ゼロの使い魔保管庫
[
トップ
] [
新規
|
一覧
|
単語検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
開始行:
今日で、七日間の期限が終わる。
そう思うと、なんだか今日の朝日も妙に清清しく思える。
才人は重い頭を振り振り、ベッドから起き上がる。
昨日は昨日でアンリエッタとタバサの二人を相手にするハメに...
昨晩、アンリエッタの供してくれたやたらスタミナのつく料理...
むしろ、料理のせいか下腹部にやたら熱を感じる。今ならアニ...
…つーか『絶対に近衛の任を勤めていただきます』とか言ってた...
だがしかしそれは仕事が終わってからのことだろう、と才人は...
女王の近衛の仕事はけして楽な仕事ではない。
女王の傍に控え、その身を守るのが勤めであるがゆえ、謁見の...
もちろん女王とて人間であるので、謁見の途中で休憩も挟むの...
せいぜい、一回につき5分程度の休憩を、三回も取ればいいほう。
その間に、才人はトイレを済まし、握りこぶし程度のパン一個...
もちろん、アンリエッタがその程度の休憩で済んでいるのは、...
まあ、そのへんは尊敬に値する、と才人は思っている。
しかし。
…なんとかしないとだよなあ。ひめさまの色ボケっぷりも…。
その最たる原因が自分であるのは棚の上に置いておく。
そして、どうやって調教しなおせば真っ当な女王様に戻ってく...
「…後で考えよう」
公務まで時間がないことに気づいて、才人は慌てて部屋を出た...
朝早いこともあってか、謁見の間には誰もいなかった。
才人はとりあえず、教えられたとおりに謁見の間の検分を始め...
今日も異常なし。
「…まあ、王宮の中心だしなあ。そうそうなんかあるわけないか」
「そうですわね」
ぽそりと呟いた一言に、聞きなれた声が相槌を打つ。
この、トリステイン王宮に来てからさんざん聞かされた声は。
「…早いですね女王陛下」
いつの間にか、才人の背後に正装の白いドレス姿のアンリエッ...
彼女以外に人影は無い。こんな時間から女王が一人でこんな場...
才人が軽く驚いていると、アンリエッタは彼の言葉に応える形...
「あら。だってサイト様が近衛として仕えてくれる、最後の日...
一分一秒でも惜しくって」
言いながら、頬を染めて上目遣いに才人を見上げる。
ちょっと前なら、くぁ、可愛いこと言ってくれんじゃないのこ...
「…今度は何企んでんすか」
この七日間で、才人はすっかり女王に対して疑心暗鬼を抱くよ...
散々焦らされた上、魔法で射精まで止められては疑い深くもな...
だが、才人がアンリエッタを嫌いになったわけではなかった。
ただ、彼の中でアンリエッタの立ち位置が『清純系雌奴隷』か...
女王は猜疑心でいっぱいの才人に、しれっと応える。
「あら。企むなどとは人聞きの悪い。
…まあ確かに、ここ数日サイト様には申し訳ないことを致しま...
ほんとだよ、と心の中で呟く才人の方は向かず、アンリエッタ...
「…お詫びといってはなんですけれども。
この王宮の秘密を少し、教えて差し上げます」
言って、才人の手を引く。
まあどうせまた何か企んでいるのだろうが、王宮の秘密とやら...
才人は大人しく、アンリエッタに手を引かれるまま着いていく。
そして、アンリエッタは謁見の間の奥、ちょうど玉座の後ろ側...
「サイト様、もし、謁見中に狼藉者が現れたら、どうなさいま...
「へ?どういう意味です?」
質問の意図がわからず、才人は思わず聞き返してしまう。
もちろん、近衛騎士である才人はその狼藉者を一撃のもとに撃...
「狼藉者が現れた場合には、どう対処しますか、と尋ねました」
「えーと。とりあえずその狼藉者を倒して捕まえます」
至極当然の回答であったが、女王の質問には続きがあった。
「では、その狼藉者の数が多かった場合は?例えば十人とか」
「え?ええっと」
回答に窮する才人を、女王はさらに畳み掛ける。
「王宮に火を放たれた場合は?王宮の外からの魔法による連続...
「そ、そんな急に言われても」
困った顔の才人に、アンリエッタは逆に満足そうな笑顔になる。
そして、玉座のちょうど真後ろ、ブリミルのレリーフの彫られ...
「疾く開け」
一言、呟いた。
すると。
レリーフのちょうど両足の間が音も無く、大理石の白い壁がま...
そして、女王は数瞬、壁が開ききるのを待って、言葉を続けた。
「そういった、『人の力ではどうしようもないこと』から王の...
その部屋は、多重の結界で守られた、いわばトリステイン王族...
王家の血筋でなくば開くことの適わない魔法の扉で閉ざされた...
もちろん、その場所は。
「な、なんでそんな大事な場所を俺に」
王と、それに連なる一族にしか、場所を明かされない。
それはもちろん保安のため。ここにそのような部屋があると王...
才人の疑問は当然だった、そして余りにもその疑問は間抜けに...
今まで笑顔だったアンリエッタの顔が、一瞬にしてむくれ顔に...
