ゼロの使い魔保管庫
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お金では買えないもの せんたいさん
#br
やっぱりない。どこにもない。
捜し物は見つからない。かつては王都へ水を運んでいた、今は...
もう、表に出回っているぶんは、貴族の有閑夫人たちが高値で...
具体的には、それを適量手に入れるには、トリステイン辺境に...
…そりゃ宝石店の入り口に、宝石でできた瓶に入れられて飾られ...
成分を抽出し、製法を突き止めるところまではできた。しかし...
それに、突き止めた成分もろくでもないものばかり。ひょっと...
その原材料も、もし見つかればと思ってここへ来たのだが、や...
…サイクロプスの角膜なんて、どこで手に入れるのかしら。
捜し物は、見つからない。
黒いフードを目深に被り、地下市場を小さな影が歩く。
大人に混じって小さな影がちょろちょろと薄暗がりを歩く姿は...
しかし、この市場に居る誰も、そんな事は気にも留めない。
本来水の通っていた一段窪んだ道が、客の通る道になっていた。
二人も通れば肩がぶつかるような狭さだったが、客は水道の端...
たまにすれ違う事があっても、お互い干渉しないように器用に...
そして、両脇に居並ぶ、布の上に商品を数点並べただけの簡素...
客が店の前で立ち止まり、商品を手にとって、その商品につい...
石壁に覆われたこの廃地下水道は、石を蹴る音すら反響する。...
もちろんそれは官憲を警戒してのこと。この地下市場で取引さ...
たとえば、銃士隊隊長の履き古したタイツやら、魅惑の妖精亭N...
そのどれもが、当然の事ながら目の飛び出るような金額で取引...
しかし、彼女の目の付けた材料の相場を総合しても、表で取引...
以前はせいぜい高価なドレス程度の値段だったのに、今や郊外...
出所の確かでない噂によれば、それの人気に目を付けた業者が...
しかし、それは正しい情報ではないと、地下市場を歩く小さな...
『あれ』の値段が吊りあがった原因は、先も述べたとおり。有...
それの持つ効果は同種のそれを遥かに越え、一度使うとまた使...
その名は『オーガの血』。
それはオーガから採取されるものではないが、その効果と薬の...
女性が服用すれば全身が性感帯と化し、刺激に対し何倍も敏感...
小さな黒い影は、この地下市場に一縷の望みを託し、それを求...
しかし、本来ここは『手に入らないもの』を手に入れる場所。
『オーガの血』は『手の届かないもの』になってしまったが『...
それは、百も承知していたはずだった。
だが、やはり望みを捨てきる事は、できなかったのである。
しかし結局、捜し物は見つからない。
うなだれ、地下市場の出口へと向かう小さな影。
その脇から、声を掛ける者がいた。
「そこのお嬢さん。あなた以前、私の店で品物をお捜しになっ...
この地下市場で店員が客に声を掛けることは滅多にない。
だが例外はある。何度もこういった店を使い、『お得意様』と...
その店員。中肉中背の、どこにでもいるような中年の親父は、...
彼は以前、トリスタニアの裏町で魔法具屋を営んでいた。
そこで、この人物に品物を売ったのである。
その後、彼は王都を出て別の場所で商売を始めたが、王都以外...
仕方なしにとっておきの品物とともに、この地下市場で王都に...
彼女とは以前敵対していたこともあったが、今は純粋に客と売...
しかも、彼女なら支払いは確実だ。
店員はにこやかに続ける。
「『あれ』はここにゃあありませんが…代わりになるものが、入...
最初は人違いを装って通り過ぎようとしていた黒い影だったが...
「…あまり、沢山は出せない」
いつものように抑揚のない声で、黒い影はフードの奥から呟く。
店主は椅子にかけたまま、黒い影の下からにっこり笑って応え...
「ええええ、貴女の置かれたお立場はよく存じておりますよ。
できるだけウチも勉強させていただきますから」
そして、自分の椅子の脇に置いてあった、十本ほどの薬瓶の詰...
「この箱の中身、一品につき全て以前にお買い上げいただいた...
効果の説明は要りようで?」
店主はにやりと笑って小箱を差し出す。
黒い影は、効果をよく聞くためにフードをふぁさ、と外した。...
フードの内側から、絹糸のように滑らかな、短めの青い髪がふ...
「説明、聞かせて」
その表情はいつもと同じように微動だにしていなかったが、彼...
それが証拠に、耳の下の肉がぷるぷると震え、二つ名になぞら...
そして。
タバサは、才人のために、『オーガの血』の代わりを果たせる...
#br
タバサは薬を手に、学院にとって返した。
シルフィードを呼び、文句を垂れる使い魔に喝を入れ、通常の...
へばって地面に潰れるシルフィードを他所に、いそいそとタバ...
この時間、彼はいつも中庭で素振りをしている。
しかし才人は中庭にはいなかった。
だがしかし、才人の相棒が中庭の隅の木に立てかけられ、置い...
「伝説〜♪伝説ぅ〜♪蝶伝説ぅ〜♪おいらはすっごい伝説の剣〜♪」
作詞作曲デルフリンガー、来春放映予定『パロの使い魔』主題...
ここ最近の使い手の自分に対する扱いの悪さに、どうやらお頭...
とりあえず、タバサは伝説に聞いてみることにした。
「…サイトはどこ?」
「おーメガネの嬢ちゃん。相棒ならメイドとエルフに挟まれて...
「…ありがとう」
伝説をそのまま放置し、どういう状況で才人が女子寮へ向かっ...
放置された伝説は、そのまま来期の脚本を練り始める。
「でだ、やっぱ初回のインパクトは大事だろ。そこで前期の主...
いつの間にやら一人遊びすら伝説級のデルフリンガーであった。
さて、その頃才人はと言えば。
「さて。今なんてほざいたか思い出せるかしら?犬?」
「いやあよく覚えてないなあははは」
ルイズに詰め寄られ、女子寮の壁に背中を押し付けられ、冷や...
