の前で、信じられない光景が展開...
「サイト、自分ばっかり、ズルい」
そう言いながら、ルイズはシーツを手放し、腰に手を伸ばす。
するすると濡れたショーツを脱ぎ去り、ころん、とベッドの上...
マテ。まさか。
「わ、私もキモチよくして…」
126 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金)...
桃色の核弾頭が降ってきた。
母さん…オレ、星になります。
「い、いいの?ルイズ」
爆発しそうな心臓の鼓動とともに、才人は尋ねた。
「う、うん。サイト、ちゃんと見せてくれたし。
そ、それに私も、なんかガマンできない…し」
言いながら、ルイズは閉じられた足を自分で開いた。
そこは、先ほどの自慰行為と、才人の精を浴びたことによる興...
「は、恥ずかしいんだから、早くしてよね…」
真っ赤になった顔を背け、ルイズは言う。
開いた足は閉じないまま。
では遠慮なく。
才人、イキまーす!
才人は、いきなりルイズの割れ目を舌で舐めあげた。
「ひゃあっ」
ルイズの背中に電流が奔る。
それは自分一人では決して得られない快感。
想像の中の、才人に抱かれている自分だけが、知っている快感。
今度は、舌先でルイズの中をこね回す。
「ふぁんっ」
悪寒にも似た強烈な快感に、ルイズの声と背筋が踊る。
キモチよすぎて、ヘンになるっ…!!
今度はあふれ出る液体をすすり上げ、全体を舐めまわす。
「だ、だめえ」
ギュっとシーツを握り締め、ルイズは快感に震える。
次の瞬間、ルイズの体を電流が駆け抜け、ばね仕掛けのように...
才人が、充血して膨らんだルイズの肉芽を吸い上げたのだ。
「ーーーーーーーーーーーー!!」
目の前がホワイトアウトし、意識が飛ぶ。
ほんの少しのタイムラグのあと、ルイズが見たのは、自分に覆...
「ル、ルイズっ」
127 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金)...
熱い吐息がルイズの顔にかかる。
次の瞬間、ルイズの唇は塞がれていた。
「ん、んんー!」
突然のキスに、驚くルイズ。
そして、股間に当たる熱い何かに、ルイズの意識が覚醒する。
あ、サイトが、当たってる…!
しちゃうつもりなんだ、サイト。
で、でも大丈夫だよね、今なんか腰から下痺れてるし。
痛くないよね、たぶん。
そんなはずはなかった。
才人に引き裂かれたルイズは、激痛で、思わず才人の首筋に爪...
「いた…いぃっ!」
「くっ…!」
才人も、その痛みに理性が少し、戻る。
ヤバ。勢いでしちゃった。
ルイズ、怒ってないかな…?
「ご、ごめんルイズ。でもその、止まらなくて…」
「うう、痛いぃ…」
自分の言葉に応じることもせず、ただ痛みを訴えるルイズに、...
「ごめん…」
「はぁ、はぁ、はぁ…」
才人が動きを完全に止めているせいで、だんだん痛みが治まっ...
しかし才人はそうもいかない。
キュウキュウと締め付けてくるルイズのそこは、まさに快感の...
首筋を削られる痛みに戻ってきていた理性も、だんだんその快...
「うっ…だ、だめだ、抜いていい?ルイズ」
「…ダメ、絶対ダメ」
やっと痛みが治まってきたのに、今動かれたら水の泡だ。
128 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金)...
しかし、才人はそれどころではなかった。
ヤバい。抜かないとマズい。絶対まずい。
それが証拠に、才人のソレはだんだんルイズの中で大きくなっ...
「ご、ごめんルイズっ!!」
それは爆発の兆候だった。
ルイズがそう気づいたときには、才人はルイズの中に精液を吐...
「あ、や、出てる、出てるよぉ…」
サイトの迸りは、ルイズの中から溢れるほど続いた。
129 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金)...
「…バカ犬」
ベッドの上で小さくなって丸まっている才人の背中に、ルイズ...
「すいましぇん」
才人が情けない声で謝る。
どっちが悪いとか言い出すと泥沼化しそうなので、才人はひた...
ルイズの指が、才人の首筋にそっと触れる。
そこには、自分が削った、爪の跡。
ルイズの細い指がそこに触れると、才人の体がビクっと震える。
ちょっと、悪いことしたかな。
少し反省しながら、ルイズは疑問を才人にぶつけてみる。
「ねえサイト」
「はひ」
「えと、その、男の子は週に何回くらい、しなきゃいけないの…...
何を聞いてくるんだこのご主人様は。
でも、今応えないと、なんか飛んできそうな気がして、才人は...
「さ、三回くらい、かな」
希望を言えば毎朝なんですが。
「じゃ、じゃあ」
ルイズは、丸まった才人の背中を抱きしめながら、言った。
「週に三回、しよ。
そ、そのうち、痛くなくなるよね…?」
その言葉と背中に当たる柔らかい小さい何かに、才人の理性が...