あ、ヤヴェ。
思ったときには遅かった。
「…何を今更…。
この場所をお教えすることの意味、わからないほど愚鈍です...
むくれ顔のまま、才人に詰め寄る。
「え?いやえっとあの」
もちろん才人にだってその意味くらい分かる。
王族にしか伝わらない場所を、才人に教える。それはつまり。
『俺が王家に入る』=『ひめさまとケコーン』っつーことっすか!
いよいよもってアンリエッタの『王になって頂きます』が本気...
「い、いや俺今まで冗談だと思っ」
「冗談や酔狂で平民風情を『我が王』などとは呼びません。
サイト様私をナメてますか?いつだって私は本気ですよ」
いやまてちょっと待てアンタ雌奴隷とかさんざアレな発言しと...
あせる才人。追い詰めるアンリエッタ。
たじたじと後ずさるしかない伝説の使い魔の胸倉を、不意に細...
がし。
「えいっ」
「え?わ、ったたたたたた?」
それは数秒のうちに行われた。
ダンスのターンの要領で、アンリエッタはそのまま華麗にステ...
いきなり回転させられた才人はバランスを崩し蹈鞴を踏む。
くるり、と二人の位置が入れ替わった。
そのまま、アンリエッタは才人の胸倉をどんと勢いよく突き押...
バランスを崩したままの才人はそのまま勢いよくパニック・ル...
アンリエッタはそのままの勢いでパニック・ルームに飛び込み、...
「封じよ」
女王の言葉を受け、音すら立てず、大理石の白い壁がまるで終...
そして、謁見の間には誰もいなくなった。
しばらくして。
誰もいなくなった謁見の間に、女王と近衛騎士が宰相と銃士隊...
「それでは、最後の公務よろしくお願いしますね、シュヴァリ...
「分かりました、陛下。身命を賭してお守りいたします」
すっかり似合いの二人になったな、と宰相と隊長は二人を見つ...
もちろん、その二人は魔法人形スキルニル。
才人とパニック・ルームに一日しけこむため、事前にアンリエ...
「いててて…」
才人が転倒してすぐ、周囲は闇に包まれた。
それはアンリエッタがパニック・ルームの入り口を閉じたのが...
すぐに、才人は今の状況を思い出す。
「ちょ、姫さま何しめてんすか!公務とかどうすんです!?」
慌てて声を上げるが、暗闇から返ってきた言葉は。
「もちろんサイト様を逃がさないためですよ。当然、ここの扉...
公務はいつもどおりスキルニルでなんとかしてますのでご心...
もうやだこの国。
「いやあんた一応王様でしょーよ!ちょっとは真面目に公務し...
とりあえず正論など吐いてみる。
「いやです」
一蹴である。
「いやですってあーた!」
才人がさらに反論しようとした瞬間。
視界が急に開けた。
闇がまるで虫の群体のように引いて行き、部屋に光が満ちる。
一瞬で切り替わった光の世界の眩しさに、才人は思わず目を閉...
そして、数秒して光に慣れると。
「な」
周囲の状況に呆気に取られてしまう。
「なんじゃこりゃあああああああああ!?」
それはどこか見慣れた光景だったが、才人の度肝を抜くには十...
まず目に付くのは白い壁。ただし大理石でもなんでもなく、コ...
そして床は、きれいに裁断され、ぎっちりと並べられた、これ...
その部屋の中には、鉄パイプと木の板で構成された学習椅子や...
そう、そこはハルケギニアの光景ではなかった。
才人のいた、現代日本、それも、才人のいた学校の、教室の一...
そして、驚きに声を上げた才人の後ろから、声をかける者がい...
もちろん、この部屋の主である、アンリエッタ女王その人であ...
「驚きました?この部屋は、何日いても飽きが来ないよう、中...
…でも変わった光景ですね。ひょっとしてサイト様の故郷って...
声に振り向いた才人は、再び呆気にとられた。
「って姫さままでなんつーカッコを!」
「あら、似合ってませんか?」
言って、その場でくるりとターンしてみせるアンリエッタ。
すると、水色の短いプリーツスカートが、ふわりと円を描いた。
アンリエッタも、その姿を変えていた。
いつもの白いドレス姿ではなく、襟や袖口を水色に染めた、セ...
以前シエスタの着ていたものとは若干仕様が違っていた。
「サイト様の故郷の服だという話ですので、一着買い求めたの...
そして、「似合いませんか?」と少し悲しそうな顔で才人の顔...
「いや似合って無いわけじゃなくて、いやむしろ似合ってます...
「あら嬉しい」
言ってアンリエッタは、混乱のキワミの才人の胸に飛び込む。
そして、ネコがじゃれ付くように、才人の胸板に頬を摺り寄せ...
才人はそんなアンリエッタを抱きしめたい衝動にかられたが。
ここで負けたらダメな気がして、手を必死にワキワキするほか...
「サイト様」
葛藤の渦の中心にいる才人に、アンリエッタは声を掛ける。
「サイト様との逢瀬も、今日で最後なのです。だから、今日と...
そんな乙女心、理解してはいただけませんか?」
いやちょっとまて乙女心とか関係ないだろう、と突っ込もうと...