両腕をシエスタとティファニアの圧倒的な物量に囲まれ、女子...
とりあえず誤魔化しては見るものの、正直に応えようが誤魔化...
世界はそう言う風に出来ている。
「ああそう。なら言ってやるわ。『そんな二人とも谷間で挟ん...
そんなにのしイカがお望みならしてやるぅぉあぁぁぁぁぁ!」
ルイズの目にも留まらない高速の連打が、才人の腹筋に炸裂す...
『あべし!』とか『ひでぶ!』とか『うわらば!』とか叫びな...
ちなみにメイドとペットの二人組は、メイドの機転でとっくに...
才人が気絶したのを確認すると、ルイズは髪をかきあげ、息を...
「ふん!コレに懲りたらもう二度と他の女にデレたりしないこ...
そして、すたすたと女子寮に入っていく。
残されたのは、ぼろぼろになって目を回した才人だけ。
そこへ、一部始終を影から見ていた少女がやってくる。
青い髪の少女は才人を魔法で浮かせると、女子寮の中へ運んで...
そして、大きな杖を持った青い髪の少女は、無事才人を自分の...
目を醒ますと、どこかのベッドの上にいた。
ルイズの部屋ではない。天井のパターンは似ているが、板の色...
そして何より、部屋の匂いが違った。
焚かれた香に混じる、インクの香り。それは、この部屋の蔵書...
才人はこの部屋をよく知っている。
タバサの部屋だ。
「うあー、いててて…」
殴られた腹を押さえながら起き上がる。
あれだけ殴られた後だったが、さほど痛みはない。ルイズの腕...
そして才人は、ここに自分を連れ込んだであろう人物の名を本...
「…シャルロット。いるんだろ?」
視界内には見えないタバサを呼ぶ。すると。
むぎゅ。
背後から白い細い腕が抱きついてきた。
当然、タバサであろうことは才人には簡単に予想がついた。し...
「…いくら自分の部屋だからって、ハダカで抱きつくのはやめな...
才人の腕や首筋に当る素肌の感触が、タバサが裸であることを...
外に居る時は貞淑で知的な美少女なのだが、二人きりになると...
そして、覚悟を決めて振り向く。
「…裸じゃないから」
ベッドの柔らかいシーツの上で立膝になり、才人を上目遣いで...
その素肌を覆うのは、黒い小さな布。
いつもの白い飾り気のない下着とはかけ離れた、黒い布地の下...
紅いレースの縁取りのついた、漆黒のニーソックス。それを吊...
ぎりぎりまでのローライズになった、フリルいっぱいの黒いシ...
そして、上は完全な裸だった。
興奮に薄い桜色に染まった胸の両の先端は、ぷっくりと膨らみ...
才人の目が点になり、そして鋭角に突っ込みを入れる。
「なんつー格好してんだよお前ーっ!」
その突っ込みに、一瞬びくん!と怯えたように肩を竦めたタバ...
すぐに才人を見つめ返すと、至極当然のことを言った。
「こういうの嫌い?」
才人の目が再び点になる。
「いや嫌いか好きかって言われると…ねえ?」
「きらい?」
今度はこくん、と首をかしげて言ってくる。
その幼い仕草と、妖艶な下着とのギャップに、才人の性欲が有...
「大好きでございますともーっ!」
そのまま勢いよくタバサをベッドに押し倒す。
タバサは抵抗らしい抵抗もせず、ベッドの上に遠慮なくその幼...
そして、さらに才人に追い討ちをかける。
「…サイト、乱暴…」
少し困った笑顔で、タバサは才人を下から見つめ、言う。
こういう時、軽く否定的な言葉を吐くのが、彼のスイッチをや...
その効果は覿面で、才人の鼻息の量が普段の1.5倍になる。
「そーいうシャルロットも、期待してたんだろ。こーされるの」
言って、才人はタバサのむき出しの勃起した右の乳首をくにゅ...
その刺激に、びくん、とタバサの身体が震える。
いつもならここで折れるところだが、今日は少し頑張ってみる。
「…乱暴なのは期待してないもん…」
しかし、才人の反撃はタバサの予想の斜め上をいっていた。
「いやぶっちゃけキミがその格好で迫ってくる方が乱暴。正直...
そんなわけでこっからはスーパーサイト君タイムでーっす!」
言って才人は、タバサのない胸の先端で自己主張を続ける桜色...
そして、まるでゲーム機の十字キーを扱うかのように、こりこ...
「うえー」
「ひんっ」
「下下右左っ」
「あっ、やっ、ひぅ!」
「右左左下下右下右AB!」
「やっ、ひ!え、えぇびぃってなにっ?」
「ナイショの呪文だよー。ほれほれ次は爆裂究極拳だ♪」
「や、やめっ!ひ、ひうぁ!」
乳首を玩具のように蹂躙されながらも、タバサは才人の下で悶...
胸を愛撫されるのはどちらかというと好きなタバサだったが、...
だから、自分の乳首を玩具にする才人を、別の場所へ誘導する。
「さ、さい、と、まって、おねぁい、まってっ」
切羽詰ったタバサの声に、才人は流石にまずいと思ったのか、...
「何?」
「あ、あの、別の、場所も、いじって…欲しい…」
そう言って、才人の下でもじもじと太股をすり合わせる。
もちろん、その隙間をいじってほしいのだが。
そんなタバサから滲み出るいぢめてオーラが、才人の嗜虐心に...
「じゃ、言ってみ」
「…え?」
「シャルロットのどこをどういうふうにいじってほしいのか、...
その通りにしたげるよ」
完全にやばいスイッチが入っている。
タバサは、才人のあまりにやわな理性に呆れつつ、自分の計画...
そしてタバサは、才人の予想以上の言葉を吐いてのけた。
タバサは両手を自分のお尻の下に敷くと、そのまま両手でお尻...
そして、あくまで恥ずかしそうな紅い顔で、視線を逸らしなが...
