ゼロの使い魔保管庫
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退廃と哀歓の休暇〈下〉・後編1 ボルボX氏
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離宮の典雅な庭はそのむかし、名をはせた建築家に王家が依...
アンリエッタの泊まる寝室が、夏の夜にしては涼しいのも、...
その涼気ある青みがかった闇を、淡いランプの光がそっと遠...
透ける夜着をまとった優美な少女が、艶っぽく光る唇にビス...
アンリエッタはあお向けに組み敷かれ、ばんざいをするよう...
「腕を下ろしちゃだめですよ」と才人に命じられているので...
「思ったとおり似合ってますよ、その格好。綺麗でいやらしく...
自分は裸でのしかかりながら、直截的な批評を才人が降らせ...
「夕食」をとらされているアンリエッタは、彼の真下で恥じ...
やがて、少年の「よし」という許可とともに飲み下す。
宵闇のなか、ベッド枕元のランプのおぼろな輝きが、才人に...
白い裸をくるむのはベビードールの夜着であり、可憐な耳朶...
ランプの隣には、庭師が手折ってきたレモンの花が、枝ごと...
少女がつけた耳飾りの装飾もまた、ガラス細工のレモンの花――
――その白い花をかたどった細工が、ツリガネソウ型のランプ...
彼女がいま身につけているホルターネックのベビードールは...
艶美な体の線がほとんど透視できるデザインになっていて、...
そのレースの入った透ける淡いピンク色の薄布は、うなじと...
覆っているのは主に前面で、肩は完全に露出し、背中にも大...
背後から見れば、まず首の後ろで蝶結びされたリボンの首紐...
背面は大胆なV字カットで、腰の上まで裸の背がさらけだされ...
若い素肌のなめらかさと白さが見るものの声を呑ませる。さ...
けれどこの夜着をまとった上半身は、やはり前から見たとき...
この優雅な、桃色の霞のドレスに似たベビードールの上体で...
乳輪の淡い桜色さえも隠せない極薄の布は、そこから光のカ...
若々しく肉の薄い腹部と、そこにおさまったつつましやかな...
下半身は、前後どちらからも淫麗な眺めだった。
ベビードールのすそは、丈が太ももに届く程度と短く、かろ...
腰骨の上の両横腹まですっと伸びた脚の線。それが形づくる...
弾みそうなほどみずみずしく実って成熟しつつある桃尻は、...
夜のベッドの上で男性の情欲をあおりたてるのに、これ以上...
だがいたたまれなさそうにしているアンリエッタは、この格...
今日、才人が街で買ってきたこのベビードールは、たしかに...
羽衣のように軽く、肌触りもきわめて柔らかく、着心地が非...
また、普段から召使らに身の回りをゆだねている王族ゆえに...
少なくとも猫コスチュームだの首輪に犬耳だのの格好をさせ...
アンリエッタが消え入りたさを感じるのは、この体勢で「夕...
「ぁぅ……ふ……」
上半身に体重をかけないようにしてくれてはいるが、男にの...
互いの恥部をすりつけるように、下半身が押し当てられてき...
ショーツに浮いた大陰唇の縦筋にそって、柔らかな女性器に...
ほとんど動かれることはないとはいえ、またしても焦らされ...
その状態で、上の唇では簡単な食事を少年に与えられている。
少年が硬い干しイチジクをすこし噛んでやわらかくし、それ...
ゆるゆるした性感とおなじみの羞恥に頬を真っ赤に染めなが...
ランプを置いた枕元には、水差しや果物が置いてある。
上にのしかかっている才人が、少女の前髪をかきあげてやり...
「今度もしっかり噛み噛みしてからごっくんするんだぞ。
……よし、もういいです」
許しを与えられ、のどを鳴らしてすっかりオートミール状に...
眉を切なく下げてあえいだところで、開いた唇にこんどは皮...
汁気たっぷりの果物の酸味が、こころよく口中にひろがる。
「ぅ……」
唇から離れた才人の指がするる――と、アンリエッタの下唇か...
「んっ」と身を震わせて、うっかり小さなブドウの粒を丸の...
「次はまた果物? それとも飲み物にする?」
「じ……自分で食べられますわ……
……せめて、あの、脚を閉じさせてほしいのですけれど……」
「ん? もっとしっかりおま○こグリグリしてたほうがいい?」
才人の腰がM字に開かされた少女の脚のあいだに、ぐぐっと...
とたんにアンリエッタは小さく叫ぶ。腰にぶるるッとわなな...
それらの明敏な肉の反応にいっさいかまわず、才人がそのま...
手を下ろすなとの言いつけを忘れて、アンリエッタは両手で...
「ひいいッ、ちがっ、そっ、そんなこと言っておりませぬ、腰...
「あ、ごめん」
わざとらしく謝りながら、才人が腰を少し引いた。「ぁっ、...
「そら、もう一個ブドウ。今度はちゃんと味わって。
それとつぎ腕を下ろしたら、手を縛っちまうからな」
つぷ、と唇に押しこまれた。少年のひとさし指が、ブドウを...
肉棒への奉仕を仕込まれてきた口がつい反応し、甘えるよう...
(食べさせられながらなんて、こんな、はしたないわ……)
いまでは言われたことはたいてい受け入れられるつもりだっ...
まるで乳児のように扱われている。いや、飲み下すことまで...
その屈辱的な恥ずかしさが、とろ火で煮立てられるような責...
本当は、今すぐにでも肉体の欲求を「満足」させてほしい。
挿入されず秘部に押し付けられているだけではなかった。上...
悩ましい量感のある乳房は執拗に玩弄されているし、わき腹...
子宮をじっくり性感で温められていく。
またしても焦らされているとわかっていても、体の芯から待...
「ん、んんン……」
与えられたナッツを噛み砕きながら、汗ばむ乳肉をねっとり...
布ごと乳首を強めにつままれて、ぷりぷりした肉突起を甘痛...
ほんとうに達する前にじんじんする乳首から指を離され、「...
左右の乳房の横に手をそえられてフルフルと震わされながら...
「食べ終わったらいっぱいしてあげますよ。
こっちだってわざわざ四日も我慢してためてたんですから。...
ぜんぶ詰め込んであげますよ」
「はふ……」
このすぐあとに待つ淫らな責めを通告されて、アンリエッタ...
それはおののきだけでなく熱っぽい何かをはらみ、細くたな...
その間も男の手で揺らされ、さざなみ立たされるきめ細かい...
内部で乳腺が細かく震動しているのかと思うほどで、やるせ...
わずかに盛り上がった乳輪を、肌着の上から指ですりすりと...
少女は嬌声を必死にかみ殺そうとしたが、その赤い肉の実を...
「ふああっ、それもどうかやめて、お乳の先を触らないで!」
「あれをするな、これをするなって言うばかりだよな。ま、い...
乳首をひねられるのは止んだが、また乳房をねちっこく揉み...
男の手の力強さを確認させられるような揉まれ方で、才人の...
そのたびに少女の乳肉の中で疼痛がおこり、それが淫らな火...
餌を与えられるように食事を世話されていきながら、上気し...
…………………………
…………自分の手を使うことを許されないまま、「夕食」が進む。
才人が食堂から取ってきた夕食は、空きっ腹をなだめる程度...
才人がさわさわ撫でるくらいの、少女を達させないように注...
そうしながら、すっかり楕円形に愛液の染みをつくったショ...
ベッドに組み敷かれたアンリエッタの体は、熱を増していく...
すっかり張りつめた乳肌の横を指でくすぐられながら、少女...
(はやく終わって、はやく……)
焦燥感が身をあぶる。終わったらしてもらえる、という思い...
食べながらするのははしたない、という一念だけで我慢して...
これは明らかに、夕方の淫らな遊戯の続きだった。
あのとき肘かけ椅子の上で口唇愛撫されて一度だけ味わわせ...
ひたすら耐え続けるアンリエッタは、高々とさしあげた手で...
ぷるぷると紅潮した肌が震えていた。
「これで終わりですよ」
そう言いながら才人が、水差しをとって自分の口にふくんだ...
覆いかぶさって、少女に口移しで与えてくる。
おとなしく唇を開いて重ね合わせ、アンリエッタは与えられ...
たちまち口内に爽やかな刺激が満ちる。が、それだけではな...
「んむ――」
アンリエッタがのどを鳴らしてレモン水を飲み下しても、才...
くぐもったうめきをもらした少女の舌とからみあわせて、陵...
同時に男の両手が、ばんざいの格好を取った少女のなめらか...
「んむっ、んうー! んむン、んんん!」
煮えた悲鳴が、才人と重ねた口のなかではじける。その声さ...
さらに、またも腰を押し付けられる。ぐりぐりと秘部を圧迫...
恥部と露出したわきを責められながらの深い口づけの中で、...
その瞬間に、さっと才人の腰が引かれ、キスも離れた。
絶頂の寸前で解放され、アンリエッタの硬直しかけていた体...
突き出して震える舌と舌の先を、唾液の銀の糸がつないでい...
「はぁ……ぁっ……」
「いまのって、限界突破しかけたんだろ? ちょっと強めにキ...
そこまで焦らしてたつもりはねえんだけどな。やっぱり今夜...
あ、ちょ、ちょっと……」
唇を離して白々しく言った才人が、直後にあわてた声をあげ...
ひくんとアンリエッタの両脚が上がって、少年の腰に下から...
すべやかな美脚を少年の体にまわし、きゅっと引き寄せなが...
「もうしてくださってかまいませぬ、ですからはやくしてえっ...
焦らされすぎて余裕を完全になくした声だった。潤みきって...
先ほどまでは焦らし責めで情欲をぎりぎりまで高めつつも、...
けれど今はもう「してもいい」。そう認識したとたん、今し...
「お、おい、待ってってば、すぐ挿れて最初の一発目を出すつ...
うわ、こ、こらぁっ、こすりつけるなっ」
肌に張りのある若々しい太ももが、腰までまくれあがったベ...
そして煮込まれてきた少女の腰が、下着ごしとはいえ秘肉を...
数日感ちゃんと抱いてもらえず焦らされたことで、「ちゃん...