上目遣いに才人を見上げ、目にいっぱい涙を溜めて。
「…満足したら、公務に戻りますから。
ですから、お願い。私に、思い出をください…」
いやちょっとまてその格好で上目遣いで思い出をくださいは反...
「しょ、しょうがないなあ。
満足したら、公務に戻るんですよ?約束ですからね?」
「はい♪」
嬉しそうに微笑むアンリエッタを、今度は遠慮なく抱きしめる...
才人が懸念したのはもちろん、その条件。
『アンリエッタが満足したら』の部分である。
普通に考えて、アンリエッタが満足するまで相手をしていたら...
それをなんとかしないと、と才人は考えていたが。
もぞもぞと、腕の中でアンリエッタが動くのに気づいて、彼女...
「どうしたんです?」
才人の疑問に、アンリエッタは答える。
「ええ。できるだけ早く満足させていただくために、サイト様...
言ってアンリエッタは、ガーターベルトに挿していた、予備の...
才人の背中を、いやな予感が駆け抜ける。
「い、いやちょっと待って!どういう魔法をかけるつもりなん...
この七日で、女王が才人にかけた魔法はろくなものがない。
やれ眠りの魔法だ、射精を止める魔法だと、いい思い出など一...
しかし、アンリエッタは続ける。
「大丈夫です。…えっと、その、ですね」
急に赤くなって、もじもじし始める。
その様子が気になって、才人はアンリエッタに先を促す。
「…言ってみてください」
「えと。その。サイト様の、ですね。精液を。
ちょっと、その、濃くしてさしあげようかと」
確かにそれなら、時間を短縮できるだろう。
しかし、安心するより先に才人は呆れた。そして言った。
普段からこーゆー魔法開発してんのかこのわたあめわ。
「…いー加減、そーゆーことに才能の無駄遣いするのやめなさい...
「…は、反省します…」
真っ赤になって、もじもじと杖をいじくるアンリエッタの頭を...
「ま、今回はいいでしょ。濃い方が姫さまも早く満足できそう...
「…は、はい…」
赤い顔のまま、アンリエッタは詠唱を始めた。
すぐに呪は成り、杖に桃色の光が宿る。
その光を、アンリエッタは才人の下腹部に押し当てた。
「『圧縮』…かかりました」
それは、水溶液の濃度を上げる魔法だった。
本来は、実験用の薬品の濃度を増すために、アカデミーで使わ...
才人は下腹部が急に重くなったような感触を覚えた。
その感覚に、少し不安になる。
「あの、これ副作用とか大丈夫なんすか?」
もし血液を間違って圧縮されてしまったらどうなるのだろう、...
「大丈夫ですわ。…精液以外が濃くなったりはしません。ちゃん...
アンリエッタもこう見えてれっきとしたトライアングルメイジ...
ことスキルニルの扱いとこのテの魔法に於いては伝説級ではあ...
「ためして、みます…?」
言って、既にズボンの前を押し上げ始めている才人自身を、ズ...
才人の下半身は、濃度を増した精液に反応するように、熱くた...
才人は、手近にあった椅子の上に股を開いて腰掛け、言った。
「そうですね。それじゃ、姫さまのクチで」
「はい…」
才人の足元に跪き、ズボンのジッパーをその細い指で下ろして...
半分ほど下ろした時点で、びん!と勢いよく布を押しのけ、才...
そのまま、アンリエッタは才人のズボンとパンツに手をかけ、...
アンリエッタの動きにあわせ、才人は軽く腰を浮かせ、ズボン...
ズボンが完全に脱がされると、嫌でも屹立した才人自身が目に...
アンリエッタはその根元の袋を優しく右手で捧げ持ち、左手を...
才人が小さくうめき声を漏らすのを確認し、感じているのを確...
そして、才人が気持ちよくなるよう、全体を舌で優しく包み込...
やがて唾液と先走りの混合物がじゅるり、と音を立て、アンリ...
それでも女王は奉仕を止めず、小さなあえぎを漏らしながら、...
「くっ…ひめさまっ…!」
才人の耐えるような声。限界のようだ。
アンリエッタはいつもとは違い、喉の奥ではなく、口の中、ち...
すると。
ひときわ大きく才人が口の中で脈動し、一瞬、竿が太くなる。
才人の管の中を、いつもの数倍に濃度を増した精液が、上って...
ごぷん、と異質な音を立て、アンリエッタの口の中で才人が弾...
『圧縮』の魔法によって濃度を増した才人の精液は、もはや液...
アンリエッタの舌の上で、ぷるぷると震えるソレは、ゼリーの...
ソレは一度では飲み込みきれず、仕方なしにアンリエッタは口...
口の中に広がる、濃度を増した雄の臭いと味に、アンリエッタ...
射精が終わり、才人が口の中から出て行くと、それにつられる...
それをアンリエッタは両手を捧げて受け止め、そのままずるり...
重い、濃いゼリー状の精液が喉の中をまるで陵辱するように通...
「ん…く…は。はぁ…あたま、クラクラします…」
陶然とした表情で、腰をぺたんと床に下ろした格好で、そうの...