「…シャルロットの、え、えっちな穴を、えっちなお豆を、いっ...
くぁ、と才人は変な声を上げ、のけぞった。
タバサの口撃が効いている証拠だ。
そしてタバサはさらに畳み掛けた。
「指でくにくにして。舌でぺろぺろして。いっぱい、キス、し...
「いいですとも!!」
才人の理性は完全に吹っ飛んだ。
才人は持ち上げられたタバサの太股の間に顔を埋める。そのま...
むぁ、とずらした黒い下着の内側から湯気が立ち上った。
興奮したタバサの零した露が、上気した肌の温度で気化し、股...
つんとした愛液独特の香りが、才人の鼻腔をくすぐる。
才人は堪らず、タバサの股間に舌を伸ばし、溢れる愛液を舐め...
股間全体を舌で愛撫し、勃起した陰核を指で押し潰す。。
ちゅるっ、ちゅるるっ。
「あっあっあっ…いいっ、それいいっ…!」
愛液の音と共に甘くなく声が、少しずつ登りつめていく。
だがそれは、絶頂の手前で止まる。
才人が、股間への愛撫をやめたからだ。
「…ふぇ…?」
くたん、とベッドに身体を預け、タバサは思わず呆ける。
その目の前で、才人はいそいそとズボンを脱いで、言った。
「シャルロット、舌でいっちゃうのは勿体無いだろ?」
そして、ベッドの上に膝を立てて仰向けに寝転んで、ぽんぽん...
「シャルロットの大好きなコレでいきたいだろ?」
その言葉に、タバサは。
「…うん…」
素直に頷く。
指なんかより…舌なんかより…サイトの、おちんちんで…逝きたい...
よろよろと立ち上がり、才人の立てられた太股に腰を預け、勃...
そして、自ら黒い下着をずらし、股間の裂け目を晒す。
自らの下で待ち受ける愛しい人に、タバサは目で尋ねる。『い...
才人は、それに黙って頷いた。
才人の太股に腰を滑らせ、タバサはゆっくりと才人を飲み込ん...
溢れた愛液が淫らな水音を立て、才人の一物はゆっくりとタバ...
やがて、腰と腰がぶつかり、タバサは奥まで才人を飲み込んだ。
奥をえぐられる感触がタバサを狂わせ、奥が吸い付く感触が才...
子宮口と亀頭が押し合った瞬間、どちらからともなく腰を振り...
才人の膝頭に手を掛け、全身で才人を貪るタバサ。
腰を振りたて、下からタバサを貫く才人。
お互いの動きで股間から溢れた愛液が粘っこい音を立てる。
そして、その接合は長く続かない。
互いに迎えた限界を、タバサの方から告げた。
「…っあっ、いくっ、わたしいくっ、サイト、サイトぉ!」
「どっち、に、欲しいっ、シャルロットっ?」
どっちに、とは。
一瞬考えたタバサだったが、すぐに思い出す。
あの薬の効果を発揮するには──────────中出しされる必要があ...
「なかっ、なかにっ、なかにちょうだいっ!」
ぎゅに、と才人の腰に自分の腰を押し付け、最後の絶頂に震え...
才人はタバサの言葉通りに、子宮口に自らの先端を押し当て、...
「く、ぁ、だすよ、シャルロットっ!」
どく、どくどくどく!
溢れるほどに才人は精液をタバサの狭い膣内に流し込む。
そのうち何割かは、確実に子宮口を抜け、タバサの聖域に火を...
────────とくん。
その瞬間、タバサの心臓が熱く鼓動する。
─────胸が───────熱い──────。
あの薬の効果が出てきているのだ。
タバサが薬の効果の発現と絶頂の余韻に呆けていると、才人が...
それを止めるため、タバサはぎゅ、と腰を押し付け、腰を捻っ...
タバサの中で、再び才人は力を取り戻し始める。
「ちょ、シャルロット、なにすんだよ?」
「何を言っているの」
反抗する生意気な才人の上で、タバサはくすり、と淫靡に微笑...
それはまるで、小さな淫魔のよう。
「私はまだ満足してない」
「い、いやだけどさ?少し休もうぜ?」
反論する才人の唇を、タバサは自分の唇塞いで、そして、続け...
「ここからが…本番」
タバサは、自分の胸に点った熱が、どんどん上昇しているのを...
#br
才人の胸に密着したまま、タバサは腰を器用に動かし、再び膨...
その度に、タバサの膣道の襞に、子宮の襞に、吐き出された才...
それでもなお、タバサの膣肉は貪欲に才人を喰い締め、射精を...
タバサは逝きそうになると腰の動きを止め、気を抜くと才人を...
「お、おいシャルロット、いい加減辛いんだけどっ」
上に跨られているせいで主導権の握れない才人は、逝くに逝け...
しかし、それはタバサも同じ。
「待ってっ…もう、少し、だから…」
その言葉と同時に。
タバサの胸の奥から、漏れ出す何か。
それは乳腺を満たし、乳首の先端を押し開け、薄白い水滴とな...
それを合図に、タバサは身体を起こし、才人の視界に身体を晒...
タバサの薄い胸からは、母乳が溢れていた。
これが、彼女が買った薬の効果。
男性の精子を胎内に受ける事で、擬似的な妊娠を体験できる薬。
子宮内にはタバサの卵子はないため、妊娠はしていない。
しかし、タバサの子宮は普段より遥かに敏感に、才人の子種の...
胎内で波打つ液体のもらたす、とんでもない多幸感。
身体を合わせる肉欲とは別物の、満たされる幸せが、タバサを...
そして、薄い胸の乳腺から溢れる、母の証。
あふれ出した母乳が肌を伝う。それは酷く熱く感じられた。
才人は、タバサの胸を流れる白い液体を凝視する。
幼い肢体から母乳を零すその姿は、酷く現実味を欠いて見えた。
「しゃ、シャルロット、それ…」
驚く才人に、タバサは。
女神のような優しい微笑みで、応えた。
「ママの、おちち…」
その言葉に凍りつく才人。
「え、ま、まさかシャルロット妊娠したのっ?」
魔法の薬かなんかで一発妊娠コースですかー?と慌てた才人だ...
