ゼロの使い魔保管庫
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開始行:
サイト「俺の家だ・・久々だなぁ〜・・・」
ルイズ「へぇ、中々立派じゃない。『ニホン』っていうのは変...
サイト「日本の家はどこもこうだよ」
少し大きな和風の家の前に着いた2人。
もちろんサイトの家である。
サイト「久々だからな・・・緊張するなぁ・・・」
ルイズ「・・・・・・・・・」
ルイズはサイトの今まで見たこと無いような笑顔を見て自分を...
無理やり故郷から引き剥がした自分を。
ピンポーン・・・。
サイト「・・・・・・」
ルイズ「・・・反応・・無いわね・・・」
静粛な場を沈黙が包む・・。
サイト「ルイズ・・・ロック解除してくれ」
少し遠慮がちだがルイズに頼むサイト。
ルイズ「・・・・別にいいけど・・いいの?」
サイト「あぁ、俺ん家だし、いいよ」
カチャ・・・。
ルイズ「はい、開けたわよ」
サイト「おっ、さすがー!」
その時、2人に影が近づいた・・・。
???「・・・・サイト?」
サイト・ルイズ「わぁっ!!」
サイト「・・って、親父!!??」
ルイズ「えぇっ!!??」
親父「・・・・・・サイトなのか!!??」
家内。
『サイトのお父さん』はとても優しそうで、まっすぐな感じが...
例えるなら、・・・そう!料理できないけど『クッ○ングパパ』...
名前は平賀康弘(ひらが やすひろ)。
康弘「そんで、こっちの可愛いお嬢さんは・・・まさか、東洋...
「コレか?」とか言いながら小指を上に突き出す。
サイト「何でそうなるんだよ!!///」
ルイズ「あ、あの・・・・」
康弘「?」
サイト「あのな親父・・・帰ってこれなかった理由なんだけど...
信じられないような理由だが、2人は説明した。すると・・・
康弘「そうか・・・なかなかデンジャラスな体験だな。サイト(...
サイト・ルイズ「・・・・へ?」
あっさり信じてもらえた。
サイト「な、なぁ・・・少しは怪しめよ・・・」
康弘「う〜ん・・怪しめって言われても・・さっき見たしな・...
ルイズ「・・え?」
康弘「あのカギ外すやつ。いや〜最初はビックリしたけど本当...
サイト「見てたのかよっ!!!」
ガララ・・・
康弘「おっ、美佐子が帰ってきたぞ!」
サイト「お袋・・・じゃねぇや、母さんが!?」
ルイズ「???」
美佐子「ただいまぁーって・・・サイト!?サイトなの!?」
入ってきたのは綺麗な女性だった。
ルイズがカトレアを思い出すような。
2人は・・っていうか美佐子は涙ぐみながら抱きついた。
その時、ルイズは気づいた。
・・・胸デカイ!!!
そう。結構あるのだ。シエスタぐらいあるだろう。
まぁどうでいいのだが。
美佐子「すごい体験ね。私も行ってみたいわ〜」
驚くことに美佐子まで信じきっていた。
何、この感じ。
しかし、ルイズは抜けない顔で両親を見て・・・
ルイズ「申し訳ありませんでした!私の身勝手で彼を引き剥が...
あのルイズが。
あのプライドの高いルイズが。
というかただの意地っ張りだったルイズが。
・・・土下座をしていた・・。
美佐子「ちょ、いいのよルイズちゃん!怒ってもないし、感謝...
ルイズ「で、でも・・・・」
康弘「こうして無事だったわけだし、サイトもこんな可愛い相...
サイト「さ、さりげなく何言ってんだ!!///」
美佐子「じゃあ、ただの主人と使い魔なの?」
サイト「うっ・・・・」
康弘「ハハハハハハ!!!!」
こうして平賀家は笑いに包まれていった。
美佐子「じゃあ、遠い国から来たルイズちゃんの為にも、張り...
美佐子は料理中。
康弘は御用達の銭湯とやらが半額ということで駆け出して行っ...
サイトとルイズは・・・。
ルイズ「そうよねぇ・・・」
サイト「あぁ、こっち来るなら日本語は覚えなきゃな・・・」
ルイズ「でも、あんたはハルケギニアの言葉覚えてないし、別...
