ゼロの使い魔保管庫
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それは蒼から始まった物語 (13):ウォッチメン 2 バ...
#br
さて時間は過ぎて多数の滞在客がベッドにもぐりこんでいる時...
2つの満月の下、水辺に沿って静々と歩く影が2つあった。
言わずもがなイザベラと、彼女に誘われて付いてきたサイトで...
正確にはサイトの方もイザベラに何か用事があったらしくて、...
「うわっ、スッゲェ綺麗だなー」
淡い2色の月光を煌めかせる水面を目の当たりにして、サイト...
水質かはたまたここに住む水の精霊の存在によるものかは詳し...
「本当だねぇ・・・」
イザベラも同意する。正直言って実は単に夜の湖を見に来た訳...
とはいえその直後、ハルケギニアではもはや立派な大人の仲間...
それもまた惚れた側の弱み也。サイトだってベタ惚れ具合は負...
それだけの愛情を掛けている女が他にも何人か居るというのは...
「これならシャルロットやティファニア達も見せてやりてぇな...
「こーら、今アンタの隣に居るのは誰だと思ってんだい。学院...
「あー、確かにそうだな。ゴメンイザベラ」
「やーだね。絶対許してやらないよ♪」
何かもう言葉と口調が嫌って程合ってない。
イザベラはわざわざ胸の間に埋めるようにサイトの腕を抱き締...
その様子が猫っぽくて思わず顎の下をこちょこちょしてみたら...
借りてきた、どころかマタタビで酔っぱらった発情期の猫みた...
この場合2人っきりの夜のデートなシチュエーションに酔って...
とりあえずこれだけは言わせて貰おう、ええいこのバカップル...
―――――ハッ!?いけないいけない、スイッチ入るのはまだ早いよ...
慌てて頭を振っても興奮して赤くなった顔の厚さは抜けない。...
そして目的の場所を見定めるとそっちの方へサイトを引っ張っ...
・・・今回企んでいる事にはうってつけのポジションである。
「サイトぉ・・・」
人1人ぐらいは簡単に隠してしまうぐらい太い幹の陰に滑り込...
何時もの情事の始まりと比べて幾分落ち着いて、しかし丹念に...
どちらからとも無く、あるいは両方から少し苦しく多分に甘い...
「んーっ・・・」
「なんか、いつもより積極的だな?」
「良いじゃないかいたまには」
一旦唇を離すとまた甘えたように唇を突き出してきたイザベラ...
すると自覚があったのかちょっと目を逸らして顔色の濃さを一...
「ん、俺も大歓迎」
「あむんっ」
舌だけでイザベラを奔放しながら同時並行でサイトの両手が少...
次に唇が離れた時には、ドレスの胸元が解かれて開かれた部分...
その肌が月光に照らされて、ランプの光とは一味違う儚げに映...
「・・・妖精みてぇ」
「うえっ?」
「イザベラ、マジで、綺麗だ」
『可愛い』では無く『綺麗』。
素でポロリと漏れた言葉の発音に、本心でそんな風に感じてく...
「ふにゃぁ///」
今度こそ全体的に薄暗い中でもハッキリ分かるぐらい真っ赤に...
―――――だもんだから、とっくにイザベラの脳裏からは他にも少女...
#br
「あわ、あわわわわわわ・・・・・・」
他に感想を漏らそうにも、頭が茹ってしまっている今の現状で...
百聞は一見にしかず、と聞き慣れないが確かにと何処か納得出...
―実の所、イザベラもその諺はサイトから教えて貰って初めて知...
――覗き見なんぞをする事になったのであるが・・・・・・正直...
接吻の意味ぐらいはアンリエッタも分かってはいたが、果たし...
お互いの全てを吸収せんばかりに舌を絡め合うなんてやり方、...
それだけで余りの淫靡さに見ていたアンの腰が抜けた位、サイ...
と、何時の間にやらイザベラのドレスが大きく開かれて、固く...
男の手がイザベラの少し鋭角的なラインの膨らみに触れる。優...