「ルイズっ、もうしんぼうたまらんっ!」
しかし飛んできたのは甘い言葉ではなく蹴りだった。
「週三回だって言ったでしょ、犬っ!!」
でも、キモチよくなったら、週に何回でも、してもいいと思う。
とりあえず、戦勝報告をメイドにしてやるべきかしら。
ベッドの下で目を回している才人を見ながら、そんなことを思...
終了行:
64 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/07(木) ...
朝目が覚めると、そこに才人はいなかった。
バカメイドとピクニックに行って、昨夜は帰ってこなかった。
まあ、大雨が降っていたし、帰れないのは仕方ないのかもしれ...
帰ってこないってどういうことよ。
もう私を置いてどっかいっちゃったりしないんじゃなかったの。
バカサイト。バカサイト。バカ…。
枕を抱きしめ、ルイズは才人を想う。
才人の温もりを思い出す。
才人の肌の感触を思い出す。
才人の、匂いを思い出す。
「サイトぉ…」
甘い声が、自然と口から漏れる。
口からついて出たその名前は、薄闇の中で幻影を結ぶ。
それは、ルイズにしか見えない「イリュージョン」だった。
ルイズの横には、見えない「サイト」がいた。
「どうして、何もしてくれないの…?」
指が、淫らに自分の胸を撫で回す。
サイトがしてくれないなら、自分でするしかないから。
「どうして、見てるだけなの…?」
擦り付ける太股の内側が、湿った音をたてはじめる。
見て。触って。襲ってもいい。ちゃんとしてくれるなら、知ら...
「お願い、サイトぉ…」
はぁ、とため息が漏れ、股間に手が伸びる。
そこは確かに、濡れていた。
想像の中では、ルイズは才人に犯されていた。
まるでルイズの意思を無視するように、乱暴に腰を打ちつけ、...
しかし想像の中のルイズは、それを全て受け入れ、娼婦のよう...
ホントウハ、アアサレタインデショ…?
ルイズの中の何かがそう囁く。
違うもん。サイトはあんなことしないし、私もあんな…。
デモアナタハ、シテホシインデショ…?
違う、違う、違う。
デモ、ユビハトマラナイノネ。イケナイコ…。
心の中の声に嬲られるように、ルイズの指は止まらない。
ショーツをずらし、秘所をかき回し、快楽を得ようと蠢く。
「サイト、サイト、サイトぉ…!」
「おー。呼んだかー?」
がちゃっ。
いきなりドアが開き、才人が帰ってきた。
「え?」
「えっ…」
今まさに才人の名を呼び、絶頂に達しようとしていたルイズの...
「あ、あの、ルイズサン…?」
「いやああああああああああああああああああああああ!!」
ルイズは、抱えていた枕を全力で才人に投げつけた。
65 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/09/07(木...
一応「森の中」の続編ですが、単体でもOKなように仕上げま...
すいません続きはまた後日になりましゅorz
明日早番…(汗
110 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金)...
見られた。サイトに見られた。
羞恥の余り泣きそうになりながら、ルイズはベッドの上でシー...
少し開いた部屋のドアをちらちら気にしながら、思い切り後悔...
恥ずかしい。死んじゃいたい。
しかも、自分は思い切り才人の名前を呼んでいた。
そういう風に見てたって、思われちゃう…。
ハシタナイ女の子だって、思われちゃう…。
サイトに、嫌われちゃう…。
ルイズの頭の中は、すでにぐちゃぐちゃだった。
当の才人といえば、ドアの外で所在なげに枕をいじっていた。
な、なんだったんだアレ…。
当然ルイズのオナニーである。
し、しかも、お、オカズはひょっとして、オレ…?
ひょっとしなくてもルイズは才人の名前を呼んでいた。
混乱しながら才人はルイズの投げつけた枕に顔など埋めてみる。
ルイズの匂いがした。
どの位そうしていただろう。
充満した気まずい空気を払ったのは、ルイズの声だった。
「入って、サイト」
言われるままに、才人は部屋に入る。枕を抱えたまま。
ルイズは相変わらずベッドの上で、シーツに包まっている。
気のせいか、その顔は今にも泣きそうだった。
「キライになった…?」
シーツの中から、ルイズが上目遣いでサイトに尋ねる。
「…え?」
なに覗き見してんのよ変態、死んじゃえ犬、とか罵倒の台詞と...
111 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金)...