桃色に染まったその姿は酷く淫靡で、才人の雄は再び滾り始め...
天を衝き始めた才人を見て、アンリエッタはすく、と立ち上が...
「姫さま?」
「サイト様はそのまま。今日は私が上になります…」
言って、たくしあげたスカートの中には。
ひくひくと蠢くアンリエッタの雌が、涎でべとべとに濡れてい...
「今日ははいてないっすか」
「ふふ。サイト様、こういうの好きでしょう?」
そう言って才人を跨ぐと、アンリエッタは右手を才人の竿に沿...
そして、ひたり、と愛液で濡れそぼった女陰を押し当てて。
そのまま、体重を掛けて、己を貫いた。
愛液が淫靡な音を奏で、その伴奏にアンリエッタは喘ぎを合わ...
「あっあっあっあっあっ…おく、おくまできましたぁ…」
そしてそのままぎゅ、と才人に抱きついて動きを止める。
「…今日も、コレなんすか?」
アンリエッタは、抱き合ったまま動かず、腰を捻るだけで高め...
才人もそれを承知しており、女王の機嫌をとる時や、気分の乗...
「はいぃ…。コレ、すき…。おなかのなか、サイトさまでいっぱ...
涎を垂らしながら、淫欲に曇った瞳で才人を見つめながら、ア...
しかし、才人はそこまでこのやり方が好きなわけではない。
時間もかかるし。
「んー、でもコレ俺はそんなでもないかなあ」
と、正直な感想が口を衝いて出る。
その言葉に、アンリエッタは少し不機嫌な顔になるが。
何かを思いついたのか、脇のテーブルに置いてあった杖を手に...
「え?ま、また魔法っすか?」
今度は何をされるのか、と不安になる才人。
それを感じ取ったのか、すぐにアンリエッタは応える。
「大丈夫。今度は私にかけます。私の…おなかに…」
おなかに?中の動きをよくしてカンジさせようっていうのか?
しかし、才人の予想は外れることになる。
アンリエッタの呪文は直ぐに完成し、そして、杖に宿った光を...
「『透過』せよ」
すると、アンリエッタのセーラー服の下腹部の直ぐ上に、円形...
そこからは、アンリエッタの『中身』が丸見えだった。
ぎゅうぎゅうと才人の茎を締め付ける膣道、亀頭に口づけをす...
それらが、セーラー服とアンリエッタの肉体を透過し、丸見え...
余りにも現実離れした淫靡な光景に、才人の喉がごくりと鳴る。
「みえますか?サイトさま…」
「あ、ああ。こんなんなってんだな」
「見えますでしょう?私の中、嬉しそうにサイトさまをぎゅう...
あっ…わ、わかるでしょう?私のおく、サイトさまのさきっぽ...
アンリエッタの言葉どおり、彼女の肉襞はぐにぐにと蠢きなが...
二人はまるで別のイキモノのように蠢く自分たちを眺めながら...
「すげっ、姫さまの中、こんなっ、ヤらしい動きっ…!」
「あ、く、かってに、かってに動きますっ、動いてますぅ…!」
やがて、互いに耐えられなくなり、二人は抱き合う。
「くぁ、いく、も、出るっ…!」
「あ、は、私もっ、もうっ、だめぇぇぇぇぇぇ!」
きつく結ばれあった二人の結合部で、雄が吼えた。
ごぷん、と異質な音をたて、精『液』がアンリエッタの開きき...
熱くたぎるゼリー状の生命の塊は、そのままアンリエッタの子...
「あ、や、おなか、なか、いっぱいぃ…。あぁぁぁぁ…」
そして、アンリエッタはくたん、と才人の肩に頭を預けたのだ...
「サイトさま?これから、どうなさいますか…?」
二人は椅子の上でまだ繋がっていた。
アンリエッタの下腹部から覗く、二人の器官の結合を見せられ...
ああいうことを言った手前、早く終わらせるべきなのだが。
「…姫さま、満足しました…?」
含みを持たせたその言葉に、アンリエッタは心の中だけでほく...
…それでこそ。私の愛した、愛しい我が王…。
「…申し訳ありません…実は、その、まだ…」
申し訳なさそうな顔の演技で、アンリエッタはそう言ってのけ...
そして当然、才人は。
「い、いや!実は俺もまだしたいなーって思ってたから!
…いい?」
「ふふ。こちらこそお願いいたします。ほんと、しょうがない...
「姫さまに言われたくないなあ…」
そして、アンリエッタは再び才人を、遠慮なく抱きしめたのだ...
…今日は、あなたは私だけの玉座です…。
そしてそのころ、謁見の間では、スキルニルのアンリエッタが...
シュヴァリエ・サイトの伯爵への抜擢。そして、自分との婚約。
今までの数々の功績と、伝説を担う者としての肩書きを、知ら...
枢機卿と諸大臣たち、さらには銃士隊隊長のお墨付きまであっ...
もちろん、それはアンリエッタによる策略であった。
もちろんその事を知った、某虚無の担い手は己が使い魔を取り...
その、トリステイン全土を揺るがした大事件が起きるのは、も...
