ゼロの使い魔保管庫
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それは蒼から始まった物語 (13):ウォッチメン 1 バ...
#br
とある休暇、ラグドリアンの湖畔に設けられた小さめのお城に...
「ねえ、サイト」 「ねぇ、イザベラ?」
「「んぁ、何だよ?」」
「「男女の夜の営みというものは一体どうやってするものなん...
「「ぶほぁ!!?」」
別々の部屋で、徐に相席していた相手からそんな事を聞かれた...
「い、いきなり何ちゅー事聞いてくるんだいアンタは・・・」
「いえだ、だって、私と忌憚無く話してくれる方といえばイザ...
そんなもんかねぇ、と大国ガリアの王女様であるイザベラは改...
少女はイザベラと同年代だが、恰好は彼女同様豪奢だがイザベ...
顔つきとかも如何にも清楚っぽいけど、悪く言えば世間知らず...
いやうん、身体の極一部はかなり攻撃的だけど。
―――まぁウチ(ガリア)とは違ってトリステインの王宮に居るの...
実際の所、主に王様である自分の父親がはっちゃけ過ぎなだけ...
「だからって、人に直球でそんな事聞くもんでも無いと思うよ...
「しかしイザベラ達とサイト様との関係は、王宮内でもそれは...
トリステイン王国王女、アンリエッタ・ド・トリステインはち...
ガリア・アルビオン・トリステインのそれぞれの王家の祖先は...
その為に国家間の政治的情勢はさておいて、王家間の関係は基...
もちろん更に個人的な関係云々はまた別問題になるが、少なく...
同年代だが、感覚的には面倒見の良いちょっと強気な姉と蝶よ...
でもってイザベラの許嫁が表向き平民出身貴族のサイトである...
ついでに言うと、アンリエッタにも許嫁が居た。
プリンス・オブ・ウェールズ、アルビオン王国皇太子ウェール...
現在彼も休暇という事で、王族達のバカンス用の避暑地として...
いかんせん2人共他国の人間だけに顔を合わせる機会は少ない...
もちろんサイトもイザベラと一緒だ。あとシャルロットにティ...
但しこの4人は今この場には居ない。だからこそ、アンリエッ...
「王宮の方でも少しはそういう話とか聞かないのかい?」
「関係云々といった内容の話はよく聞きますけど、行為等の詳...
「メイド達だって居るじゃないか、その子達に聞こうとはしな...
「そうしようとした時もあるのですが、皆さん固くなってしま...
「あーまあ確かにそうなるだろうねぇ普通は」
ウチの所はかなりフレンドリーだけどねぇ、と呟く。
だがガリアだってサイトが現れるまでは似たようなものだった...
サイトがやってきた影響ってこんなに大きかったんだと再認識...
やっぱり変わり過ぎだよ父様。魔法使えなくて絶望してたアン...
「せめてメイドに密かにそういった本街で買ってきて貰うよう...
「け、けれどそれも恥ずかしいではないですか・・・」
ゴニョゴニョゴニョとアンリエッタ、また赤面。
彼女も王家の一員として色々プライドとか体面とか気にしてる...
しかしふと気になったので、ぶしつけとは分かっていとも一応...
「アンの母親のマリアンヌ様とかはそういうのは無いの?そう...
「母は未だに亡くなった父に操を奉げているので」
「・・・私の所とは大違いだね」
道楽王として有名だが、ジョゼフは浮名を流してる部分でもか...
「そ、それでは改めてお聞きしますけど、異性とのまぐわいと...
少し鼻息荒くして詰め寄るアンリエッタの気迫にイザベラ、さ...
まあ何となく分かるけど。アンリエッタも1人の年頃の少女、...
気を許せる同年代の友人がまったく居ない王宮にいつも居るの...
73 :13:ウォッチメン[sage]:2009/03/19(木) 11:52:47 ID...
・・・でもやっぱり恥ずかしい。
つーかぶっちゃけ、自分と身内の恥を晒すようなものだ。
最初はともかく途中からシャルロットにティファニア、マチル...
後ろの穴に胸使ったり口使ったり髪使ったり股に挟んだり玉な...
少しは自重しろ、自分。
「・・・・・・」
「あら、具合でも悪いの?」
「いや、何かもう何時の間にここまで女として大切なもの無く...
ちょっと泣きたくなった。でもまたその時サイトに求められた...
自覚があるだけまだマシである。
気を取り直して。
「でもアレかい、そういうのの相手にアンタが考えてるのはや...
「は、はい、国と王家同士の結束を強めるという理由があると...
どこか嬉しそうにアンリエッタは笑って言った。
確かに顔よし器量よし家柄メチャよし魔法の実力もトライアン...
まぁ恋愛はそんな要素で100%決まってしまうものではない...
根っからの貴族の中には表向き平民上がりのサイトの事を良く...
