ゼロの使い魔保管庫
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ねえ、ちゃんとしようよっ! 〜Duo〜 せんたいさん
※事前にせんたいさんの「ヴァリエール三姉妹編」を読んでおく...
※触手・スカあり注意
#br
カリーヌの宣誓から一週間が過ぎた。
『最初に孕んだ者が正妻となり、ラ・ヴァリエールを継ぐ』の...
しかし、最初の婚約者で恋人でご主人様のルイズがそんなもの...
ルイズの手によって、ラ・ヴァリエールの邸内にある、才人と...
篭城の構えを見せる末の妹に、最初にブチキレタのは長女であ...
「ちょっとルイズ!そこの平民よこしなさい!」
いきり立って殴りこんでみたはいいものの、当然の如くルイズ...
「ダメよ。これは私のなんだから。姉さまにはあげない」
ぎゅむ、と荒縄でぐるぐる巻きにした上に猿轡まで噛まされ、...
まるで蓑虫のぬいぐるみを独り占めする子供のようだ。
「ちょっと貸すだけでいいのよ!すぐ返すから!」
「ちょっとの間に何する気よ!いーから帰って姉さま!」
ぱんぱん、とルイズが手を叩くと。
それまで壁際に控えていたメイド達がずらり、と姉妹の間に並...
まさにメイドの壁であった。
その中央には、ヴァリエール別邸メイド長、シエスタが立つ。
そして黒髪のメイドはにっこり笑って言い放つ。
「お引き取りください、エレオノール様」
「ちょ、平民のメイドの癖に何命令してんのよ!」
「このお屋敷ではルイズがルールですわ、エレオノール様」
エレオノールの剣幕にしかしシエスタは一切引かない。
『ちゃんと追い返せたらあとでサイト貸したげる』と才人レン...
引く気配のないメイドの壁に、エレオノールはく、と唇を噛ん...
「覚えてらっしゃい!あとでひどいんだからね!」
捨て台詞を残して、エントランスの大扉を潜って出て行った。
それを見送ったシエスタはぐ、と親指を立ててルイズに笑顔を...
ルイズはよくやった、と言わんばかりに満足げに頷く。
各員の持ち場に去っていくメイド達を他所に、二人は近寄って...
『あとで貸してくださいね、絶対ですからね?』
『わかってるわよ、でもあんまりがっつくんじゃないわよ!』
もう既に自前の選択権など皆無な、ガンダールヴであった。
「やっぱり爆薬で吹っ飛ばしてかっさらうべきかしら?
それとも、催眠ガスで無力化してからがいいかしら?
むしろ、我がアカデミー最新作の魔道兵器『ギャラルホルン...
平民一人をかっさらうのにずいぶんと物騒な話である。
「お姉さま、戦争でも始める気?」
羊皮紙を広げていざこれから『平民強奪計画』の立案に入ろう...
ヴァリエール家次女、カトレアであった。
もちろん、カトレアもヴァリエール家の跡取りを狙うライバル...
全く気配を感じさせずに背後に立っていた妹に、背筋に冷や汗...
「…カトレア、邪魔するならアンタも敵よ?」
振り返ったエレオノールは既に杖を構えており、その杖には既...
カトレアはそんなエレオノールの杖の前に立つ。魔力の充填さ...
そんな状況でも、カトレアは満面の笑顔を絶やさない。
「私は別にヴァリエールの家名なんてどうでもいいわ。
それよりお姉さま、いいお話があるのよ」
突きつけられる杖が存在しないかのような立ち居振る舞いでカ...
その言葉通り、彼女はヴァリエールの家名に興味はない。
カトレアが才人の婚約者に立候補したのは、単に自分の身体の...
敵意の全くない妹に、エレオノールの杖から輝きが失せた。魔...
エレオノールは杖を仕舞い、カトレアの話を促す。
「…言ってみなさいよ。その『話』」
「まあ、ここだとなんですし。私の部屋に来て下さいな♪」
コロコロと笑いながら、カトレアはエレオノールに背を向け、...
エレオノールはいきなり歩き出したカトレアに慌てて追いすが...
…元気になってから、どんどん得体の知れないカンジになってく...
なんだか自分だけ置いていかれているような気がして、少し複...
#br
カトレアが元気になって、彼女の部屋で少し変わったところが...
以前は、寝込む事の多かった彼女のベッドを中心に、植物の鉢...
しかし今現在、彼女のベッドの周囲には、普通に調度が置かれ...
そのサンルームはカトレアが管理しており、エレオノールも入...
今、カトレアはエレオノールを伴い、そのサンルームに入って...
壁と同じガラスでできたドアを開けると、緑の匂いとむっとし...
そこはまるで、森の中だった。足元は石畳なものの、それは人...
中空を色とりどりの鳥が舞い、大型の昆虫もいる。茂みの奥を...
ナニコレ、と呆気に取られるエレオノール。そこはまるで、野...
「大丈夫よお姉さま。ここにいる子達は大人しいわ。人を襲う...
エレオノールの心中を見透かしたようにカトレアは笑顔で言い...
勝手知ったる自分の部屋らしく、その歩は全く澱みがない。
はみ出した枝を払い、足元を時折走り抜ける小さな陰に驚きな...
暫く行くと、急に視界が開けた。
そこは、円柱状に作られた煉瓦の塔。
天上だけはガラス張りで、上からは陽光が眩しく注ぐ。また、...
その塔の中央には、石造りの、大きな四角い台が一つ。
その上には様々な実験器具らしきものが並ぶ。
ぱっと見たところ、そこは研究施設のように見えた。
「カトレア、あなた…」
驚きながら周囲を見渡すエレオノールに、病弱だった次女は応...
「元気になってから、植物の栽培の研究を始めたの。結構面白...
言ってカトレアは石の台の上から、無造作に一つ鉢を取り上げ...
エレオノールはじっとそれに見入る。魔法で染色すれば簡単に...
エレオノールは妹の技術に感嘆した。
「すごいわね。あなたアカデミーで研究者できるわよ」
「うふふ。ありがとうお姉さま。でもね、お姉さまに話したい...
にっこり笑い、鉢を台の上に置くカトレア。
エレオノールは、そんな彼女に続きを促す。
「そういえばそんな事言ってたわね。
話してみなさい」
「ええ。でもその前に一つ、お姉さまにお尋ねしたい事が」
「何?」
「お姉さまは、ラ・ヴァリエールの家名が欲しいの?それとも、...
いきなりの核心を突いた質問に、ぎくりと長女の身体が強張る。
「わ、わたしは、別にあんな平民なんか、どうでも」
「お姉さまはこう思ってらっしゃるわ。
『所詮肉体の快楽だけの相手、心まで預けたわけじゃない』っ...
妹のその言葉に、エレオノールの心の臓がずくり、と重く鳴っ...
その通り、と肯定する部分と、違う、私は彼が、と否定する部...
エレオノールが答えに逡巡していると、カトレアは続けた。
「その通りだと思いますよ、お姉さま」
「え」
てっきりその考えを否定されるものだとばかり思っていたエレ...
カトレアは続ける。
「私もそうですわ。所詮サイト君との関係はお遊び。一夜の夢...
「ちょ、カトレア何言って」
「彼ですれば気持ちよくなれるから、彼が欲しい、そう言うこ...
確かにその通りだが。
そして姉の不思議そうな視線を受けたまま、カトレアは続ける。
「でも、私はラ・ヴァリエールなんかいりませんわ。彼の傍に...
「え?」
話が見えない。所詮性具にしか過ぎない相手に添い遂げて、ど...
「だって彼とするの、好きですもの」
「ちょ、カトレア、そんな理由で」
「あら?お姉さまは違うの?サイト君とスルの気持ちよくない...
確かに妹の言うとおり。
エレオノールが才人の正妻になりたいのは、公然と、好きな時...
だが、彼女の倫理観がその答えを否定する。
「ち、ちがうわよ!アレはそう、世継ぎを創るのに必要だから...
「だったら側室でもいいじゃないですか?必要な時に、抱いて...
「う、ぐう」
確かにその通り。実際、王家が複数の妻を娶ったあとは、危険...
だが、それではダメなのだ。
「したいんでしょ?素直にスルのがイイって言えばいいんです...