白百合の女王アンリエッタと、トリステインの盾、英雄サイト...
終了行:
今日で、七日間の期限が終わる。
そう思うと、なんだか今日の朝日も妙に清清しく思える。
才人は重い頭を振り振り、ベッドから起き上がる。
昨日は昨日でアンリエッタとタバサの二人を相手にするハメに...
昨晩、アンリエッタの供してくれたやたらスタミナのつく料理...
むしろ、料理のせいか下腹部にやたら熱を感じる。今ならアニ...
…つーか『絶対に近衛の任を勤めていただきます』とか言ってた...
だがしかしそれは仕事が終わってからのことだろう、と才人は...
女王の近衛の仕事はけして楽な仕事ではない。
女王の傍に控え、その身を守るのが勤めであるがゆえ、謁見の...
もちろん女王とて人間であるので、謁見の途中で休憩も挟むの...
せいぜい、一回につき5分程度の休憩を、三回も取ればいいほう。
その間に、才人はトイレを済まし、握りこぶし程度のパン一個...
もちろん、アンリエッタがその程度の休憩で済んでいるのは、...
まあ、そのへんは尊敬に値する、と才人は思っている。
しかし。
…なんとかしないとだよなあ。ひめさまの色ボケっぷりも…。
その最たる原因が自分であるのは棚の上に置いておく。
そして、どうやって調教しなおせば真っ当な女王様に戻ってく...
「…後で考えよう」
公務まで時間がないことに気づいて、才人は慌てて部屋を出た...
朝早いこともあってか、謁見の間には誰もいなかった。
才人はとりあえず、教えられたとおりに謁見の間の検分を始め...
今日も異常なし。
「…まあ、王宮の中心だしなあ。そうそうなんかあるわけないか」
「そうですわね」
ぽそりと呟いた一言に、聞きなれた声が相槌を打つ。
この、トリステイン王宮に来てからさんざん聞かされた声は。
「…早いですね女王陛下」
いつの間にか、才人の背後に正装の白いドレス姿のアンリエッ...
彼女以外に人影は無い。こんな時間から女王が一人でこんな場...
才人が軽く驚いていると、アンリエッタは彼の言葉に応える形...
「あら。だってサイト様が近衛として仕えてくれる、最後の日...
一分一秒でも惜しくって」
言いながら、頬を染めて上目遣いに才人を見上げる。
ちょっと前なら、くぁ、可愛いこと言ってくれんじゃないのこ...
「…今度は何企んでんすか」
この七日間で、才人はすっかり女王に対して疑心暗鬼を抱くよ...
散々焦らされた上、魔法で射精まで止められては疑い深くもな...
だが、才人がアンリエッタを嫌いになったわけではなかった。
ただ、彼の中でアンリエッタの立ち位置が『清純系雌奴隷』か...
女王は猜疑心でいっぱいの才人に、しれっと応える。
「あら。企むなどとは人聞きの悪い。
…まあ確かに、ここ数日サイト様には申し訳ないことを致しま...
ほんとだよ、と心の中で呟く才人の方は向かず、アンリエッタ...
「…お詫びといってはなんですけれども。
この王宮の秘密を少し、教えて差し上げます」
言って、才人の手を引く。
まあどうせまた何か企んでいるのだろうが、王宮の秘密とやら...
才人は大人しく、アンリエッタに手を引かれるまま着いていく。
そして、アンリエッタは謁見の間の奥、ちょうど玉座の後ろ側...
「サイト様、もし、謁見中に狼藉者が現れたら、どうなさいま...
「へ?どういう意味です?」
質問の意図がわからず、才人は思わず聞き返してしまう。
もちろん、近衛騎士である才人はその狼藉者を一撃のもとに撃...
「狼藉者が現れた場合には、どう対処しますか、と尋ねました」
「えーと。とりあえずその狼藉者を倒して捕まえます」
至極当然の回答であったが、女王の質問には続きがあった。
「では、その狼藉者の数が多かった場合は?例えば十人とか」
「え?ええっと」
回答に窮する才人を、女王はさらに畳み掛ける。
「王宮に火を放たれた場合は?王宮の外からの魔法による連続...
「そ、そんな急に言われても」
困った顔の才人に、アンリエッタは逆に満足そうな笑顔になる。
そして、玉座のちょうど真後ろ、ブリミルのレリーフの彫られ...
「疾く開け」
一言、呟いた。
すると。
レリーフのちょうど両足の間が音も無く、大理石の白い壁がま...
そして、女王は数瞬、壁が開ききるのを待って、言葉を続けた。
「そういった、『人の力ではどうしようもないこと』から王の...
その部屋は、多重の結界で守られた、いわばトリステイン王族...
王家の血筋でなくば開くことの適わない魔法の扉で閉ざされた...
もちろん、その場所は。
「な、なんでそんな大事な場所を俺に」
王と、それに連なる一族にしか、場所を明かされない。
それはもちろん保安のため。ここにそのような部屋があると王...
才人の疑問は当然だった、そして余りにもその疑問は間抜けに...
今まで笑顔だったアンリエッタの顔が、一瞬にしてむくれ顔に...