「こ、こんなはしたない事する子、サイトきらいでしょ…」
言ったルイズの頬に、涙が一筋、流れる。
自分で言った言葉に、じぶんで傷つけられているのだ。
サイトは私が嫌い。
キライ。キライ。キライ。
頭の中で反芻される言葉に、ルイズの心が切り裂かれていく。
「え、えっと」
突然泣き出したご主人様に、才人は言葉を失う。
ここは、慰めないとイカンのだろう、男としては。
「き、嫌いになんかならないよ」
「…え」
どん底に落ちかけていたルイズの心を、才人の言葉が救い出す。
しどろもどろになりながら、才人は続ける。
「そ、その、オレだって自分でする事あるし、ルイズオカズに...
しまった口が滑った。
二人の間に流れる妙な空気。
「……」
ああ、ルイズの目が冷たい。
このヘンタイ!死んぢゃえ!とか思ってるんだ。
ああ、死にます。犬めは死ねといわれれば、死んでしまいます…。
「サイト、私でシタことあるの…?」
きゃあああああああ。告死天使が舞い降りたぁぁぁぁぁぁ。
絶望のどん底で、才人は応える。
「は、はい」
「何回くらい?」
「えっと、覚えてません」
「覚えてないくらい、し、シタの?」
「は、はい」
どどどどどどどどうしよう。
サイトもしたことあるって。それも私で。
つ、つまり、想像の中で二人はシちゃってるわけで。
混乱したルイズは、次の瞬間とんでもないことを口走っていた。
「ね、ねえ」
「はい?」
「男の子って、どうやってするの…?」
なんですと?
「私のも見たんだから、今度は、サイトが、し、シテみせてよ…」
117 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金)...
とんでもないルイズの要求に、サイトは思わず反論する。
「むむむ、無理だって!できるわけないだろ!」
「で、でも、一人の時はシテるんでしょ?」
二人とも相当頭が沸きあがっている。
お互いにとんでもないことを口走っているのに気づいていない。
「一人の時はそうだけどさ!今ルイズいるし!」
「わ、私がいたらどうだっていうのよ?」
「恥ずかしいだろ!」
「私だって、私だって、死ぬほど恥ずかしかったんだから!
嫌われるかと思ったんだから!ばか!」
言ったルイズの目尻から涙の筋が一筋、走った。
卑怯。ルイズさんソレ卑怯。
「わ、わかったよ」
言って才人は立ち上がり、ルイズに背を向けてズボンに手を掛...
「お、お前がしろって言ったんだからな!」
そしてズボンと一緒にパンツを降ろすと、ルイズの方に向き直...
ルイズのオナニーを見て完全に勃起した才人自身が、そこで脈...
「あ…」
こんなおっきいんだ。
こんなのが入るんだ。
そのテの本で得た知識だと、コレをいじると、殿方はとっても...
「な、なんだよ」
あまりにルイズがまじまじと凝視するので、思わず才人は引い...
ルイズはふといたずら心に唆され、ソレを指先でつついてみる。
「えい」
「うひゃっ」
思わず声を上げ、腰を引く才人。
…なんかカワイイ。
今度は、持ちやすそうな竿の部分を握ってみる。
予想外の不意打ちに、逃げるのが遅れる才人。
「わ、なんかビクビクしてる」
「ちょ、ダメだってルイズ!」
それが刺激を与える最良の手段とも知らず、、ルイズは無意識...
「うわ、ちょ、ダメだって!」
118 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金)...
予想外の刺激に、才人は身じろぎひとつできなくなってしまう。
そして、惚れた相手の送り込む快感に、才人は即座に限界を迎...
ビュビュッ!
才人の肉棒から白い液体が迸り、ルイズの顔を汚す。
「きゃぁっ」
ルイズは思わず顔を背けるが、間に合わない。
…あ、こんなに熱いの…。
強烈な牡の匂いと温度に、ルイズは驚く。
それと同時に、下腹部に点る、熱い何か。
夢の中の才人を求めるときに感じていた、何か。
「ご、ごめんルイズ!こんなつもりじゃ」
慌てて才人は拭くものを探す。
しかしここで拭くものといえば、今ルイズが抱え込んでいるシ...
当のルイズは、惚けたように才人を見つめている。
「サイトぉ」
少し怒ったような声で、ルイズが呟く。
「は、はひっ」
今度こそ、終わった。
さようならオレ。そしてありがとうオレ。
しかし覚悟を決めた才人の目の前で、信じられない光景が展開...
「サイト、自分ばっかり、ズルい」
そう言いながら、ルイズはシーツを手放し、腰に手を伸ばす。
するすると濡れたショーツを脱ぎ去り、ころん、とベッドの上...
マテ。まさか。
「わ、私もキモチよくして…」
126 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金)...
桃色の核弾頭が降ってきた。
母さん…オレ、星になります。
「い、いいの?ルイズ」
爆発しそうな心臓の鼓動とともに、才人は尋ねた。
「う、うん。サイト、ちゃんと見せてくれたし。
そ、それに私も、なんかガマンできない…し」
言いながら、ルイズは閉じられた足を自分で開いた。
そこは、先ほどの自慰行為と、才人の精を浴びたことによる興...