ならば、と助けになろうとするのが彼女の姉御気質たる所以で...
まずはアンリエッタからちょっと離れてその身体を上から下ま...
更に一緒に入浴した時の記憶も引っ張り出して邪魔なドレスを...
顔は問題なし、身体つきもキュルケやティファニアほど攻撃的...
こう、ドレスなどであちこち締め付けられてはいるが実際には...
「まずはそうだね、こう男のを刺激させて固くさせてから」
「と、殿方のものはどどどれくらい固くなるものなのでしょう...
「うーん、どう表現したらいいのか・・・・・・ユニコーンの...
ちなみにハルケギニアのユニコーンの角は火山山脈に生息する...
「そ、そそそそこまで!?」
「そう、それでいて炉から出したばかりの鉄みたいに熱くてね」
「あああああああああ!?」
「それからこう、私とかの場合だと揉んだり挟んだり擦ったり...
「も、もも揉んだり挟んだり擦ったりとはどのような事なので...
「だから胸で―――――ってあーもう無理!やっぱり無理だよ私には...
唐突にうがーっ!!と頭を掻きむしりながらイザベラ絶叫。
頬もおでこも真っ赤っか、文面だけみれば淡々と説明してた風...
大体誰が好き好んで男との情事を赤裸々に詳しく解説してやら...
・・・・・・親友のゲルマニアからの留学生は初めて本気で付...
「だ、大体だね、こういうのは勢いなんだよ!好きな男とそー...
そ、そそそりゃあ自分の意思で行動しなきゃ始まらない時もよ...
「と、ととと殿方と一緒に湯浴みみみみぃ!?」
イザベラ、パニクリ過ぎて更に白状してしまい頭を抱えて絶叫。
アンリエッタ、自分が異性(もちろん相手は決まっている)と...
普通にカオスだった。
「と、とにかく付け焼刃の知識は役に立たないんだからとにか...
人、それを逆夜這いという。
「で、ですけれどやはりやり方が分からなければ、そこ止まり...
「ぬ、ぐうう・・・」
もっともだった。ただ流石にウェールズがそこまで朴念仁だっ...
・・・・・・イザベラは知らない。文字通り最後がドンピシャ...
さてどうしたものか、とイザベラは再び頭を捻りだし、
「う〜〜〜〜〜・・・・・・仕方ないねぇ、アンタの為に一肌...
顔を真っ赤にして、そう宣言したのであった。
終了行:
それは蒼から始まった物語 (13):ウォッチメン 1 バ...
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とある休暇、ラグドリアンの湖畔に設けられた小さめのお城に...
「ねえ、サイト」 「ねぇ、イザベラ?」
「「んぁ、何だよ?」」
「「男女の夜の営みというものは一体どうやってするものなん...
「「ぶほぁ!!?」」
別々の部屋で、徐に相席していた相手からそんな事を聞かれた...
「い、いきなり何ちゅー事聞いてくるんだいアンタは・・・」
「いえだ、だって、私と忌憚無く話してくれる方といえばイザ...
そんなもんかねぇ、と大国ガリアの王女様であるイザベラは改...
少女はイザベラと同年代だが、恰好は彼女同様豪奢だがイザベ...
顔つきとかも如何にも清楚っぽいけど、悪く言えば世間知らず...
いやうん、身体の極一部はかなり攻撃的だけど。
―――まぁウチ(ガリア)とは違ってトリステインの王宮に居るの...
実際の所、主に王様である自分の父親がはっちゃけ過ぎなだけ...
「だからって、人に直球でそんな事聞くもんでも無いと思うよ...
「しかしイザベラ達とサイト様との関係は、王宮内でもそれは...
トリステイン王国王女、アンリエッタ・ド・トリステインはち...
ガリア・アルビオン・トリステインのそれぞれの王家の祖先は...
その為に国家間の政治的情勢はさておいて、王家間の関係は基...
もちろん更に個人的な関係云々はまた別問題になるが、少なく...
同年代だが、感覚的には面倒見の良いちょっと強気な姉と蝶よ...
でもってイザベラの許嫁が表向き平民出身貴族のサイトである...
ついでに言うと、アンリエッタにも許嫁が居た。
プリンス・オブ・ウェールズ、アルビオン王国皇太子ウェール...
現在彼も休暇という事で、王族達のバカンス用の避暑地として...
いかんせん2人共他国の人間だけに顔を合わせる機会は少ない...
もちろんサイトもイザベラと一緒だ。あとシャルロットにティ...
但しこの4人は今この場には居ない。だからこそ、アンリエッ...
「王宮の方でも少しはそういう話とか聞かないのかい?」
「関係云々といった内容の話はよく聞きますけど、行為等の詳...
「メイド達だって居るじゃないか、その子達に聞こうとはしな...