「そ、そんなわけ、そ、それに、キモチよくたってすれば子供...
エレオノールの言葉に、カトレアはくす、と笑った。
「じゃあ質問です。
私は定期的にサイト君とシていますが、身篭りません。なん...
「え?それはあなたが病弱だからじゃないの?」
急な質問に、少し考えすぐそう返すエレオノール。
しかしカトレアはひとさし指でばってんを作ると、悪戯っぽい...
「ぶっぶー。は・ず・れ。
その答え、教えてあげますわね、お姉さま…♪」
言ったカトレアは、指をぱちん、と鳴らした。
すると、エレオノールの前に奇妙に膨らんだ鳥が飛んできた。
…いや違う!この無機質な瞳はゴーレム…!
その魔法で出来た鳥は、エレオノールの目の前でばふん、と息...
その息には強烈な睡眠薬が混入されており、息を吸い込んだ相...
寝むって床に突っ伏した姉を、妹は笑顔で見下ろして、言った。
「どうすれば、気持ちよくなって孕まないか、教えてあげます...
そしてカトレアはルーンを唱え、魔法でエレオノールの身体を...
エレオノールが目を醒ますと、両手を体の前で縛られて床の上...
もちろんカトレアの仕業である。
周囲を見渡すと、そこはカトレアの部屋であることが分かった。
しかし、床に転がされているせいでまだ全体が把握できていな...
「ちょ、カトレアどこっ!?一体何のつもりなのっ!?」
姿の見えない容疑者の名を呼び、エレオノールは腕を縛られた...
幸い、足は縛られていなかったので、バランスさえ崩さなけれ...
しかし。
その立ち上がった細い肩を、がっしりと掴まれた。
「ここにいますわ、お姉さま」
エレオノールの右側からひょっこりとカトレアが顔を出す。
そして、ふぅっ、と熱い吐息をエレオノールの耳に吹きかける。
「うひゃぅっ!?」
「うふふ。可愛い声」
淫靡に笑い、カトレアはエレオノールの整った顎をつつ、とな...
「ちょっとカトレア、どういうつもりなわけっ?」
「あら。言わなかったかしら?お姉さまに、孕まずに気持ちよ...
そういえばそんな事言ってたっけ、などとカトレアの台詞を思...
ちょっと期待している自分に自己嫌悪しながら、エレオノール...
「い、いいわよそんなの!」
「まあまあ遠慮なさらず♪」
カトレアは言いながら、隠し持っていた杖で魔法をかける。
魔法の効果で、エレオノールの身体がふわり、と浮く。
「ちょ、や、やめなさいカトレアっ!」
しかしカトレアは一切話を聞かず、部屋の隅をつ、と指差した。
「ほら、あれを見て姉さま」
中空に浮いていては抵抗らしい抵抗も出来ないので、言われる...
そこには、奇妙な椅子があった。
背が高く、手すりがあり、がっしりした作りの椅子。
ただし、その座面に異常が見られた。
その座面には、生白い、大きくて歪な花弁が置かれていた。
図鑑や、一般に生息しているものとは色が随分違うが、エレオ...
「ろ、ローパー?カトレアあなた、こんなものまで飼ってるの...
ローパーとは、他の動物の排泄物を摂取して生きる、下等な生...
その生態はひどく不潔で、自分の上に立った動物を、その花弁...
しかし、このローパーはエレオノールの既知のものとは色がは...
ローパーは生息地こそ違えど、基本的に大地に擬態している生...
さらに、ローパーが忌避される理由の一つである、独特な香り...
カトレアは、怯えたようなエレオノールに説明する。
「この子は、少し特殊な生い立ちの子でして。
極北の地に住む、亜種のローパーなんです」
言いながら、カトレアは杖をつい、と振る。
エレオノールの体がすいーっ、とローパーの植えられた椅子の...
そこでエレオノールは気付いた。下穿きとスカートを脱がされ...
「ひ…!」
ぞわりぞわりと蠢くローパーの触手に、エレオノールの喉から...
カトレアは説明を続ける。
「北の大地に住む子ですから、当然、他の動物に逢う機会も少...
だから、この子は他のローパーと違って、排泄物を『食べに...
真上に動物の気配を感じ、ローパーの一部がぐじゅり、と盛り...
花弁の一部を割り、太い白い触手が生えてきた。鎌首をもたげ...
「その『お口』を他の動物の肛門に突っ込んで、腸がカラにな...
野生のままだとそこで病気とか移されちゃうんですけども、...
カトレアが何をしようとしているのか、ここまできてようやく...
カトレアは、肛門性交を自分に教えようとしているのだ。
「ま、待ってカトレア、わ、私ローパーなんかで気持ちよくな...
エレオノールの言葉に、カトレアは首を傾げた。
「大丈夫ですわ。まずはその子と、お薬を使って、まずは腸を...
じゃないと、サイト君が病気になっちゃいますから」
「じゃ、じゃあお薬だけで全部出せばいいじゃない!こ、こん...
エレオノールの否定の言葉に、カトレアは笑顔で反論した。
「あら。でも結構お上手ですのよその子。
…実は私も、その子にお尻の気持ちよさを教えてもらってたり...
そう、カトレアも最初は、才人の精液をより効率よく吸収する...
さらに、直腸の洗浄用に、医療機関で研究されていた『無菌状...
そして。
初めて、そのローパーを使って、直腸を洗浄した際。
事もあろうに、カトレアは肛門で軽いオーガズムを感じてしま...
それ以来、カトレアは肛門で才人の精を受け続けている。もち...
「ま、待ってカトレア、後生だから…っ!」
「それでは、始めますわよ」
カトレアは無常にも、つい、と杖を下ろす。
どちゃ!
重い音を立て、エレオノールの体がローパーの上に落ちる。
ちょうど、その椅子に腰掛けるような格好で。
「ひ…!ひぃぃ!」
ぞわりぞわりと細かい触手がエレオノールの柔らかい玉の肌を...
十分な弾力を持つその触手は、絶妙な強さで肌を刺激し、そし...
必死に足を閉じようとするエレオノールだったが、股間に絶え...
「や…やぁんっ…」
密着した部分を無数の細かな指でなぞられるような愛撫に、エ...
その脳裏に、先ほどのカトレアの声が響く。
『あら。でも結構お上手ですのよその子。
…実は私も、その子にお尻の気持ちよさを教えてもらってたり...
キモチイイの…?私、気持ちよくなってるの…?
自分の体の示す反応に、エレオノールは戸惑う。
しかし、それは愛撫への反応であり、肛門の快楽ではなかった。
「あら、随分いい反応ですわねお姉さま。
それだけイイ反応だと、サイト君とする時はさぞかしスゴい...
「ち、ちがっ…ひぁ!だ、だめえ!」
カトレアの指摘に反論しようとした瞬間、エレオノールの肛門...
白い皮に覆われたそれを、ローパーは容赦なく開かれたエレオ...
必死に括約筋を締めるエレオノールだったが、色素の沈着した...
「ひぁ!だ、だめ、おしりざわざわしちゃだめえ!」
「そうそう、入れる前のそれが凄いんです。しわの一本一本ま...
カトレアの言葉通り、その細い触手は、閉じた肛門の一番奥か...
これは、そのローパーが生き残りの過程で習得した、他の動物...
そして、エレオノールの肛門も例外ではなく、じわりじわりと...
「だ、だめ、開かないで、おねがいぃ!私のおしり、ひらいち...
必死に抵抗するが、体を襲う負の快感刺激が、容赦なく括約筋...
「あら、開かないとお腹をキレイにできませんわ。いい事です...
「あ、あなた、あ、あとで、覚えてらっしゃいカトレ…ぁーーー...
ずぶぶぶぶぶぶぶ!
カトレアに対する呪詛を吐こうとした瞬間、エレオノールの肛...
白い太い触手が容赦なくエレオノールに突き刺さる。
その触手はエレオノールの括約筋で締め上げられ、白い皮を剥...
エレオノールの直腸の中で、白ローパーの触手はその正体を露...
それは、表面に無数のイボのついた、褐色の触手だった。
その表面のイボには一つ一つ裂け目がついており、それぞれが...