「は、恥ずかしいんだから、早くしてよね…」
真っ赤になった顔を背け、ルイズは言う。
開いた足は閉じないまま。
では遠慮なく。
才人、イキまーす!
才人は、いきなりルイズの割れ目を舌で舐めあげた。
「ひゃあっ」
ルイズの背中に電流が奔る。
それは自分一人では決して得られない快感。
想像の中の、才人に抱かれている自分だけが、知っている快感。
今度は、舌先でルイズの中をこね回す。
「ふぁんっ」
悪寒にも似た強烈な快感に、ルイズの声と背筋が踊る。
キモチよすぎて、ヘンになるっ…!!
今度はあふれ出る液体をすすり上げ、全体を舐めまわす。
「だ、だめえ」
ギュっとシーツを握り締め、ルイズは快感に震える。
次の瞬間、ルイズの体を電流が駆け抜け、ばね仕掛けのように...
才人が、充血して膨らんだルイズの肉芽を吸い上げたのだ。
「ーーーーーーーーーーーー!!」
目の前がホワイトアウトし、意識が飛ぶ。
ほんの少しのタイムラグのあと、ルイズが見たのは、自分に覆...
「ル、ルイズっ」
127 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金)...
熱い吐息がルイズの顔にかかる。
次の瞬間、ルイズの唇は塞がれていた。
「ん、んんー!」
突然のキスに、驚くルイズ。
そして、股間に当たる熱い何かに、ルイズの意識が覚醒する。
あ、サイトが、当たってる…!
しちゃうつもりなんだ、サイト。
で、でも大丈夫だよね、今なんか腰から下痺れてるし。
痛くないよね、たぶん。
そんなはずはなかった。
才人に引き裂かれたルイズは、激痛で、思わず才人の首筋に爪...
「いた…いぃっ!」
「くっ…!」
才人も、その痛みに理性が少し、戻る。
ヤバ。勢いでしちゃった。
ルイズ、怒ってないかな…?
「ご、ごめんルイズ。でもその、止まらなくて…」
「うう、痛いぃ…」
自分の言葉に応じることもせず、ただ痛みを訴えるルイズに、...
「ごめん…」
「はぁ、はぁ、はぁ…」
才人が動きを完全に止めているせいで、だんだん痛みが治まっ...
しかし才人はそうもいかない。
キュウキュウと締め付けてくるルイズのそこは、まさに快感の...
首筋を削られる痛みに戻ってきていた理性も、だんだんその快...
「うっ…だ、だめだ、抜いていい?ルイズ」
「…ダメ、絶対ダメ」
やっと痛みが治まってきたのに、今動かれたら水の泡だ。
128 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金)...
しかし、才人はそれどころではなかった。
ヤバい。抜かないとマズい。絶対まずい。
それが証拠に、才人のソレはだんだんルイズの中で大きくなっ...
「ご、ごめんルイズっ!!」
それは爆発の兆候だった。
ルイズがそう気づいたときには、才人はルイズの中に精液を吐...
「あ、や、出てる、出てるよぉ…」
サイトの迸りは、ルイズの中から溢れるほど続いた。
129 名前:あなたのいないアサ[sage] 投稿日:2006/09/08(金)...
「…バカ犬」
ベッドの上で小さくなって丸まっている才人の背中に、ルイズ...
「すいましぇん」
才人が情けない声で謝る。
どっちが悪いとか言い出すと泥沼化しそうなので、才人はひた...
ルイズの指が、才人の首筋にそっと触れる。
そこには、自分が削った、爪の跡。
ルイズの細い指がそこに触れると、才人の体がビクっと震える。
ちょっと、悪いことしたかな。
少し反省しながら、ルイズは疑問を才人にぶつけてみる。
「ねえサイト」
「はひ」
「えと、その、男の子は週に何回くらい、しなきゃいけないの…...
何を聞いてくるんだこのご主人様は。
でも、今応えないと、なんか飛んできそうな気がして、才人は...
「さ、三回くらい、かな」
希望を言えば毎朝なんですが。
「じゃ、じゃあ」
ルイズは、丸まった才人の背中を抱きしめながら、言った。
「週に三回、しよ。
そ、そのうち、痛くなくなるよね…?」
その言葉と背中に当たる柔らかい小さい何かに、才人の理性が...
「ルイズっ、もうしんぼうたまらんっ!」
しかし飛んできたのは甘い言葉ではなく蹴りだった。
「週三回だって言ったでしょ、犬っ!!」
でも、キモチよくなったら、週に何回でも、してもいいと思う。
とりあえず、戦勝報告をメイドにしてやるべきかしら。
ベッドの下で目を回している才人を見ながら、そんなことを思...
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