何時だって強気で、高貴な家柄の人間特有の傲慢さも混じって...
数時間前にも聞いた彼女の声と口調からは想像の使用が無い位...
イザベラのお相手たるサイトは、アンリエッタからしてみれば...
それこそ揉んだり舐めたり齧ったり寄せて上げて引っ張ってぱ...
ちなみにぱふぱふというのは専門用語としてではなくて、単に...
ともかく、その度に甘い掠れ声が聞こえてきた。
また1本、アンリエッタの中で何かが切れていく。
無償に身体が熱くなっていた。何時の間に熱病でも発症してい...
痛い位に自分の乳首が立っているのが自覚できた。ドレスの胸...
胸元を見て、先端を口に含まれて「ひぎんっ!」と熱っぽい悲...
―――――理性よりも、初めて湧き上がる熱情に軍勢が上がった。
きゅっ、とぎこちない手つきで、自分の胸の先端を摘まむ。
その瞬間、胸から奔って脳天を貫く『ライトニング=クラウド...
「くひゅ――――――!!!!?」
掠れた声とも言えない音しか漏れなかったのは偶然である。
1度始めてしまえばもう後戻り不能。もはや問答無用。
正直な話、それが快感だとはアンリエッタにはまだ思えていな...
「んん、んんん!?んなっ、これ、これはなんでぇっ?」
まるで自分の手が自分の手とは思えない。勝手に動いてアンリ...
気がつけば、先端から下半分まで覆う支え代わりの分厚い布地...
片手は持ち上げる様に片方の胸を支えながら揉みしだいて、も...
強弱の激しい電撃の奔流にもはや腰砕け、アンリエッタはへな...
・・・・・・下腹部より更に下の辺りで湿った音がした。
正確には、太股の間で。
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
無言、というより荒い息だけ吐き出しながら、ドレスの上から...
最高級の布地がそこだけ湿っていて、その湿りは酷くなる一方...
すぐ向こうの木の所では、イザベラのの足元に跪いたサイトが...
一際耳を痺れさせるイザベラの甘い声―――――どれほどの快楽を感...
・・・・・・・・・・・知りたい。
ももはや衝動に駆られるまま、欲情に駆られて、こちらもへた...
汗以外の自分が漏らした液体で濡れに濡れた太股伝いに、己の...
「始祖ブリミルよ、お許し下さい」
思わずそんな懺悔の言葉を漏らしながら、下着で覆われている...
瞬間。
「――――っ、――――――!!―――――――〜〜〜〜〜〜〜!!?!」
液体が迸った。ドレスに隠れて詳しくは分からなくても、あっ...
反射的に指を口に含む事で声を押し殺す・・・・・・指に舌が...
何とか口を塞いでも悲鳴の様な呻きは完全に殺せなくて、サイ...
今度こそ草むらに腰を下ろしたまま、アンリエッタの身体は力...
アンリエッタの耳に今聞こえるのは己の心音と息使いだけで、...
ほんの10メイルあるかないかの距離で行われている、初めて...
だから。
すぐ背後まで近付いてきた存在にも、その手が肩に触れるまで...
「アンリエッタ?」
「だ―――――――――!?」
次に上げた悲鳴は他人の手によって塞がれる。
背後からそうされたとなっては精一杯もがこうとするのは当た...
アンリエッタの場合が前者だった。盗人よろしくコソコソ隠れ...
イザベラに言われた通り箱入り娘故に杖か王冠以上重い物を持...
だが、アンが抵抗していたのはその一瞬だけ。
何故ならその直後、耳元で囁かれた声にはハッキリ聞き覚えが...
「落ち着いてくれアンリエッタ」
多分、声の正体を悟った瞬間アンリエッタの心臓は跳び上がっ...
・・・どうして貴方がここに居るの?
「ウェールズ、さま?」
「ああその通り、僕だよアンリエッ、タ?・・・・・・・・・」
金髪碧眼、いつも浮かべるはにかんだ微笑みがトレードマーク...