そして、その先端には、一際大きな裂け目。
それは結腸までに溜まった糞便の本体を喰らう、白ローパーの...
白い皮とその触手の間には、粘液が充填されており、潤滑油と...
入り口を抜けた触手は、あまりにもスムースにエレオノールの...
そして、すぐにエレオノールの中に溜め込まれたモノにぶちあ...
もぐ…。
直腸に溜まった糞便を咀嚼されるのが、肉越しに、わかった。
「や、やだ、止めてお願い!もぐもぐしちゃだめえ!
わ、わたしの汚いの、そんな、もぐもぐしないでえ!」
咀嚼されたモノが、触手の中の管を伝い、本体に運ばれていく...
それは、排泄の感覚にあまりにも似ていた。
大きな塊が開かれた肛門を抜ける瞬間、エレオノールの体の表...
「や、やらぁ!お、おねがいカトレア、たすけて、おねがいぃ...
「あら、助けるなんて。その子はお姉さまの中をキレイにして...
悪い事なんてどこにもないわ」
体内のモノを食われるという異常な感覚に、恐怖を覚えたエレ...
「や、やめて、こんな、だしてないのに、だされてるぅ!」
排泄のときに確かに感じる開放感、それに酷似した感覚は、確...
しかし、エレオノールの中の倫理観が、それを快楽とは認めな...
まるで祈るように縛られた手をぎゅっと握り締め、上半身を揺...
「やめて、これ、これ以上されたら、わたし、私どうにかなっ...
快楽と倫理のせめぎあう崖っぷちに立たされたエレオノールの...
「あら。最後の締めがすごいのに。これじゃあ確実にどうにか...
「…え………?」
カトレアの声と同時に、糞便の塊を食べきった触手がごりゅ、...
「ひ───────────────────!」
何も触れた事のない、恐ろしいほど奥の肉を圧迫される感覚に...
これか、この事か、とエレオノールはその感覚に恐怖する。
しかし、カトレアの言っていたのはこれではなかった。
ぶじゅる、と触手の表面から粘液が分泌される。
それは、直腸の襞の隅々まで染み込み、皺の谷間に溜め込まれ...
そして、触手を埋め尽くさんばかりにびっしりと生えたイボの...
直腸の圧迫感に、エレオノールはとんでもない息苦しさを覚え...
「き──────かは───────!」
反射的に息を吸おうと、水揚げされた魚のように口がはくはく...
そして、次の瞬間、とんでもない事が起こった。
触手が回転しながら、ずりゅずりゅと直腸内を往復し始めたの...
それは、直腸に残った宿便まで残さず捕食しようと言う、ロー...
襞の一枚一枚まで丹念に削り取られる感覚に、エレオノールは...
「ひあぁっ!?あひぃ、なに、これなにぃっ!?」
肛門を前後する触手の感覚に、戸惑い、しかし確実に登り詰め...
それは、股間から溢れる愛液が証明していた。
そして。
エレオノールの股間から、ぷしゃあ、と絶頂の証が噴出した。
「い、いく、わたひ、おしりでいっちゃうぅぅぅぅぅ!」
びくんびくんと触手椅子の上で痙攣しながら、エレオノールは...
「あら、ようやくお目覚めですね、お姉さま」
どのくらい眠っていたのだろうか。
エレオノールは、カトレアの部屋のベッドの上にいた。
全裸で。
ついでに言うなら同じようにベッドに横たわるカトレアも、全...
エレオノールは置き上がって妹に文句を言おうとしたが、両手...
「ふぐーっ!」
とりあえず柳眉を吊り上げ、カトレアに怒りの視線を向ける。
あんなことをされては当然と言えたが。
しかしカトレアはエレオノールの視線にもどこ吹く風で、ベッ...
「ああ、そんなに怒らないでお姉さま。
今からとってもいいものが来ますから」
いいものって何よ!またろくでもない生き物か何か!?と叫ぶ...
エレオノールが口許へ手を持っていって猿轡に手を掛けた瞬間。
とんとん。
カトレアの部屋のドアがノックされる。
「あ、来ましたわ。それじゃあ…」
カトレアはベッドから降り、そして、ベッド脇に丸めてあった...
そのまま、エレオノールの上に被せた。器用に、エレオノール...
「んーっ!?んむぅー?」
「ちょっと、そこで待っていてくださいな」
カトレアは部屋の中央にある円卓の椅子にかけてあったガウン...
こんな格好を誰かに見られては事なので、エレオノールはシー...
『あら、遅かったですわね。お待ちしておりましたのよ』
『大変だったんですから、ルイズ説得するの』
!…あれは、平民…?
ドアを開け、やってきたのは才人だった。
ルイズに拘束されているはずの才人が、カトレアの部屋にやっ...
その理由は単純だった。
カトレアは、病弱だった体質を治すため、ある秘薬を週一回、...
それは、『ガンダールヴの精液』。つまり才人の精液である。
彼女が元気でい続けるためには、週に一度、才人に『お注射』...
しかし才人の子種がラ・ヴァリエールの跡取りの鍵となる今、...
そこでカトレアは一計を案じたのである。
メイドの一人に命じ、ルイズに『カトレア様が熱を出して倒れ...
もちろん、それは虚言であるのだが。
本来は姉思いのルイズ、しょうがないわね、ちぃ姉さまのため...
「…なんか元気じゃないっすかカトレアさん」
「あら。これでも随分ムリしてますのよ…?
可愛い、弟が、お姉ちゃんにいたずらしにくるんですもの…♪」
ガウンの前を留める紐を解くと、ふぁさ、と前が開く。
その下は、瑞々しく美しい肢体。ルイズには到底なしえない、...
ごくり、と才人の喉がなる。
既に臨戦態勢に入っている才人のムスコにカトレアはにっこり...
「えほえほ!」
「だ、大丈夫ですかっ?」
思わずカトレアの細い肩を抱きしめる才人。
そんな才人の手を優しくふわりと握り締め、カトレアは言った。
「ねえ、サイト君…」
最近、『投薬』の際、カトレアは才人を君付けで呼ぶ。
その方がなんか弟っぽくていいじゃない?とはカトレア本人の...
「な、なんです?」
心配そうに覗き込んでくる才人の耳元で、カトレアは熱い吐息...
「お姉ちゃんのお尻に、サイト君のあっつぅいお注射、いっぱ...
そう言って。
カトレアはガウンの下半身をはだけ、円卓に両手をついて才人...
丹念に洗われ、薬品で洗浄を繰り返したお陰で、カトレアの肛...
まるで第二の性器のようなそこは、腸液と、消毒用の薬品の混...
「ほら、早く。お姉ちゃん、いつもみたいにお尻キレイにして...
早く『お薬』ちょうだぁい…♪」
言って今度は円卓に上半身を預け、臀部に両手を噛ませ、ぐに...
こぽり、とカトレアの肛門から中に塗り込まれた粘液が溢れる。
「わ、わかりましたよ」
言って才人はズボンを脱ぐ。
ぼろん、と才人の一物が震えながら飛び出る。
ベッドの中からそれを除き見ているエレオノールは、カトレア...
…あんなの入ったら、裂けちゃうんじゃないかしら…?
先ほど自分の肛門を犯したローパーの触手も太いと思ったが、...
屹立した才人のモノはそれよりふた周りは大きく、小さなカト...
しかしそれは杞憂だった。
ぐぷぷぷぷぷ…!
あっさりとカトレアの肛門は才人の肉棒を受け入れる。
根元まで刺さった牡に、カトレアの喉が踊る。
「あっあっあっあっ…!すき、これすきぃ…!さいとくんの、お...
「いつもながら、おいしそうにもぐもぐするね、お姉ちゃんの...
才人の言葉どおり、カトレアの腸はまるで才人の一物を口で頬...
膣道とは違う、消化器官の動きに、奇妙な快感を覚えながら、...
ぶりゅりゅ…!
「あ、やっ、しゅごいぃっ!」
舌を出して呼吸を貪りながら、カトレアは嘶く。
その肛門は赤く腫れ上がった内壁を引きずらせながら、才人の...
「ほんとは、薬、なんかより、スルのが、好き、なんでしょう...