「…妊娠はしていない。薬で、擬似的に孕んだのと同じ状態にな...
そう言って、タバサは胸の下に両手を当て、薄い胸の肉を掻き...
そのせいで乳腺が圧迫され、乳首の先端から母乳が溢れて、ぷ...
「あじみ、してみて」
「い」
いきなりな言葉に才人が戸惑っていると、即座にタバサは追い...
「おねがい……パパ」
頬を染めて、そうねだる偽りの母親に、才人は完全にプッツン...
「しょ、しょうがねえママだなもう!」
そう叫んで母乳を零すタバサの右胸にむしゃぶりつく。
ちゅうちゅうと吸い上げると、口の中に乳成分独特の香りが広...
淡白でほとんど味のしないはずのその母乳は、才人の口の中で...
夢中になって吸い上げる才人の口から、じゅるじゅると浅まし...
乳腺を吸い上げられる感覚は、タバサの新しい官能を呼び覚ま...
「も、もっと吸って…ほんとの、あかちゃん、みたいに…!」
ぎゅっと才人の頭を抱きしめ、搾乳をせがむタバサ。
才人はその言葉の通りに、乳輪の外側まで口に含み、ちゅうち...
しかし薄いタバサの胸は、母乳をそれほどストックできるわけ...
すぐに右の乳腺はからっぽになり、才人の口の中には唾液しか...
だが、胸はもう一つあるのだ。
母乳の溢れるそこに、才人はむしゃぶりつく。
「あっあっあっあっ…すわれちゃう、全部…!」
母乳を吸われる感覚に震えるタバサ。
そして、彼女の身体の変化はそこだけではなかった。
出産する際に開かれる場所…子宮口が、弛み始めたのだ。
下から貫かれているせいで、圧力のかかりっぱなしになった肉...
ぼぞ、と肉の内側で重い音をたてて、タバサの門が開く。
子宮までも貫かれ、タバサの肺から空気が搾り出される。
「──────っ!────────かはっ──」
それは、亀頭を襲う異常な肉の圧力とともに、才人にも伝わる。
だが。
限界まで煮えたぎった才人の獣は、すでに理性を完全に押し流...
才人はぐぼぐぼと鈍い音を立て、タバサの子宮口を犯し始める。
それと同時に、心臓の上から、タバサの母乳をずるずると吸い...
「────────────ぁ!─────────ひ!」
奥を突き上げられるたびに、ぱちんぱちんとタバサの視界で虹...
門を肉の破城槌が出て行くたびに、血を吐きそうな快感に意識...
あまりの刺激に頭痛すら覚え、タバサは声も上げられずに絶頂...
そして。
一番奥で才人がぴたり、と止まった。
「く、ぁ、で、出るっ!」
才人のその言葉と同時に。
ぴっちりと張り付いた膣肉に、才人の性器が膨れる感覚が伝わ...
射精の前触れだ。
限界まで敏感になった肉襞が、才人の精液が肉棒を昇ってくる...
そして。
子宮の一番奥、子をなすべき場所に、びゅるびゅると直接熱い...
「ひぁ!あぁぁぁぁぁぁ────────────!」
その熱さにタバサの喉が獣のように長く吼え、そして、彼女の...
目を醒ますと、サイトがおっぱいを吸っていた。
私が目を醒ましたのに気付いたのか、サイトは慌てて私のおっ...
…キモチよかったのに。
そう思ってちょっと不満そうな顔をしたを誤解したのか、サイ...
「わ、悪い!も、漏れてたからもったいないかなって思って!」
…そっか。まだ薬の影響が残ってるんだ。
私の右胸は、サイトの言うとおり、とろとろと母乳を零してい...
でも、サイトの咥えていた方の乳首からは、何も出ていない。...
けど、この母乳を吸われる感覚は、結構クセになるかもしれな...
いつものピリピリするような快楽の感覚じゃなく、自らを分け...
世のお母さんたちは、みんなこうして子供を育てるんだ。
そして私は、当然ある人の事を思い出す。
…母様も、こうやって私を育ててくれたんだ。
そう思うと、胸の奥が酷く切なくなる。
思わず涙が出てくる。
「お、おい、シャルロット?」
いきなり泣き出した私を、心配そうな顔でサイトが見つめてい...
…大丈夫。悲しいわけでも、なんでもないから。
私はそれを、彼に伝える。
「大丈夫。ちょっと、涙が出ただけ」
ほっとする彼を見て、私は微笑む。自然と笑みがこぼれてくる。
…私は、今、幸せだ。
理屈じゃなく、身体が幸せに火照っている。
それは、薬のせい。薬のせいで、私の体は今、「おかあさん」...
からっぽの子宮に満たされた精液を子供に置き換えて、私の身...
でも、そう頭で理解していても、湧き出る幸せに頬が弛む。
…これが、本当の妊娠なら、どれだけ幸せなんだろう。
そう思いながら、私は目の前でほっとして胸を撫で下ろすサイ...
そして、決意を込めて、言った。
「サイト、いつか、本当にあなたの子供を孕ませてね」
「え!?いや、でもそのあの」
…なによその答え。
私はちょっとだけむっとするけど。
すぐに彼の弱点を思い出し、詰め寄った。
「おちちは、パパと赤ちゃんではんぶんこね♪」
…我ながらこの台詞はどーかなー、と思ったけど。
結構効いてるみたいで、サイトは指を絡めながら何か言おうと...
「いやちょっとまってやっぱあのその…」
「いらないなら他の人にあげる」
両方の胸をきゅ、と寄せて上げて、母乳を胸から搾り出す。
私の最後の一撃は、予想通りの効果を示した。
「ゴチになりますっ!」
サイトは襲いかかってきた。
…このぶんだと、私が本当に孕むのもそう遠い日の話じゃないの...