正体がそんな彼だと知って、勢いよく振り向くアンリエッタ。
――――その正面像がウェールズの視界に捉えられた瞬間、彼の身...
思いっきりほんの僅かな間だけ目を見開いてから、かなり気ま...
珍しくもこめかみから流れ落ちていくのはでっかいマンガ汗。...
「うぇ、ウェールズ様?」
「その、アンリエッタ?胸元の覗いているそれを隠して貰えた...
言われてようやく思い出す自分の霰の無い姿。
顔を真っ赤にして胸元を隠したアンリエッタだけれど、今まで...
でもって、そんな自分の姿を顔は出来る限り逸らしながらもチ...
―――――情事覗き見+それオカズに初自慰×婚約者に目撃=死亡確...
「・・・・・・・・」
無言でポロポロ涙がボロボロ。スタジオジ○リはおもひでぽろぽ...
これにはウェールズもちょっとパニクる。咄嗟に慌てて群青色...
ついでに漏れ始めた嗚咽の声もそうして塞いだ。
どうしてこんな事になっているのか、とウェールズは思い返す。
実は彼もまた、初めて出来た対等の友人であるサイトの提案で...
最初はあれこれアルビオンの宮殿内でも王家の一員であるティ...
しかしあれやこれやと話を聞いている内に自分の知識不足がハ...
なんて話になってしまって、あらかじめ下調べした場所に潜ん...
アンリエッタも僅か数メイル斜め前に潜んでいたなんて気付い...
サイトと相手のイザベラは熱中していて気付いていなくても、...
だもんだから風上に居たサイト達はアンリエッタが漏らした声...
はてさてどうしたものなんだろうか、と悩む。
このままアンリエッタを放っておく訳にもいかないし、このま...
――――正確にはイザベラに覗き見していた事がバレかねない。自...
何でアンリエッタもこんな所でこそこそ覗き見してたのか、と...
とりあえず向こうの事が済むまでこうしておいた方が得策な気...
で。
1分も経たない内にその選択をウェールズは後悔し始めていた。
・・・・・・だって、落ち着いてきたら何だか甘くてどこか刺...
コレは何というかかんというか、思い返せば年頃の淑女とここ...
前者はともかく後者の体験者というのはそうそう居ないと思わ...
――――うう、これは・・・何というか・・・
顔は涼しげでもダラダラ流れる冷たい汗は隠しようが無いし、...
女っ気は余りなくともそれとこれとはまた別な話、ウェールズ...
そんなんだったら最初っからサイトに今話冒頭のあんな台詞を...
ウェールズのアンリエッタに対する評価はお淑やかな可憐な少...
欲情で尖らせた先端と血色が濃くなった肌は信じられない位の...
ふと気付く。いつの間にか自分の股間にも誤魔化しようの無い...
頭がくらくらしてきていて、腕の中の少女がひどく魅力的でし...
――――ああ、僕も欲情しているんだなと、ウェールズは悟った。
悟った瞬間、抑えがたい衝動に駆られて、アンリエッタの唇を...
いきなり唇を塞がれたアンリエッタの方はたまったものじゃな...
そのまま、見せつけられていたサイトとイザベラの口付けの光...
頭の中が真っ白になる。お互い衝撃に打ち震えたまま舌を絡め...
・・・・・・30秒ほどで逆に酸欠で意識が飛びそうになった...
初心者はキスしながら鼻で呼吸する事を忘れがちなので要注意。
お互い荒い息を吐いたまま、視線を交わす。
「うぇーるず、さま」
「アンリエッタ、綺麗だ」
うわ言みたいに漏らしたアンリエッタとは対照的にウェールズ...
それが彼女のほんの僅かに残っていた理性の糸をブッツリ断ち...
今度はアンの方からウェールズの口を塞ぐ。ウェールズもそれ...
滅茶苦茶に唇を離したり交わったりしながら、がむしゃらに背...
揉み方自体は荒っぽく力もこもり過ぎだったが、それでも少女...