「は、はい、私は、カトレアは、お尻で、弟の、おちんぽ、も...
貴族にあるまじき淫らな声を上げ、善がり狂う目の前の妹に、...
…す、すごい…アレ、触手よりもイイのかしら…。
シーツの中で先ほどの感覚を思い出していた。
つ、と自然に股間に手が伸びる。
にゅるり。
エレオノールの股間は確かに濡れそぼっていたが。
エレオノールはそこには一切触れず、身体を曲げて後ろの穴に...
ちぷ…。
指先だけが、肛門に沈む。
丹念に開発されたその襞は、指の進入を歓迎した。
…やだっ…なにこれきもちいい…っ!
目の前で展開される妹と平民の絡みと、先ほどの肛虐の刺激が...
ひくんひくんと反応するエレオノールの身体は、肛門への刺激...
「や、だめ、おねえ、ちゃん、いっちゃう、いっちゃう、おし...
「ほらっ、お薬ですよっ!ぜ、全部、全部受け止めろよっ!」
シーツの外では、いよいよカトレアの治療が終わろうとしてい...
シーツの中では、もどかしい刺激を目の前で肛門を犯される妹...
「いく、いく、いくぅぅぅぅぅっ…!」
「く…!出るよ、全部出るっ…!」
ビクビクと振るえ、才人がカトレアの直腸に精液をぶちまけて...
ガクガクと痙攣し、直腸に精液を受け、カトレアが絶頂の中に...
そして。
軽い絶頂で完全に火のついた、自分の身体をエレオノールは持...
はぁはぁとシーツの中で荒い息をつきながら、
どうしよう、そう思った矢先。
がばっ、とシーツが剥がれた。
シーツを剥いだのは、全裸のカトレアだった。
びく!と震えるエレオノール。そんなエレオノールを見て、一...
エレオノールはこの状況に混乱してしまい、小さくなって震え...
そんなエレオノールを見て、カトレアはくすり、と笑って言っ...
「ねえ、サイト君。お姉さまも、して欲しいそうよ」
「え、な、何を?」
間抜けな返答をする才人に、カトレアは続けた。
「答えはお姉さまが言ってくれるわ。ねえ。お姉さま?」
そして、エレオノールの猿轡と、手の戒めを解く。
エレオノールはのそ、と起き上がり、潤んだ瞳で才人を見つめ...
見つめられた才人の喉がごくりと鳴った。
エレオノールは、才人を見つめたまま、ころん、とベッドの上...
そして、M字に足を開くと、膝を踏ん張ってお尻を上げる。
「ねえ、へい…サイト」
『平民』と呼ぼうとしたが、エレオノールの中の何かがそれを...
いつもと違う、懇願するような弱弱しい声に、才人は怯えたよ...
「な、なんですか?」
「わ、私のお尻も、私のお尻も、犯して頂戴…」
言って、先ほどさんざん肛虐を受けた部位を、両手を使って割...
カトレアのそれと違い、色素が残って灰色に近い色になってい...
才人は思わず脇に控えるカトレアに視線を送る。
「…サイト君、お姉さまのたっての願いですわ。聞いてあげてく...
「で、でも、お尻とかして大丈夫なんすか?」
才人はエレオノールを気遣って言ったのだが。
おねだりをしている当の本人は、それを、『オシリなんて不潔...
「だいじょうぶ、キレイに、キレイにしてあるからぁ…して…」
今、エレオノールの腸内はほぼ空の上、カトレアの手によって...
たしかに、肛門性交をするには十分な準備ができていた。
エレオノールの言葉と、カトレアの視線に、才人は折れた。
エレオノールの上気した身体に覆いかぶさり、いつもしている...
「あっ…♪」
それだけで、歓喜の声を上げるエレオノール。
確かにこれは、触手と違う。
暖かい吐息、牡の体温。
温かい何かが、エレオノールの中を満たしていく。
「じゃ、いきますよっ…!」
ぐぶり。
重い肉の音をたて、才人はエレオノールの菊門を割った。
「かはっ…!」
同時にエレオノールを苛む圧迫感。触手も太かったが、才人の...
ずるりずるりと才人の竿がエレオノールの肛門に飲み込まれて...
その才人の竿を、エレオノールの腸壁が反射的に張り付き、も...
「すっ…げっ…!エレオノールさんもっ…お尻すげえ…!」
「あ、あ、やだ、おしり、かってにもぐもぐしてるぅっ…!」
互いに快感を訴えあい、抱き合う二人。
その脇からカトレアが手を伸ばし、エレオノールの股間に手を...
ぶちゅ。
「きひゃぁっ!なに、何するのカトレアっ?」
カトレアが、肛門を犯され濡れ始めたエレオノールの牝をいじ...
少しはみだしていた小さな神経中枢をつまみ、中身を出す。
「や、ひ、やめっ…!」
「動くと少し大変かと思いまして。サイト君、動いてあげて」
「あ、はい…!」
カトレアの言うがまま、才人は腰を前後に動かす。
カトレアの肛門より強く才人を抱きしめ、ずるりとエレオノー...
しかし引き伸ばされる痛みは、股間に与えられる快感に打ち消...
「ひゃひぃ!おしりめくれちゃう!めくれちゃうぅ!」
「大丈夫お姉さま。人間の体って、意外と伸びるものよ」
カトレアの言うとおり、エレオノールの肛門は才人が引き出さ...
そして、内臓を引っ掻き回される異常な快感に、エレオノール...
「や、だめ、だめ、だめだめだめだめぇぇぇぇぇ!」
美しい金髪を振り乱し、眼鏡の下で泣き叫びながら、ぎゅ、と...
それと同時に肛門と腸壁がぐぶぐぶと才人を締めつけ、股間か...
そして数瞬遅れて。
「く、出る、出るっ…!」
どぷどぷと、先ほどカトレアの中に出したにも拘らず、才人は...
吐き出された精液を、からっぽのエレオノールの腸がもぐもぐ...
「や、ひ、おなか、もぐもぐしてるぅ…!」
新しい快感に目覚めた長女は、絶頂のあとの気だるさに身を任...
そして、結局ルイズにこの事はしっかりとバレ。
才人はエレオノールとカトレアの見守る前で、フルボッコにさ...
そしてルイズがいよいよその怒りの矛先を二人の姉に向けよう...
カトレアがそれを止めた。
「あのねルイズ。私たち、二人で話し合った結果、あなたが正...
「そうそう。元々あんたのだしね。姉妹で取り合うのもなんだ...
二人の言葉に思わずきょとんとなるルイズ。
「でも、サイト君は貸して欲しいのよ。私はお薬がいるし。今...
「私もよ。ストレス解消しとかないと仕事になんないのよ。だ...
いやしかしその理屈はおかしい。
「待ちなさいよ!結局サイトとシたいだけなんじゃないの!」
妹の予想された反応に、二人はあらかじめ決めておいた言葉を...
「だから、これからルイズが孕むまで、私たちは一切子宮でサ...
「え」
驚いた顔のルイズに、エレオノールが続ける。
「私たちがするときは、必ず口か外かお尻で出させるから安心...
「え、ちょっと待って?お尻ってそんな汚い」
ルイズの言葉に、カトレアが説明した。
曰く、ローパーと薬を使って直腸を洗浄するから不潔ではない...
「で、でもあんなのお尻に刺したら…痛いだけなんじゃないの?」
ルイズの素朴な疑問に、エレオノールが応える。
「あら?意外とキモチイイのよ」
そう言って二人は『ねー』と笑い合う。
ルイズは暫く口の中でもごもご言っていたが、やがて応えた。
「わかったわ!週一で貸したげる。
でも、絶対お尻以外で出させちゃだめなんだから!」
そう息巻くルイズ。その足元には虫の息の才人。
そして、計画がうまくいって嬉しそうに微笑みあう二人に、ル...
「…で、お尻でするのってそんなにキモチイイの…?」
末の妹の素朴な疑問に、二人の姉の目がきゅぴぃん!と光った。
「それじゃあルイズ、私の部屋にいらっしゃいな」
「すっごくいいもの、あるんだから…♪」
そして、ルイズは二人の姉に肛門性交を覚えさせられ、以降才...