#br
終了行:
お金では買えないもの せんたいさん
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やっぱりない。どこにもない。
捜し物は見つからない。かつては王都へ水を運んでいた、今は...
もう、表に出回っているぶんは、貴族の有閑夫人たちが高値で...
具体的には、それを適量手に入れるには、トリステイン辺境に...
…そりゃ宝石店の入り口に、宝石でできた瓶に入れられて飾られ...
成分を抽出し、製法を突き止めるところまではできた。しかし...
それに、突き止めた成分もろくでもないものばかり。ひょっと...
その原材料も、もし見つかればと思ってここへ来たのだが、や...
…サイクロプスの角膜なんて、どこで手に入れるのかしら。
捜し物は、見つからない。
黒いフードを目深に被り、地下市場を小さな影が歩く。
大人に混じって小さな影がちょろちょろと薄暗がりを歩く姿は...
しかし、この市場に居る誰も、そんな事は気にも留めない。
本来水の通っていた一段窪んだ道が、客の通る道になっていた。
二人も通れば肩がぶつかるような狭さだったが、客は水道の端...
たまにすれ違う事があっても、お互い干渉しないように器用に...
そして、両脇に居並ぶ、布の上に商品を数点並べただけの簡素...
客が店の前で立ち止まり、商品を手にとって、その商品につい...
石壁に覆われたこの廃地下水道は、石を蹴る音すら反響する。...
もちろんそれは官憲を警戒してのこと。この地下市場で取引さ...
たとえば、銃士隊隊長の履き古したタイツやら、魅惑の妖精亭N...
そのどれもが、当然の事ながら目の飛び出るような金額で取引...
しかし、彼女の目の付けた材料の相場を総合しても、表で取引...
以前はせいぜい高価なドレス程度の値段だったのに、今や郊外...
出所の確かでない噂によれば、それの人気に目を付けた業者が...
しかし、それは正しい情報ではないと、地下市場を歩く小さな...
『あれ』の値段が吊りあがった原因は、先も述べたとおり。有...
それの持つ効果は同種のそれを遥かに越え、一度使うとまた使...
その名は『オーガの血』。
それはオーガから採取されるものではないが、その効果と薬の...
女性が服用すれば全身が性感帯と化し、刺激に対し何倍も敏感...
小さな黒い影は、この地下市場に一縷の望みを託し、それを求...
しかし、本来ここは『手に入らないもの』を手に入れる場所。
『オーガの血』は『手の届かないもの』になってしまったが『...
それは、百も承知していたはずだった。
だが、やはり望みを捨てきる事は、できなかったのである。
しかし結局、捜し物は見つからない。
うなだれ、地下市場の出口へと向かう小さな影。
その脇から、声を掛ける者がいた。
「そこのお嬢さん。あなた以前、私の店で品物をお捜しになっ...
この地下市場で店員が客に声を掛けることは滅多にない。
だが例外はある。何度もこういった店を使い、『お得意様』と...
その店員。中肉中背の、どこにでもいるような中年の親父は、...
彼は以前、トリスタニアの裏町で魔法具屋を営んでいた。
そこで、この人物に品物を売ったのである。
その後、彼は王都を出て別の場所で商売を始めたが、王都以外...
仕方なしにとっておきの品物とともに、この地下市場で王都に...
彼女とは以前敵対していたこともあったが、今は純粋に客と売...
しかも、彼女なら支払いは確実だ。
店員はにこやかに続ける。
「『あれ』はここにゃあありませんが…代わりになるものが、入...
最初は人違いを装って通り過ぎようとしていた黒い影だったが...
「…あまり、沢山は出せない」
いつものように抑揚のない声で、黒い影はフードの奥から呟く。
店主は椅子にかけたまま、黒い影の下からにっこり笑って応え...
「ええええ、貴女の置かれたお立場はよく存じておりますよ。
できるだけウチも勉強させていただきますから」
そして、自分の椅子の脇に置いてあった、十本ほどの薬瓶の詰...
「この箱の中身、一品につき全て以前にお買い上げいただいた...
効果の説明は要りようで?」
店主はにやりと笑って小箱を差し出す。
黒い影は、効果をよく聞くためにフードをふぁさ、と外した。...
フードの内側から、絹糸のように滑らかな、短めの青い髪がふ...
「説明、聞かせて」
その表情はいつもと同じように微動だにしていなかったが、彼...
それが証拠に、耳の下の肉がぷるぷると震え、二つ名になぞら...
そして。
タバサは、才人のために、『オーガの血』の代わりを果たせる...
#br
タバサは薬を手に、学院にとって返した。
シルフィードを呼び、文句を垂れる使い魔に喝を入れ、通常の...
へばって地面に潰れるシルフィードを他所に、いそいそとタバ...
この時間、彼はいつも中庭で素振りをしている。
しかし才人は中庭にはいなかった。
だがしかし、才人の相棒が中庭の隅の木に立てかけられ、置い...
「伝説〜♪伝説ぅ〜♪蝶伝説ぅ〜♪おいらはすっごい伝説の剣〜♪」
作詞作曲デルフリンガー、来春放映予定『パロの使い魔』主題...
ここ最近の使い手の自分に対する扱いの悪さに、どうやらお頭...
とりあえず、タバサは伝説に聞いてみることにした。
「…サイトはどこ?」
「おーメガネの嬢ちゃん。相棒ならメイドとエルフに挟まれて...
「…ありがとう」
伝説をそのまま放置し、どういう状況で才人が女子寮へ向かっ...
放置された伝説は、そのまま来期の脚本を練り始める。
「でだ、やっぱ初回のインパクトは大事だろ。そこで前期の主...
いつの間にやら一人遊びすら伝説級のデルフリンガーであった。
さて、その頃才人はと言えば。
「さて。今なんてほざいたか思い出せるかしら?犬?」
「いやあよく覚えてないなあははは」
ルイズに詰め寄られ、女子寮の壁に背中を押し付けられ、冷や...