初めて聞く彼女のそんな声にまたウェールズの頭に血が昇る。
背中に衝撃。気がつけばウェールズが下でアンリエッタが上、...
しかしそれ位気にもならず、ズリズリ少女のスカートを引っ張...
ずり上げた裾から直接、彼女の臀部に触れる。
「ひぅっ!」
「これは・・・凄いな」
下着らしき布は滴るぐらい濡れ切っていた。なにせ彼女の胸と...
その底を沿った先にある割れ目の中は、炉よりも高い熱を湛え...
焼き立てのレアステーキを切り分けたみたいに、絶えず肉汁が...
今その部分は何層かの布越しに、同じぐらい熱を持ったウェー...
大した知識は持っていなくても、次にどうすればいいのかは本...
アンリエッタはウェールズによく見えるように前側のスカート...
初めて直視する異性のモノに一瞬息を呑んだものの、アンリエ...
にゅちゅっ!
先端は触れたものの、その先へと押し進む事無く秘裂から逃れ...
裾を噛んでいなければ盛大に声を漏らしていたに違いない。
「!!っ!?〜〜〜〜〜〜!!?」
「待ってくれ、アンリエッタ、僕も一緒にするからゆっくりと...
また涙まみれになり掛けたアンリエッタにウェールズはそう言...
ウェールズもしっかり彼女の腰を持つと、ゆっくりと秘裂に先...
別段太い訳でもないのだが全く経験無しのアンリエッタには十...
「いっ、ぎぃ、ぐ、くあぁ」
「す、すまない・・・っ!」
口では謝罪しても押し込む力が緩みはしなかった。熱く濡れた...
それどころか遂に耐え切れず、遂にウェールズの方から腰を突...
にゅっぷじゅっぷと水っぽい音が響く度に脳天まで突き抜ける...
文字通り身を引き裂くような鋭い痛みも感じていたが、何度も...
泣き叫ぶ様な呻きも、今では鼻にかかった甘いものに変化して...
ウェールズとする前から既に準備万端だったのが功を奏したの...
「いぅ、いっ、いひっ、んむ、むう、むひゅぅぅぅ!」
「く、あ、アンリエッタ、君の中は気持ち良過ぎるよ!」
全体的に細長いウェールズの先端はごつこつとしきりにアンリ...
お互いがお互いに絶え間無く刺激を相手に与え続けていたもの...
どくん、どくどくっ!
ぷしゅぁ〜〜〜・・・・・・
もはや口を裾で塞ぐのも限界に達し、声にならない叫び声と共...
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・すごかった・・・ですね・・・・・・」
「・・・・・・ああ・・・・・・・正直、想像以上だったよ・...
さて我に返ってみれば互いに顔を合わせられないお二方。
お互い好き合ってたんだから嬉しいっちゃ嬉しいんだけどここ...
それでも時間が経ってくると間が苦しくなってきたので、どち...
視線が合うと、お互いの瞳に飛び込んでくるのは恥ずかしそう...
そしてまた、どちらともなく笑った。
「その、月並みな言い方になってしまうが、とても可愛かった...
「は、恥ずかしいですから言わないで下さいまし・・・」
とは言いつつ満更そうでもない様子で赤面のアンリエッタ。
ちょっと頬を膨らませながら、お返しとばかりに彼女の顔は婚...
「なぁイザベラ、俺らの時もあんな感じだったのかな?」
「恥ずかしい事思いださせないでくれよ、もう!」
すぐ隣で聞こえた声に、『フライ』を使ってないにも関わらず...
ズバッと振り向けば、彼らはそこに居る。
見てた最中にはアレだけ乱れてた筈の服まで何故か皺も無く綺...
「あはは、何か、考えてた事一緒っぽかったな」
「ま、結果オーライになったんだから良かったじゃないか2人...
とっても面白そうなモノを見た時みたいな表情のバカップルが...
ウェールズはバツ悪げにまた顔を赤らめながら苦笑を漏らす程...
