ゼロの使い魔保管庫
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それは蒼から始まった物語 (11):ブロブ 2 バレッ...
#br
女3人寄れば姦しいというが、その言葉は時に男にも当てはま...
高貴とされる貴族の少年達も大半は異性に過剰なまでの興味を...
そんな訳で、今日も暇が出来ると集まった少年達は今までの女...
ガタン!!
「だから!胸の良さにサイズなんて関係無いって言ってんだろ...
「いーや君は間違っている!大きすぎず小さすぎず、やはり胸...
・・・そういう事はもう少し小さな声でするべきだろう。少な...
ああ、通りかかった女子生徒のウォーターカッターのような視...
堪らずギャラリーの他の少年達は身を縮こませてそそくさと早...
胸倉を掴みかねない勢いで超至近距離で睨みあうのはサイトと...
当初は表向き平民出身だったり大国の王族3人+αをモノにして...
しかし時間が経つにつれ授業などで否応無しに彼と接する事に...
もっとも血筋や家柄などを最も優先する類のこってこての貴族...
とにかくそんな中、でトリステインの軍人一家の末っ子として...
それなりに美形だがアホらしいくらいにキザでナルシストで色...
何やかんやで話を交わす内にいつの間にか悪友ポジションに収...
決してサイト繋がりでイザベラ達にお近づきになるのが狙いで...
だが今日に限っては只管に2人は互いに噛みつき合っていた。
もっともその内容はいつも以上にくだらない内容だ。本人達以...
「大体サイト、君の周囲の女性は確かに魅力的な身体をしてい...
ミス・シャルロットからミス・ティファニアまで、確かに彼女...
やはり女性の胸というものは腰やお尻の曲線美に対して最もバ...
「んなっ!?言いやがったなテメェ!
胸っていうのはな、大きさとかで感触や感度も色々変わって、...
「バカじゃなくて薔薇のギーシュだ!ふっ、どうもサイト、君...
「ふん、そっちだってモンモンとまだニャンニャン出来てない...
火花が散る。もちろん幻覚の筈なのだが何故だろう、2人の周...
ちなみにその正体は、2人から漏れ出る魔力が衝突している為...
軟派な印象からは想像しにくいが、こう見えてギーシュはどう...
ギーシュはドットクラスなのだが、今の彼から漏れ出る魔力は...
サイトも負けじと歴戦の兵な闘気や魔力をばら撒く。
2人の手が、造花を模した杖と杖としての能力も持つ短剣の握...
「君に教えてあげよう!入学前から実家の家庭教師を日々相手...
「こちとら伊達に毎日4人相手に繰り広げてんのは伊達じゃね...
詳しい説明は省こう。
とりあえず言えるのは2人ともれっきとした『大人』の男とい...
中庭を静寂が包む。
相手の瞳に映る己の顔が見える位の距離で。
どちらが先に抜くのか。
呆れた様子から一転緊迫の空気に呼吸すら忘れたギャラリーの...
―――――それを合図に
・・・・・・睨み合っていた2人の元に雷撃が叩きこまれた。
それもとんでもないのが。
サイトとギーシュ、何とか回避成功。でも余波だけでぶっ飛ば...
「のぎゃー!?」
「な、何だぁ!?」
「今のって『ライトニング・クラウド』!?トライアングルク...
「誰だ今撃ちこんだの!?」
「――――ボクダヨ」
その瞬間、少年達は見た。見てしまった。
小太りの、一見気弱そうにも見える少年が、切り裂かれたよう...
というかむしろ、嗤ってる?
どっちにしたってドン引きしたくなる表情だった。握られてる...
「あれ、誰だよ?」
「あいつだ、マリコルヌ!確か、『風上』とかいう奴!」
「冗談、アイツも確かドットクラスだった筈だぞ!?」
「いやでも今のアイツなら吸血鬼も裸で逃げ出しそうな顔して...
「殿中でござる!殿中でござる!」
良い具合にギャラリー、テンパリ気味である。
そんな周囲に目もくれず、マリコルヌは1歩1歩、恐怖を少し...
「いやうん。世の中って不平等だよね。僕の家の家庭教師なん...
「お、おおおおおお落ち着きたまえ君!そう、きっと話し合え...
「そそそそそうだって!それにさ、きっとお前にもお前の事好...
だからそんな杖が血塗れのナイフにも見えてきそうな表情で寄...
人間、どれだけ凄くても本能レベルでありったけの恐怖を感じ...
そういえば前にジョゼフに聞いたところによると『虚無』の動...
もしマリコルヌが『虚無』の使い手だったら今なら世界すらも...
それから自分の言葉が微妙にフォローになってないのにはまだ...
そんな2人を見下ろし足を止めた太っちょの少年は、邪悪の極...
その表情に思わずギーシュは安堵の溜息を盛大に吐き出し、ギ...
修羅場慣れしたサイトだけは気付いていた。
―――――こ、コイツ、眼だけ全然笑ってNEeeeeeeeee!...
1人慌てて生死を賭けて制止にかかる。
「た、頼むからマリコルヌストッ――――――」
「サンダー・レ○ジィィィィィィィ!!!!!!」
「作品が違うだろうがバッキャロー!!!!」
余談だが、その日以来マリコルヌの2つ名に『太っちょの悪魔...