あ、ヤヴェ。
思ったときには遅かった。
「…何を今更…。
この場所をお教えすることの意味、わからないほど愚鈍です...
むくれ顔のまま、才人に詰め寄る。
「え?いやえっとあの」
もちろん才人にだってその意味くらい分かる。
王族にしか伝わらない場所を、才人に教える。それはつまり。
『俺が王家に入る』=『ひめさまとケコーン』っつーことっすか!
いよいよもってアンリエッタの『王になって頂きます』が本気...
「い、いや俺今まで冗談だと思っ」
「冗談や酔狂で平民風情を『我が王』などとは呼びません。
サイト様私をナメてますか?いつだって私は本気ですよ」
いやまてちょっと待てアンタ雌奴隷とかさんざアレな発言しと...
あせる才人。追い詰めるアンリエッタ。
たじたじと後ずさるしかない伝説の使い魔の胸倉を、不意に細...
がし。
「えいっ」
「え?わ、ったたたたたた?」
それは数秒のうちに行われた。
ダンスのターンの要領で、アンリエッタはそのまま華麗にステ...
いきなり回転させられた才人はバランスを崩し蹈鞴を踏む。
くるり、と二人の位置が入れ替わった。
そのまま、アンリエッタは才人の胸倉をどんと勢いよく突き押...
バランスを崩したままの才人はそのまま勢いよくパニック・ル...
アンリエッタはそのままの勢いでパニック・ルームに飛び込み、...
「封じよ」
女王の言葉を受け、音すら立てず、大理石の白い壁がまるで終...
そして、謁見の間には誰もいなくなった。
しばらくして。
誰もいなくなった謁見の間に、女王と近衛騎士が宰相と銃士隊...
「それでは、最後の公務よろしくお願いしますね、シュヴァリ...
「分かりました、陛下。身命を賭してお守りいたします」
すっかり似合いの二人になったな、と宰相と隊長は二人を見つ...
もちろん、その二人は魔法人形スキルニル。
才人とパニック・ルームに一日しけこむため、事前にアンリエ...
「いててて…」
才人が転倒してすぐ、周囲は闇に包まれた。
それはアンリエッタがパニック・ルームの入り口を閉じたのが...
すぐに、才人は今の状況を思い出す。
「ちょ、姫さま何しめてんすか!公務とかどうすんです!?」
慌てて声を上げるが、暗闇から返ってきた言葉は。
「もちろんサイト様を逃がさないためですよ。当然、ここの扉...
公務はいつもどおりスキルニルでなんとかしてますのでご心...
もうやだこの国。
「いやあんた一応王様でしょーよ!ちょっとは真面目に公務し...
とりあえず正論など吐いてみる。
「いやです」
一蹴である。
「いやですってあーた!」
才人がさらに反論しようとした瞬間。
視界が急に開けた。
闇がまるで虫の群体のように引いて行き、部屋に光が満ちる。
一瞬で切り替わった光の世界の眩しさに、才人は思わず目を閉...
そして、数秒して光に慣れると。
「な」
周囲の状況に呆気に取られてしまう。
「なんじゃこりゃあああああああああ!?」
それはどこか見慣れた光景だったが、才人の度肝を抜くには十...
まず目に付くのは白い壁。ただし大理石でもなんでもなく、コ...
そして床は、きれいに裁断され、ぎっちりと並べられた、これ...
その部屋の中には、鉄パイプと木の板で構成された学習椅子や...
そう、そこはハルケギニアの光景ではなかった。
才人のいた、現代日本、それも、才人のいた学校の、教室の一...
そして、驚きに声を上げた才人の後ろから、声をかける者がい...
もちろん、この部屋の主である、アンリエッタ女王その人であ...
「驚きました?この部屋は、何日いても飽きが来ないよう、中...
…でも変わった光景ですね。ひょっとしてサイト様の故郷って...
声に振り向いた才人は、再び呆気にとられた。
「って姫さままでなんつーカッコを!」
「あら、似合ってませんか?」
言って、その場でくるりとターンしてみせるアンリエッタ。
すると、水色の短いプリーツスカートが、ふわりと円を描いた。
アンリエッタも、その姿を変えていた。
いつもの白いドレス姿ではなく、襟や袖口を水色に染めた、セ...
以前シエスタの着ていたものとは若干仕様が違っていた。
「サイト様の故郷の服だという話ですので、一着買い求めたの...
そして、「似合いませんか?」と少し悲しそうな顔で才人の顔...
「いや似合って無いわけじゃなくて、いやむしろ似合ってます...
「あら嬉しい」
言ってアンリエッタは、混乱のキワミの才人の胸に飛び込む。
そして、ネコがじゃれ付くように、才人の胸板に頬を摺り寄せ...
才人はそんなアンリエッタを抱きしめたい衝動にかられたが。
ここで負けたらダメな気がして、手を必死にワキワキするほか...
「サイト様」
葛藤の渦の中心にいる才人に、アンリエッタは声を掛ける。
「サイト様との逢瀬も、今日で最後なのです。だから、今日と...
そんな乙女心、理解してはいただけませんか?」
いやちょっとまて乙女心とか関係ないだろう、と突っ込もうと...