痴女のように男を美脚で巻きしめ、下から腰を揺する。濡れ...
快美感が股間から流れ込んできて、甘ったるく理性を溶かさ...
アンリエッタはただ無我夢中なだけだったが、その動きはは...
レースの下着に覆われたプリュプリュした柔らかな肉に、肉...
なんとか制止しようとする少年の声がせっぱつまる。
「姫さまやめろってば、今してやるからっ、こすられたら出ち...
こっちだって四日間我慢して、うっ、くぅ……!」
ぴゅるっと先走りが鈴口からあふれ、精子を充填した陰のう...
「ああ、くそ、もうっ! だめだ、俺ももう出るっ」
やけになった声をあげて、才人は腰を自分から強く押し付け...
血管を浮かせたがちがちの肉棒が、下着に浮く大陰唇の縦筋...
その熱い湿りを楽しむように、男の肉がずりずりと前後して...
こすりたてられて布の下でクリトリスの包皮がずりおろされ...
あまりの劇感に、今度はアンリエッタが制止の叫びをあげた。
「ひあああああッ、ちょ、ちょっと待って、
それっ、激しすぎますから――お豆が直接こすれておりますぅ...
「待ってって、さっきはあんなおねだりしたくせに! くうう...
聞く耳を持ってもらえず、薄布を押しあげて甘く勃起するク...
崖ぎわまで来ていたアンリエッタの性感がたちまちに昂揚し...
「もうっ、こんなぁ、ふああっ、あああっ、だめえ、
んん、んんんんーっ、イっ、んっ、イきます、うあああ――あ...
脚で才人の腰を強く巻きしめ、双の腕でも少年の首をぎゅう...
秘部がジンジンと痺れ、ベビードール裏地にこすれる両乳首...
ほとんどそれに合わせるように、アンリエッタの恥丘の上で...
優艶なレースのショーツが、特濃の白濁で汚されていく。
…………目くらむ一時が去った後、余韻と気だるい熱が、抱き合...
沈黙が少々気まずかった。アンリエッタは、少年の腰にから...
無言のまま自分にのしかかっている才人の首筋に、恥ずかし...
(わたくしったら何ということを……)
食べさせられながら求めるのははしたないと思って我慢した...
脚をからめて腰まですりつけて、自分からせがんだのである...
それでも、ほう、と艶やかなため息をもらしてしまう。
頭が煮えるほど恥ずかしい姿を少年に見せてしまうことには...
どれだけ淫らな、どうしようもない女になっても、この人に...
けれど責め手の少年は、その甘い気分に長く浸らせてはくれ...
才人は抱きしめてくる腕を振りほどくように上体を起こして...
アンリエッタのまくれあがったベビードールのすそに。
「サ、サイト殿、何を」
「パンツ脱がせますよ。腰上げて」
べっとりと精液で汚れたショーツの両横、腰骨のあたりに手...
アンリエッタに脚をそろえさせて腰を浮かせると、少年はゆ...
非常にゆっくりと脱がされることで羞恥心を刺激され、つい...
が、そこで才人の手が止まり、「隠すなよ」と感情の読み取...
ショーツはまだ艶麗な太ももの半ばまでしか引き下ろされて...
「……姫さま、お豆を自分でしっかり剥いたままにしといて。お...
思いっきりイきたいんでしょう?」
「……っ」
命令に新たな羞恥がこみあげ、アンリエッタは恥丘を押さえ...
しばしためらった後、けっきょく彼女の手はそろそろと動き...
さらに言われるまま尻を締めて腰を浮かせ、恥丘を突き上げ...
赤剥けした快楽器官を指でつままれて、脳裏でバチッと電光...
クリトリスを撫ぜる指はなぜかヌルヌルとした感触で、周囲...
「ひいいいいぃ!!?」
アンリエッタのうわずった悲鳴があがった。
ヤスリ状の猫の舌で、敏感な粘膜を舐められているような鮮...
いつのまに傍らのシーツの下からでも取り出したのか、才人...
「サ、サイト殿、わたくしに何をしたのっ!?」
「いや、ちょっと町で買ってきたえっち用の新しいのを塗って...
「ばかぁ! これ、刺激物入りではありませんか!」
「そういや店の人が、ミントとか胡椒とかが入ってると言って...
ほーら、つまんでクニクニっと……まだしてねえってばさ、そ...
「だめっ、いくらなんでもこれはだめ!」
また恥丘を両手で隠し、涙目で声を高くして拒否する。
クリトリスは、この前までアヌスを躾けられながらさんざん...
まして夕方に椅子のうえで唇で優しくついばまれ、時間をか...
口唇愛撫や軽く触れられる程度ならいいのだが、情け容赦も...
そこに刺激薬入りのクリームを塗られて、さらに過敏にされ...
確かに体のうずきはどうにかしてほしかったが、限度を超え...
「塗り薬なんていやよ、普通がいいですのに……」
体を火照らせつつも、本気で怯えた声が出てしまう。
才人が片頬をゆがませた笑みを見せ、嗜虐的な命令を下して...
「されたくないんだったら、自分でそこをいじれよ。
……自分でもしないって言うんならそれでもいいんだぜ。さっ...
ここを俺の手で、今からずうっと一晩中クニクニいじっとこ...
後のことを考えれば、ここで屈してはいけなかったかもしれ...
それでもこのときの少女には、言われるまま自分でする以外...
…………………………
………………
……
くちゅっ、くちゅっ、くちゅっ、くちゅ……と、小刻みに一定...
座った才人に背をむけてまたがり、尻を下ろして、アンリエ...
要するに背面座位である。そして、自分で腰を動かさせられ...
「……はっ、……あふっ、あん、……ひぃ……っ、ふ……!」
白い細やかな指は自分の股にもぐりこみ、結合部の上で丁寧...
そうやって自分で愛撫しているとたまらなくなり、アンリエ...
後ろに腰を押し付けながらくなくなと揺すり、みっちり肉の...
上気してうすく薔薇色に染まった尻を揺すりたて、快楽にふ...
後ろから抱っこされるような体位で少年に抱かれ、ぷるんと...
ベッドに脚をなげだしてそんな情熱的な奉仕を受けている才...
「動きがやらしーなぁ」
「……あなたが、あなたが動けとおっしゃったのですっ……
あふ、わたくしのせいじゃないわ……こんなの、どうしようも...
「せいじゃないって、そんな夢中でお尻ゆすゆすさせてるくせ...
ちょっと手伝ってやるよ」
そう宣言すると、才人が腰を微妙に突き上げはじめた。子宮...
それほど強い動きではないが、男のほうからの抽送を受けた...
「あうっ、ぁぁっ、う、動かれてはぁ……!」
「アンが自分でちゃんとしないなら、俺のほうからするって言...
またおっぱい揉んでやろうか」
才人が手を上げて、少女のわきのほうから、ベビードールの...
布地の下で、上気して薄い桜色になりつつある白い乳房をこ...
「だめっ、うぅん、だめ、あああっ……あふっ、お乳……ぃ」
絶頂に向けて震えだした少女を優しく導くように、才人の手...
同時に女の肉を馴染ませるような抽送を、下から肉棒がもた...
ぷりぷりの乳首肉を指の間にはさまれ、くにくに揉みつぶす...
「お乳、おちちきもちいい、ぅぅん、気をやりそう、ふぅっ、...
静かに官能が灼け、たまらず報告の言葉をつむぐ。
前にうつむいて背中を丸め、絶頂の中でも乳肉を愛撫される...
ベビードールにもぐりこんできた男の手に、ピンク色の乳頭...
責めも官能の高まりも一段落ついてから、ようやくアンリエ...
「姫さま、今夜はとくに体の反応がいいみたいだけど、それに...
調子に乗ってあんなにお豆、自分でクニクニいじりまわしち...
陶然と弛緩した表情を、青い瞳に悔しげな色を浮かべること...
「これだってあなたがさせているのに……指を止めるなと……ンン…...
白大理石の細工物のような繊麗な指の下では、クリームを塗...
妖美な肉の粒は最大限に膨れあがってジンジンと熱を持ち、...
触れば触ったで、その器官が生みだす脳まで痺れる感覚に惑...
まして挿入された最初のときから、才人はまたも焦らすよう...
先ほどクリームを塗られたあと、まずショーツを完全にはぎ...
そして膣口に亀頭を噛ませるようにして、浅く浅く犯された。
ときおり不意打ちでずるっと奥まで入ってこられるほかは、...
絶頂を簡単に与えてもらえないことにたまりかねて、自分の...
最初のうちはこっそり「触れているふり」であまりクリトリ...
そのあとも相変わらず男から薄い官能しか与えてもらえない...
自我をうしなわず楽しむに都合のいい快楽のレベルと、肉体...
要は、欲情しきった肉体の自制がきかなくなり、挿入された...
そしてわかりにくかったが、才人の挿入の深度はゆっくり、...
アンリエッタは途中でそれに気づいたが、そのころにはもう...
体位が変わって肉棒の上に座らされ、今度はクリトリスをい...
今となっては思惑に乗せられたまま、艶っぽい表情と甘い声...
「わたくしに、どこまで恥をかかせようとなさるの……」
「どこまでも何も、そっちが勝手に乱れるんだろ。俺は優しく...
そう言うと、才人は小刻みに腰を突き上げるのを続行してき...
たちまち、少女は嬌声以外のほとんどの言葉を封じられてし...
「あ、あ、……あっ、ふぁあああぁ」
子宮口をトントンと小突かれ、最奥の膣肉を張りだしたカリ...
胎内からほだされ、肉体も心も“女”のすべてが悦びにざわめ...
たちまち性感をもとの絶頂に近い高みまで押し上げられる。...
気がつくと、少女の腰は中断された快楽を追いかけて、ゆる...
間際まで追い込まれれば、牝の反応を高められた体がほとん...
何度も繰り返された流れに、アンリエッタは恥じらって鳴く。
「また、またこれなのですか……こんなことをいつまで続けるの...
「じゃあやっぱり、もっと激しくされるほうがいい?」
アンリエッタの繊美な胴を抱きしめていた才人の両手が、わ...
あわてて結合部の上側でひくつくクリトリスを手で隠し、震...