サイト「・・だけど、こっちで暮らすとなると結構大変だぜ?...
ルイズ「うう〜ん、じゃあ明日の朝辺りに教えてくれない?」
サイト「あぁ、任せとけ!」
美佐子「さっ、出来たわよー!」
康弘「ただいまー、おっ、グッドタイミング!」
こうして平賀さん家の晩御飯が始まった。
しかしルイズはしらないものばかりで混乱している。
サイト「これが『肉じゃが』っていう煮物で、これは『味噌汁...
『味噌汁』は『スープ』ではないが、めんどうなので『スープ...
サイト「そんでもってこの魚が『サバの味噌煮』で、この黄色...
ルイズ「こ、この白いのは・・・?」
サイト「それは・・・日本が誇る『米』!『ごはん』だ!!」
康弘「・・・・(半端じゃないな・・サイトも成長したのか・・...
美佐子「・・・(やっぱりルイズちゃんのこと好きなのね・・・...
夫婦はこんな事を考えていた。
ルイズ「・・じゃあ、この棒2つは?・・」
サイト「そういえばこれも久々に見るな・・『箸』っていって...
ルイズ「こ、こう?」
サイト「そうそう!それで食べ物を挟んで食べるんだよ。棒っ...
ルイズ「・・・・」
そしてルイズは恐る恐るご飯を口に運んだ・・・すると・・。
ルイズ「おいしい・・・・」
柔らかな食感。小さな甘味。温かい味・・。
サイト「だろ!?『和食』は日本の文化だぜ!」
ルイズ「『和食』?」
サイト「あぁ!この国の料理のことさ!」
ルイズ「『和食』があるっていうことは、他にもあるの?」
サイト「あぁ!ハルケギニアの料理に似てる『洋食』とか他に...
ルイズ「へぇ・・・」
次に肉じゃがを口にほおばるルイズ。
ルイズ「これもおいしい・・・・」
ルイズは笑顔のままサイトに言う。
サイト「当たり前だ!他のも食べてみな!メチャメチャ美味し...
こうして平賀家に歓迎されたルイズ・・・まだまだ知らない日...
『歓迎編』 完
終了行:
サイト「俺の家だ・・久々だなぁ〜・・・」
ルイズ「へぇ、中々立派じゃない。『ニホン』っていうのは変...
サイト「日本の家はどこもこうだよ」
少し大きな和風の家の前に着いた2人。
もちろんサイトの家である。
サイト「久々だからな・・・緊張するなぁ・・・」
ルイズ「・・・・・・・・・」
ルイズはサイトの今まで見たこと無いような笑顔を見て自分を...
無理やり故郷から引き剥がした自分を。
ピンポーン・・・。
サイト「・・・・・・」
ルイズ「・・・反応・・無いわね・・・」
静粛な場を沈黙が包む・・。
サイト「ルイズ・・・ロック解除してくれ」
少し遠慮がちだがルイズに頼むサイト。
ルイズ「・・・・別にいいけど・・いいの?」
サイト「あぁ、俺ん家だし、いいよ」
カチャ・・・。
ルイズ「はい、開けたわよ」
サイト「おっ、さすがー!」
その時、2人に影が近づいた・・・。
???「・・・・サイト?」
サイト・ルイズ「わぁっ!!」
サイト「・・って、親父!!??」
ルイズ「えぇっ!!??」
親父「・・・・・・サイトなのか!!??」
家内。
『サイトのお父さん』はとても優しそうで、まっすぐな感じが...
例えるなら、・・・そう!料理できないけど『クッ○ングパパ』...
名前は平賀康弘(ひらが やすひろ)。
康弘「そんで、こっちの可愛いお嬢さんは・・・まさか、東洋...
「コレか?」とか言いながら小指を上に突き出す。
サイト「何でそうなるんだよ!!///」
ルイズ「あ、あの・・・・」
康弘「?」
サイト「あのな親父・・・帰ってこれなかった理由なんだけど...
信じられないような理由だが、2人は説明した。すると・・・
康弘「そうか・・・なかなかデンジャラスな体験だな。サイト(...
サイト・ルイズ「・・・・へ?」
あっさり信じてもらえた。
サイト「な、なぁ・・・少しは怪しめよ・・・」
康弘「う〜ん・・怪しめって言われても・・さっき見たしな・...