「・・・・・・・きゅぅ」
恥ずかし過ぎて今度こそ意識を手放す事になった。
終了行:
それは蒼から始まった物語 (13):ウォッチメン 2 バ...
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さて時間は過ぎて多数の滞在客がベッドにもぐりこんでいる時...
2つの満月の下、水辺に沿って静々と歩く影が2つあった。
言わずもがなイザベラと、彼女に誘われて付いてきたサイトで...
正確にはサイトの方もイザベラに何か用事があったらしくて、...
「うわっ、スッゲェ綺麗だなー」
淡い2色の月光を煌めかせる水面を目の当たりにして、サイト...
水質かはたまたここに住む水の精霊の存在によるものかは詳し...
「本当だねぇ・・・」
イザベラも同意する。正直言って実は単に夜の湖を見に来た訳...
とはいえその直後、ハルケギニアではもはや立派な大人の仲間...
それもまた惚れた側の弱み也。サイトだってベタ惚れ具合は負...
それだけの愛情を掛けている女が他にも何人か居るというのは...
「これならシャルロットやティファニア達も見せてやりてぇな...
「こーら、今アンタの隣に居るのは誰だと思ってんだい。学院...
「あー、確かにそうだな。ゴメンイザベラ」
「やーだね。絶対許してやらないよ♪」
何かもう言葉と口調が嫌って程合ってない。
イザベラはわざわざ胸の間に埋めるようにサイトの腕を抱き締...
その様子が猫っぽくて思わず顎の下をこちょこちょしてみたら...
借りてきた、どころかマタタビで酔っぱらった発情期の猫みた...
この場合2人っきりの夜のデートなシチュエーションに酔って...
とりあえずこれだけは言わせて貰おう、ええいこのバカップル...
―――――ハッ!?いけないいけない、スイッチ入るのはまだ早いよ...
慌てて頭を振っても興奮して赤くなった顔の厚さは抜けない。...
そして目的の場所を見定めるとそっちの方へサイトを引っ張っ...
・・・今回企んでいる事にはうってつけのポジションである。
「サイトぉ・・・」
人1人ぐらいは簡単に隠してしまうぐらい太い幹の陰に滑り込...
何時もの情事の始まりと比べて幾分落ち着いて、しかし丹念に...
どちらからとも無く、あるいは両方から少し苦しく多分に甘い...
「んーっ・・・」
「なんか、いつもより積極的だな?」
「良いじゃないかいたまには」
一旦唇を離すとまた甘えたように唇を突き出してきたイザベラ...
すると自覚があったのかちょっと目を逸らして顔色の濃さを一...
「ん、俺も大歓迎」
「あむんっ」
舌だけでイザベラを奔放しながら同時並行でサイトの両手が少...
次に唇が離れた時には、ドレスの胸元が解かれて開かれた部分...
その肌が月光に照らされて、ランプの光とは一味違う儚げに映...
「・・・妖精みてぇ」
「うえっ?」
「イザベラ、マジで、綺麗だ」
『可愛い』では無く『綺麗』。
素でポロリと漏れた言葉の発音に、本心でそんな風に感じてく...
「ふにゃぁ///」
今度こそ全体的に薄暗い中でもハッキリ分かるぐらい真っ赤に...
―――――だもんだから、とっくにイザベラの脳裏からは他にも少女...
#br
「あわ、あわわわわわわ・・・・・・」
他に感想を漏らそうにも、頭が茹ってしまっている今の現状で...
百聞は一見にしかず、と聞き慣れないが確かにと何処か納得出...
―実の所、イザベラもその諺はサイトから教えて貰って初めて知...
――覗き見なんぞをする事になったのであるが・・・・・・正直...
接吻の意味ぐらいはアンリエッタも分かってはいたが、果たし...
お互いの全てを吸収せんばかりに舌を絡め合うなんてやり方、...
それだけで余りの淫靡さに見ていたアンの腰が抜けた位、サイ...
と、何時の間にやらイザベラのドレスが大きく開かれて、固く...
男の手がイザベラの少し鋭角的なラインの膨らみに触れる。優...