「あ、あまり強くされるのも嫌です、丁度いいくらいにしてい...
「と言ったって、そっちの『丁度いいくらい』は範囲が狭いん...
優しい刺激だったら『焦らさないで』ってせっつくし、ちょ...
何度も簡単にイける体で、なにが不満なんだか。だいたい、...
ちょっと不公平じゃねえ?」
そう返してきた才人が、思いついたとばかりに目を輝かせた。
「そうだ、今からは同じ数だけイかせあおうぜ。それでこそ対...
どっちかが余計にイったままで終わったなら、そのぶん相手...
狼狽の汗が少女の背筋を伝わる。
同じ数だけ。そんなことができるわけがない。
いつも才人が一回射精するまでに、少女の体は何度も絶頂に...
「でも……むりですわ、わたくし、そんなのは……」
「そりゃ最初は無理かもな、こらえ性のない体だもんな。
でも無理でもなんでもやってもらいますから。きっとそのう...
それまでは『借金』がたまってるみたいなもんかな」
一方的に通告すると、才人はアンリエッタの腹にまわした腕...
中腰でお尻を後ろに突き出すようにして結合していた体勢か...
体重がまともに下にかかり、蜜壺に根元まで肉棒が沈み、亀...
「〜〜っっ……」
アンリエッタの瞳が潤み濁り、肉のくさびを深々と受け入れ...
「こっち向いてくださいよ、キスしてあげますから」
ちゅっと頬に軽いキスをされ、少女はつい愛戯の誘惑に負け...
言葉通りに、才人が唇を重ねてくる。
肉に耽溺させられて朦朧とした瞳が、じわりと甘える色を帯...
「ちゅむ……ぢゅ……俺の言ったこと、わかったよな?
公平に同じ回数イクのなんて簡単ですよ、俺が出すのに合わ...
「あむ、ん、わかったかなどとぉ、言われても……
はぷっ、あん、ちゅ、ぁむン……」
唾液を飲まされ、舌を吸われる深いキス。
その合間合間にささやかれ、抱きしめられた腰を返事をせま...
脳裏がさらにぼんやりして、思索をめぐらせることもできな...
これでは駄目と感じて顔をそむけても、才人の口での愛撫は...
細いうなじをぺろりと舐め上げられて、生え際の産毛がぞわ...
「これちょっと脱がせときますよ」と声をかけられた。
そのことを少し遅れておぼろに知覚したとき、すでに彼の口...
うなじの紐がほどけるとすぐ、アンリエッタの胸部を覆うベ...
双の乳房が、ふるんと夜気の中にあらわになる。艶美な白い...
こういうことをしながら男の手で脱がされるのは、すでに愛...
体にまとう布を少しずつはぎとられていくことが、心まで裸...
背中のリボン紐はほどかず残したまま、才人が耳をくすぐる...
「俺は二人で一緒にイけるほうがいいですよ。
それなのに、姫さまは一人だけさっさと気持ちよくなるほう...
ちょっとの我慢もしてくれないわけだ」
「そんな、そういうわけでは……
……ぁふっ……おなかの奥……奥ばかりぃ……ふぅっ……トントンって...
背後からささやかれつつ、丁寧に小刻みに、一定のリズムで...
才人があらためて胸の前に回してきた手で、両の乳をタプン...
温かくなめらかな肉房を、しこりきった先端に向けて搾るよ...
「ぁん、いや、お乳、またなのぉ……ン……
あ、……それはいやぁ……お乳の先をさわらないで……、……ひぃ……」
眉を下げ紅潮した切なげな顔で、アンリエッタは耐えかねる...
少年のひざの上で優しい責めに甘いあえぎをもらし、細めた...
「姫さま、そんなに一緒にイクのは嫌?」
「嫌だなんてぇ……うぁん、ですから、そういうことでは……ああ、
ひんん、ひいっ」
「ちょっとだけ我慢して、タイミング合わせるくらいの努力も...
ぷくっと膨らんだ乳頭をこりこりと指で潰され、いっしょに...
両乳首をつまみしごかれながら耳たぶを甘く噛まれると、少...
切ない官能の熾火にあぶられて、ついにぽろっと言ってしま...
「ど、努力くらいなら、いたしますけれど……」
「よし、約束ですよ。俺が出すまでに勝手にイったら駄目です...
言質をとったとばかりに才人が背後でそう念を押し、優しく...
アンリエッタの「努力する」という曖昧な返答は、あっとい...
…………………………
……無理があることは、わかっていた。
まだ時間はそれほど経っていない。それなのに、アンリエッ...
懇願まじりのあえぎさえも、沸騰しそうに熱い。
「はやくして、サイト殿、はやく出してください……!
わたくし、もうすぐだめになりますから、はやくぅっ……!」
いまは蜜壺以外の部位への刺激はほとんどない。組み合わせ...
呪わしく充血したクリトリスは、早いうちに触れなくなった...
片腕をつかまれて上げさせられ、わきを舐められたときは、...
本来は好きなキスさえも拒んで、どうにか絶頂をこらえてい...
そこまでしてもなお、「もう駄目」なのだった。
背後から密着されて抱きしめられて、子宮を優しく小突かれ...
男の腕の中で、半分剥かれたベビードールと灯火に映える玉...
(あなたが終わるまで、わたくしは耐えなければならないのに……
それなのに、なんでいつまでもゆっくり動くの!)
いまでは子宮近くに精液を出されれば、体がひとりでに呼応...
だから才人が射精さえすれば必ず「一緒に気をやる」ことが...
「まだイったら駄目ですよ、我慢して。次は一緒にイこうって...
「がんばっております……くっ……あふっ、ですから今のうちにと...
ひあ!?」
語尾がはねあがったのは、いきなり少年の舌がヌルリと耳の...
一瞬体がおののき凍り、それから惑乱の声をあげて、逃げる...
執拗にヌルヌルと耳を犯されて脳が煮えかけ、焦って叫ぶ。
「禁止します、それも禁止します! ひんん、
いっ、いっしょにとおっしゃったのはあなたですわ、嬲って...
んんんんっ、……んっ!? やっ、だめ、ん、とまってっ、ん、...
アンリエッタは自分の手の甲を強く咬んだ。
目をかたくつぶって白いのどをくんっとそらし、きりきりと...
「イきそうになってます? 我慢してる顔ってなんだかいいな...
耳から舌を抜いた少年の憎たらしい批評の声さえ、気にする...
背をそらしたため突き出される形になった乳房が、しこった...
……寄せては返す高まりの波は、さいわいにしてあと少しのと...
だというのに、かろうじて息をついた瞬間、ずんっと下から...
「ひやあああっ!?」
それまでと違ってやや強めの動きに、子宮がはねた気がした...
そこへ加えて、ゆるやかだった下からの抽送がグチュグチュ...
「なっ、なぁッ、何をなさるのっ、やめて、やっと我慢できた...
数瞬前まではもどかしく思っていたはずだが、今ここで強め...
押しとどめたはずの性感が、取り返しのつかないところまで...
「だって、早く出してほしいんだろ?
俺もそろそろ出そうになってきてるので、このまま出しちゃ...
あとすこしですからもうちょっと頑張って」
腕の中でくねるアンリエッタの半裸の体を、逃がすまいとす...
彼は悶える少女の耳元に、再度口を寄せてくる。
「さっきは『はやくはやく』なんて連呼してましたね。そんな...
まあ、中で出されるの好きですからね、奥で射精されるとき...
犬みたいに後ろからして精液出してやると、イキながら自分...
少年の粘っこいささやき声を構成する、温かい息と低い音程...
「約束したとおり、もうすぐ中にいっぱいびゅーびゅーってご...
ドクドク流れこんで、ねっとり濃くて熱くて……」
「よして、うううっ、言わなくてよろしいのですっ!!」
「『言うな』ってより『想像させるな』、なんだよな?
さっきまたビクンっておま○こ締まったぞ。奥のほうで子宮が...
こってりした濃いのを、子宮口にびちゃびちゃぶっかけられ...
「ちが、や、いやあ、あああああっ、だめ、だめ、いや、とめ...
確かに想像させられてしまっていた。
口でうけとめたときの精液の味、胎内でしぶくときの熱、雄...
絶頂の半歩前で必死にふみとどまっているというのに、才人...
「すぐだからな……子宮がトプンと揺れるくらいに、いっぱい白...
いままでどんなふうに注がれてイッてきたのか覚えてるよな...
ベビードールの上から才人の手のひらに、すべらかな下腹を...
子宮を下腹ごしに押さえられて、淫らな記憶があふれだす。
正常位で口づけされながら与えられたとき。騎乗位で両乳を...
側位でグシュグシュとかき回され、いつもと違う角度に身も...
それらの記憶のひとつひとつが呼び覚まされるたび、しばら...
「……おい? 俺もあとちょっとなんですよ。
一緒にイくって約束したのに、何やってんだよ? この期に...
「ごめんなさい、ごめんなさい、がまんできませぬ、もうほん...
愛欲の高まりからくる汗が流れて、きめ細かい雪肌が艶やか...
汗に濡れた乳首と、クリームを塗られて燃えそうなクリトリ...
蜜壺が痙攣しつつ入り口から段階的に締まりはじめて、食い...
「イく、っ、んんんんんン……っ!」
絶頂に達した女の肉のなかで、肉棒が最大限のもてなしを受...
亀頭周囲の落ち窪んだ部分、張り出したカリの段差まで膣壁...
女の柔肉が男根を放さないとばかりに密着抱擁し、にゅぐに...
このとき才人は少女を背後から抱きながら、ひそかに頬の内...
じつのところ彼は、相当な努力をついやして何度も射精をこ...
彼の腕のなかで、我慢した末の絶頂に長く甘い叫びをもらし...
ややあってアンリエッタの艶声も切れ、総身の痙攣も下火に...
「ったく、ちょっとくらい我慢できねーのかよ」
「ぅあ……ひ……そんな……いえ、ごめ、ごめんなさい……もうしわけ...
でも……こんらのは、むりですわ……」
呆然としつつもアンリエッタは涙を浮かべた瞳をまたたかせ...