それはまた、別の話。〜fin〜
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終了行:
ねえ、ちゃんとしようよっ! 〜Duo〜 せんたいさん
※事前にせんたいさんの「ヴァリエール三姉妹編」を読んでおく...
※触手・スカあり注意
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カリーヌの宣誓から一週間が過ぎた。
『最初に孕んだ者が正妻となり、ラ・ヴァリエールを継ぐ』の...
しかし、最初の婚約者で恋人でご主人様のルイズがそんなもの...
ルイズの手によって、ラ・ヴァリエールの邸内にある、才人と...
篭城の構えを見せる末の妹に、最初にブチキレタのは長女であ...
「ちょっとルイズ!そこの平民よこしなさい!」
いきり立って殴りこんでみたはいいものの、当然の如くルイズ...
「ダメよ。これは私のなんだから。姉さまにはあげない」
ぎゅむ、と荒縄でぐるぐる巻きにした上に猿轡まで噛まされ、...
まるで蓑虫のぬいぐるみを独り占めする子供のようだ。
「ちょっと貸すだけでいいのよ!すぐ返すから!」
「ちょっとの間に何する気よ!いーから帰って姉さま!」
ぱんぱん、とルイズが手を叩くと。
それまで壁際に控えていたメイド達がずらり、と姉妹の間に並...
まさにメイドの壁であった。
その中央には、ヴァリエール別邸メイド長、シエスタが立つ。
そして黒髪のメイドはにっこり笑って言い放つ。
「お引き取りください、エレオノール様」
「ちょ、平民のメイドの癖に何命令してんのよ!」
「このお屋敷ではルイズがルールですわ、エレオノール様」
エレオノールの剣幕にしかしシエスタは一切引かない。
『ちゃんと追い返せたらあとでサイト貸したげる』と才人レン...
引く気配のないメイドの壁に、エレオノールはく、と唇を噛ん...
「覚えてらっしゃい!あとでひどいんだからね!」
捨て台詞を残して、エントランスの大扉を潜って出て行った。
それを見送ったシエスタはぐ、と親指を立ててルイズに笑顔を...
ルイズはよくやった、と言わんばかりに満足げに頷く。
各員の持ち場に去っていくメイド達を他所に、二人は近寄って...
『あとで貸してくださいね、絶対ですからね?』
『わかってるわよ、でもあんまりがっつくんじゃないわよ!』
もう既に自前の選択権など皆無な、ガンダールヴであった。
「やっぱり爆薬で吹っ飛ばしてかっさらうべきかしら?
それとも、催眠ガスで無力化してからがいいかしら?
むしろ、我がアカデミー最新作の魔道兵器『ギャラルホルン...
平民一人をかっさらうのにずいぶんと物騒な話である。
「お姉さま、戦争でも始める気?」
羊皮紙を広げていざこれから『平民強奪計画』の立案に入ろう...
ヴァリエール家次女、カトレアであった。
もちろん、カトレアもヴァリエール家の跡取りを狙うライバル...
全く気配を感じさせずに背後に立っていた妹に、背筋に冷や汗...
「…カトレア、邪魔するならアンタも敵よ?」
振り返ったエレオノールは既に杖を構えており、その杖には既...
カトレアはそんなエレオノールの杖の前に立つ。魔力の充填さ...
そんな状況でも、カトレアは満面の笑顔を絶やさない。
「私は別にヴァリエールの家名なんてどうでもいいわ。
それよりお姉さま、いいお話があるのよ」
突きつけられる杖が存在しないかのような立ち居振る舞いでカ...
その言葉通り、彼女はヴァリエールの家名に興味はない。
カトレアが才人の婚約者に立候補したのは、単に自分の身体の...
敵意の全くない妹に、エレオノールの杖から輝きが失せた。魔...
エレオノールは杖を仕舞い、カトレアの話を促す。
「…言ってみなさいよ。その『話』」
「まあ、ここだとなんですし。私の部屋に来て下さいな♪」
コロコロと笑いながら、カトレアはエレオノールに背を向け、...
エレオノールはいきなり歩き出したカトレアに慌てて追いすが...
…元気になってから、どんどん得体の知れないカンジになってく...
なんだか自分だけ置いていかれているような気がして、少し複...
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カトレアが元気になって、彼女の部屋で少し変わったところが...
以前は、寝込む事の多かった彼女のベッドを中心に、植物の鉢...
しかし今現在、彼女のベッドの周囲には、普通に調度が置かれ...
そのサンルームはカトレアが管理しており、エレオノールも入...
今、カトレアはエレオノールを伴い、そのサンルームに入って...
壁と同じガラスでできたドアを開けると、緑の匂いとむっとし...
そこはまるで、森の中だった。足元は石畳なものの、それは人...
中空を色とりどりの鳥が舞い、大型の昆虫もいる。茂みの奥を...
ナニコレ、と呆気に取られるエレオノール。そこはまるで、野...
「大丈夫よお姉さま。ここにいる子達は大人しいわ。人を襲う...
エレオノールの心中を見透かしたようにカトレアは笑顔で言い...
勝手知ったる自分の部屋らしく、その歩は全く澱みがない。
はみ出した枝を払い、足元を時折走り抜ける小さな陰に驚きな...
暫く行くと、急に視界が開けた。
そこは、円柱状に作られた煉瓦の塔。
天上だけはガラス張りで、上からは陽光が眩しく注ぐ。また、...
その塔の中央には、石造りの、大きな四角い台が一つ。
その上には様々な実験器具らしきものが並ぶ。
ぱっと見たところ、そこは研究施設のように見えた。
「カトレア、あなた…」
驚きながら周囲を見渡すエレオノールに、病弱だった次女は応...
「元気になってから、植物の栽培の研究を始めたの。結構面白...
言ってカトレアは石の台の上から、無造作に一つ鉢を取り上げ...
エレオノールはじっとそれに見入る。魔法で染色すれば簡単に...
エレオノールは妹の技術に感嘆した。
「すごいわね。あなたアカデミーで研究者できるわよ」
「うふふ。ありがとうお姉さま。でもね、お姉さまに話したい...
にっこり笑い、鉢を台の上に置くカトレア。
エレオノールは、そんな彼女に続きを促す。
「そういえばそんな事言ってたわね。
話してみなさい」
「ええ。でもその前に一つ、お姉さまにお尋ねしたい事が」
「何?」
「お姉さまは、ラ・ヴァリエールの家名が欲しいの?それとも、...
いきなりの核心を突いた質問に、ぎくりと長女の身体が強張る。
「わ、わたしは、別にあんな平民なんか、どうでも」
「お姉さまはこう思ってらっしゃるわ。
『所詮肉体の快楽だけの相手、心まで預けたわけじゃない』っ...
妹のその言葉に、エレオノールの心の臓がずくり、と重く鳴っ...
その通り、と肯定する部分と、違う、私は彼が、と否定する部...
エレオノールが答えに逡巡していると、カトレアは続けた。
「その通りだと思いますよ、お姉さま」
「え」
てっきりその考えを否定されるものだとばかり思っていたエレ...
カトレアは続ける。
「私もそうですわ。所詮サイト君との関係はお遊び。一夜の夢...
「ちょ、カトレア何言って」
「彼ですれば気持ちよくなれるから、彼が欲しい、そう言うこ...
確かにその通りだが。
そして姉の不思議そうな視線を受けたまま、カトレアは続ける。
「でも、私はラ・ヴァリエールなんかいりませんわ。彼の傍に...
「え?」
話が見えない。所詮性具にしか過ぎない相手に添い遂げて、ど...
「だって彼とするの、好きですもの」
「ちょ、カトレア、そんな理由で」
「あら?お姉さまは違うの?サイト君とスルの気持ちよくない...
確かに妹の言うとおり。
エレオノールが才人の正妻になりたいのは、公然と、好きな時...
だが、彼女の倫理観がその答えを否定する。
「ち、ちがうわよ!アレはそう、世継ぎを創るのに必要だから...
「だったら側室でもいいじゃないですか?必要な時に、抱いて...
「う、ぐう」
確かにその通り。実際、王家が複数の妻を娶ったあとは、危険...
だが、それではダメなのだ。
「したいんでしょ?素直にスルのがイイって言えばいいんです...