上目遣いに才人を見上げ、目にいっぱい涙を溜めて。
「…満足したら、公務に戻りますから。
ですから、お願い。私に、思い出をください…」
いやちょっとまてその格好で上目遣いで思い出をくださいは反...
「しょ、しょうがないなあ。
満足したら、公務に戻るんですよ?約束ですからね?」
「はい♪」
嬉しそうに微笑むアンリエッタを、今度は遠慮なく抱きしめる...
才人が懸念したのはもちろん、その条件。
『アンリエッタが満足したら』の部分である。
普通に考えて、アンリエッタが満足するまで相手をしていたら...
それをなんとかしないと、と才人は考えていたが。
もぞもぞと、腕の中でアンリエッタが動くのに気づいて、彼女...
「どうしたんです?」
才人の疑問に、アンリエッタは答える。
「ええ。できるだけ早く満足させていただくために、サイト様...
言ってアンリエッタは、ガーターベルトに挿していた、予備の...
才人の背中を、いやな予感が駆け抜ける。
「い、いやちょっと待って!どういう魔法をかけるつもりなん...
この七日で、女王が才人にかけた魔法はろくなものがない。
やれ眠りの魔法だ、射精を止める魔法だと、いい思い出など一...
しかし、アンリエッタは続ける。
「大丈夫です。…えっと、その、ですね」
急に赤くなって、もじもじし始める。
その様子が気になって、才人はアンリエッタに先を促す。
「…言ってみてください」
「えと。その。サイト様の、ですね。精液を。
ちょっと、その、濃くしてさしあげようかと」
確かにそれなら、時間を短縮できるだろう。
しかし、安心するより先に才人は呆れた。そして言った。
普段からこーゆー魔法開発してんのかこのわたあめわ。
「…いー加減、そーゆーことに才能の無駄遣いするのやめなさい...
「…は、反省します…」
真っ赤になって、もじもじと杖をいじくるアンリエッタの頭を...
「ま、今回はいいでしょ。濃い方が姫さまも早く満足できそう...
「…は、はい…」
赤い顔のまま、アンリエッタは詠唱を始めた。
すぐに呪は成り、杖に桃色の光が宿る。
その光を、アンリエッタは才人の下腹部に押し当てた。
「『圧縮』…かかりました」
それは、水溶液の濃度を上げる魔法だった。
本来は、実験用の薬品の濃度を増すために、アカデミーで使わ...
才人は下腹部が急に重くなったような感触を覚えた。
その感覚に、少し不安になる。
「あの、これ副作用とか大丈夫なんすか?」
もし血液を間違って圧縮されてしまったらどうなるのだろう、...
「大丈夫ですわ。…精液以外が濃くなったりはしません。ちゃん...
アンリエッタもこう見えてれっきとしたトライアングルメイジ...
ことスキルニルの扱いとこのテの魔法に於いては伝説級ではあ...
「ためして、みます…?」
言って、既にズボンの前を押し上げ始めている才人自身を、ズ...
才人の下半身は、濃度を増した精液に反応するように、熱くた...
才人は、手近にあった椅子の上に股を開いて腰掛け、言った。
「そうですね。それじゃ、姫さまのクチで」
「はい…」
才人の足元に跪き、ズボンのジッパーをその細い指で下ろして...
半分ほど下ろした時点で、びん!と勢いよく布を押しのけ、才...
そのまま、アンリエッタは才人のズボンとパンツに手をかけ、...
アンリエッタの動きにあわせ、才人は軽く腰を浮かせ、ズボン...
ズボンが完全に脱がされると、嫌でも屹立した才人自身が目に...
アンリエッタはその根元の袋を優しく右手で捧げ持ち、左手を...
才人が小さくうめき声を漏らすのを確認し、感じているのを確...
そして、才人が気持ちよくなるよう、全体を舌で優しく包み込...
やがて唾液と先走りの混合物がじゅるり、と音を立て、アンリ...
それでも女王は奉仕を止めず、小さなあえぎを漏らしながら、...
「くっ…ひめさまっ…!」
才人の耐えるような声。限界のようだ。
アンリエッタはいつもとは違い、喉の奥ではなく、口の中、ち...
すると。
ひときわ大きく才人が口の中で脈動し、一瞬、竿が太くなる。
才人の管の中を、いつもの数倍に濃度を増した精液が、上って...
ごぷん、と異質な音を立て、アンリエッタの口の中で才人が弾...
『圧縮』の魔法によって濃度を増した才人の精液は、もはや液...
アンリエッタの舌の上で、ぷるぷると震えるソレは、ゼリーの...
ソレは一度では飲み込みきれず、仕方なしにアンリエッタは口...
口の中に広がる、濃度を増した雄の臭いと味に、アンリエッタ...
射精が終わり、才人が口の中から出て行くと、それにつられる...
それをアンリエッタは両手を捧げて受け止め、そのままずるり...
重い、濃いゼリー状の精液が喉の中をまるで陵辱するように通...
「ん…く…は。はぁ…あたま、クラクラします…」
陶然とした表情で、腰をぺたんと床に下ろした格好で、そうの...
桃色に染まったその姿は酷く淫靡で、才人の雄は再び滾り始め...