ルイズ「・・え?」
康弘「あのカギ外すやつ。いや〜最初はビックリしたけど本当...
サイト「見てたのかよっ!!!」
ガララ・・・
康弘「おっ、美佐子が帰ってきたぞ!」
サイト「お袋・・・じゃねぇや、母さんが!?」
ルイズ「???」
美佐子「ただいまぁーって・・・サイト!?サイトなの!?」
入ってきたのは綺麗な女性だった。
ルイズがカトレアを思い出すような。
2人は・・っていうか美佐子は涙ぐみながら抱きついた。
その時、ルイズは気づいた。
・・・胸デカイ!!!
そう。結構あるのだ。シエスタぐらいあるだろう。
まぁどうでいいのだが。
美佐子「すごい体験ね。私も行ってみたいわ〜」
驚くことに美佐子まで信じきっていた。
何、この感じ。
しかし、ルイズは抜けない顔で両親を見て・・・
ルイズ「申し訳ありませんでした!私の身勝手で彼を引き剥が...
あのルイズが。
あのプライドの高いルイズが。
というかただの意地っ張りだったルイズが。
・・・土下座をしていた・・。
美佐子「ちょ、いいのよルイズちゃん!怒ってもないし、感謝...
ルイズ「で、でも・・・・」
康弘「こうして無事だったわけだし、サイトもこんな可愛い相...
サイト「さ、さりげなく何言ってんだ!!///」
美佐子「じゃあ、ただの主人と使い魔なの?」
サイト「うっ・・・・」
康弘「ハハハハハハ!!!!」
こうして平賀家は笑いに包まれていった。
美佐子「じゃあ、遠い国から来たルイズちゃんの為にも、張り...
美佐子は料理中。
康弘は御用達の銭湯とやらが半額ということで駆け出して行っ...
サイトとルイズは・・・。
ルイズ「そうよねぇ・・・」
サイト「あぁ、こっち来るなら日本語は覚えなきゃな・・・」
ルイズ「でも、あんたはハルケギニアの言葉覚えてないし、別...
サイト「・・だけど、こっちで暮らすとなると結構大変だぜ?...
ルイズ「うう〜ん、じゃあ明日の朝辺りに教えてくれない?」
サイト「あぁ、任せとけ!」
美佐子「さっ、出来たわよー!」
康弘「ただいまー、おっ、グッドタイミング!」
こうして平賀さん家の晩御飯が始まった。
しかしルイズはしらないものばかりで混乱している。
サイト「これが『肉じゃが』っていう煮物で、これは『味噌汁...
『味噌汁』は『スープ』ではないが、めんどうなので『スープ...
サイト「そんでもってこの魚が『サバの味噌煮』で、この黄色...
ルイズ「こ、この白いのは・・・?」
サイト「それは・・・日本が誇る『米』!『ごはん』だ!!」
康弘「・・・・(半端じゃないな・・サイトも成長したのか・・...
美佐子「・・・(やっぱりルイズちゃんのこと好きなのね・・・...
夫婦はこんな事を考えていた。
ルイズ「・・じゃあ、この棒2つは?・・」
サイト「そういえばこれも久々に見るな・・『箸』っていって...
ルイズ「こ、こう?」
サイト「そうそう!それで食べ物を挟んで食べるんだよ。棒っ...
ルイズ「・・・・」
そしてルイズは恐る恐るご飯を口に運んだ・・・すると・・。
ルイズ「おいしい・・・・」
柔らかな食感。小さな甘味。温かい味・・。
サイト「だろ!?『和食』は日本の文化だぜ!」
ルイズ「『和食』?」
サイト「あぁ!この国の料理のことさ!」
ルイズ「『和食』があるっていうことは、他にもあるの?」
サイト「あぁ!ハルケギニアの料理に似てる『洋食』とか他に...
ルイズ「へぇ・・・」
次に肉じゃがを口にほおばるルイズ。
ルイズ「これもおいしい・・・・」
ルイズは笑顔のままサイトに言う。
サイト「当たり前だ!他のも食べてみな!メチャメチャ美味し...
こうして平賀家に歓迎されたルイズ・・・まだまだ知らない日...
『歓迎編』 完
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