ゼロの使い魔保管庫
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g四人と一本は、街道筋の宿に泊まることにした。
それも、安宿ではなく、そこそこ高級な宿の、かなりいい部屋。
捜索隊こそ出ていないが、ガリアに追われる身の才人たちが、...
『は?力の充填?』
それは道中、デルフリンガーの一言。
『そ。力の充填だ。精神力だって充填しておけるんだ。
おまえさんの『使い魔との融合』用の力だって充填できる可...
『使い魔との融合』とは、才人と使い間の契約をしたタバサ、...
今までは、これを行った後に、才人の精を受ける事で、タバサ...
その際には、かなり無茶な行為をしたため、才人が二日ばかり...
『毎回毎回、あんな無茶してたら相棒の身体がもたねえだろ?
だからさ、道中ちょっとずつ貯めといて、いざってときに使...
そして、その発言があったその夜。
さっそく四人は野外でコトに及ぶのだが。
膝は擦り切れる、虫には刺される、汗かいてキモチワルイ、な...
さらに、事後に三人が言ったことには。
『…力が溜まってない気がする』
『そうですねえ。何にも変わってないですね。気持ちはよかっ...
『犬!サボってんじゃないわよ!ってか一発で終わりとかどう...
その発言を受けた、デルフリンガーの分析によると。
『お前らのその力、たぶん物理的なもんじゃなくて精神的なも...
だとすると野外とかってのはイマイチなのかもな。
あとやり方も順番にだと最後の一人が割り食っちまうんじゃ...
すると、三人まとめて、屋内で、となる。
以上のこともあり、今日からはそこそこの宿で、大きめの部屋...
食事は食堂では取らず、部屋に才人が運んでいくことになった。
今日の夕食は、パンと、鳥の丸焼きと豆と根菜のシチュー、玉...
パンと丸焼きはナイフと鉄串と一緒に籠に入れられた皿の上、...
これらを何度も往復して一階の隅にある部屋まで運び、最後の...
部屋に残っていた三人は備え付けの円卓に腰掛け、主人を待っ...
「おかえりなさい」
「あ、鳥切り分けておきましたよー」
「いつまで待たせんのよ」
三者三様の声に迎えられ、才人は食器と皿をテーブルに置き、...
「お待たせ。んじゃいただきまー」
ナイフとフォークを持っていざ食事、と思った才人を、タバサ...
「待って」
なんじゃらほい、と才人は一旦ナイフとフォークを置き、自分...
タバサは淡々と言った。
「精神的な行為で充填できるのなら、いい案がある」
そして、自分の椅子をずりずりと才人の脇まで寄せていき。
切り分けられた鳥にフォークを指し、才人の口許へ。
「はい、あーん」
「え、何?」
いきなりの行為と、不意を打たれた二人の「あーっ!」の声に...
タバサは才人の口の前で鶏肉を止めたまま、説明する。
「食べさせてあげる。…私はそうしたい」
要するに。
食事の際も、才人にしたいことをすれば、そのぶん力が貯めら...
「何よ、だったら先に説明しなさいよ!」
食事中の才人を見ながらにへにへしようと思って対面に座った...
しかし。
「はーいサイトさん、シチューですよー」
「サラダもどうぞ」
両脇はすでにがっつりメイドと眼鏡に固められているわけで。
出遅れた形になったルイズは、ぬぐぐぐぐ、と手にした皿とフ...
「な、なによあんたたち!邪魔しないでよ!」
「邪魔してませんよー」
「ルイズが遅いだけ」
言いながら既に三人の椅子はぴったりくっつき、シエスタは完...
「むっきいいいいいいいい」
声を上げて悔しがるルイズに、何か嫌なものを感じ始めた才人...
「い、いやほらルイズのも食べてあげるから!慌てなくてもさ...
「そうですよー。だから今はほら、あーん」
「…こっちの胸肉もおいしい」
しかし全くフォローにはなっておらず、シエスタとタバサは開...
軽く脂汗を流しながら、豆と胸肉の混合物を飲み干す才人に、...
それは、ある一戦を超えた時に感じるあの開放感。
たとえば、かつて才人が七万の軍勢に向かっていった時のよう...
「うふ。うふふふふ。よーっくわかったわ…」
その感情の発信源はルイズだった。
心のつながりを開放し、才人の心に自分の心情を送り込んでい...
ルイズはキレていた。プッツンしていた。
そして、目の前にある鶏肉の塊にぐぁぶっ!と勢いよく噛み付...
まるでその様は獰猛な肉食獣のよう。
そして、ソースで口の周りをベトベトにして、ずんずんと才人...
ルイズが何をしようと思っているのか探ろうとした才人だった...
しかし脇に控える二人は女の勘からルイズが何をしようと思っ...
フリーになった才人は、椅子の背にしがみついて怯えた声を上...
「お、落ち着こうルイズ。な?」
そしてルイズは。
いきなり才人の頭をひっつかむと。
乱暴に唇を奪い、軽く咀嚼した鶏肉を舌で才人の口の中に押し...
そして、驚きながら中途半端に咀嚼された鶏肉をむぐむぐやっ...
「あんたらがそのつもりなら、私は口移しよ!」
ずいぶん乱暴な『くちうつし』もあったもんである。
しかし、ルイズのその機転によるアドバンテージも、すぐに脆...
じゃあわたしもー。
心の中に響く声。
今度はシエスタが右横に陣取り、口いっぱいに貯めたシチュー...
液体なので当然飲み干すまでの時間、二人は口付けをしたまま...
やがてちゅぽっ、と吸い付くような音を立ててシエスタは才人...
「えへへー。私のよだれ、いっぱい混ぜちゃいました♪」
「な、何よいまの!反則じゃない!ずるいわよあんなの!」
「じゃあルイズもすればいいでしょー?」
シエスタの言葉にぽん!と手を打つルイズ。
そしてテーブルの方を向いて、シチューの皿を手にして、一気...
振り返ると才人がタバサにキスされている真っ最中であった。
その口の中には、液状になるまでしっかり咀嚼されたパンと鶏...
タバサの唾液でどろどろになった、ベビーフードのようなそれ...
そしてタバサの心の声が響く。
…おいしい?
ずるずるごくん、と奇妙な甘さをもったその液状の物体を飲み...
「う、うん。旨いと思うよ」
しかし返事は上の空。
当然である。口に含んだシチューを飲み込んだルイズが、自分...
「あーんーたーらー」
「い、いや落ち着こう!落ち着こうよルイズ!」
ルイズは相変わらず心の繋がりを切っているので、何を考えて...
しかし、ルイズの行動を理解していないのは、才人ただ一人だ...
タバサはついっ、と才人の隣からどいて、道を開ける。
ルイズはその開いた隙間に入り込み、どす!と才人の両太もも...
そして、軽く顎を上げて唇を開く。
「え?なに?」
ここまでされて分からないのが平賀才人その人である。
うわ鈍っ!
…ルイズ可哀想。
シエスタとタバサの呆れたような感情が心の声とともに流れ込...
しかし突っ込みを入れられてなお。
「い、いや何言ってんのかわかんねえし!」
才人からは見えないが、彼の後ろでシエスタとタバサが『うー...
才人があんまり鈍いので、ルイズがついに痺れを切らした。
大音声で、才人の心にルイズの声が響く。
食べさせろって言ってんのよこのスカタン!あーんってしてん...
ああなるほど!
ここまでしてようやく、意味がわかるのが平賀才人その人であ...
才人はルイズの言うがまま、切り分けられた鶏肉をフォークで...
「ほれ、あーん」
しかし当然、ルイズはぷい、と横を向いてしまう。
「はぁ?今食べさせろっつったじゃん!」
なんという鈍さ。もはや賞賛に値しますね。
…ルイズ可哀想。
またもや呆れた女性陣の心の声。
流石にここまで言われてピンとくる才人、
「ああそうか、シチューが食べたかったのな!」
ではなかった。
ルイズは無言で才人の手からフォークを奪い取り、先端から鶏...
「むぐ!?」
「飲み込むんじゃないわよ!」
そう言って、驚いて固まる才人の両頬を捕まえて、無理やり唇...
そして、今度は心の声で。
くちうつし!くちうつしに決まってんでしょお!フォークなん...
そこまで言われて、ようやく、才人はルイズの意図を理解した。
軽く咀嚼して鶏肉を柔らかくすると、ルイズの口の中に舌で押...
すると、ルイズの方からも舌を迎えに出してくる。
二人の口の中で咀嚼された鶏肉が唾液と交じり合い、ぐちゃり...
やがてルイズの口の中に留まったそれは、ぞるりっ、とルイズ...
「あは…おいし」
薄く染まった頬で嬉しそうに微笑み、唾液とソースでべとべと...
そして。
「それじゃあ私も。はい、あーん」
「…私も、欲しい」
シエスタとタバサはそう言って、唾液に濡れた舌を出しながら...
そうして。
才人は三人相手に食べたり食べさせられたりしつつ、軽く一時...
食事のあとは、別々に湯浴みを済ませる。
ルイズは一緒にしたがったが、「そんなことしたらそのままヤ...
しかしいくらいい宿とはいえ、この宿には風呂はなかった。
そういうわけで、一行は宿の主に言って大きな桶と湯を張った...
『ちょっとシエスタ、あんたまた膨らんでないっ!?』
『あはは。だってサイトさんが揉みまくるんですもん』
『…私だって…』
『くぁ、な、なによ、なんなのよ、こんなものこんなものっ!』
『ちょ、きゃ、やだ、なにするんですかぁ!…ひぅ!』
薄い布のカーテンの向こうで、影絵付きでこんなもの聞かされ...
「あいぼー、言っとくけどガマンきかんからって自家発電なん...
「へっ?や、やだなあデルフ、そんなことするわけないじゃん...
湯を張った木桶の前に置かれた椅子の上で不自然に前かがみに...
しっかりと右手が股間のジョイスティックを握り締めている。
右手の中で脈打つ菊一文字をなだめながら、才人は頭から湯を...
そして、濡れた頭をタオルで拭くと、まだ隣できゃいきゃい騒...