「そうしようとした時もあるのですが、皆さん固くなってしま...
「あーまあ確かにそうなるだろうねぇ普通は」
ウチの所はかなりフレンドリーだけどねぇ、と呟く。
だがガリアだってサイトが現れるまでは似たようなものだった...
サイトがやってきた影響ってこんなに大きかったんだと再認識...
やっぱり変わり過ぎだよ父様。魔法使えなくて絶望してたアン...
「せめてメイドに密かにそういった本街で買ってきて貰うよう...
「け、けれどそれも恥ずかしいではないですか・・・」
ゴニョゴニョゴニョとアンリエッタ、また赤面。
彼女も王家の一員として色々プライドとか体面とか気にしてる...
しかしふと気になったので、ぶしつけとは分かっていとも一応...
「アンの母親のマリアンヌ様とかはそういうのは無いの?そう...
「母は未だに亡くなった父に操を奉げているので」
「・・・私の所とは大違いだね」
道楽王として有名だが、ジョゼフは浮名を流してる部分でもか...
「そ、それでは改めてお聞きしますけど、異性とのまぐわいと...
少し鼻息荒くして詰め寄るアンリエッタの気迫にイザベラ、さ...
まあ何となく分かるけど。アンリエッタも1人の年頃の少女、...
気を許せる同年代の友人がまったく居ない王宮にいつも居るの...
73 :13:ウォッチメン[sage]:2009/03/19(木) 11:52:47 ID...
・・・でもやっぱり恥ずかしい。
つーかぶっちゃけ、自分と身内の恥を晒すようなものだ。
最初はともかく途中からシャルロットにティファニア、マチル...
後ろの穴に胸使ったり口使ったり髪使ったり股に挟んだり玉な...
少しは自重しろ、自分。
「・・・・・・」
「あら、具合でも悪いの?」
「いや、何かもう何時の間にここまで女として大切なもの無く...
ちょっと泣きたくなった。でもまたその時サイトに求められた...
自覚があるだけまだマシである。
気を取り直して。
「でもアレかい、そういうのの相手にアンタが考えてるのはや...
「は、はい、国と王家同士の結束を強めるという理由があると...
どこか嬉しそうにアンリエッタは笑って言った。
確かに顔よし器量よし家柄メチャよし魔法の実力もトライアン...
まぁ恋愛はそんな要素で100%決まってしまうものではない...
根っからの貴族の中には表向き平民上がりのサイトの事を良く...
ならば、と助けになろうとするのが彼女の姉御気質たる所以で...
まずはアンリエッタからちょっと離れてその身体を上から下ま...
更に一緒に入浴した時の記憶も引っ張り出して邪魔なドレスを...
顔は問題なし、身体つきもキュルケやティファニアほど攻撃的...
こう、ドレスなどであちこち締め付けられてはいるが実際には...
「まずはそうだね、こう男のを刺激させて固くさせてから」
「と、殿方のものはどどどれくらい固くなるものなのでしょう...
「うーん、どう表現したらいいのか・・・・・・ユニコーンの...
ちなみにハルケギニアのユニコーンの角は火山山脈に生息する...
「そ、そそそそこまで!?」
「そう、それでいて炉から出したばかりの鉄みたいに熱くてね」
「あああああああああ!?」
「それからこう、私とかの場合だと揉んだり挟んだり擦ったり...
「も、もも揉んだり挟んだり擦ったりとはどのような事なので...
「だから胸で―――――ってあーもう無理!やっぱり無理だよ私には...
唐突にうがーっ!!と頭を掻きむしりながらイザベラ絶叫。
頬もおでこも真っ赤っか、文面だけみれば淡々と説明してた風...
大体誰が好き好んで男との情事を赤裸々に詳しく解説してやら...
・・・・・・親友のゲルマニアからの留学生は初めて本気で付...
「だ、大体だね、こういうのは勢いなんだよ!好きな男とそー...
そ、そそそりゃあ自分の意思で行動しなきゃ始まらない時もよ...
「と、ととと殿方と一緒に湯浴みみみみぃ!?」
イザベラ、パニクリ過ぎて更に白状してしまい頭を抱えて絶叫。
アンリエッタ、自分が異性(もちろん相手は決まっている)と...
普通にカオスだった。
「と、とにかく付け焼刃の知識は役に立たないんだからとにか...
人、それを逆夜這いという。
「で、ですけれどやはりやり方が分からなければ、そこ止まり...
「ぬ、ぐうう・・・」
もっともだった。ただ流石にウェールズがそこまで朴念仁だっ...
・・・・・・イザベラは知らない。文字通り最後がドンピシャ...
さてどうしたものか、とイザベラは再び頭を捻りだし、
「う〜〜〜〜〜・・・・・・仕方ないねぇ、アンタの為に一肌...
顔を真っ赤にして、そう宣言したのであった。
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