底意地の悪そうな表情で、才人が「いいや」と首をふる。
射精を我慢していたことなどおくびにも出していない彼は、...
「ベッドから下りて床に這ってください」
「え……?」
「聞こえませんでしたか? お仕置きしますから」
アンリエッタの茫洋としていた瞳の焦点が、それを聞いてき...
彼女は抗議しようとして口を開け、それから閉じて沈黙する。
何度も才人に「まだイくな」と叱咤され、鳴きながら我慢し...
納得いかない部分は多々あるが、負い目はいちおう負い目で...
それに忘れかけていたが「離宮滞在の間は言うことを聞く」...
やむをえず彼女は優美な猫のように四つんばいで動き、柔ら...
才人が背後に下りてくる気配がした。
(床へ下ろされて、後ろから抱かれる……)
その事実の認識に、アンリエッタの耳たぶが真っ赤になる。
恥辱と屈辱が心にべっとりへばりつき、四つんばいの美少女...
結合部に落ちかかっていたベビードールの裾をあらためてま...
白く柔艶な牝尻を、包皮を剥かれる肉豆のごとくにゅるんと...
「ぁ…………」
少女のぴくっとした反応をよそに肉棒が進む。
ふっくらした大陰唇を亀頭で分け、その先の小陰唇をカリで...
「ぁ……ぁ……」
「姫さま、こっちの足を上げてベッドに乗せて」
しかも、少年がアンリエッタの片脚に手をかけ、大きく上げ...
アンリエッタは両手と片脚のひざをじゅうたんにつき、横の...
犬が放尿するときのような体勢に、目まいがしそうな恥ずか...
――「一緒にイこう」などと言ってきた最初から、才人はこう...
けれど貫かれた少女の口から出るのは、もう怒りの声ではな...
「おねがい……あまり激しくしないでくださいまし……」
「あれ、変だな。夕方には『抱いて』と聞こえたし、ここでご...
あんなにいやらしくおねだりしといて、『激しくするな』と...
「あ、あれだけ焦らしておいて……いえ、なんでもありませぬ、
ただあなたは、ときにわたくしの限度を無視しますからそれ...
先ほども言いましたけれど、できることならほどよく加減し...
アンリエッタの声がいきなりせっぱ詰まったものになった。
少年の指に、クリトリスをキュッとつままれたのである。
才人が犬這いの少女のうるみきった女性器を貫きながら、結...
「ぁひいいいッ、だめ、待ってっ、待ってえ、それはいちばん...
それにわたくしが触ればあなたは触らないって言ったのに!」
「そりゃちょっと前までの話ですんで」
「そんなっ、いやあ、離してっ、卑怯です、嘘つきは嫌いだわ、
――それっ、それいやぁ! か、皮を剥かないでえっ」
戻ってしまっていた包皮をあらためて根元までずり下ろされ...
刺激薬入りのクリームを塗られ、自分でいじらされていた肉...
その性感神経の密集した粘膜器官を、今度は加減できる自分...
骨盤に痺れが走り、脊椎にそって優美な背にわななきが駆け...
「『ほどよく加減しろ』ねえ? これがお仕置きだってわかっ...
俺、姫さまに置いてけぼりにされて、さっきイキそこねたん...
「謝りましたわ、謝ったでしょう、ひうぅぅっ、だからつまま...
やめぇ、やめなさ、あんんんッ! つ、つまんだまま動きだ...
「動かないで、じゃないだろ。
アンはいま、ち○ぽしごきのための道具なんだから、俺が満足...
お肉の穴しっかり締めてち○ぽ搾れよ」
「おどうぐ……ひっ、ひどいっ、ひぃん、ああうッ、
そんなぁ、そんなものになりたくありませぬっ」
「いいや、お道具ですよ。
いっしょにイくまで我慢することもできない、簡単に自分だ...
そうだろ? 言えよほら、言いやすくなるよう、このままず...
「ひいいいいいっ!! それはだめ、おまめコリコリするのは...
必死に閉じようとする体の快楽水栓をむりやり全開にされ、...
「んー……姫さまのお豆こんなに膨れちゃって、えっちな汁でや...
ほらほら、恥ずかしく勃起した牝ちんちんが気持ちいいかよ...
刺激クリームと愛液でぬめった肉豆を、指にヌルヌルとつま...
充血した肉の粒が受け取るあまりの劇悦に、女体が激しくく...
「止めて、止めてぇっ、んんんっ…………ひぐ、止めてくださいま...
『わたくしのぉ、おまん、おま○こぉ、あなたのお道具っ、お...
髪を振り乱して、さきほど少年が言った言葉を反復していく...
いちばん怖れていたように、容赦なく嬲られはじめていた。...
性感を甘やかして育てられてから、一転して無残に嬲られる...
「『あなたのおちんちん搾りますっ、おま○こ締めていっぱい搾...
いっ、言いましたわ、気をやらせないれぇっ……――いやぁ! ...
舌をもつれさせながら、自分をおとしめる恥辱の言葉を吐い...
それなのに、変則的な後背位での交合が、やむどころかます...
「ひいいっ、恨むぅ、うらむわ、うらみますからぁっ!」
「これはお仕置きかねて、簡単にイっちゃうのを克服するため...
矯正するのを手伝ってやるから、反省しつつがんばって直せ...
「むりっ、いやあああッ、がんばっておりまひゅ、あうっ、が...
でもむりなの、我慢れきませぬっ、どれだけがんばっても無...
今からが本番とばかりの過激な床での責めに、ベッドで長々...
頭の裏で白い火花が連続して弾け、優美な身をよじるたび汗...
甘く泣き狂うアンリエッタの頭が、唐突にガクンとのけぞっ...
「むりです、むりですっ、いくぅっ、ふぁんん、イクイクっ、
――ううあああああっ、イクううううっ!!」
絶頂の叫びのなかで蜜壺がきゅーっと締まって、男のものを...
動かずとも油断すれば一瞬で達しかねない絞り上げに、才人...
「今夜もそろそろ素直になるころかな。
なんだかんだ言うけど、こうやって無理やりイかされるのが...
問いかけられながら、うなじに続き背中でも、ベビードール...
「あああっ、ひくっ、ひっ、ひいっ……しゅきれは、すきではあ...
「でもこの体は、好きって言ってるみたいだぞ。
皮むいた牝ちんちんつまんでクニクニシコシコしといてやる...
「あうっ、イク、イクぅ、すきじゃないのぉ、イクうぅぅっ」
「またイった? どんどん『借金』ばっか増えていきますね。...
んっ、すごく締めますね、お豆いじってると……俺ももう二回...
アンリエッタの答えを待たず、才人が腰をいっそう振りたて...
淫叫をほとばしらせる少女の膣肉を利用して、あとはこのま...
少女の肉体が、真っ白な奔流にのみこまれて狂乱する。
「うあああぁぁっ、感じすぎるうっ、いや、こんなのはいやあ...
もどらないのっ、イクのがおわらないいっ!」
絶頂させられた後も蜜壺をグシュグシュと肉棒でかきまわさ...
荒れ狂う性感の海で、女体を完全に波に乗せられてしまって...
絶頂癖のついた肉が、落ち着きどころを与えてもらえず痙攣...
「ほんと連続してされるの大好きな体ですね。じゃ、あとはこ...
……あれ? 姫さま、これ……」
才人が目を丸くする。クリトリスをつまんだ少年の手が、結...
快楽の極みにある少女が、悶えながら潮液を漏らしたのであ...
苛烈な性感をぶちこまれる肉体が官能に狂ったか、あるいは...
最初こそ驚いたもののすぐに状況を理解した才人が、責めの...
「……あはは、またこんなにお潮ためちゃってたんだな?
しょうがねえなあ、全部ピュッピュッ出してすっきりしちま...
牝ちんちん指でクニクニしながら、おま○こやお尻をち○ぽで...
「やめへぇ! ひとでなしぃぃっ、指をもう使わないでえっ、
イクっ、いやです、恥ずかひいのぉっ、いくうっ、おもらし...
発作を起こしたような絶頂に、淫らな白い獣となって身をく...
犬のように四つんばいで片足を上げさせられた破廉恥な格好...
この激悦は耐えられるようなものではなかった。官能の程度...
しかも、才人の抽送はますます速まっていく。
男の最後の瞬間に向けての性運動で、子宮を突き上げられ、...
「そろそろ、ん、出るっ……!」
才人のうめきとともに、肉棒が精液をうち出した。
子宮口のふくらみに密着した鈴口が開き、奔騰するような勢...
濃く重い官能の衝撃に、アンリエッタの感覚世界が強烈に弾...
「あぁああっ! いくう、いくうううっ、あああああああああ...
――いやあああああっ! くふッ、お豆もイくっ、もう止めて...
クリトリスをくりゅくりゅとひねられながら、ドクドクと女...
その濃い精液を数日振りに飲まされる子宮が、ビクビクはね...
「ああッ……はあっ、あああ……あーっ、うああぁぁ……っ」
強烈すぎる快楽に腰がくだけているのに、固定するように肉...
精液を噴きだす肉棒でねちっこく奥を小突かれて、半裸の体...
片足を上げて貫かれた股間から、量の減ってきた潮をピュッ...
「しみる、ひぐっ、奥にぃ……しみてきまふ……ぅあ……あ……
……またイッ……イって、おりますぅ…………ぁぁぁぁ……」
じゅうたんに爪をたてて、凄艶に髪をほつれさせて舌をこぼ...
才人が後ろから潮にまみれた手を伸ばし、半開きの唇に指を...
半ば放心したままその指をねぶらされながら、自分が壊れた...
最後は半ば犯されるという表現に近い、強引な抱かれ方だっ...
いつもこういう抱かれ方のときはどこまで抵抗すればいいの...
――与えられる前は恐怖をおぼえ、最中は本気で逃れたいと思...
「……ぁ……」
突っ張って体重を支えていた肘がかくんと折れて、くたくた...
闇に沈むようにアンリエッタの視界が暗転していく。
今夜は意識はぶつりといっぺんに切れるのではなく、官能の...
もっとも彼女が思っていたのと違い、夜はまだ途切れていな...
