ゼロの使い魔保管庫
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とても奇妙な物語 せんたいさん
#br
「んぁ?」
目を醒ますと、馬車に乗っていた。
目の前にはルイズが、盛装のピンク色のドレスを着こんでちょ...
「ほら、行くわよサイト」
ルイズにいきなり手を引っ張られる。
才人はボーっとした頭で考える。
俺何やってんだっけ…?
「今から教皇庁の聖歌隊の歌を聴きに行くんじゃない。
ほら早く」
ぐい、と手を引かれ、外に出る。
野外コンサート場のような奥にステージの備え付けられたすり...
中にはギーシュやモンモランシーなど、見知った顔もいる。
あー、姫さまあんな前なんだやっぱり。ってタバサも前にいる...
などと考えていると、ルイズに引っ張られいつの間にか席に着...
「ほら、始まるわよ。間に合ってよかったわ」
ルイズの言葉に合わせたように、舞台の上に人影が現れる。
それは。
才人の想像していた、見目麗しい少年少女たちではなく。
ごっつい鎧に身を包んだ、中身も相当ごつそうな、オジサンの...
彼らは一糸乱れぬ動きでステージ上に陣取る。
その前に、教皇ヴィットーリオが立つ。どうやら指揮を執るの...
ヴィットーリオは客席に向かって軽く一礼すると、ささっと聖...
そして、指揮棒を振るった。
才人は一瞬疑問に思う。
アレ?楽器は使わないのかな?
そしてその疑問は一瞬で雲散霧消した。
聖歌隊(?)の面々は、その図体に相応しい野太い声で、各パ...
らぁぁああぁああぁぁ
るっだぁぁあぁぁぁああぁあぁ
らっだぁぁぁああぁ
るっだぁぁあぁーらーぁぁあーーぅ
れっでっでっでれぇれれっでっでっ
れっでっでっでれぇれれっでぇぃ
れっでっでっでれぇれれっでっでっ
れっでっでっでれぇれれっどぅぅぇえ
れっでっでっでれぇれれっでっでっ
れっでっでっでれぇれれっでぇぅ
れっでっでっでれぇれれっでっでぇ
れっでっでっでれぇれれっ
レロレロレロレロ
ラッダッダッダラーラダララッダー
ララダララーラララッダーララダラダーァ
ラッダッダッダラーラダララッダー
ララダララーラララッダラァァアアィィェ
(中略)
たちつたちつたつたーったったー
たちつたちつたたたーったったー
たちつたちつたつたーったったー
たちつたちつちんこたーったったー
たちつたちつたつたーったったー
たちつたちつたたたーってっとー
たちつたちつたつたーったったー
たちつたちつたたたーってっとっ♪
歌(?)を聞き終わった才人は。
「まてええええええええい!」
その電子音を模した聖歌(?)に思わず突っ込みを入れ。
そして、その自分の声で目が覚めた。
「んもぅ、なによいきなり大声出してぇ…」
隣で眠っていたルイズが、目を擦りながら起きてくる。
時刻は夜明け前。起きるには少し早い時間だ。
「わ、悪い、変な夢見ちゃってさ」
ぽりぽりと頬を掻きながら才人は苦笑い。
そうだよな。そんなことあるわけねえよな。
そして、ルイズは言う。
「ふふ。今夜の事考えて興奮してたんじゃないの?」
「へ?今夜の事?」
「忘れたの?…今夜、トリスタニアに、音楽隊の演奏を一緒に聞...
『ラン・ラン・ルー卿魅惑の夕べ』に…ふふふふふふ…楽しみ。...
「嘘だあああああああああああああああああああああああああ...
げに恐ろしきは、夢よりも現実なのでございます…。〜fin
※イメージ曲※
http://www.youtube.com/v/4MKrYxtCLyY&hl=ja&fs=1&rel=0&col...
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とても奇妙な物語 せんたいさん
#br
「んぁ?」
目を醒ますと、馬車に乗っていた。
目の前にはルイズが、盛装のピンク色のドレスを着こんでちょ...
「ほら、行くわよサイト」
ルイズにいきなり手を引っ張られる。
才人はボーっとした頭で考える。
俺何やってんだっけ…?
「今から教皇庁の聖歌隊の歌を聴きに行くんじゃない。
ほら早く」
ぐい、と手を引かれ、外に出る。
野外コンサート場のような奥にステージの備え付けられたすり...
中にはギーシュやモンモランシーなど、見知った顔もいる。
あー、姫さまあんな前なんだやっぱり。ってタバサも前にいる...
などと考えていると、ルイズに引っ張られいつの間にか席に着...
「ほら、始まるわよ。間に合ってよかったわ」
ルイズの言葉に合わせたように、舞台の上に人影が現れる。
それは。
才人の想像していた、見目麗しい少年少女たちではなく。
ごっつい鎧に身を包んだ、中身も相当ごつそうな、オジサンの...
彼らは一糸乱れぬ動きでステージ上に陣取る。
その前に、教皇ヴィットーリオが立つ。どうやら指揮を執るの...
ヴィットーリオは客席に向かって軽く一礼すると、ささっと聖...
そして、指揮棒を振るった。
才人は一瞬疑問に思う。
アレ?楽器は使わないのかな?
そしてその疑問は一瞬で雲散霧消した。
聖歌隊(?)の面々は、その図体に相応しい野太い声で、各パ...
らぁぁああぁああぁぁ
るっだぁぁあぁぁぁああぁあぁ
らっだぁぁぁああぁ
るっだぁぁあぁーらーぁぁあーーぅ
れっでっでっでれぇれれっでっでっ
れっでっでっでれぇれれっでぇぃ
れっでっでっでれぇれれっでっでっ
れっでっでっでれぇれれっどぅぅぇえ
れっでっでっでれぇれれっでっでっ
れっでっでっでれぇれれっでぇぅ
れっでっでっでれぇれれっでっでぇ
れっでっでっでれぇれれっ
レロレロレロレロ
ラッダッダッダラーラダララッダー
ララダララーラララッダーララダラダーァ
ラッダッダッダラーラダララッダー
ララダララーラララッダラァァアアィィェ
(中略)
たちつたちつたつたーったったー
たちつたちつたたたーったったー
たちつたちつたつたーったったー
たちつたちつちんこたーったったー
たちつたちつたつたーったったー
たちつたちつたたたーってっとー
たちつたちつたつたーったったー
たちつたちつたたたーってっとっ♪
歌(?)を聞き終わった才人は。
「まてええええええええい!」
その電子音を模した聖歌(?)に思わず突っ込みを入れ。
そして、その自分の声で目が覚めた。
「んもぅ、なによいきなり大声出してぇ…」
隣で眠っていたルイズが、目を擦りながら起きてくる。
時刻は夜明け前。起きるには少し早い時間だ。
「わ、悪い、変な夢見ちゃってさ」
ぽりぽりと頬を掻きながら才人は苦笑い。
そうだよな。そんなことあるわけねえよな。
そして、ルイズは言う。
「ふふ。今夜の事考えて興奮してたんじゃないの?」
「へ?今夜の事?」
「忘れたの?…今夜、トリスタニアに、音楽隊の演奏を一緒に聞...
『ラン・ラン・ルー卿魅惑の夕べ』に…ふふふふふふ…楽しみ。...
「嘘だあああああああああああああああああああああああああ...
げに恐ろしきは、夢よりも現実なのでございます…。〜fin
※イメージ曲※
http://www.youtube.com/v/4MKrYxtCLyY&hl=ja&fs=1&rel=0&col...
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