天を衝き始めた才人を見て、アンリエッタはすく、と立ち上が...
「姫さま?」
「サイト様はそのまま。今日は私が上になります…」
言って、たくしあげたスカートの中には。
ひくひくと蠢くアンリエッタの雌が、涎でべとべとに濡れてい...
「今日ははいてないっすか」
「ふふ。サイト様、こういうの好きでしょう?」
そう言って才人を跨ぐと、アンリエッタは右手を才人の竿に沿...
そして、ひたり、と愛液で濡れそぼった女陰を押し当てて。
そのまま、体重を掛けて、己を貫いた。
愛液が淫靡な音を奏で、その伴奏にアンリエッタは喘ぎを合わ...
「あっあっあっあっあっ…おく、おくまできましたぁ…」
そしてそのままぎゅ、と才人に抱きついて動きを止める。
「…今日も、コレなんすか?」
アンリエッタは、抱き合ったまま動かず、腰を捻るだけで高め...
才人もそれを承知しており、女王の機嫌をとる時や、気分の乗...
「はいぃ…。コレ、すき…。おなかのなか、サイトさまでいっぱ...
涎を垂らしながら、淫欲に曇った瞳で才人を見つめながら、ア...
しかし、才人はそこまでこのやり方が好きなわけではない。
時間もかかるし。
「んー、でもコレ俺はそんなでもないかなあ」
と、正直な感想が口を衝いて出る。
その言葉に、アンリエッタは少し不機嫌な顔になるが。
何かを思いついたのか、脇のテーブルに置いてあった杖を手に...
「え?ま、また魔法っすか?」
今度は何をされるのか、と不安になる才人。
それを感じ取ったのか、すぐにアンリエッタは応える。
「大丈夫。今度は私にかけます。私の…おなかに…」
おなかに?中の動きをよくしてカンジさせようっていうのか?
しかし、才人の予想は外れることになる。
アンリエッタの呪文は直ぐに完成し、そして、杖に宿った光を...
「『透過』せよ」
すると、アンリエッタのセーラー服の下腹部の直ぐ上に、円形...
そこからは、アンリエッタの『中身』が丸見えだった。
ぎゅうぎゅうと才人の茎を締め付ける膣道、亀頭に口づけをす...
それらが、セーラー服とアンリエッタの肉体を透過し、丸見え...
余りにも現実離れした淫靡な光景に、才人の喉がごくりと鳴る。
「みえますか?サイトさま…」
「あ、ああ。こんなんなってんだな」
「見えますでしょう?私の中、嬉しそうにサイトさまをぎゅう...
あっ…わ、わかるでしょう?私のおく、サイトさまのさきっぽ...
アンリエッタの言葉どおり、彼女の肉襞はぐにぐにと蠢きなが...
二人はまるで別のイキモノのように蠢く自分たちを眺めながら...
「すげっ、姫さまの中、こんなっ、ヤらしい動きっ…!」
「あ、く、かってに、かってに動きますっ、動いてますぅ…!」
やがて、互いに耐えられなくなり、二人は抱き合う。
「くぁ、いく、も、出るっ…!」
「あ、は、私もっ、もうっ、だめぇぇぇぇぇぇ!」
きつく結ばれあった二人の結合部で、雄が吼えた。
ごぷん、と異質な音をたて、精『液』がアンリエッタの開きき...
熱くたぎるゼリー状の生命の塊は、そのままアンリエッタの子...
「あ、や、おなか、なか、いっぱいぃ…。あぁぁぁぁ…」
そして、アンリエッタはくたん、と才人の肩に頭を預けたのだ...
「サイトさま?これから、どうなさいますか…?」
二人は椅子の上でまだ繋がっていた。
アンリエッタの下腹部から覗く、二人の器官の結合を見せられ...
ああいうことを言った手前、早く終わらせるべきなのだが。
「…姫さま、満足しました…?」
含みを持たせたその言葉に、アンリエッタは心の中だけでほく...
…それでこそ。私の愛した、愛しい我が王…。
「…申し訳ありません…実は、その、まだ…」
申し訳なさそうな顔の演技で、アンリエッタはそう言ってのけ...
そして当然、才人は。
「い、いや!実は俺もまだしたいなーって思ってたから!
…いい?」
「ふふ。こちらこそお願いいたします。ほんと、しょうがない...
「姫さまに言われたくないなあ…」
そして、アンリエッタは再び才人を、遠慮なく抱きしめたのだ...
…今日は、あなたは私だけの玉座です…。
そしてそのころ、謁見の間では、スキルニルのアンリエッタが...
シュヴァリエ・サイトの伯爵への抜擢。そして、自分との婚約。
今までの数々の功績と、伝説を担う者としての肩書きを、知ら...
枢機卿と諸大臣たち、さらには銃士隊隊長のお墨付きまであっ...
もちろん、それはアンリエッタによる策略であった。
もちろんその事を知った、某虚無の担い手は己が使い魔を取り...
その、トリステイン全土を揺るがした大事件が起きるのは、も...
白百合の女王アンリエッタと、トリステインの盾、英雄サイト...
ページ名: