ゼロの使い魔保管庫
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暫く時間が経った貴賓室
男女の秘め事を行った2人が目を覚ました。
「あ、起きられました?サイト殿…申し訳有りませぬ…その…何と...
「もう良いですよ、ひ…アン。それよりも降りてくれませんか?」
「申し訳有りませぬ、私とした事が…え?…これは…どうしたこと...
アンリエッタは騎乗位の体勢から降りようとしていたが、降...
「どうしたんです?アン」
「抜けぬのです。サイト殿の…その…」
アンリエッタは、困ったような、恥じらう様な顔であった。
「抜けない?そんな馬鹿な!」
そう言って才人は起き上がり騎乗位→座位→正常位の体勢になっ...
「ウソだろ?マジ抜けねぇ!これって一体?」
アンリエッタの言う通り抜けなかった。理由は分からないが...
才人のペニスをしっかり握り締めているかの様だった。
アンリエッタは、得意の水魔法で隙間を開けようとした。し...
アンリエッタの膣壁は、そんなものではどうしようもない程...
「困りましたわね。これでは私とサイト殿は、一生繋がったま...
と言いながら頬を軽く染めていた。
「アンの魔法で駄目だとすると誰かに頼むしかないけど…誰かに...
その通りであった。誰かに頼む=今のこの状況を見せる=ア...
成った事を公言するに等しい行為であった。
絶対にバラさない人物…アニエスさん…駄目だ、あの人何の躊...
裂くに違いない。となるとルイズ…死ぬな、俺。タバサ…絶対...
いいからこんな状況でも何とかしてくれるかも。後はどうや...
同じ頃、貴賓室のドアの前
そこにルイズ、テファ、タバサがやって来た。
「アニエス、中に入れて」
ルイズは、扉の前で警備しているアニエスに申し出た。
「今、中に入れる訳にはいかぬ。今扉にはロックが掛っている...
何人たりとも中に入れる訳にはいかぬ。例え新ガリア王、貴...
アニエスは、鋭い視線で3人を貫いた。誰かがアンロックでも...
無く剣を突き立てるであろう。正に鬼気迫る迫力であった。
「一寸待ってアニエス。部屋の中は今姫様とサイト2人きりじゃ...
「その通りだ」
「そんな事したら姫様がサイトに襲われるじゃない。早く退い...
「落ち着きたまえ、ミス・ヴァリエール。サイトは自分から襲...
奴は魔法は使えん」
「そうだけど…」
「逆なら有り得る」
タバサが2人の間に入った。
「えっ?」
「2人きりでロックが掛っている。それにサイレントも掛ってい...
覚悟を決めたという事。貴女はそれが分かっているから私達...
「その通りだ」
「一寸アニエス、貴女自分が何しているのか分かっているの?...
のが貴女の役目でしょ」
「其れは違うぞ!ミス・ヴァリエール。私は陛下の剣だ。陛下...
役目だ。陛下の決めた事に口出し出来ぬ」
「何言っているのよ。そもそも貴女がサイトを…って貴女まさか...
「ああ、大分前からな。以前ははっきり分かる程だったが、最...
なされていたな。その為今日限界に達した様だ。ああなって...
ようも無い状態になられたのだ。だから私は、私に出来る事を...
「だからって何も2人きりにすること無いでしょ?こうなる事は...
した事は、姫様の為かも知れないけどやって良い事では無い...
「国益の為ならそうかも知れぬ。だがミス・ヴァリエール、貴...
為されていた?」
「そ、それは…」
ルイズは返答に窮した。自分もアニエスと同じ立場ならやは...
あーだこーだ言ったところで結局は、嫉妬なのだ。そしてア...
と言う事は、もう後戻りはしないという事、後は張り合うか...
はっきり言えば分が悪い。このまま結婚という事だってあり...
た道は妾であろうか?だがそんな事公爵たる父、規律に厳し...
ない。じゃあ諦める?…そんな事…出来る訳無い!サイトが側か...
耐えられない。サイトが姫様と幸せそうにしていたら…私…巨大...
撃っちゃうかも…(おいおい)
その時、扉に内側からアンロックが掛り、ロックが解除され...
「ロックが解除されたわ。中に入っても良いでしょ?アニエス」
「ああ、だが部屋の中で暴れるなよ。もっとも暴れそうになっ...
そう言ってルイズ達は部屋の中に入って行った。
ルイズ達が部屋の奥まで行くとベットの上でシーツに包まれ...
向き合って座っていた。
「サ、サイトーーーーーあんた何時まで姫様にくっ付いている...
「ル、ルイズ?!あのなその、何て言うか、離れられないんだ...
というか見せたくないんだよな…」
「あんた、それどういう意味?姫様と一線越えたから私なんか...
そう。私ってその程度だったんだ。も、妄想の中じゃ色々し...
した家に一緒に住もうって言ったくせに」
ルイズは泣き出した。
「そうじゃねぇよ。全くいつも早とちりなんだから…あのな抜け...
困ってるの」
「え?」4人の美女軍団が声をハモらせた。
「つまりだな…まだ繋がったままなの…魔法使っても駄目なんだ...
にタ…シャルロットを呼んでもらおうと言う事になってだな…」
「見せて」
タバサは、いつもと変わらぬ口調で話した。
「いや…でも…」
「見てみない事には分からない」
「アン?」
「分かりましたわ、シャルロット殿。それでは宜しくお願い致...
「一寸サイト、あんた今姫様をアンって…ふ、不敬にも」
「ルイズ、私がそう呼ぶ様にお願い…いえ命令したのです。いつ...
であろうとも…そうサイト殿に命令したのです」
「姫様…」
「早く見せて」
「あ、申し訳有りませぬ」
そう言ってアンリエッタは、シーツを取り除いた。
2人は、座位の体勢のまま繋がっていた。
傍から見れば、浮気現場を押さえられたように見えるだろう。
その2人を見てルイズは沸々と怒りが込み上げてくる。
しかし先程アニエスと約束したばかりなので無理やり我慢した。
「ま、先ずは皆で引っ張ってみましょ。そうすれば抜けるかも…」
「それは駄目」
ルイズの提案をタバサは一言で却下した。
「それをやれば抜ける可能性は有る。でもそれ以上にサイトの...
なる可能性の方が遥かに高い」
「そんなのヤダぜ俺。この年で不能になるの」
「じゃあ如何するのよ?他に何か良い方法があるの?」
「あのー、サイトと女王陛下がもう一度アレすれば抜けるんじ...
今まで蚊帳の外だったティファニアが提案した。
「テ、テファ?なんちゅう事を…けどここまで締まっていると一...
「と、取り敢えずやってみるべきね。うまくいかなかったら次...
しても状況は良くならないでしょ?」
「まあ、その通りかもしれないけど…だったら外に出てくれねぇ...
恥ずかしいからさ」
本当はルイズを怒らせたくないのと悲しませたくない為なのだが…
「私は残る。不測の事態に備えなければならない」
「当然私も残る。陛下の御身にもしもの事が有ってはならない...
「なっ、も、もちろん私も残るわ。しゅ、主人としての責任が...
「皆さんが残るなら私も残ります」
結局誰も出て行かなかった。
仕方なく才人はそのままの体勢で少しづつ突き上げ始めた。
美女4人に見つめられているのと、強力な締め付けで気分があ...
て言うか痛い。その為才人はゆっくり小さく突いていた。
「サイト、もう少し速く大きく動かせないか?其れでは陛下が...
実際アンリエッタは喘ぎ声を出していなかった。
「無茶言わないで下さいよ。今は此れで精一杯です。此れ以上...
愛液が無くなった上、強烈な締め付けでは、実際問題此れ以...
(ヤベェな、このままじゃ駄目だ。かと言って如何すればいい...
そこに状況を見つめていたタバサが才人に耳打ちした。
「今この状況で其れを言えと?」
「そう」
「いや、しかし」
「このまま続けても抜けそうもない。ならば試す価値はある。...
逃げる事は出来ない」
その通りであった。最早才人は逃げも隠れも出来なかった。
才人は意を決してアンリエッタに告げた。
「アン、俺と結婚してくれ」
「サイト殿!」
「ちょっと、あんた…」
すかさずタバサがルイズの前に杖を差し出す。
「今は見てて」
「ただ俺は、ルイズと分かれる事は出来ない。其れでも良いと...
は女王だ。立場的に大問題だと思う。それに俺は国政の事な...
枢機卿あたりが聞いたら猛反対だろう。冷静に考えて決めて...
才人はアンリエッタの目を真摯に見つめた。
「……お受けしますわ、才人殿。私を貴方の妃にして下さいまし...
の上で、です。ルイズにはすまないのですが妾という形でお...
納得しないかと存じますが最後には折れると思いますわ。あ...
に想っていられますから」
アンリエッタは、一片の迷いの無い目で答えた。と同時に今...
膣壁が緩んだ。
「緩んだ!これで抜けるぞ、アン」
「まだ抜かないで下さいまし。最後までお勤めを果たしてから...
「えっ?でも…」
当初の目的は達成した。後は引き抜けば無事解決なのに…と才...
「サイト、貴様まさか今抜こうとしたのか?正真正銘伝説級の...
ウソでないなら最後まで責任を持て」
「それなら皆出て行って下さいよ。やっぱ見られながらという...
「同じ事をもう一度言わせたいのか?」
「同じく」
「途中何が起こるか、わ、分からないものねぇ」
「そうですよ」
やはり誰も出て行かない。
単に見たいだけなんじゃねぇかと思ったがさすがに口には出...
仕方ないと割り切った。
そうなると問題はこっちだ。緩んだとはいえ愛液が切れた状...
このままやれば、お互い痛くてしょうがない。先ずは性感帯...
貰わないと…。
最初に才人はキスをしながら胸を揉みまくった。
固くなってきた乳首を摘まんだり、指を高速振動させて刺激...
そして性感の高まって来たアンリエッタは、才人の口の中に...
暫く胸を揉み続けた才人は、右手でずっと肥大したままのク...
「フグューーーー」と喘ぎながらもアンリエッタは、唇を離さ...
やがて愛液が奥から沁み出してきたのがはっきり分かった。
才人は体位を正常位に変え、ゆっくりとしかし大きなストロ...
満遍なく行きわたらせた。
そしてピストン運動を速くし、膣奥をガンガン叩いた。
「アッーーーーーーーーーーーーー、きております…きておりま...
が…ま…また…イキ…そうです…アーーーーーーーーーーーーー」
ずっと身体がデキあがった状態だったアンリエッタは、すぐ...
「アン、大丈夫?」
「え…ええ…このまま…続けて下さいまし…」
再び才人は高速ピストンを行い、射精感が高まって来た。
「ア…アン…俺…もう…」
「きて…サイト殿…一緒にイキましょう…アッーーーーーーーーー...
限界に達した才人は野生の本能の赴くまま激しいピストン運...
アンリエッタは、満足そうな笑みを浮かべて才人を見つめて...
才人も笑顔で見つめ返したが、不意に悪寒が走った。
「何時まで入れているのよ!又抜けなくなったら大変でしょ。...
嫉妬混じりの怒声でルイズが叫ぶ。
反射的に引き抜く才人。
「アンッ」
アンリエッタは、急に引き抜かれた為小さな喘ぎ声を出す。
「まっ、全くあんたときたら、わ、私が見ているにも関わらず...
その…するなんて」
「俺は外に出ろって言ったろ。見せたくなかったんだから」
「で、でも…」
その時タバサが杖をふるい、アンリエッタに魔法を掛けた。
「どうしたのよ?タバサ」
「女王はサイトの精を受け妊娠した」
「えっ?」
タバサ以外の全員が声をハモらせた。
「アンリエッタ女王陛下、貴女にお願いが有る。先程の件に私...
以外の子を産むつもりはない」
「ちょっとタバサ、貴女も女王でしょ。女王が妾なんて聞いた...
「あのー、私も加えて頂けませんか?理由は一緒です」
「テファ、貴女も王族でしょ。何言ってんのよ、もう」
「ふむ、どうやら此処に居る女性は、私以外はサイトと結ばれ...
サイト、聞いたこと無いぞ、複数の王侯貴族と結ばれるなん...
「いや一寸、それって凄く不味く無い?」
「普通ならな。しかし貴様は普通ではない。まあ決めるのは陛...
それに従えばいいんだ」
「ではこうしましょう。重婚は本来重罪ですが、この件に関し...
ましょう。サイト殿の報酬と言えば聖下も無碍には出来ない...
「それは如何かと…」
「アニエス、早速枢機卿に報告に行って下さい。私達が国に帰...
ように。頼みましたよ」
「御意」
「アニエスさん、今の報告するの?」
「当たり前だ、陛下の命令だぞ。それも国の一大事だ。報告し...
「いや、でも…」
「言ったろ?貴様にはとてつもなく大きい女難の相が有ると。...
そういってアニエスは部屋を出て行った。
「そう言えば如何して抜けるようになったの?」
「原因は女王の不安。抱かれてもサイトに捨てられるという気...
だから不安を取り除けば治ると判断した」
「なるほど。サ、サイト姫様だけじゃなく私にも子種よこしな...
「私にも、プラス成功報酬も」
「わ、私もその…お願いね、サイト」
「一寸待て、あ、後にしろ。今は疲れて…」
全部言い終わる前に野獣と化した彼女達に貪られるサイトで...
「本当に死ぬなよ、サイト」
アニエスはそう言ってトリステインに帰って行った。
―FIN―
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暫く時間が経った貴賓室
男女の秘め事を行った2人が目を覚ました。
「あ、起きられました?サイト殿…申し訳有りませぬ…その…何と...
「もう良いですよ、ひ…アン。それよりも降りてくれませんか?」
「申し訳有りませぬ、私とした事が…え?…これは…どうしたこと...
アンリエッタは騎乗位の体勢から降りようとしていたが、降...
「どうしたんです?アン」
「抜けぬのです。サイト殿の…その…」
アンリエッタは、困ったような、恥じらう様な顔であった。
「抜けない?そんな馬鹿な!」
そう言って才人は起き上がり騎乗位→座位→正常位の体勢になっ...
「ウソだろ?マジ抜けねぇ!これって一体?」
アンリエッタの言う通り抜けなかった。理由は分からないが...
才人のペニスをしっかり握り締めているかの様だった。
アンリエッタは、得意の水魔法で隙間を開けようとした。し...
アンリエッタの膣壁は、そんなものではどうしようもない程...
「困りましたわね。これでは私とサイト殿は、一生繋がったま...
と言いながら頬を軽く染めていた。
「アンの魔法で駄目だとすると誰かに頼むしかないけど…誰かに...
その通りであった。誰かに頼む=今のこの状況を見せる=ア...
成った事を公言するに等しい行為であった。
絶対にバラさない人物…アニエスさん…駄目だ、あの人何の躊...
裂くに違いない。となるとルイズ…死ぬな、俺。タバサ…絶対...
いいからこんな状況でも何とかしてくれるかも。後はどうや...
同じ頃、貴賓室のドアの前
そこにルイズ、テファ、タバサがやって来た。
「アニエス、中に入れて」
ルイズは、扉の前で警備しているアニエスに申し出た。
「今、中に入れる訳にはいかぬ。今扉にはロックが掛っている...
何人たりとも中に入れる訳にはいかぬ。例え新ガリア王、貴...
