ゼロの使い魔保管庫
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『ゼロの使い魔』 ユーモアショート
#br
二つの月が煌々と照らす庭。二人きりのサイトとモンモランシー
「何なの?急に呼び出して相談事だなんて、珍しいじゃない。」
まさか変な事する気じゃないでしょうね。そんな言葉が喉まで...
「いや実はさ、モンモンて薬とか作るの得意じゃん?
それで、ちょっと訊いてみようと思ってさ。
……あのさ、女の子の胸を大きくする薬とかって、作ることはで...
「まあ、何かと思ったらそんなこと。」
モンモランシーは一瞬驚いたような顔をしたが、すぐに軽く目...
「それはいくらあたしでもちょっと難しいわね。
第一そんな薬があるなら、とっくに自分で使ってるわよ。」
成る程ごもっとも。ルイズ程ではないにしても、決して豊満と...
「そうか、やっぱ流石に無理か。そりゃそうだよな…。」
「あ、でも」とモンモランシーは思い出したように話を続ける。
「ずっと前の話だけど、シエスタのひいお爺様の持ち物の中に...
「へえ。やっぱり世の中似たようなことを考える人はいるんだ...
「それがね…年頃の女の子に試してみたら、確かに胸の辺りが二...
「二倍くらいになったのに失敗?どういうこと?」
ルイズのあの胸だって、二倍になったら十分成功じゃないか。
と思わず想像を膨らませながら聞き返すサイト。
「それは、その……」
モンモランシーは急に口ごもってしまった。
サイトはしばらく首をひねっていたが、ふとある考えが頭に浮...
「分かった。胸だけじゃなくて、身体全体が二倍になったとか...
サイトの思考時間とは対称的に、モンモランシーは即答だ。
「いいえ、そんな非現実的なことじゃないわよ。」
そうか。良い線いってると思ったんだけどな。サイトはまたち...
「それじゃ、片方の胸だけ二倍になっちまったとか?」
「いいえ、両方とも大きくはなったわ。」
ううむ、これも違うか。
「じゃ何だ?分からないな。教えてくれよ。」
「仕方ないわね……」
モンモランシーはやれやれという風に口を開いた。
「乳輪だけが二倍に広がったのよ。」
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『ゼロの使い魔』 ユーモアショート
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二つの月が煌々と照らす庭。二人きりのサイトとモンモランシー
「何なの?急に呼び出して相談事だなんて、珍しいじゃない。」
まさか変な事する気じゃないでしょうね。そんな言葉が喉まで...
「いや実はさ、モンモンて薬とか作るの得意じゃん?
それで、ちょっと訊いてみようと思ってさ。
……あのさ、女の子の胸を大きくする薬とかって、作ることはで...
「まあ、何かと思ったらそんなこと。」
モンモランシーは一瞬驚いたような顔をしたが、すぐに軽く目...
「それはいくらあたしでもちょっと難しいわね。
第一そんな薬があるなら、とっくに自分で使ってるわよ。」
成る程ごもっとも。ルイズ程ではないにしても、決して豊満と...
「そうか、やっぱ流石に無理か。そりゃそうだよな…。」
「あ、でも」とモンモランシーは思い出したように話を続ける。
「ずっと前の話だけど、シエスタのひいお爺様の持ち物の中に...
「へえ。やっぱり世の中似たようなことを考える人はいるんだ...
「それがね…年頃の女の子に試してみたら、確かに胸の辺りが二...
「二倍くらいになったのに失敗?どういうこと?」
ルイズのあの胸だって、二倍になったら十分成功じゃないか。
と思わず想像を膨らませながら聞き返すサイト。
「それは、その……」
モンモランシーは急に口ごもってしまった。
サイトはしばらく首をひねっていたが、ふとある考えが頭に浮...
「分かった。胸だけじゃなくて、身体全体が二倍になったとか...
サイトの思考時間とは対称的に、モンモランシーは即答だ。
「いいえ、そんな非現実的なことじゃないわよ。」
そうか。良い線いってると思ったんだけどな。サイトはまたち...
「それじゃ、片方の胸だけ二倍になっちまったとか?」
「いいえ、両方とも大きくはなったわ。」
ううむ、これも違うか。
「じゃ何だ?分からないな。教えてくれよ。」
「仕方ないわね……」
モンモランシーはやれやれという風に口を開いた。
「乳輪だけが二倍に広がったのよ。」
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