両腕をシエスタとティファニアの圧倒的な物量に囲まれ、女子...
とりあえず誤魔化しては見るものの、正直に応えようが誤魔化...
世界はそう言う風に出来ている。
「ああそう。なら言ってやるわ。『そんな二人とも谷間で挟ん...
そんなにのしイカがお望みならしてやるぅぉあぁぁぁぁぁ!」
ルイズの目にも留まらない高速の連打が、才人の腹筋に炸裂す...
『あべし!』とか『ひでぶ!』とか『うわらば!』とか叫びな...
ちなみにメイドとペットの二人組は、メイドの機転でとっくに...
才人が気絶したのを確認すると、ルイズは髪をかきあげ、息を...
「ふん!コレに懲りたらもう二度と他の女にデレたりしないこ...
そして、すたすたと女子寮に入っていく。
残されたのは、ぼろぼろになって目を回した才人だけ。
そこへ、一部始終を影から見ていた少女がやってくる。
青い髪の少女は才人を魔法で浮かせると、女子寮の中へ運んで...
そして、大きな杖を持った青い髪の少女は、無事才人を自分の...
目を醒ますと、どこかのベッドの上にいた。
ルイズの部屋ではない。天井のパターンは似ているが、板の色...
そして何より、部屋の匂いが違った。
焚かれた香に混じる、インクの香り。それは、この部屋の蔵書...
才人はこの部屋をよく知っている。
タバサの部屋だ。
「うあー、いててて…」
殴られた腹を押さえながら起き上がる。
あれだけ殴られた後だったが、さほど痛みはない。ルイズの腕...
そして才人は、ここに自分を連れ込んだであろう人物の名を本...
「…シャルロット。いるんだろ?」
視界内には見えないタバサを呼ぶ。すると。
むぎゅ。
背後から白い細い腕が抱きついてきた。
当然、タバサであろうことは才人には簡単に予想がついた。し...
「…いくら自分の部屋だからって、ハダカで抱きつくのはやめな...
才人の腕や首筋に当る素肌の感触が、タバサが裸であることを...
外に居る時は貞淑で知的な美少女なのだが、二人きりになると...
そして、覚悟を決めて振り向く。
「…裸じゃないから」
ベッドの柔らかいシーツの上で立膝になり、才人を上目遣いで...
その素肌を覆うのは、黒い小さな布。
いつもの白い飾り気のない下着とはかけ離れた、黒い布地の下...
紅いレースの縁取りのついた、漆黒のニーソックス。それを吊...
ぎりぎりまでのローライズになった、フリルいっぱいの黒いシ...
そして、上は完全な裸だった。
興奮に薄い桜色に染まった胸の両の先端は、ぷっくりと膨らみ...
才人の目が点になり、そして鋭角に突っ込みを入れる。
「なんつー格好してんだよお前ーっ!」
その突っ込みに、一瞬びくん!と怯えたように肩を竦めたタバ...
すぐに才人を見つめ返すと、至極当然のことを言った。
「こういうの嫌い?」
才人の目が再び点になる。
「いや嫌いか好きかって言われると…ねえ?」
「きらい?」
今度はこくん、と首をかしげて言ってくる。
その幼い仕草と、妖艶な下着とのギャップに、才人の性欲が有...
「大好きでございますともーっ!」
そのまま勢いよくタバサをベッドに押し倒す。
タバサは抵抗らしい抵抗もせず、ベッドの上に遠慮なくその幼...
そして、さらに才人に追い討ちをかける。
「…サイト、乱暴…」
少し困った笑顔で、タバサは才人を下から見つめ、言う。
こういう時、軽く否定的な言葉を吐くのが、彼のスイッチをや...
その効果は覿面で、才人の鼻息の量が普段の1.5倍になる。
「そーいうシャルロットも、期待してたんだろ。こーされるの」
言って、才人はタバサのむき出しの勃起した右の乳首をくにゅ...
その刺激に、びくん、とタバサの身体が震える。
いつもならここで折れるところだが、今日は少し頑張ってみる。
「…乱暴なのは期待してないもん…」
しかし、才人の反撃はタバサの予想の斜め上をいっていた。
「いやぶっちゃけキミがその格好で迫ってくる方が乱暴。正直...
そんなわけでこっからはスーパーサイト君タイムでーっす!」
言って才人は、タバサのない胸の先端で自己主張を続ける桜色...
そして、まるでゲーム機の十字キーを扱うかのように、こりこ...
「うえー」
「ひんっ」
「下下右左っ」
「あっ、やっ、ひぅ!」
「右左左下下右下右AB!」
「やっ、ひ!え、えぇびぃってなにっ?」
「ナイショの呪文だよー。ほれほれ次は爆裂究極拳だ♪」
「や、やめっ!ひ、ひうぁ!」
乳首を玩具のように蹂躙されながらも、タバサは才人の下で悶...
胸を愛撫されるのはどちらかというと好きなタバサだったが、...
だから、自分の乳首を玩具にする才人を、別の場所へ誘導する。
「さ、さい、と、まって、おねぁい、まってっ」
切羽詰ったタバサの声に、才人は流石にまずいと思ったのか、...
「何?」
「あ、あの、別の、場所も、いじって…欲しい…」
そう言って、才人の下でもじもじと太股をすり合わせる。
もちろん、その隙間をいじってほしいのだが。
そんなタバサから滲み出るいぢめてオーラが、才人の嗜虐心に...
「じゃ、言ってみ」
「…え?」
「シャルロットのどこをどういうふうにいじってほしいのか、...
その通りにしたげるよ」
完全にやばいスイッチが入っている。
タバサは、才人のあまりにやわな理性に呆れつつ、自分の計画...
そしてタバサは、才人の予想以上の言葉を吐いてのけた。
タバサは両手を自分のお尻の下に敷くと、そのまま両手でお尻...
そして、あくまで恥ずかしそうな紅い顔で、視線を逸らしなが...