アニエスは、鋭い視線で3人を貫いた。誰かがアンロックでも...
無く剣を突き立てるであろう。正に鬼気迫る迫力であった。
「一寸待ってアニエス。部屋の中は今姫様とサイト2人きりじゃ...
「その通りだ」
「そんな事したら姫様がサイトに襲われるじゃない。早く退い...
「落ち着きたまえ、ミス・ヴァリエール。サイトは自分から襲...
奴は魔法は使えん」
「そうだけど…」
「逆なら有り得る」
タバサが2人の間に入った。
「えっ?」
「2人きりでロックが掛っている。それにサイレントも掛ってい...
覚悟を決めたという事。貴女はそれが分かっているから私達...
「その通りだ」
「一寸アニエス、貴女自分が何しているのか分かっているの?...
のが貴女の役目でしょ」
「其れは違うぞ!ミス・ヴァリエール。私は陛下の剣だ。陛下...
役目だ。陛下の決めた事に口出し出来ぬ」
「何言っているのよ。そもそも貴女がサイトを…って貴女まさか...
「ああ、大分前からな。以前ははっきり分かる程だったが、最...
なされていたな。その為今日限界に達した様だ。ああなって...
ようも無い状態になられたのだ。だから私は、私に出来る事を...
「だからって何も2人きりにすること無いでしょ?こうなる事は...
した事は、姫様の為かも知れないけどやって良い事では無い...
「国益の為ならそうかも知れぬ。だがミス・ヴァリエール、貴...
為されていた?」
「そ、それは…」
ルイズは返答に窮した。自分もアニエスと同じ立場ならやは...
あーだこーだ言ったところで結局は、嫉妬なのだ。そしてア...
と言う事は、もう後戻りはしないという事、後は張り合うか...
はっきり言えば分が悪い。このまま結婚という事だってあり...
た道は妾であろうか?だがそんな事公爵たる父、規律に厳し...
ない。じゃあ諦める?…そんな事…出来る訳無い!サイトが側か...
耐えられない。サイトが姫様と幸せそうにしていたら…私…巨大...
撃っちゃうかも…(おいおい)
その時、扉に内側からアンロックが掛り、ロックが解除され...
「ロックが解除されたわ。中に入っても良いでしょ?アニエス」
「ああ、だが部屋の中で暴れるなよ。もっとも暴れそうになっ...
そう言ってルイズ達は部屋の中に入って行った。
ルイズ達が部屋の奥まで行くとベットの上でシーツに包まれ...
向き合って座っていた。
「サ、サイトーーーーーあんた何時まで姫様にくっ付いている...
「ル、ルイズ?!あのなその、何て言うか、離れられないんだ...
というか見せたくないんだよな…」
「あんた、それどういう意味?姫様と一線越えたから私なんか...
そう。私ってその程度だったんだ。も、妄想の中じゃ色々し...
した家に一緒に住もうって言ったくせに」
ルイズは泣き出した。
「そうじゃねぇよ。全くいつも早とちりなんだから…あのな抜け...
困ってるの」
「え?」4人の美女軍団が声をハモらせた。
「つまりだな…まだ繋がったままなの…魔法使っても駄目なんだ...
にタ…シャルロットを呼んでもらおうと言う事になってだな…」
「見せて」
タバサは、いつもと変わらぬ口調で話した。
「いや…でも…」
「見てみない事には分からない」
「アン?」
「分かりましたわ、シャルロット殿。それでは宜しくお願い致...
「一寸サイト、あんた今姫様をアンって…ふ、不敬にも」
「ルイズ、私がそう呼ぶ様にお願い…いえ命令したのです。いつ...
であろうとも…そうサイト殿に命令したのです」
「姫様…」
「早く見せて」
「あ、申し訳有りませぬ」
そう言ってアンリエッタは、シーツを取り除いた。
2人は、座位の体勢のまま繋がっていた。
傍から見れば、浮気現場を押さえられたように見えるだろう。
その2人を見てルイズは沸々と怒りが込み上げてくる。
しかし先程アニエスと約束したばかりなので無理やり我慢した。
「ま、先ずは皆で引っ張ってみましょ。そうすれば抜けるかも…」
「それは駄目」
ルイズの提案をタバサは一言で却下した。
「それをやれば抜ける可能性は有る。でもそれ以上にサイトの...
なる可能性の方が遥かに高い」
「そんなのヤダぜ俺。この年で不能になるの」
「じゃあ如何するのよ?他に何か良い方法があるの?」
「あのー、サイトと女王陛下がもう一度アレすれば抜けるんじ...
今まで蚊帳の外だったティファニアが提案した。
「テ、テファ?なんちゅう事を…けどここまで締まっていると一...
「と、取り敢えずやってみるべきね。うまくいかなかったら次...
しても状況は良くならないでしょ?」
「まあ、その通りかもしれないけど…だったら外に出てくれねぇ...
恥ずかしいからさ」
本当はルイズを怒らせたくないのと悲しませたくない為なのだが…
「私は残る。不測の事態に備えなければならない」
「当然私も残る。陛下の御身にもしもの事が有ってはならない...
「なっ、も、もちろん私も残るわ。しゅ、主人としての責任が...
「皆さんが残るなら私も残ります」
結局誰も出て行かなかった。
仕方なく才人はそのままの体勢で少しづつ突き上げ始めた。
美女4人に見つめられているのと、強力な締め付けで気分があ...
て言うか痛い。その為才人はゆっくり小さく突いていた。
「サイト、もう少し速く大きく動かせないか?其れでは陛下が...
実際アンリエッタは喘ぎ声を出していなかった。
「無茶言わないで下さいよ。今は此れで精一杯です。此れ以上...
愛液が無くなった上、強烈な締め付けでは、実際問題此れ以...
(ヤベェな、このままじゃ駄目だ。かと言って如何すればいい...
そこに状況を見つめていたタバサが才人に耳打ちした。
「今この状況で其れを言えと?」
「そう」
「いや、しかし」
「このまま続けても抜けそうもない。ならば試す価値はある。...
逃げる事は出来ない」
その通りであった。最早才人は逃げも隠れも出来なかった。
才人は意を決してアンリエッタに告げた。
「アン、俺と結婚してくれ」
「サイト殿!」
「ちょっと、あんた…」
すかさずタバサがルイズの前に杖を差し出す。
「今は見てて」
「ただ俺は、ルイズと分かれる事は出来ない。其れでも良いと...
は女王だ。立場的に大問題だと思う。それに俺は国政の事な...
枢機卿あたりが聞いたら猛反対だろう。冷静に考えて決めて...
才人はアンリエッタの目を真摯に見つめた。
「……お受けしますわ、才人殿。私を貴方の妃にして下さいまし...
の上で、です。ルイズにはすまないのですが妾という形でお...
納得しないかと存じますが最後には折れると思いますわ。あ...
に想っていられますから」
アンリエッタは、一片の迷いの無い目で答えた。と同時に今...
膣壁が緩んだ。
「緩んだ!これで抜けるぞ、アン」
「まだ抜かないで下さいまし。最後までお勤めを果たしてから...
「えっ?でも…」
当初の目的は達成した。後は引き抜けば無事解決なのに…と才...
「サイト、貴様まさか今抜こうとしたのか?正真正銘伝説級の...
ウソでないなら最後まで責任を持て」
「それなら皆出て行って下さいよ。やっぱ見られながらという...
「同じ事をもう一度言わせたいのか?」
「同じく」
「途中何が起こるか、わ、分からないものねぇ」
「そうですよ」
やはり誰も出て行かない。
単に見たいだけなんじゃねぇかと思ったがさすがに口には出...
仕方ないと割り切った。
そうなると問題はこっちだ。緩んだとはいえ愛液が切れた状...
このままやれば、お互い痛くてしょうがない。先ずは性感帯...
貰わないと…。
最初に才人はキスをしながら胸を揉みまくった。
固くなってきた乳首を摘まんだり、指を高速振動させて刺激...
そして性感の高まって来たアンリエッタは、才人の口の中に...
暫く胸を揉み続けた才人は、右手でずっと肥大したままのク...
「フグューーーー」と喘ぎながらもアンリエッタは、唇を離さ...
やがて愛液が奥から沁み出してきたのがはっきり分かった。
才人は体位を正常位に変え、ゆっくりとしかし大きなストロ...
満遍なく行きわたらせた。
そしてピストン運動を速くし、膣奥をガンガン叩いた。
「アッーーーーーーーーーーーーー、きております…きておりま...
が…ま…また…イキ…そうです…アーーーーーーーーーーーーー」
ずっと身体がデキあがった状態だったアンリエッタは、すぐ...
「アン、大丈夫?」
「え…ええ…このまま…続けて下さいまし…」
再び才人は高速ピストンを行い、射精感が高まって来た。
「ア…アン…俺…もう…」
「きて…サイト殿…一緒にイキましょう…アッーーーーーーーーー...
限界に達した才人は野生の本能の赴くまま激しいピストン運...
アンリエッタは、満足そうな笑みを浮かべて才人を見つめて...
才人も笑顔で見つめ返したが、不意に悪寒が走った。
「何時まで入れているのよ!又抜けなくなったら大変でしょ。...
嫉妬混じりの怒声でルイズが叫ぶ。
反射的に引き抜く才人。
「アンッ」
アンリエッタは、急に引き抜かれた為小さな喘ぎ声を出す。
「まっ、全くあんたときたら、わ、私が見ているにも関わらず...
その…するなんて」
「俺は外に出ろって言ったろ。見せたくなかったんだから」
「で、でも…」
その時タバサが杖をふるい、アンリエッタに魔法を掛けた。
「どうしたのよ?タバサ」
「女王はサイトの精を受け妊娠した」
「えっ?」
タバサ以外の全員が声をハモらせた。
「アンリエッタ女王陛下、貴女にお願いが有る。先程の件に私...
以外の子を産むつもりはない」
「ちょっとタバサ、貴女も女王でしょ。女王が妾なんて聞いた...
「あのー、私も加えて頂けませんか?理由は一緒です」
「テファ、貴女も王族でしょ。何言ってんのよ、もう」
「ふむ、どうやら此処に居る女性は、私以外はサイトと結ばれ...
サイト、聞いたこと無いぞ、複数の王侯貴族と結ばれるなん...
「いや一寸、それって凄く不味く無い?」
「普通ならな。しかし貴様は普通ではない。まあ決めるのは陛...
それに従えばいいんだ」
「ではこうしましょう。重婚は本来重罪ですが、この件に関し...
ましょう。サイト殿の報酬と言えば聖下も無碍には出来ない...
「それは如何かと…」
「アニエス、早速枢機卿に報告に行って下さい。私達が国に帰...
ように。頼みましたよ」
「御意」
「アニエスさん、今の報告するの?」
「当たり前だ、陛下の命令だぞ。それも国の一大事だ。報告し...
「いや、でも…」
「言ったろ?貴様にはとてつもなく大きい女難の相が有ると。...
そういってアニエスは部屋を出て行った。
「そう言えば如何して抜けるようになったの?」
「原因は女王の不安。抱かれてもサイトに捨てられるという気...
だから不安を取り除けば治ると判断した」
「なるほど。サ、サイト姫様だけじゃなく私にも子種よこしな...
「私にも、プラス成功報酬も」
「わ、私もその…お願いね、サイト」
「一寸待て、あ、後にしろ。今は疲れて…」
全部言い終わる前に野獣と化した彼女達に貪られるサイトで...
「本当に死ぬなよ、サイト」
アニエスはそう言ってトリステインに帰って行った。
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