何時だって強気で、高貴な家柄の人間特有の傲慢さも混じって...
数時間前にも聞いた彼女の声と口調からは想像の使用が無い位...
イザベラのお相手たるサイトは、アンリエッタからしてみれば...
それこそ揉んだり舐めたり齧ったり寄せて上げて引っ張ってぱ...
ちなみにぱふぱふというのは専門用語としてではなくて、単に...
ともかく、その度に甘い掠れ声が聞こえてきた。
また1本、アンリエッタの中で何かが切れていく。
無償に身体が熱くなっていた。何時の間に熱病でも発症してい...
痛い位に自分の乳首が立っているのが自覚できた。ドレスの胸...
胸元を見て、先端を口に含まれて「ひぎんっ!」と熱っぽい悲...
―――――理性よりも、初めて湧き上がる熱情に軍勢が上がった。
きゅっ、とぎこちない手つきで、自分の胸の先端を摘まむ。
その瞬間、胸から奔って脳天を貫く『ライトニング=クラウド...
「くひゅ――――――!!!!?」
掠れた声とも言えない音しか漏れなかったのは偶然である。
1度始めてしまえばもう後戻り不能。もはや問答無用。
正直な話、それが快感だとはアンリエッタにはまだ思えていな...
「んん、んんん!?んなっ、これ、これはなんでぇっ?」
まるで自分の手が自分の手とは思えない。勝手に動いてアンリ...
気がつけば、先端から下半分まで覆う支え代わりの分厚い布地...
片手は持ち上げる様に片方の胸を支えながら揉みしだいて、も...
強弱の激しい電撃の奔流にもはや腰砕け、アンリエッタはへな...
・・・・・・下腹部より更に下の辺りで湿った音がした。
正確には、太股の間で。
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
無言、というより荒い息だけ吐き出しながら、ドレスの上から...
最高級の布地がそこだけ湿っていて、その湿りは酷くなる一方...
すぐ向こうの木の所では、イザベラのの足元に跪いたサイトが...
一際耳を痺れさせるイザベラの甘い声―――――どれほどの快楽を感...
・・・・・・・・・・・知りたい。
ももはや衝動に駆られるまま、欲情に駆られて、こちらもへた...
汗以外の自分が漏らした液体で濡れに濡れた太股伝いに、己の...
「始祖ブリミルよ、お許し下さい」
思わずそんな懺悔の言葉を漏らしながら、下着で覆われている...
瞬間。
「――――っ、――――――!!―――――――〜〜〜〜〜〜〜!!?!」
液体が迸った。ドレスに隠れて詳しくは分からなくても、あっ...
反射的に指を口に含む事で声を押し殺す・・・・・・指に舌が...
何とか口を塞いでも悲鳴の様な呻きは完全に殺せなくて、サイ...
今度こそ草むらに腰を下ろしたまま、アンリエッタの身体は力...
アンリエッタの耳に今聞こえるのは己の心音と息使いだけで、...
ほんの10メイルあるかないかの距離で行われている、初めて...
だから。
すぐ背後まで近付いてきた存在にも、その手が肩に触れるまで...
「アンリエッタ?」
「だ―――――――――!?」
次に上げた悲鳴は他人の手によって塞がれる。
背後からそうされたとなっては精一杯もがこうとするのは当た...
アンリエッタの場合が前者だった。盗人よろしくコソコソ隠れ...
イザベラに言われた通り箱入り娘故に杖か王冠以上重い物を持...
だが、アンが抵抗していたのはその一瞬だけ。
何故ならその直後、耳元で囁かれた声にはハッキリ聞き覚えが...
「落ち着いてくれアンリエッタ」
多分、声の正体を悟った瞬間アンリエッタの心臓は跳び上がっ...
・・・どうして貴方がここに居るの?
「ウェールズ、さま?」
「ああその通り、僕だよアンリエッ、タ?・・・・・・・・・」
金髪碧眼、いつも浮かべるはにかんだ微笑みがトレードマーク...