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後編2に続き...
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退廃と哀歓の休暇〈下〉・後編1 ボルボX氏
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離宮の典雅な庭はそのむかし、名をはせた建築家に王家が依...
アンリエッタの泊まる寝室が、夏の夜にしては涼しいのも、...
その涼気ある青みがかった闇を、淡いランプの光がそっと遠...
透ける夜着をまとった優美な少女が、艶っぽく光る唇にビス...
アンリエッタはあお向けに組み敷かれ、ばんざいをするよう...
「腕を下ろしちゃだめですよ」と才人に命じられているので...
「思ったとおり似合ってますよ、その格好。綺麗でいやらしく...
自分は裸でのしかかりながら、直截的な批評を才人が降らせ...
「夕食」をとらされているアンリエッタは、彼の真下で恥じ...
やがて、少年の「よし」という許可とともに飲み下す。
宵闇のなか、ベッド枕元のランプのおぼろな輝きが、才人に...
白い裸をくるむのはベビードールの夜着であり、可憐な耳朶...
ランプの隣には、庭師が手折ってきたレモンの花が、枝ごと...
少女がつけた耳飾りの装飾もまた、ガラス細工のレモンの花――
――その白い花をかたどった細工が、ツリガネソウ型のランプ...
彼女がいま身につけているホルターネックのベビードールは...
艶美な体の線がほとんど透視できるデザインになっていて、...
そのレースの入った透ける淡いピンク色の薄布は、うなじと...
覆っているのは主に前面で、肩は完全に露出し、背中にも大...
背後から見れば、まず首の後ろで蝶結びされたリボンの首紐...
背面は大胆なV字カットで、腰の上まで裸の背がさらけだされ...
若い素肌のなめらかさと白さが見るものの声を呑ませる。さ...
けれどこの夜着をまとった上半身は、やはり前から見たとき...
この優雅な、桃色の霞のドレスに似たベビードールの上体で...
乳輪の淡い桜色さえも隠せない極薄の布は、そこから光のカ...
若々しく肉の薄い腹部と、そこにおさまったつつましやかな...
下半身は、前後どちらからも淫麗な眺めだった。
ベビードールのすそは、丈が太ももに届く程度と短く、かろ...
腰骨の上の両横腹まですっと伸びた脚の線。それが形づくる...
弾みそうなほどみずみずしく実って成熟しつつある桃尻は、...
夜のベッドの上で男性の情欲をあおりたてるのに、これ以上...
だがいたたまれなさそうにしているアンリエッタは、この格...
今日、才人が街で買ってきたこのベビードールは、たしかに...
羽衣のように軽く、肌触りもきわめて柔らかく、着心地が非...
また、普段から召使らに身の回りをゆだねている王族ゆえに...
少なくとも猫コスチュームだの首輪に犬耳だのの格好をさせ...
アンリエッタが消え入りたさを感じるのは、この体勢で「夕...
「ぁぅ……ふ……」
上半身に体重をかけないようにしてくれてはいるが、男にの...
互いの恥部をすりつけるように、下半身が押し当てられてき...
ショーツに浮いた大陰唇の縦筋にそって、柔らかな女性器に...
ほとんど動かれることはないとはいえ、またしても焦らされ...
その状態で、上の唇では簡単な食事を少年に与えられている。
少年が硬い干しイチジクをすこし噛んでやわらかくし、それ...
ゆるゆるした性感とおなじみの羞恥に頬を真っ赤に染めなが...
ランプを置いた枕元には、水差しや果物が置いてある。
上にのしかかっている才人が、少女の前髪をかきあげてやり...
「今度もしっかり噛み噛みしてからごっくんするんだぞ。
……よし、もういいです」
許しを与えられ、のどを鳴らしてすっかりオートミール状に...
眉を切なく下げてあえいだところで、開いた唇にこんどは皮...
汁気たっぷりの果物の酸味が、こころよく口中にひろがる。
「ぅ……」
唇から離れた才人の指がするる――と、アンリエッタの下唇か...
「んっ」と身を震わせて、うっかり小さなブドウの粒を丸の...
「次はまた果物? それとも飲み物にする?」
「じ……自分で食べられますわ……
……せめて、あの、脚を閉じさせてほしいのですけれど……」
「ん? もっとしっかりおま○こグリグリしてたほうがいい?」
才人の腰がM字に開かされた少女の脚のあいだに、ぐぐっと...
とたんにアンリエッタは小さく叫ぶ。腰にぶるるッとわなな...
それらの明敏な肉の反応にいっさいかまわず、才人がそのま...
手を下ろすなとの言いつけを忘れて、アンリエッタは両手で...
「ひいいッ、ちがっ、そっ、そんなこと言っておりませぬ、腰...
「あ、ごめん」
わざとらしく謝りながら、才人が腰を少し引いた。「ぁっ、...
「そら、もう一個ブドウ。今度はちゃんと味わって。
それとつぎ腕を下ろしたら、手を縛っちまうからな」
つぷ、と唇に押しこまれた。少年のひとさし指が、ブドウを...
肉棒への奉仕を仕込まれてきた口がつい反応し、甘えるよう...
(食べさせられながらなんて、こんな、はしたないわ……)
いまでは言われたことはたいてい受け入れられるつもりだっ...
まるで乳児のように扱われている。いや、飲み下すことまで...
その屈辱的な恥ずかしさが、とろ火で煮立てられるような責...
本当は、今すぐにでも肉体の欲求を「満足」させてほしい。
挿入されず秘部に押し付けられているだけではなかった。上...
悩ましい量感のある乳房は執拗に玩弄されているし、わき腹...
子宮をじっくり性感で温められていく。
またしても焦らされているとわかっていても、体の芯から待...
「ん、んんン……」
与えられたナッツを噛み砕きながら、汗ばむ乳肉をねっとり...
布ごと乳首を強めにつままれて、ぷりぷりした肉突起を甘痛...
ほんとうに達する前にじんじんする乳首から指を離され、「...
左右の乳房の横に手をそえられてフルフルと震わされながら...
「食べ終わったらいっぱいしてあげますよ。
こっちだってわざわざ四日も我慢してためてたんですから。...
ぜんぶ詰め込んであげますよ」
「はふ……」
このすぐあとに待つ淫らな責めを通告されて、アンリエッタ...
それはおののきだけでなく熱っぽい何かをはらみ、細くたな...
その間も男の手で揺らされ、さざなみ立たされるきめ細かい...
内部で乳腺が細かく震動しているのかと思うほどで、やるせ...
わずかに盛り上がった乳輪を、肌着の上から指ですりすりと...
少女は嬌声を必死にかみ殺そうとしたが、その赤い肉の実を...
「ふああっ、それもどうかやめて、お乳の先を触らないで!」
「あれをするな、これをするなって言うばかりだよな。ま、い...
乳首をひねられるのは止んだが、また乳房をねちっこく揉み...
男の手の力強さを確認させられるような揉まれ方で、才人の...
そのたびに少女の乳肉の中で疼痛がおこり、それが淫らな火...
餌を与えられるように食事を世話されていきながら、上気し...
…………………………
…………自分の手を使うことを許されないまま、「夕食」が進む。
才人が食堂から取ってきた夕食は、空きっ腹をなだめる程度...
才人がさわさわ撫でるくらいの、少女を達させないように注...
そうしながら、すっかり楕円形に愛液の染みをつくったショ...
ベッドに組み敷かれたアンリエッタの体は、熱を増していく...
すっかり張りつめた乳肌の横を指でくすぐられながら、少女...
(はやく終わって、はやく……)
焦燥感が身をあぶる。終わったらしてもらえる、という思い...
食べながらするのははしたない、という一念だけで我慢して...
これは明らかに、夕方の淫らな遊戯の続きだった。
あのとき肘かけ椅子の上で口唇愛撫されて一度だけ味わわせ...
ひたすら耐え続けるアンリエッタは、高々とさしあげた手で...
ぷるぷると紅潮した肌が震えていた。
「これで終わりですよ」
そう言いながら才人が、水差しをとって自分の口にふくんだ...
覆いかぶさって、少女に口移しで与えてくる。
おとなしく唇を開いて重ね合わせ、アンリエッタは与えられ...
たちまち口内に爽やかな刺激が満ちる。が、それだけではな...
「んむ――」
アンリエッタがのどを鳴らしてレモン水を飲み下しても、才...
くぐもったうめきをもらした少女の舌とからみあわせて、陵...
同時に男の両手が、ばんざいの格好を取った少女のなめらか...
「んむっ、んうー! んむン、んんん!」
煮えた悲鳴が、才人と重ねた口のなかではじける。その声さ...
さらに、またも腰を押し付けられる。ぐりぐりと秘部を圧迫...
恥部と露出したわきを責められながらの深い口づけの中で、...
その瞬間に、さっと才人の腰が引かれ、キスも離れた。
絶頂の寸前で解放され、アンリエッタの硬直しかけていた体...
突き出して震える舌と舌の先を、唾液の銀の糸がつないでい...
「はぁ……ぁっ……」
「いまのって、限界突破しかけたんだろ? ちょっと強めにキ...
そこまで焦らしてたつもりはねえんだけどな。やっぱり今夜...
あ、ちょ、ちょっと……」
唇を離して白々しく言った才人が、直後にあわてた声をあげ...
ひくんとアンリエッタの両脚が上がって、少年の腰に下から...
すべやかな美脚を少年の体にまわし、きゅっと引き寄せなが...
「もうしてくださってかまいませぬ、ですからはやくしてえっ...
焦らされすぎて余裕を完全になくした声だった。潤みきって...
先ほどまでは焦らし責めで情欲をぎりぎりまで高めつつも、...
けれど今はもう「してもいい」。そう認識したとたん、今し...
「お、おい、待ってってば、すぐ挿れて最初の一発目を出すつ...
うわ、こ、こらぁっ、こすりつけるなっ」
肌に張りのある若々しい太ももが、腰までまくれあがったベ...
そして煮込まれてきた少女の腰が、下着ごしとはいえ秘肉を...
数日感ちゃんと抱いてもらえず焦らされたことで、「ちゃん...
痴女のように男を美脚で巻きしめ、下から腰を揺する。濡れ...
快美感が股間から流れ込んできて、甘ったるく理性を溶かさ...
アンリエッタはただ無我夢中なだけだったが、その動きはは...
レースの下着に覆われたプリュプリュした柔らかな肉に、肉...
なんとか制止しようとする少年の声がせっぱつまる。
「姫さまやめろってば、今してやるからっ、こすられたら出ち...
こっちだって四日間我慢して、うっ、くぅ……!」
ぴゅるっと先走りが鈴口からあふれ、精子を充填した陰のう...
「ああ、くそ、もうっ! だめだ、俺ももう出るっ」
やけになった声をあげて、才人は腰を自分から強く押し付け...
血管を浮かせたがちがちの肉棒が、下着に浮く大陰唇の縦筋...
その熱い湿りを楽しむように、男の肉がずりずりと前後して...
こすりたてられて布の下でクリトリスの包皮がずりおろされ...
あまりの劇感に、今度はアンリエッタが制止の叫びをあげた。
「ひあああああッ、ちょ、ちょっと待って、
それっ、激しすぎますから――お豆が直接こすれておりますぅ...
「待ってって、さっきはあんなおねだりしたくせに! くうう...
聞く耳を持ってもらえず、薄布を押しあげて甘く勃起するク...
崖ぎわまで来ていたアンリエッタの性感がたちまちに昂揚し...
「もうっ、こんなぁ、ふああっ、あああっ、だめえ、
んん、んんんんーっ、イっ、んっ、イきます、うあああ――あ...
脚で才人の腰を強く巻きしめ、双の腕でも少年の首をぎゅう...
秘部がジンジンと痺れ、ベビードール裏地にこすれる両乳首...
ほとんどそれに合わせるように、アンリエッタの恥丘の上で...
優艶なレースのショーツが、特濃の白濁で汚されていく。
…………目くらむ一時が去った後、余韻と気だるい熱が、抱き合...
沈黙が少々気まずかった。アンリエッタは、少年の腰にから...
無言のまま自分にのしかかっている才人の首筋に、恥ずかし...
(わたくしったら何ということを……)
食べさせられながら求めるのははしたないと思って我慢した...
脚をからめて腰まですりつけて、自分からせがんだのである...
それでも、ほう、と艶やかなため息をもらしてしまう。
頭が煮えるほど恥ずかしい姿を少年に見せてしまうことには...
どれだけ淫らな、どうしようもない女になっても、この人に...
けれど責め手の少年は、その甘い気分に長く浸らせてはくれ...
才人は抱きしめてくる腕を振りほどくように上体を起こして...
アンリエッタのまくれあがったベビードールのすそに。
「サ、サイト殿、何を」
「パンツ脱がせますよ。腰上げて」
べっとりと精液で汚れたショーツの両横、腰骨のあたりに手...
アンリエッタに脚をそろえさせて腰を浮かせると、少年はゆ...
非常にゆっくりと脱がされることで羞恥心を刺激され、つい...
が、そこで才人の手が止まり、「隠すなよ」と感情の読み取...
ショーツはまだ艶麗な太ももの半ばまでしか引き下ろされて...
「……姫さま、お豆を自分でしっかり剥いたままにしといて。お...
思いっきりイきたいんでしょう?」
「……っ」
命令に新たな羞恥がこみあげ、アンリエッタは恥丘を押さえ...
しばしためらった後、けっきょく彼女の手はそろそろと動き...
さらに言われるまま尻を締めて腰を浮かせ、恥丘を突き上げ...
赤剥けした快楽器官を指でつままれて、脳裏でバチッと電光...
クリトリスを撫ぜる指はなぜかヌルヌルとした感触で、周囲...
「ひいいいいぃ!!?」
アンリエッタのうわずった悲鳴があがった。
ヤスリ状の猫の舌で、敏感な粘膜を舐められているような鮮...
いつのまに傍らのシーツの下からでも取り出したのか、才人...
「サ、サイト殿、わたくしに何をしたのっ!?」
「いや、ちょっと町で買ってきたえっち用の新しいのを塗って...
「ばかぁ! これ、刺激物入りではありませんか!」
「そういや店の人が、ミントとか胡椒とかが入ってると言って...
ほーら、つまんでクニクニっと……まだしてねえってばさ、そ...
「だめっ、いくらなんでもこれはだめ!」
また恥丘を両手で隠し、涙目で声を高くして拒否する。
クリトリスは、この前までアヌスを躾けられながらさんざん...
まして夕方に椅子のうえで唇で優しくついばまれ、時間をか...
口唇愛撫や軽く触れられる程度ならいいのだが、情け容赦も...
そこに刺激薬入りのクリームを塗られて、さらに過敏にされ...
確かに体のうずきはどうにかしてほしかったが、限度を超え...
「塗り薬なんていやよ、普通がいいですのに……」
体を火照らせつつも、本気で怯えた声が出てしまう。
才人が片頬をゆがませた笑みを見せ、嗜虐的な命令を下して...
「されたくないんだったら、自分でそこをいじれよ。
……自分でもしないって言うんならそれでもいいんだぜ。さっ...
ここを俺の手で、今からずうっと一晩中クニクニいじっとこ...
後のことを考えれば、ここで屈してはいけなかったかもしれ...
それでもこのときの少女には、言われるまま自分でする以外...
…………………………
………………
……
くちゅっ、くちゅっ、くちゅっ、くちゅ……と、小刻みに一定...
座った才人に背をむけてまたがり、尻を下ろして、アンリエ...
要するに背面座位である。そして、自分で腰を動かさせられ...
「……はっ、……あふっ、あん、……ひぃ……っ、ふ……!」
白い細やかな指は自分の股にもぐりこみ、結合部の上で丁寧...
そうやって自分で愛撫しているとたまらなくなり、アンリエ...
後ろに腰を押し付けながらくなくなと揺すり、みっちり肉の...
上気してうすく薔薇色に染まった尻を揺すりたて、快楽にふ...
後ろから抱っこされるような体位で少年に抱かれ、ぷるんと...
ベッドに脚をなげだしてそんな情熱的な奉仕を受けている才...
「動きがやらしーなぁ」
「……あなたが、あなたが動けとおっしゃったのですっ……
あふ、わたくしのせいじゃないわ……こんなの、どうしようも...
「せいじゃないって、そんな夢中でお尻ゆすゆすさせてるくせ...
ちょっと手伝ってやるよ」
そう宣言すると、才人が腰を微妙に突き上げはじめた。子宮...
それほど強い動きではないが、男のほうからの抽送を受けた...
「あうっ、ぁぁっ、う、動かれてはぁ……!」
「アンが自分でちゃんとしないなら、俺のほうからするって言...
またおっぱい揉んでやろうか」
才人が手を上げて、少女のわきのほうから、ベビードールの...
布地の下で、上気して薄い桜色になりつつある白い乳房をこ...
「だめっ、うぅん、だめ、あああっ……あふっ、お乳……ぃ」
絶頂に向けて震えだした少女を優しく導くように、才人の手...
同時に女の肉を馴染ませるような抽送を、下から肉棒がもた...
ぷりぷりの乳首肉を指の間にはさまれ、くにくに揉みつぶす...
「お乳、おちちきもちいい、ぅぅん、気をやりそう、ふぅっ、...
静かに官能が灼け、たまらず報告の言葉をつむぐ。
前にうつむいて背中を丸め、絶頂の中でも乳肉を愛撫される...
ベビードールにもぐりこんできた男の手に、ピンク色の乳頭...
責めも官能の高まりも一段落ついてから、ようやくアンリエ...
「姫さま、今夜はとくに体の反応がいいみたいだけど、それに...
調子に乗ってあんなにお豆、自分でクニクニいじりまわしち...
陶然と弛緩した表情を、青い瞳に悔しげな色を浮かべること...
「これだってあなたがさせているのに……指を止めるなと……ンン…...
白大理石の細工物のような繊麗な指の下では、クリームを塗...
妖美な肉の粒は最大限に膨れあがってジンジンと熱を持ち、...
触れば触ったで、その器官が生みだす脳まで痺れる感覚に惑...
まして挿入された最初のときから、才人はまたも焦らすよう...
先ほどクリームを塗られたあと、まずショーツを完全にはぎ...
そして膣口に亀頭を噛ませるようにして、浅く浅く犯された。
ときおり不意打ちでずるっと奥まで入ってこられるほかは、...
絶頂を簡単に与えてもらえないことにたまりかねて、自分の...
最初のうちはこっそり「触れているふり」であまりクリトリ...
そのあとも相変わらず男から薄い官能しか与えてもらえない...
自我をうしなわず楽しむに都合のいい快楽のレベルと、肉体...
要は、欲情しきった肉体の自制がきかなくなり、挿入された...
そしてわかりにくかったが、才人の挿入の深度はゆっくり、...
アンリエッタは途中でそれに気づいたが、そのころにはもう...
体位が変わって肉棒の上に座らされ、今度はクリトリスをい...
今となっては思惑に乗せられたまま、艶っぽい表情と甘い声...
「わたくしに、どこまで恥をかかせようとなさるの……」
「どこまでも何も、そっちが勝手に乱れるんだろ。俺は優しく...
そう言うと、才人は小刻みに腰を突き上げるのを続行してき...
たちまち、少女は嬌声以外のほとんどの言葉を封じられてし...
「あ、あ、……あっ、ふぁあああぁ」
子宮口をトントンと小突かれ、最奥の膣肉を張りだしたカリ...
胎内からほだされ、肉体も心も“女”のすべてが悦びにざわめ...
たちまち性感をもとの絶頂に近い高みまで押し上げられる。...
気がつくと、少女の腰は中断された快楽を追いかけて、ゆる...
間際まで追い込まれれば、牝の反応を高められた体がほとん...
何度も繰り返された流れに、アンリエッタは恥じらって鳴く。
「また、またこれなのですか……こんなことをいつまで続けるの...
「じゃあやっぱり、もっと激しくされるほうがいい?」
アンリエッタの繊美な胴を抱きしめていた才人の両手が、わ...
あわてて結合部の上側でひくつくクリトリスを手で隠し、震...
「あ、あまり強くされるのも嫌です、丁度いいくらいにしてい...
「と言ったって、そっちの『丁度いいくらい』は範囲が狭いん...
優しい刺激だったら『焦らさないで』ってせっつくし、ちょ...
何度も簡単にイける体で、なにが不満なんだか。だいたい、...
ちょっと不公平じゃねえ?」
そう返してきた才人が、思いついたとばかりに目を輝かせた。
「そうだ、今からは同じ数だけイかせあおうぜ。それでこそ対...
どっちかが余計にイったままで終わったなら、そのぶん相手...
狼狽の汗が少女の背筋を伝わる。
同じ数だけ。そんなことができるわけがない。
いつも才人が一回射精するまでに、少女の体は何度も絶頂に...
「でも……むりですわ、わたくし、そんなのは……」
「そりゃ最初は無理かもな、こらえ性のない体だもんな。
でも無理でもなんでもやってもらいますから。きっとそのう...
それまでは『借金』がたまってるみたいなもんかな」
一方的に通告すると、才人はアンリエッタの腹にまわした腕...
中腰でお尻を後ろに突き出すようにして結合していた体勢か...
体重がまともに下にかかり、蜜壺に根元まで肉棒が沈み、亀...
「〜〜っっ……」
アンリエッタの瞳が潤み濁り、肉のくさびを深々と受け入れ...
「こっち向いてくださいよ、キスしてあげますから」
ちゅっと頬に軽いキスをされ、少女はつい愛戯の誘惑に負け...
言葉通りに、才人が唇を重ねてくる。
肉に耽溺させられて朦朧とした瞳が、じわりと甘える色を帯...
「ちゅむ……ぢゅ……俺の言ったこと、わかったよな?
公平に同じ回数イクのなんて簡単ですよ、俺が出すのに合わ...
「あむ、ん、わかったかなどとぉ、言われても……
はぷっ、あん、ちゅ、ぁむン……」
唾液を飲まされ、舌を吸われる深いキス。
その合間合間にささやかれ、抱きしめられた腰を返事をせま...
脳裏がさらにぼんやりして、思索をめぐらせることもできな...
これでは駄目と感じて顔をそむけても、才人の口での愛撫は...
細いうなじをぺろりと舐め上げられて、生え際の産毛がぞわ...
「これちょっと脱がせときますよ」と声をかけられた。
そのことを少し遅れておぼろに知覚したとき、すでに彼の口...
うなじの紐がほどけるとすぐ、アンリエッタの胸部を覆うベ...
双の乳房が、ふるんと夜気の中にあらわになる。艶美な白い...
こういうことをしながら男の手で脱がされるのは、すでに愛...
体にまとう布を少しずつはぎとられていくことが、心まで裸...
背中のリボン紐はほどかず残したまま、才人が耳をくすぐる...
「俺は二人で一緒にイけるほうがいいですよ。
それなのに、姫さまは一人だけさっさと気持ちよくなるほう...
ちょっとの我慢もしてくれないわけだ」
「そんな、そういうわけでは……
……ぁふっ……おなかの奥……奥ばかりぃ……ふぅっ……トントンって...
背後からささやかれつつ、丁寧に小刻みに、一定のリズムで...
才人があらためて胸の前に回してきた手で、両の乳をタプン...
温かくなめらかな肉房を、しこりきった先端に向けて搾るよ...
「ぁん、いや、お乳、またなのぉ……ン……
あ、……それはいやぁ……お乳の先をさわらないで……、……ひぃ……」
眉を下げ紅潮した切なげな顔で、アンリエッタは耐えかねる...
少年のひざの上で優しい責めに甘いあえぎをもらし、細めた...
「姫さま、そんなに一緒にイクのは嫌?」
「嫌だなんてぇ……うぁん、ですから、そういうことでは……ああ、
ひんん、ひいっ」
「ちょっとだけ我慢して、タイミング合わせるくらいの努力も...
ぷくっと膨らんだ乳頭をこりこりと指で潰され、いっしょに...
両乳首をつまみしごかれながら耳たぶを甘く噛まれると、少...
切ない官能の熾火にあぶられて、ついにぽろっと言ってしま...
「ど、努力くらいなら、いたしますけれど……」
「よし、約束ですよ。俺が出すまでに勝手にイったら駄目です...
言質をとったとばかりに才人が背後でそう念を押し、優しく...
アンリエッタの「努力する」という曖昧な返答は、あっとい...
…………………………
……無理があることは、わかっていた。
まだ時間はそれほど経っていない。それなのに、アンリエッ...
懇願まじりのあえぎさえも、沸騰しそうに熱い。
「はやくして、サイト殿、はやく出してください……!
わたくし、もうすぐだめになりますから、はやくぅっ……!」
いまは蜜壺以外の部位への刺激はほとんどない。組み合わせ...
呪わしく充血したクリトリスは、早いうちに触れなくなった...
片腕をつかまれて上げさせられ、わきを舐められたときは、...
本来は好きなキスさえも拒んで、どうにか絶頂をこらえてい...
そこまでしてもなお、「もう駄目」なのだった。
背後から密着されて抱きしめられて、子宮を優しく小突かれ...
男の腕の中で、半分剥かれたベビードールと灯火に映える玉...
(あなたが終わるまで、わたくしは耐えなければならないのに……
それなのに、なんでいつまでもゆっくり動くの!)
いまでは子宮近くに精液を出されれば、体がひとりでに呼応...
だから才人が射精さえすれば必ず「一緒に気をやる」ことが...
「まだイったら駄目ですよ、我慢して。次は一緒にイこうって...
「がんばっております……くっ……あふっ、ですから今のうちにと...
ひあ!?」
語尾がはねあがったのは、いきなり少年の舌がヌルリと耳の...
一瞬体がおののき凍り、それから惑乱の声をあげて、逃げる...
執拗にヌルヌルと耳を犯されて脳が煮えかけ、焦って叫ぶ。
「禁止します、それも禁止します! ひんん、
いっ、いっしょにとおっしゃったのはあなたですわ、嬲って...
んんんんっ、……んっ!? やっ、だめ、ん、とまってっ、ん、...
アンリエッタは自分の手の甲を強く咬んだ。
目をかたくつぶって白いのどをくんっとそらし、きりきりと...
「イきそうになってます? 我慢してる顔ってなんだかいいな...
耳から舌を抜いた少年の憎たらしい批評の声さえ、気にする...
背をそらしたため突き出される形になった乳房が、しこった...
……寄せては返す高まりの波は、さいわいにしてあと少しのと...
だというのに、かろうじて息をついた瞬間、ずんっと下から...
「ひやあああっ!?」
それまでと違ってやや強めの動きに、子宮がはねた気がした...
そこへ加えて、ゆるやかだった下からの抽送がグチュグチュ...
「なっ、なぁッ、何をなさるのっ、やめて、やっと我慢できた...
数瞬前まではもどかしく思っていたはずだが、今ここで強め...
押しとどめたはずの性感が、取り返しのつかないところまで...
「だって、早く出してほしいんだろ?
俺もそろそろ出そうになってきてるので、このまま出しちゃ...
あとすこしですからもうちょっと頑張って」
腕の中でくねるアンリエッタの半裸の体を、逃がすまいとす...
彼は悶える少女の耳元に、再度口を寄せてくる。
「さっきは『はやくはやく』なんて連呼してましたね。そんな...
まあ、中で出されるの好きですからね、奥で射精されるとき...
犬みたいに後ろからして精液出してやると、イキながら自分...
少年の粘っこいささやき声を構成する、温かい息と低い音程...
「約束したとおり、もうすぐ中にいっぱいびゅーびゅーってご...
ドクドク流れこんで、ねっとり濃くて熱くて……」
「よして、うううっ、言わなくてよろしいのですっ!!」
「『言うな』ってより『想像させるな』、なんだよな?
さっきまたビクンっておま○こ締まったぞ。奥のほうで子宮が...
こってりした濃いのを、子宮口にびちゃびちゃぶっかけられ...
「ちが、や、いやあ、あああああっ、だめ、だめ、いや、とめ...
確かに想像させられてしまっていた。
口でうけとめたときの精液の味、胎内でしぶくときの熱、雄...
絶頂の半歩前で必死にふみとどまっているというのに、才人...
「すぐだからな……子宮がトプンと揺れるくらいに、いっぱい白...
いままでどんなふうに注がれてイッてきたのか覚えてるよな...
ベビードールの上から才人の手のひらに、すべらかな下腹を...
子宮を下腹ごしに押さえられて、淫らな記憶があふれだす。
正常位で口づけされながら与えられたとき。騎乗位で両乳を...
側位でグシュグシュとかき回され、いつもと違う角度に身も...
それらの記憶のひとつひとつが呼び覚まされるたび、しばら...
「……おい? 俺もあとちょっとなんですよ。
一緒にイくって約束したのに、何やってんだよ? この期に...
「ごめんなさい、ごめんなさい、がまんできませぬ、もうほん...
愛欲の高まりからくる汗が流れて、きめ細かい雪肌が艶やか...
汗に濡れた乳首と、クリームを塗られて燃えそうなクリトリ...
蜜壺が痙攣しつつ入り口から段階的に締まりはじめて、食い...
「イく、っ、んんんんんン……っ!」
絶頂に達した女の肉のなかで、肉棒が最大限のもてなしを受...
亀頭周囲の落ち窪んだ部分、張り出したカリの段差まで膣壁...
女の柔肉が男根を放さないとばかりに密着抱擁し、にゅぐに...
このとき才人は少女を背後から抱きながら、ひそかに頬の内...
じつのところ彼は、相当な努力をついやして何度も射精をこ...
彼の腕のなかで、我慢した末の絶頂に長く甘い叫びをもらし...
ややあってアンリエッタの艶声も切れ、総身の痙攣も下火に...
「ったく、ちょっとくらい我慢できねーのかよ」
「ぅあ……ひ……そんな……いえ、ごめ、ごめんなさい……もうしわけ...
でも……こんらのは、むりですわ……」
呆然としつつもアンリエッタは涙を浮かべた瞳をまたたかせ...
底意地の悪そうな表情で、才人が「いいや」と首をふる。
射精を我慢していたことなどおくびにも出していない彼は、...
「ベッドから下りて床に這ってください」
「え……?」
「聞こえませんでしたか? お仕置きしますから」
アンリエッタの茫洋としていた瞳の焦点が、それを聞いてき...
彼女は抗議しようとして口を開け、それから閉じて沈黙する。
何度も才人に「まだイくな」と叱咤され、鳴きながら我慢し...
納得いかない部分は多々あるが、負い目はいちおう負い目で...
それに忘れかけていたが「離宮滞在の間は言うことを聞く」...
やむをえず彼女は優美な猫のように四つんばいで動き、柔ら...
才人が背後に下りてくる気配がした。
(床へ下ろされて、後ろから抱かれる……)
その事実の認識に、アンリエッタの耳たぶが真っ赤になる。
恥辱と屈辱が心にべっとりへばりつき、四つんばいの美少女...
結合部に落ちかかっていたベビードールの裾をあらためてま...
白く柔艶な牝尻を、包皮を剥かれる肉豆のごとくにゅるんと...
「ぁ…………」
少女のぴくっとした反応をよそに肉棒が進む。
ふっくらした大陰唇を亀頭で分け、その先の小陰唇をカリで...
「ぁ……ぁ……」
「姫さま、こっちの足を上げてベッドに乗せて」
しかも、少年がアンリエッタの片脚に手をかけ、大きく上げ...
アンリエッタは両手と片脚のひざをじゅうたんにつき、横の...
犬が放尿するときのような体勢に、目まいがしそうな恥ずか...
――「一緒にイこう」などと言ってきた最初から、才人はこう...
けれど貫かれた少女の口から出るのは、もう怒りの声ではな...
「おねがい……あまり激しくしないでくださいまし……」
「あれ、変だな。夕方には『抱いて』と聞こえたし、ここでご...
あんなにいやらしくおねだりしといて、『激しくするな』と...
「あ、あれだけ焦らしておいて……いえ、なんでもありませぬ、
ただあなたは、ときにわたくしの限度を無視しますからそれ...
先ほども言いましたけれど、できることならほどよく加減し...
アンリエッタの声がいきなりせっぱ詰まったものになった。
少年の指に、クリトリスをキュッとつままれたのである。
才人が犬這いの少女のうるみきった女性器を貫きながら、結...
「ぁひいいいッ、だめ、待ってっ、待ってえ、それはいちばん...
それにわたくしが触ればあなたは触らないって言ったのに!」
「そりゃちょっと前までの話ですんで」
「そんなっ、いやあ、離してっ、卑怯です、嘘つきは嫌いだわ、
――それっ、それいやぁ! か、皮を剥かないでえっ」
戻ってしまっていた包皮をあらためて根元までずり下ろされ...
刺激薬入りのクリームを塗られ、自分でいじらされていた肉...
その性感神経の密集した粘膜器官を、今度は加減できる自分...
骨盤に痺れが走り、脊椎にそって優美な背にわななきが駆け...
「『ほどよく加減しろ』ねえ? これがお仕置きだってわかっ...
俺、姫さまに置いてけぼりにされて、さっきイキそこねたん...
「謝りましたわ、謝ったでしょう、ひうぅぅっ、だからつまま...
やめぇ、やめなさ、あんんんッ! つ、つまんだまま動きだ...
「動かないで、じゃないだろ。
アンはいま、ち○ぽしごきのための道具なんだから、俺が満足...
お肉の穴しっかり締めてち○ぽ搾れよ」
「おどうぐ……ひっ、ひどいっ、ひぃん、ああうッ、
そんなぁ、そんなものになりたくありませぬっ」
「いいや、お道具ですよ。
いっしょにイくまで我慢することもできない、簡単に自分だ...
そうだろ? 言えよほら、言いやすくなるよう、このままず...
「ひいいいいいっ!! それはだめ、おまめコリコリするのは...
必死に閉じようとする体の快楽水栓をむりやり全開にされ、...
「んー……姫さまのお豆こんなに膨れちゃって、えっちな汁でや...
ほらほら、恥ずかしく勃起した牝ちんちんが気持ちいいかよ...
刺激クリームと愛液でぬめった肉豆を、指にヌルヌルとつま...
充血した肉の粒が受け取るあまりの劇悦に、女体が激しくく...
「止めて、止めてぇっ、んんんっ…………ひぐ、止めてくださいま...
『わたくしのぉ、おまん、おま○こぉ、あなたのお道具っ、お...
髪を振り乱して、さきほど少年が言った言葉を反復していく...
いちばん怖れていたように、容赦なく嬲られはじめていた。...
性感を甘やかして育てられてから、一転して無残に嬲られる...
「『あなたのおちんちん搾りますっ、おま○こ締めていっぱい搾...
いっ、言いましたわ、気をやらせないれぇっ……――いやぁ! ...
舌をもつれさせながら、自分をおとしめる恥辱の言葉を吐い...
それなのに、変則的な後背位での交合が、やむどころかます...
「ひいいっ、恨むぅ、うらむわ、うらみますからぁっ!」
「これはお仕置きかねて、簡単にイっちゃうのを克服するため...
矯正するのを手伝ってやるから、反省しつつがんばって直せ...
「むりっ、いやあああッ、がんばっておりまひゅ、あうっ、が...
でもむりなの、我慢れきませぬっ、どれだけがんばっても無...
今からが本番とばかりの過激な床での責めに、ベッドで長々...
頭の裏で白い火花が連続して弾け、優美な身をよじるたび汗...
甘く泣き狂うアンリエッタの頭が、唐突にガクンとのけぞっ...
「むりです、むりですっ、いくぅっ、ふぁんん、イクイクっ、
――ううあああああっ、イクううううっ!!」
絶頂の叫びのなかで蜜壺がきゅーっと締まって、男のものを...
動かずとも油断すれば一瞬で達しかねない絞り上げに、才人...
「今夜もそろそろ素直になるころかな。
なんだかんだ言うけど、こうやって無理やりイかされるのが...
問いかけられながら、うなじに続き背中でも、ベビードール...
「あああっ、ひくっ、ひっ、ひいっ……しゅきれは、すきではあ...
「でもこの体は、好きって言ってるみたいだぞ。
皮むいた牝ちんちんつまんでクニクニシコシコしといてやる...
「あうっ、イク、イクぅ、すきじゃないのぉ、イクうぅぅっ」
「またイった? どんどん『借金』ばっか増えていきますね。...
んっ、すごく締めますね、お豆いじってると……俺ももう二回...
アンリエッタの答えを待たず、才人が腰をいっそう振りたて...
淫叫をほとばしらせる少女の膣肉を利用して、あとはこのま...
少女の肉体が、真っ白な奔流にのみこまれて狂乱する。
「うあああぁぁっ、感じすぎるうっ、いや、こんなのはいやあ...
もどらないのっ、イクのがおわらないいっ!」
絶頂させられた後も蜜壺をグシュグシュと肉棒でかきまわさ...
荒れ狂う性感の海で、女体を完全に波に乗せられてしまって...
絶頂癖のついた肉が、落ち着きどころを与えてもらえず痙攣...
「ほんと連続してされるの大好きな体ですね。じゃ、あとはこ...
……あれ? 姫さま、これ……」
才人が目を丸くする。クリトリスをつまんだ少年の手が、結...
快楽の極みにある少女が、悶えながら潮液を漏らしたのであ...
苛烈な性感をぶちこまれる肉体が官能に狂ったか、あるいは...
最初こそ驚いたもののすぐに状況を理解した才人が、責めの...
「……あはは、またこんなにお潮ためちゃってたんだな?
しょうがねえなあ、全部ピュッピュッ出してすっきりしちま...
牝ちんちん指でクニクニしながら、おま○こやお尻をち○ぽで...
「やめへぇ! ひとでなしぃぃっ、指をもう使わないでえっ、
イクっ、いやです、恥ずかひいのぉっ、いくうっ、おもらし...
発作を起こしたような絶頂に、淫らな白い獣となって身をく...
犬のように四つんばいで片足を上げさせられた破廉恥な格好...
この激悦は耐えられるようなものではなかった。官能の程度...
しかも、才人の抽送はますます速まっていく。
男の最後の瞬間に向けての性運動で、子宮を突き上げられ、...
「そろそろ、ん、出るっ……!」
才人のうめきとともに、肉棒が精液をうち出した。
子宮口のふくらみに密着した鈴口が開き、奔騰するような勢...
濃く重い官能の衝撃に、アンリエッタの感覚世界が強烈に弾...
「あぁああっ! いくう、いくうううっ、あああああああああ...
――いやあああああっ! くふッ、お豆もイくっ、もう止めて...
クリトリスをくりゅくりゅとひねられながら、ドクドクと女...
その濃い精液を数日振りに飲まされる子宮が、ビクビクはね...
「ああッ……はあっ、あああ……あーっ、うああぁぁ……っ」
強烈すぎる快楽に腰がくだけているのに、固定するように肉...
精液を噴きだす肉棒でねちっこく奥を小突かれて、半裸の体...
片足を上げて貫かれた股間から、量の減ってきた潮をピュッ...
「しみる、ひぐっ、奥にぃ……しみてきまふ……ぅあ……あ……
……またイッ……イって、おりますぅ…………ぁぁぁぁ……」
じゅうたんに爪をたてて、凄艶に髪をほつれさせて舌をこぼ...
才人が後ろから潮にまみれた手を伸ばし、半開きの唇に指を...
半ば放心したままその指をねぶらされながら、自分が壊れた...
最後は半ば犯されるという表現に近い、強引な抱かれ方だっ...
いつもこういう抱かれ方のときはどこまで抵抗すればいいの...
――与えられる前は恐怖をおぼえ、最中は本気で逃れたいと思...
「……ぁ……」
突っ張って体重を支えていた肘がかくんと折れて、くたくた...
闇に沈むようにアンリエッタの視界が暗転していく。
今夜は意識はぶつりといっぺんに切れるのではなく、官能の...
もっとも彼女が思っていたのと違い、夜はまだ途切れていな...
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後編2に続き...
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