「…シャルロットの、え、えっちな穴を、えっちなお豆を、いっ...
くぁ、と才人は変な声を上げ、のけぞった。
タバサの口撃が効いている証拠だ。
そしてタバサはさらに畳み掛けた。
「指でくにくにして。舌でぺろぺろして。いっぱい、キス、し...
「いいですとも!!」
才人の理性は完全に吹っ飛んだ。
才人は持ち上げられたタバサの太股の間に顔を埋める。そのま...
むぁ、とずらした黒い下着の内側から湯気が立ち上った。
興奮したタバサの零した露が、上気した肌の温度で気化し、股...
つんとした愛液独特の香りが、才人の鼻腔をくすぐる。
才人は堪らず、タバサの股間に舌を伸ばし、溢れる愛液を舐め...
股間全体を舌で愛撫し、勃起した陰核を指で押し潰す。。
ちゅるっ、ちゅるるっ。
「あっあっあっ…いいっ、それいいっ…!」
愛液の音と共に甘くなく声が、少しずつ登りつめていく。
だがそれは、絶頂の手前で止まる。
才人が、股間への愛撫をやめたからだ。
「…ふぇ…?」
くたん、とベッドに身体を預け、タバサは思わず呆ける。
その目の前で、才人はいそいそとズボンを脱いで、言った。
「シャルロット、舌でいっちゃうのは勿体無いだろ?」
そして、ベッドの上に膝を立てて仰向けに寝転んで、ぽんぽん...
「シャルロットの大好きなコレでいきたいだろ?」
その言葉に、タバサは。
「…うん…」
素直に頷く。
指なんかより…舌なんかより…サイトの、おちんちんで…逝きたい...
よろよろと立ち上がり、才人の立てられた太股に腰を預け、勃...
そして、自ら黒い下着をずらし、股間の裂け目を晒す。
自らの下で待ち受ける愛しい人に、タバサは目で尋ねる。『い...
才人は、それに黙って頷いた。
才人の太股に腰を滑らせ、タバサはゆっくりと才人を飲み込ん...
溢れた愛液が淫らな水音を立て、才人の一物はゆっくりとタバ...
やがて、腰と腰がぶつかり、タバサは奥まで才人を飲み込んだ。
奥をえぐられる感触がタバサを狂わせ、奥が吸い付く感触が才...
子宮口と亀頭が押し合った瞬間、どちらからともなく腰を振り...
才人の膝頭に手を掛け、全身で才人を貪るタバサ。
腰を振りたて、下からタバサを貫く才人。
お互いの動きで股間から溢れた愛液が粘っこい音を立てる。
そして、その接合は長く続かない。
互いに迎えた限界を、タバサの方から告げた。
「…っあっ、いくっ、わたしいくっ、サイト、サイトぉ!」
「どっち、に、欲しいっ、シャルロットっ?」
どっちに、とは。
一瞬考えたタバサだったが、すぐに思い出す。
あの薬の効果を発揮するには──────────中出しされる必要があ...
「なかっ、なかにっ、なかにちょうだいっ!」
ぎゅに、と才人の腰に自分の腰を押し付け、最後の絶頂に震え...
才人はタバサの言葉通りに、子宮口に自らの先端を押し当て、...
「く、ぁ、だすよ、シャルロットっ!」
どく、どくどくどく!
溢れるほどに才人は精液をタバサの狭い膣内に流し込む。
そのうち何割かは、確実に子宮口を抜け、タバサの聖域に火を...
────────とくん。
その瞬間、タバサの心臓が熱く鼓動する。
─────胸が───────熱い──────。
あの薬の効果が出てきているのだ。
タバサが薬の効果の発現と絶頂の余韻に呆けていると、才人が...
それを止めるため、タバサはぎゅ、と腰を押し付け、腰を捻っ...
タバサの中で、再び才人は力を取り戻し始める。
「ちょ、シャルロット、なにすんだよ?」
「何を言っているの」
反抗する生意気な才人の上で、タバサはくすり、と淫靡に微笑...
それはまるで、小さな淫魔のよう。
「私はまだ満足してない」
「い、いやだけどさ?少し休もうぜ?」
反論する才人の唇を、タバサは自分の唇塞いで、そして、続け...
「ここからが…本番」
タバサは、自分の胸に点った熱が、どんどん上昇しているのを...
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才人の胸に密着したまま、タバサは腰を器用に動かし、再び膨...
その度に、タバサの膣道の襞に、子宮の襞に、吐き出された才...
それでもなお、タバサの膣肉は貪欲に才人を喰い締め、射精を...
タバサは逝きそうになると腰の動きを止め、気を抜くと才人を...
「お、おいシャルロット、いい加減辛いんだけどっ」
上に跨られているせいで主導権の握れない才人は、逝くに逝け...
しかし、それはタバサも同じ。
「待ってっ…もう、少し、だから…」
その言葉と同時に。
タバサの胸の奥から、漏れ出す何か。
それは乳腺を満たし、乳首の先端を押し開け、薄白い水滴とな...
それを合図に、タバサは身体を起こし、才人の視界に身体を晒...
タバサの薄い胸からは、母乳が溢れていた。
これが、彼女が買った薬の効果。
男性の精子を胎内に受ける事で、擬似的な妊娠を体験できる薬。
子宮内にはタバサの卵子はないため、妊娠はしていない。
しかし、タバサの子宮は普段より遥かに敏感に、才人の子種の...
胎内で波打つ液体のもらたす、とんでもない多幸感。
身体を合わせる肉欲とは別物の、満たされる幸せが、タバサを...
そして、薄い胸の乳腺から溢れる、母の証。
あふれ出した母乳が肌を伝う。それは酷く熱く感じられた。
才人は、タバサの胸を流れる白い液体を凝視する。
幼い肢体から母乳を零すその姿は、酷く現実味を欠いて見えた。
「しゃ、シャルロット、それ…」
驚く才人に、タバサは。
女神のような優しい微笑みで、応えた。
「ママの、おちち…」
その言葉に凍りつく才人。
「え、ま、まさかシャルロット妊娠したのっ?」
魔法の薬かなんかで一発妊娠コースですかー?と慌てた才人だ...