正体がそんな彼だと知って、勢いよく振り向くアンリエッタ。
――――その正面像がウェールズの視界に捉えられた瞬間、彼の身...
思いっきりほんの僅かな間だけ目を見開いてから、かなり気ま...
珍しくもこめかみから流れ落ちていくのはでっかいマンガ汗。...
「うぇ、ウェールズ様?」
「その、アンリエッタ?胸元の覗いているそれを隠して貰えた...
言われてようやく思い出す自分の霰の無い姿。
顔を真っ赤にして胸元を隠したアンリエッタだけれど、今まで...
でもって、そんな自分の姿を顔は出来る限り逸らしながらもチ...
―――――情事覗き見+それオカズに初自慰×婚約者に目撃=死亡確...
「・・・・・・・・」
無言でポロポロ涙がボロボロ。スタジオジ○リはおもひでぽろぽ...
これにはウェールズもちょっとパニクる。咄嗟に慌てて群青色...
ついでに漏れ始めた嗚咽の声もそうして塞いだ。
どうしてこんな事になっているのか、とウェールズは思い返す。
実は彼もまた、初めて出来た対等の友人であるサイトの提案で...
最初はあれこれアルビオンの宮殿内でも王家の一員であるティ...
しかしあれやこれやと話を聞いている内に自分の知識不足がハ...
なんて話になってしまって、あらかじめ下調べした場所に潜ん...
アンリエッタも僅か数メイル斜め前に潜んでいたなんて気付い...
サイトと相手のイザベラは熱中していて気付いていなくても、...
だもんだから風上に居たサイト達はアンリエッタが漏らした声...
はてさてどうしたものなんだろうか、と悩む。
このままアンリエッタを放っておく訳にもいかないし、このま...
――――正確にはイザベラに覗き見していた事がバレかねない。自...
何でアンリエッタもこんな所でこそこそ覗き見してたのか、と...
とりあえず向こうの事が済むまでこうしておいた方が得策な気...
で。
1分も経たない内にその選択をウェールズは後悔し始めていた。
・・・・・・だって、落ち着いてきたら何だか甘くてどこか刺...
コレは何というかかんというか、思い返せば年頃の淑女とここ...
前者はともかく後者の体験者というのはそうそう居ないと思わ...
――――うう、これは・・・何というか・・・
顔は涼しげでもダラダラ流れる冷たい汗は隠しようが無いし、...
女っ気は余りなくともそれとこれとはまた別な話、ウェールズ...
そんなんだったら最初っからサイトに今話冒頭のあんな台詞を...
ウェールズのアンリエッタに対する評価はお淑やかな可憐な少...
欲情で尖らせた先端と血色が濃くなった肌は信じられない位の...
ふと気付く。いつの間にか自分の股間にも誤魔化しようの無い...
頭がくらくらしてきていて、腕の中の少女がひどく魅力的でし...
――――ああ、僕も欲情しているんだなと、ウェールズは悟った。
悟った瞬間、抑えがたい衝動に駆られて、アンリエッタの唇を...
いきなり唇を塞がれたアンリエッタの方はたまったものじゃな...
そのまま、見せつけられていたサイトとイザベラの口付けの光...
頭の中が真っ白になる。お互い衝撃に打ち震えたまま舌を絡め...
・・・・・・30秒ほどで逆に酸欠で意識が飛びそうになった...
初心者はキスしながら鼻で呼吸する事を忘れがちなので要注意。
お互い荒い息を吐いたまま、視線を交わす。
「うぇーるず、さま」
「アンリエッタ、綺麗だ」
うわ言みたいに漏らしたアンリエッタとは対照的にウェールズ...
それが彼女のほんの僅かに残っていた理性の糸をブッツリ断ち...
今度はアンの方からウェールズの口を塞ぐ。ウェールズもそれ...
滅茶苦茶に唇を離したり交わったりしながら、がむしゃらに背...
揉み方自体は荒っぽく力もこもり過ぎだったが、それでも少女...