「そ、そんなわけ、そ、それに、キモチよくたってすれば子供...
エレオノールの言葉に、カトレアはくす、と笑った。
「じゃあ質問です。
私は定期的にサイト君とシていますが、身篭りません。なん...
「え?それはあなたが病弱だからじゃないの?」
急な質問に、少し考えすぐそう返すエレオノール。
しかしカトレアはひとさし指でばってんを作ると、悪戯っぽい...
「ぶっぶー。は・ず・れ。
その答え、教えてあげますわね、お姉さま…♪」
言ったカトレアは、指をぱちん、と鳴らした。
すると、エレオノールの前に奇妙に膨らんだ鳥が飛んできた。
…いや違う!この無機質な瞳はゴーレム…!
その魔法で出来た鳥は、エレオノールの目の前でばふん、と息...
その息には強烈な睡眠薬が混入されており、息を吸い込んだ相...
寝むって床に突っ伏した姉を、妹は笑顔で見下ろして、言った。
「どうすれば、気持ちよくなって孕まないか、教えてあげます...
そしてカトレアはルーンを唱え、魔法でエレオノールの身体を...
エレオノールが目を醒ますと、両手を体の前で縛られて床の上...
もちろんカトレアの仕業である。
周囲を見渡すと、そこはカトレアの部屋であることが分かった。
しかし、床に転がされているせいでまだ全体が把握できていな...
「ちょ、カトレアどこっ!?一体何のつもりなのっ!?」
姿の見えない容疑者の名を呼び、エレオノールは腕を縛られた...
幸い、足は縛られていなかったので、バランスさえ崩さなけれ...
しかし。
その立ち上がった細い肩を、がっしりと掴まれた。
「ここにいますわ、お姉さま」
エレオノールの右側からひょっこりとカトレアが顔を出す。
そして、ふぅっ、と熱い吐息をエレオノールの耳に吹きかける。
「うひゃぅっ!?」
「うふふ。可愛い声」
淫靡に笑い、カトレアはエレオノールの整った顎をつつ、とな...
「ちょっとカトレア、どういうつもりなわけっ?」
「あら。言わなかったかしら?お姉さまに、孕まずに気持ちよ...
そういえばそんな事言ってたっけ、などとカトレアの台詞を思...
ちょっと期待している自分に自己嫌悪しながら、エレオノール...
「い、いいわよそんなの!」
「まあまあ遠慮なさらず♪」
カトレアは言いながら、隠し持っていた杖で魔法をかける。
魔法の効果で、エレオノールの身体がふわり、と浮く。
「ちょ、や、やめなさいカトレアっ!」
しかしカトレアは一切話を聞かず、部屋の隅をつ、と指差した。
「ほら、あれを見て姉さま」
中空に浮いていては抵抗らしい抵抗も出来ないので、言われる...
そこには、奇妙な椅子があった。
背が高く、手すりがあり、がっしりした作りの椅子。
ただし、その座面に異常が見られた。
その座面には、生白い、大きくて歪な花弁が置かれていた。
図鑑や、一般に生息しているものとは色が随分違うが、エレオ...
「ろ、ローパー?カトレアあなた、こんなものまで飼ってるの...
ローパーとは、他の動物の排泄物を摂取して生きる、下等な生...
その生態はひどく不潔で、自分の上に立った動物を、その花弁...
しかし、このローパーはエレオノールの既知のものとは色がは...
ローパーは生息地こそ違えど、基本的に大地に擬態している生...
さらに、ローパーが忌避される理由の一つである、独特な香り...
カトレアは、怯えたようなエレオノールに説明する。
「この子は、少し特殊な生い立ちの子でして。
極北の地に住む、亜種のローパーなんです」
言いながら、カトレアは杖をつい、と振る。
エレオノールの体がすいーっ、とローパーの植えられた椅子の...
そこでエレオノールは気付いた。下穿きとスカートを脱がされ...
「ひ…!」
ぞわりぞわりと蠢くローパーの触手に、エレオノールの喉から...
カトレアは説明を続ける。
「北の大地に住む子ですから、当然、他の動物に逢う機会も少...
だから、この子は他のローパーと違って、排泄物を『食べに...
真上に動物の気配を感じ、ローパーの一部がぐじゅり、と盛り...
花弁の一部を割り、太い白い触手が生えてきた。鎌首をもたげ...
「その『お口』を他の動物の肛門に突っ込んで、腸がカラにな...
野生のままだとそこで病気とか移されちゃうんですけども、...
カトレアが何をしようとしているのか、ここまできてようやく...
カトレアは、肛門性交を自分に教えようとしているのだ。
「ま、待ってカトレア、わ、私ローパーなんかで気持ちよくな...
エレオノールの言葉に、カトレアは首を傾げた。
「大丈夫ですわ。まずはその子と、お薬を使って、まずは腸を...
じゃないと、サイト君が病気になっちゃいますから」
「じゃ、じゃあお薬だけで全部出せばいいじゃない!こ、こん...
エレオノールの否定の言葉に、カトレアは笑顔で反論した。
「あら。でも結構お上手ですのよその子。
…実は私も、その子にお尻の気持ちよさを教えてもらってたり...
そう、カトレアも最初は、才人の精液をより効率よく吸収する...
さらに、直腸の洗浄用に、医療機関で研究されていた『無菌状...
そして。
初めて、そのローパーを使って、直腸を洗浄した際。
事もあろうに、カトレアは肛門で軽いオーガズムを感じてしま...
それ以来、カトレアは肛門で才人の精を受け続けている。もち...
「ま、待ってカトレア、後生だから…っ!」
「それでは、始めますわよ」
カトレアは無常にも、つい、と杖を下ろす。
どちゃ!
重い音を立て、エレオノールの体がローパーの上に落ちる。
ちょうど、その椅子に腰掛けるような格好で。
「ひ…!ひぃぃ!」
ぞわりぞわりと細かい触手がエレオノールの柔らかい玉の肌を...
十分な弾力を持つその触手は、絶妙な強さで肌を刺激し、そし...
必死に足を閉じようとするエレオノールだったが、股間に絶え...
「や…やぁんっ…」
密着した部分を無数の細かな指でなぞられるような愛撫に、エ...
その脳裏に、先ほどのカトレアの声が響く。
『あら。でも結構お上手ですのよその子。
…実は私も、その子にお尻の気持ちよさを教えてもらってたり...
キモチイイの…?私、気持ちよくなってるの…?
自分の体の示す反応に、エレオノールは戸惑う。
しかし、それは愛撫への反応であり、肛門の快楽ではなかった。
「あら、随分いい反応ですわねお姉さま。
それだけイイ反応だと、サイト君とする時はさぞかしスゴい...
「ち、ちがっ…ひぁ!だ、だめえ!」
カトレアの指摘に反論しようとした瞬間、エレオノールの肛門...
白い皮に覆われたそれを、ローパーは容赦なく開かれたエレオ...
必死に括約筋を締めるエレオノールだったが、色素の沈着した...
「ひぁ!だ、だめ、おしりざわざわしちゃだめえ!」
「そうそう、入れる前のそれが凄いんです。しわの一本一本ま...
カトレアの言葉通り、その細い触手は、閉じた肛門の一番奥か...
これは、そのローパーが生き残りの過程で習得した、他の動物...
そして、エレオノールの肛門も例外ではなく、じわりじわりと...
「だ、だめ、開かないで、おねがいぃ!私のおしり、ひらいち...
必死に抵抗するが、体を襲う負の快感刺激が、容赦なく括約筋...
「あら、開かないとお腹をキレイにできませんわ。いい事です...
「あ、あなた、あ、あとで、覚えてらっしゃいカトレ…ぁーーー...
ずぶぶぶぶぶぶぶ!
カトレアに対する呪詛を吐こうとした瞬間、エレオノールの肛...
白い太い触手が容赦なくエレオノールに突き刺さる。
その触手はエレオノールの括約筋で締め上げられ、白い皮を剥...
エレオノールの直腸の中で、白ローパーの触手はその正体を露...
それは、表面に無数のイボのついた、褐色の触手だった。
その表面のイボには一つ一つ裂け目がついており、それぞれが...