「…妊娠はしていない。薬で、擬似的に孕んだのと同じ状態にな...
そう言って、タバサは胸の下に両手を当て、薄い胸の肉を掻き...
そのせいで乳腺が圧迫され、乳首の先端から母乳が溢れて、ぷ...
「あじみ、してみて」
「い」
いきなりな言葉に才人が戸惑っていると、即座にタバサは追い...
「おねがい……パパ」
頬を染めて、そうねだる偽りの母親に、才人は完全にプッツン...
「しょ、しょうがねえママだなもう!」
そう叫んで母乳を零すタバサの右胸にむしゃぶりつく。
ちゅうちゅうと吸い上げると、口の中に乳成分独特の香りが広...
淡白でほとんど味のしないはずのその母乳は、才人の口の中で...
夢中になって吸い上げる才人の口から、じゅるじゅると浅まし...
乳腺を吸い上げられる感覚は、タバサの新しい官能を呼び覚ま...
「も、もっと吸って…ほんとの、あかちゃん、みたいに…!」
ぎゅっと才人の頭を抱きしめ、搾乳をせがむタバサ。
才人はその言葉の通りに、乳輪の外側まで口に含み、ちゅうち...
しかし薄いタバサの胸は、母乳をそれほどストックできるわけ...
すぐに右の乳腺はからっぽになり、才人の口の中には唾液しか...
だが、胸はもう一つあるのだ。
母乳の溢れるそこに、才人はむしゃぶりつく。
「あっあっあっあっ…すわれちゃう、全部…!」
母乳を吸われる感覚に震えるタバサ。
そして、彼女の身体の変化はそこだけではなかった。
出産する際に開かれる場所…子宮口が、弛み始めたのだ。
下から貫かれているせいで、圧力のかかりっぱなしになった肉...
ぼぞ、と肉の内側で重い音をたてて、タバサの門が開く。
子宮までも貫かれ、タバサの肺から空気が搾り出される。
「──────っ!────────かはっ──」
それは、亀頭を襲う異常な肉の圧力とともに、才人にも伝わる。
だが。
限界まで煮えたぎった才人の獣は、すでに理性を完全に押し流...
才人はぐぼぐぼと鈍い音を立て、タバサの子宮口を犯し始める。
それと同時に、心臓の上から、タバサの母乳をずるずると吸い...
「────────────ぁ!─────────ひ!」
奥を突き上げられるたびに、ぱちんぱちんとタバサの視界で虹...
門を肉の破城槌が出て行くたびに、血を吐きそうな快感に意識...
あまりの刺激に頭痛すら覚え、タバサは声も上げられずに絶頂...
そして。
一番奥で才人がぴたり、と止まった。
「く、ぁ、で、出るっ!」
才人のその言葉と同時に。
ぴっちりと張り付いた膣肉に、才人の性器が膨れる感覚が伝わ...
射精の前触れだ。
限界まで敏感になった肉襞が、才人の精液が肉棒を昇ってくる...
そして。
子宮の一番奥、子をなすべき場所に、びゅるびゅると直接熱い...
「ひぁ!あぁぁぁぁぁぁ────────────!」
その熱さにタバサの喉が獣のように長く吼え、そして、彼女の...
目を醒ますと、サイトがおっぱいを吸っていた。
私が目を醒ましたのに気付いたのか、サイトは慌てて私のおっ...
…キモチよかったのに。
そう思ってちょっと不満そうな顔をしたを誤解したのか、サイ...
「わ、悪い!も、漏れてたからもったいないかなって思って!」
…そっか。まだ薬の影響が残ってるんだ。
私の右胸は、サイトの言うとおり、とろとろと母乳を零してい...
でも、サイトの咥えていた方の乳首からは、何も出ていない。...
けど、この母乳を吸われる感覚は、結構クセになるかもしれな...
いつものピリピリするような快楽の感覚じゃなく、自らを分け...
世のお母さんたちは、みんなこうして子供を育てるんだ。
そして私は、当然ある人の事を思い出す。
…母様も、こうやって私を育ててくれたんだ。
そう思うと、胸の奥が酷く切なくなる。
思わず涙が出てくる。
「お、おい、シャルロット?」
いきなり泣き出した私を、心配そうな顔でサイトが見つめてい...
…大丈夫。悲しいわけでも、なんでもないから。
私はそれを、彼に伝える。
「大丈夫。ちょっと、涙が出ただけ」
ほっとする彼を見て、私は微笑む。自然と笑みがこぼれてくる。
…私は、今、幸せだ。
理屈じゃなく、身体が幸せに火照っている。
それは、薬のせい。薬のせいで、私の体は今、「おかあさん」...
からっぽの子宮に満たされた精液を子供に置き換えて、私の身...
でも、そう頭で理解していても、湧き出る幸せに頬が弛む。
…これが、本当の妊娠なら、どれだけ幸せなんだろう。
そう思いながら、私は目の前でほっとして胸を撫で下ろすサイ...
そして、決意を込めて、言った。
「サイト、いつか、本当にあなたの子供を孕ませてね」
「え!?いや、でもそのあの」
…なによその答え。
私はちょっとだけむっとするけど。
すぐに彼の弱点を思い出し、詰め寄った。
「おちちは、パパと赤ちゃんではんぶんこね♪」
…我ながらこの台詞はどーかなー、と思ったけど。
結構効いてるみたいで、サイトは指を絡めながら何か言おうと...
「いやちょっとまってやっぱあのその…」
「いらないなら他の人にあげる」
両方の胸をきゅ、と寄せて上げて、母乳を胸から搾り出す。
私の最後の一撃は、予想通りの効果を示した。
「ゴチになりますっ!」
サイトは襲いかかってきた。
…このぶんだと、私が本当に孕むのもそう遠い日の話じゃないの...
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