初めて聞く彼女のそんな声にまたウェールズの頭に血が昇る。
背中に衝撃。気がつけばウェールズが下でアンリエッタが上、...
しかしそれ位気にもならず、ズリズリ少女のスカートを引っ張...
ずり上げた裾から直接、彼女の臀部に触れる。
「ひぅっ!」
「これは・・・凄いな」
下着らしき布は滴るぐらい濡れ切っていた。なにせ彼女の胸と...
その底を沿った先にある割れ目の中は、炉よりも高い熱を湛え...
焼き立てのレアステーキを切り分けたみたいに、絶えず肉汁が...
今その部分は何層かの布越しに、同じぐらい熱を持ったウェー...
大した知識は持っていなくても、次にどうすればいいのかは本...
アンリエッタはウェールズによく見えるように前側のスカート...
初めて直視する異性のモノに一瞬息を呑んだものの、アンリエ...
にゅちゅっ!
先端は触れたものの、その先へと押し進む事無く秘裂から逃れ...
裾を噛んでいなければ盛大に声を漏らしていたに違いない。
「!!っ!?〜〜〜〜〜〜!!?」
「待ってくれ、アンリエッタ、僕も一緒にするからゆっくりと...
また涙まみれになり掛けたアンリエッタにウェールズはそう言...
ウェールズもしっかり彼女の腰を持つと、ゆっくりと秘裂に先...
別段太い訳でもないのだが全く経験無しのアンリエッタには十...
「いっ、ぎぃ、ぐ、くあぁ」
「す、すまない・・・っ!」
口では謝罪しても押し込む力が緩みはしなかった。熱く濡れた...
それどころか遂に耐え切れず、遂にウェールズの方から腰を突...
にゅっぷじゅっぷと水っぽい音が響く度に脳天まで突き抜ける...
文字通り身を引き裂くような鋭い痛みも感じていたが、何度も...
泣き叫ぶ様な呻きも、今では鼻にかかった甘いものに変化して...
ウェールズとする前から既に準備万端だったのが功を奏したの...
「いぅ、いっ、いひっ、んむ、むう、むひゅぅぅぅ!」
「く、あ、アンリエッタ、君の中は気持ち良過ぎるよ!」
全体的に細長いウェールズの先端はごつこつとしきりにアンリ...
お互いがお互いに絶え間無く刺激を相手に与え続けていたもの...
どくん、どくどくっ!
ぷしゅぁ〜〜〜・・・・・・
もはや口を裾で塞ぐのも限界に達し、声にならない叫び声と共...
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・すごかった・・・ですね・・・・・・」
「・・・・・・ああ・・・・・・・正直、想像以上だったよ・...
さて我に返ってみれば互いに顔を合わせられないお二方。
お互い好き合ってたんだから嬉しいっちゃ嬉しいんだけどここ...
それでも時間が経ってくると間が苦しくなってきたので、どち...
視線が合うと、お互いの瞳に飛び込んでくるのは恥ずかしそう...
そしてまた、どちらともなく笑った。
「その、月並みな言い方になってしまうが、とても可愛かった...
「は、恥ずかしいですから言わないで下さいまし・・・」
とは言いつつ満更そうでもない様子で赤面のアンリエッタ。
ちょっと頬を膨らませながら、お返しとばかりに彼女の顔は婚...
「なぁイザベラ、俺らの時もあんな感じだったのかな?」
「恥ずかしい事思いださせないでくれよ、もう!」
すぐ隣で聞こえた声に、『フライ』を使ってないにも関わらず...
ズバッと振り向けば、彼らはそこに居る。
見てた最中にはアレだけ乱れてた筈の服まで何故か皺も無く綺...
「あはは、何か、考えてた事一緒っぽかったな」
「ま、結果オーライになったんだから良かったじゃないか2人...
とっても面白そうなモノを見た時みたいな表情のバカップルが...
ウェールズはバツ悪げにまた顔を赤らめながら苦笑を漏らす程...
「・・・・・・・きゅぅ」
恥ずかし過ぎて今度こそ意識を手放す事になった。
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