そして、その先端には、一際大きな裂け目。
それは結腸までに溜まった糞便の本体を喰らう、白ローパーの...
白い皮とその触手の間には、粘液が充填されており、潤滑油と...
入り口を抜けた触手は、あまりにもスムースにエレオノールの...
そして、すぐにエレオノールの中に溜め込まれたモノにぶちあ...
もぐ…。
直腸に溜まった糞便を咀嚼されるのが、肉越しに、わかった。
「や、やだ、止めてお願い!もぐもぐしちゃだめえ!
わ、わたしの汚いの、そんな、もぐもぐしないでえ!」
咀嚼されたモノが、触手の中の管を伝い、本体に運ばれていく...
それは、排泄の感覚にあまりにも似ていた。
大きな塊が開かれた肛門を抜ける瞬間、エレオノールの体の表...
「や、やらぁ!お、おねがいカトレア、たすけて、おねがいぃ...
「あら、助けるなんて。その子はお姉さまの中をキレイにして...
悪い事なんてどこにもないわ」
体内のモノを食われるという異常な感覚に、恐怖を覚えたエレ...
「や、やめて、こんな、だしてないのに、だされてるぅ!」
排泄のときに確かに感じる開放感、それに酷似した感覚は、確...
しかし、エレオノールの中の倫理観が、それを快楽とは認めな...
まるで祈るように縛られた手をぎゅっと握り締め、上半身を揺...
「やめて、これ、これ以上されたら、わたし、私どうにかなっ...
快楽と倫理のせめぎあう崖っぷちに立たされたエレオノールの...
「あら。最後の締めがすごいのに。これじゃあ確実にどうにか...
「…え………?」
カトレアの声と同時に、糞便の塊を食べきった触手がごりゅ、...
「ひ───────────────────!」
何も触れた事のない、恐ろしいほど奥の肉を圧迫される感覚に...
これか、この事か、とエレオノールはその感覚に恐怖する。
しかし、カトレアの言っていたのはこれではなかった。
ぶじゅる、と触手の表面から粘液が分泌される。
それは、直腸の襞の隅々まで染み込み、皺の谷間に溜め込まれ...
そして、触手を埋め尽くさんばかりにびっしりと生えたイボの...
直腸の圧迫感に、エレオノールはとんでもない息苦しさを覚え...
「き──────かは───────!」
反射的に息を吸おうと、水揚げされた魚のように口がはくはく...
そして、次の瞬間、とんでもない事が起こった。
触手が回転しながら、ずりゅずりゅと直腸内を往復し始めたの...
それは、直腸に残った宿便まで残さず捕食しようと言う、ロー...
襞の一枚一枚まで丹念に削り取られる感覚に、エレオノールは...
「ひあぁっ!?あひぃ、なに、これなにぃっ!?」
肛門を前後する触手の感覚に、戸惑い、しかし確実に登り詰め...
それは、股間から溢れる愛液が証明していた。
そして。
エレオノールの股間から、ぷしゃあ、と絶頂の証が噴出した。
「い、いく、わたひ、おしりでいっちゃうぅぅぅぅぅ!」
びくんびくんと触手椅子の上で痙攣しながら、エレオノールは...
「あら、ようやくお目覚めですね、お姉さま」
どのくらい眠っていたのだろうか。
エレオノールは、カトレアの部屋のベッドの上にいた。
全裸で。
ついでに言うなら同じようにベッドに横たわるカトレアも、全...
エレオノールは置き上がって妹に文句を言おうとしたが、両手...
「ふぐーっ!」
とりあえず柳眉を吊り上げ、カトレアに怒りの視線を向ける。
あんなことをされては当然と言えたが。
しかしカトレアはエレオノールの視線にもどこ吹く風で、ベッ...
「ああ、そんなに怒らないでお姉さま。
今からとってもいいものが来ますから」
いいものって何よ!またろくでもない生き物か何か!?と叫ぶ...
エレオノールが口許へ手を持っていって猿轡に手を掛けた瞬間。
とんとん。
カトレアの部屋のドアがノックされる。
「あ、来ましたわ。それじゃあ…」
カトレアはベッドから降り、そして、ベッド脇に丸めてあった...
そのまま、エレオノールの上に被せた。器用に、エレオノール...
「んーっ!?んむぅー?」
「ちょっと、そこで待っていてくださいな」
カトレアは部屋の中央にある円卓の椅子にかけてあったガウン...
こんな格好を誰かに見られては事なので、エレオノールはシー...
『あら、遅かったですわね。お待ちしておりましたのよ』
『大変だったんですから、ルイズ説得するの』
!…あれは、平民…?
ドアを開け、やってきたのは才人だった。
ルイズに拘束されているはずの才人が、カトレアの部屋にやっ...
その理由は単純だった。
カトレアは、病弱だった体質を治すため、ある秘薬を週一回、...
それは、『ガンダールヴの精液』。つまり才人の精液である。
彼女が元気でい続けるためには、週に一度、才人に『お注射』...
しかし才人の子種がラ・ヴァリエールの跡取りの鍵となる今、...
そこでカトレアは一計を案じたのである。
メイドの一人に命じ、ルイズに『カトレア様が熱を出して倒れ...
もちろん、それは虚言であるのだが。
本来は姉思いのルイズ、しょうがないわね、ちぃ姉さまのため...
「…なんか元気じゃないっすかカトレアさん」
「あら。これでも随分ムリしてますのよ…?
可愛い、弟が、お姉ちゃんにいたずらしにくるんですもの…♪」
ガウンの前を留める紐を解くと、ふぁさ、と前が開く。
その下は、瑞々しく美しい肢体。ルイズには到底なしえない、...
ごくり、と才人の喉がなる。
既に臨戦態勢に入っている才人のムスコにカトレアはにっこり...
「えほえほ!」
「だ、大丈夫ですかっ?」
思わずカトレアの細い肩を抱きしめる才人。
そんな才人の手を優しくふわりと握り締め、カトレアは言った。
「ねえ、サイト君…」
最近、『投薬』の際、カトレアは才人を君付けで呼ぶ。
その方がなんか弟っぽくていいじゃない?とはカトレア本人の...
「な、なんです?」
心配そうに覗き込んでくる才人の耳元で、カトレアは熱い吐息...
「お姉ちゃんのお尻に、サイト君のあっつぅいお注射、いっぱ...
そう言って。
カトレアはガウンの下半身をはだけ、円卓に両手をついて才人...
丹念に洗われ、薬品で洗浄を繰り返したお陰で、カトレアの肛...
まるで第二の性器のようなそこは、腸液と、消毒用の薬品の混...
「ほら、早く。お姉ちゃん、いつもみたいにお尻キレイにして...
早く『お薬』ちょうだぁい…♪」
言って今度は円卓に上半身を預け、臀部に両手を噛ませ、ぐに...
こぽり、とカトレアの肛門から中に塗り込まれた粘液が溢れる。
「わ、わかりましたよ」
言って才人はズボンを脱ぐ。
ぼろん、と才人の一物が震えながら飛び出る。
ベッドの中からそれを除き見ているエレオノールは、カトレア...
…あんなの入ったら、裂けちゃうんじゃないかしら…?
先ほど自分の肛門を犯したローパーの触手も太いと思ったが、...
屹立した才人のモノはそれよりふた周りは大きく、小さなカト...
しかしそれは杞憂だった。
ぐぷぷぷぷぷ…!
あっさりとカトレアの肛門は才人の肉棒を受け入れる。
根元まで刺さった牡に、カトレアの喉が踊る。
「あっあっあっあっ…!すき、これすきぃ…!さいとくんの、お...
「いつもながら、おいしそうにもぐもぐするね、お姉ちゃんの...
才人の言葉どおり、カトレアの腸はまるで才人の一物を口で頬...
膣道とは違う、消化器官の動きに、奇妙な快感を覚えながら、...
ぶりゅりゅ…!
「あ、やっ、しゅごいぃっ!」
舌を出して呼吸を貪りながら、カトレアは嘶く。
その肛門は赤く腫れ上がった内壁を引きずらせながら、才人の...
「ほんとは、薬、なんかより、スルのが、好き、なんでしょう...
「は、はい、私は、カトレアは、お尻で、弟の、おちんぽ、も...
貴族にあるまじき淫らな声を上げ、善がり狂う目の前の妹に、...
…す、すごい…アレ、触手よりもイイのかしら…。
シーツの中で先ほどの感覚を思い出していた。
つ、と自然に股間に手が伸びる。
にゅるり。
エレオノールの股間は確かに濡れそぼっていたが。
エレオノールはそこには一切触れず、身体を曲げて後ろの穴に...
ちぷ…。
指先だけが、肛門に沈む。
丹念に開発されたその襞は、指の進入を歓迎した。
…やだっ…なにこれきもちいい…っ!
目の前で展開される妹と平民の絡みと、先ほどの肛虐の刺激が...
ひくんひくんと反応するエレオノールの身体は、肛門への刺激...
「や、だめ、おねえ、ちゃん、いっちゃう、いっちゃう、おし...
「ほらっ、お薬ですよっ!ぜ、全部、全部受け止めろよっ!」
シーツの外では、いよいよカトレアの治療が終わろうとしてい...
シーツの中では、もどかしい刺激を目の前で肛門を犯される妹...
「いく、いく、いくぅぅぅぅぅっ…!」
「く…!出るよ、全部出るっ…!」
ビクビクと振るえ、才人がカトレアの直腸に精液をぶちまけて...
ガクガクと痙攣し、直腸に精液を受け、カトレアが絶頂の中に...
そして。
軽い絶頂で完全に火のついた、自分の身体をエレオノールは持...
はぁはぁとシーツの中で荒い息をつきながら、
どうしよう、そう思った矢先。
がばっ、とシーツが剥がれた。
シーツを剥いだのは、全裸のカトレアだった。
びく!と震えるエレオノール。そんなエレオノールを見て、一...
エレオノールはこの状況に混乱してしまい、小さくなって震え...
そんなエレオノールを見て、カトレアはくすり、と笑って言っ...
「ねえ、サイト君。お姉さまも、して欲しいそうよ」
「え、な、何を?」
間抜けな返答をする才人に、カトレアは続けた。
「答えはお姉さまが言ってくれるわ。ねえ。お姉さま?」
そして、エレオノールの猿轡と、手の戒めを解く。
エレオノールはのそ、と起き上がり、潤んだ瞳で才人を見つめ...
見つめられた才人の喉がごくりと鳴った。
エレオノールは、才人を見つめたまま、ころん、とベッドの上...
そして、M字に足を開くと、膝を踏ん張ってお尻を上げる。
「ねえ、へい…サイト」
『平民』と呼ぼうとしたが、エレオノールの中の何かがそれを...
いつもと違う、懇願するような弱弱しい声に、才人は怯えたよ...
「な、なんですか?」
「わ、私のお尻も、私のお尻も、犯して頂戴…」
言って、先ほどさんざん肛虐を受けた部位を、両手を使って割...
カトレアのそれと違い、色素が残って灰色に近い色になってい...
才人は思わず脇に控えるカトレアに視線を送る。
「…サイト君、お姉さまのたっての願いですわ。聞いてあげてく...
「で、でも、お尻とかして大丈夫なんすか?」
才人はエレオノールを気遣って言ったのだが。
おねだりをしている当の本人は、それを、『オシリなんて不潔...
「だいじょうぶ、キレイに、キレイにしてあるからぁ…して…」
今、エレオノールの腸内はほぼ空の上、カトレアの手によって...
たしかに、肛門性交をするには十分な準備ができていた。
エレオノールの言葉と、カトレアの視線に、才人は折れた。
エレオノールの上気した身体に覆いかぶさり、いつもしている...
「あっ…♪」
それだけで、歓喜の声を上げるエレオノール。
確かにこれは、触手と違う。
暖かい吐息、牡の体温。
温かい何かが、エレオノールの中を満たしていく。
「じゃ、いきますよっ…!」
ぐぶり。
重い肉の音をたて、才人はエレオノールの菊門を割った。
「かはっ…!」
同時にエレオノールを苛む圧迫感。触手も太かったが、才人の...
ずるりずるりと才人の竿がエレオノールの肛門に飲み込まれて...
その才人の竿を、エレオノールの腸壁が反射的に張り付き、も...
「すっ…げっ…!エレオノールさんもっ…お尻すげえ…!」
「あ、あ、やだ、おしり、かってにもぐもぐしてるぅっ…!」
互いに快感を訴えあい、抱き合う二人。
その脇からカトレアが手を伸ばし、エレオノールの股間に手を...
ぶちゅ。
「きひゃぁっ!なに、何するのカトレアっ?」
カトレアが、肛門を犯され濡れ始めたエレオノールの牝をいじ...
少しはみだしていた小さな神経中枢をつまみ、中身を出す。
「や、ひ、やめっ…!」
「動くと少し大変かと思いまして。サイト君、動いてあげて」
「あ、はい…!」
カトレアの言うがまま、才人は腰を前後に動かす。
カトレアの肛門より強く才人を抱きしめ、ずるりとエレオノー...
しかし引き伸ばされる痛みは、股間に与えられる快感に打ち消...
「ひゃひぃ!おしりめくれちゃう!めくれちゃうぅ!」
「大丈夫お姉さま。人間の体って、意外と伸びるものよ」
カトレアの言うとおり、エレオノールの肛門は才人が引き出さ...
そして、内臓を引っ掻き回される異常な快感に、エレオノール...
「や、だめ、だめ、だめだめだめだめぇぇぇぇぇ!」
美しい金髪を振り乱し、眼鏡の下で泣き叫びながら、ぎゅ、と...
それと同時に肛門と腸壁がぐぶぐぶと才人を締めつけ、股間か...
そして数瞬遅れて。
「く、出る、出るっ…!」
どぷどぷと、先ほどカトレアの中に出したにも拘らず、才人は...
吐き出された精液を、からっぽのエレオノールの腸がもぐもぐ...
「や、ひ、おなか、もぐもぐしてるぅ…!」
新しい快感に目覚めた長女は、絶頂のあとの気だるさに身を任...
そして、結局ルイズにこの事はしっかりとバレ。
才人はエレオノールとカトレアの見守る前で、フルボッコにさ...
そしてルイズがいよいよその怒りの矛先を二人の姉に向けよう...
カトレアがそれを止めた。
「あのねルイズ。私たち、二人で話し合った結果、あなたが正...
「そうそう。元々あんたのだしね。姉妹で取り合うのもなんだ...
二人の言葉に思わずきょとんとなるルイズ。
「でも、サイト君は貸して欲しいのよ。私はお薬がいるし。今...
「私もよ。ストレス解消しとかないと仕事になんないのよ。だ...
いやしかしその理屈はおかしい。
「待ちなさいよ!結局サイトとシたいだけなんじゃないの!」
妹の予想された反応に、二人はあらかじめ決めておいた言葉を...
「だから、これからルイズが孕むまで、私たちは一切子宮でサ...
「え」
驚いた顔のルイズに、エレオノールが続ける。
「私たちがするときは、必ず口か外かお尻で出させるから安心...
「え、ちょっと待って?お尻ってそんな汚い」
ルイズの言葉に、カトレアが説明した。
曰く、ローパーと薬を使って直腸を洗浄するから不潔ではない...
「で、でもあんなのお尻に刺したら…痛いだけなんじゃないの?」
ルイズの素朴な疑問に、エレオノールが応える。
「あら?意外とキモチイイのよ」
そう言って二人は『ねー』と笑い合う。
ルイズは暫く口の中でもごもご言っていたが、やがて応えた。
「わかったわ!週一で貸したげる。
でも、絶対お尻以外で出させちゃだめなんだから!」
そう息巻くルイズ。その足元には虫の息の才人。
そして、計画がうまくいって嬉しそうに微笑みあう二人に、ル...
「…で、お尻でするのってそんなにキモチイイの…?」
末の妹の素朴な疑問に、二人の姉の目がきゅぴぃん!と光った。
「それじゃあルイズ、私の部屋にいらっしゃいな」
「すっごくいいもの、あるんだから…♪」
そして、ルイズは二人の姉に肛門性交を覚えさせられ、以降才...
それはまた、別の話。〜fin〜
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