#br
終了行:
それは蒼から始まった物語 (11):ブロブ 2 バレッ...
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女3人寄れば姦しいというが、その言葉は時に男にも当てはま...
高貴とされる貴族の少年達も大半は異性に過剰なまでの興味を...
そんな訳で、今日も暇が出来ると集まった少年達は今までの女...
ガタン!!
「だから!胸の良さにサイズなんて関係無いって言ってんだろ...
「いーや君は間違っている!大きすぎず小さすぎず、やはり胸...
・・・そういう事はもう少し小さな声でするべきだろう。少な...
ああ、通りかかった女子生徒のウォーターカッターのような視...
堪らずギャラリーの他の少年達は身を縮こませてそそくさと早...
胸倉を掴みかねない勢いで超至近距離で睨みあうのはサイトと...
当初は表向き平民出身だったり大国の王族3人+αをモノにして...
しかし時間が経つにつれ授業などで否応無しに彼と接する事に...
もっとも血筋や家柄などを最も優先する類のこってこての貴族...
とにかくそんな中、でトリステインの軍人一家の末っ子として...
それなりに美形だがアホらしいくらいにキザでナルシストで色...
何やかんやで話を交わす内にいつの間にか悪友ポジションに収...
決してサイト繋がりでイザベラ達にお近づきになるのが狙いで...
だが今日に限っては只管に2人は互いに噛みつき合っていた。
もっともその内容はいつも以上にくだらない内容だ。本人達以...
「大体サイト、君の周囲の女性は確かに魅力的な身体をしてい...
ミス・シャルロットからミス・ティファニアまで、確かに彼女...
やはり女性の胸というものは腰やお尻の曲線美に対して最もバ...
「んなっ!?言いやがったなテメェ!
胸っていうのはな、大きさとかで感触や感度も色々変わって、...
「バカじゃなくて薔薇のギーシュだ!ふっ、どうもサイト、君...
「ふん、そっちだってモンモンとまだニャンニャン出来てない...
火花が散る。もちろん幻覚の筈なのだが何故だろう、2人の周...
ちなみにその正体は、2人から漏れ出る魔力が衝突している為...
軟派な印象からは想像しにくいが、こう見えてギーシュはどう...
ギーシュはドットクラスなのだが、今の彼から漏れ出る魔力は...
サイトも負けじと歴戦の兵な闘気や魔力をばら撒く。
2人の手が、造花を模した杖と杖としての能力も持つ短剣の握...
「君に教えてあげよう!入学前から実家の家庭教師を日々相手...
「こちとら伊達に毎日4人相手に繰り広げてんのは伊達じゃね...
詳しい説明は省こう。
とりあえず言えるのは2人ともれっきとした『大人』の男とい...
中庭を静寂が包む。
相手の瞳に映る己の顔が見える位の距離で。
どちらが先に抜くのか。
呆れた様子から一転緊迫の空気に呼吸すら忘れたギャラリーの...
―――――それを合図に
・・・・・・睨み合っていた2人の元に雷撃が叩きこまれた。
それもとんでもないのが。
サイトとギーシュ、何とか回避成功。でも余波だけでぶっ飛ば...
「のぎゃー!?」
「な、何だぁ!?」
「今のって『ライトニング・クラウド』!?トライアングルク...
「誰だ今撃ちこんだの!?」
「――――ボクダヨ」
その瞬間、少年達は見た。見てしまった。
小太りの、一見気弱そうにも見える少年が、切り裂かれたよう...
というかむしろ、嗤ってる?
どっちにしたってドン引きしたくなる表情だった。握られてる...
「あれ、誰だよ?」
「あいつだ、マリコルヌ!確か、『風上』とかいう奴!」
「冗談、アイツも確かドットクラスだった筈だぞ!?」
「いやでも今のアイツなら吸血鬼も裸で逃げ出しそうな顔して...
「殿中でござる!殿中でござる!」
良い具合にギャラリー、テンパリ気味である。
そんな周囲に目もくれず、マリコルヌは1歩1歩、恐怖を少し...
「いやうん。世の中って不平等だよね。僕の家の家庭教師なん...
「お、おおおおおお落ち着きたまえ君!そう、きっと話し合え...
「そそそそそうだって!それにさ、きっとお前にもお前の事好...
だからそんな杖が血塗れのナイフにも見えてきそうな表情で寄...
人間、どれだけ凄くても本能レベルでありったけの恐怖を感じ...
そういえば前にジョゼフに聞いたところによると『虚無』の動...
もしマリコルヌが『虚無』の使い手だったら今なら世界すらも...
それから自分の言葉が微妙にフォローになってないのにはまだ...
そんな2人を見下ろし足を止めた太っちょの少年は、邪悪の極...
その表情に思わずギーシュは安堵の溜息を盛大に吐き出し、ギ...
修羅場慣れしたサイトだけは気付いていた。
―――――こ、コイツ、眼だけ全然笑ってNEeeeeeeeee!...
1人慌てて生死を賭けて制止にかかる。
「た、頼むからマリコルヌストッ――――――」
「サンダー・レ○ジィィィィィィィ!!!!!!」
「作品が違うだろうがバッキャロー!!!!」
余談だが、その日以来マリコルヌの2つ名に『太っちょの悪魔...
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