「あのー。こっち終わりましたけどー」
すると、三者三様の答えが返ってくる。
『も、もう少し待ちなさい!女の子は準備に時間がかかるの!』
『あ、もうちょっと待ってくださーい』
『すぐ終わるから』
三人で絡み合っていたため、湯浴み自体ほとんど進んでいない...
「おまたせー」
呼ばれて部屋の真ん中にカーテン代わりに引かれた毛布を退け...
女性三人はベッド側、才人は廊下側で湯浴みをしたためである。
「すいませんサイトさん、お待たせしちゃって」
三人は宿屋に備え付けのタオルを巻いただけの姿で、ベッドの...
才人から見て左からルイズ、シエスタ、タバサの順。
湯浴みでしっとりと湿った髪が、普段よりウェーブを抑えられ...
複雑な紋様を描くそれはまるで、朝露に濡れた桃色の茨のツタ...
短いが真っ直ぐで艶のある黒髪が、何本か内側に曲線を描きそ...
優しげに微笑む顔から続くなだらかな曲線は、薄いタオルの上...
神秘的な蒼い髪が、水分を含んでタバサの形のよい頭部をくっ...
成長途中の女性らしさを備え始めた直線と曲線の絶妙なアンサ...
「…誰からがいい?」
ベッドサイドに立つタオルを腰巻にした才人を見上げ、タバサ...
三人から向けられるそれぞれの期待に満ちた眼差し。
才人はんー、と考え、前回の順番を思い出し。
「んじゃ、前はルイズが最後だったから、ルイズから、かな」
それを聞いて一瞬嬉しそうな顔をしたルイズだったが、すぐに...
「あ、あによ、そんなんで機嫌取ろうったってそうはいかない...
言ってから、その心に二人の使い魔の声が響く。
そんなこと言ってほんとは嬉しいくーせーにー。
…ほんと素直じゃないんだから。
そして、ルイズは二人を恨めしげな視線で見つめ、一瞬心の繋...
それが三人で考えた結論を無駄にしてしまう事を思い出し、踏...
そして、心の声で言い返す。
しょうがないでしょぉ!私はこういうふうにできてんの!
それが精一杯だった。
それに応えるように同時に二人の心が流れ込んでくる。
ですよねー。
分かってる。そうじゃないとルイズじゃない。
二人の同意になぜか一瞬ほっとしてしまうルイズ。
そんな三人のやり取りを、置いてけぼりにされた才人が中断す...
ルイズの細い肩を掴んで引き寄せ、耳元で囁く。
「はーい、そこまでな。それじゃルイズ、しようか?」
どくん、とルイズの心臓が期待に高鳴る。
今夜は、三人それぞれが望んだやり方で、才人に抱いてもらう...
だから。
…それじゃあルイズは、何がしたい?
じっと見つめられながら、才人の心の声が響く。
そしてルイズは応えた。
才人の足の間に、ルイズはうつ伏せに寝転んで、天を衝かんば...
…あは…さいとの…においだぁ…。
あまりにも淫らな、ルイズの心の声に、先走りがとろり、と才...
ルイズの望んだのは、フェラチオ。
『く、口でしたいっ!』
ルイズはそう望んだ。普通に抱かれるのも好きだったが、ルイ...
ちゅぅっ。
唇の先だけを軽く触れさせ、先走りだけを器用に吸い上げるル...
そしてルイズは、今度は舌先だけでちろちろと才人の亀頭を満...
ルイズは才人をこうやって一方的責める事で、嗜虐心を満たし...
「く、くぁ」
思わず才人の喉から喘ぎが漏れる。
その声に、舌先で口淫を続けながら、ルイズの心の声が響く。
あら、舐めただけでいきそうなの?だっらしないの。
馬鹿にしたような感情の波に、才人は思わず反論する。
「んなことねーよ!」
無理しなくていーのよー。
ルイズのニヤニヤとした表情と心の声が、馬鹿にしているよう...
「無理してねえって!」
だったらこんなのはどーかなー。
今度は、舌先を伸ばして亀頭の裏筋を削るように力強く舐め上...
「う、うわそれっ!」
弱点を重点的に責められ、才人の声が上ずる。
それに気をよくしたのか、ルイズは責めをやめて、今度は声で...
「…素直になったら、サイトの一番して欲しいこと、したげる」
赤黒く脈打つ剛直の向こうから、淫らな笑顔でそんな事を言っ...
もちろん、さんざん責められた才人の我慢ゲージは崩壊寸前だ。
「ほらほら、言ってみなさいよ」
つんつん、と細い指先で才人のモノをつつきながら、ルイズは...
その行為に、才人はあっさりと折れた。むしろ我慢をする理由...
「く、咥えてほしい、かな」
その言葉に、ルイズはにしゃあ、と笑うと。
「よくできました」
くぱぁ、と大きく口を開け、才人の先端を飲み込んでいった。
口の中で熱い肉塊が暴れまわる感覚を、二人は味わっていた。
目の前でじゅぽじゅぽと唾液の音を響かせながら才人のモノを...
二人は呆けたような表情で、口を開け、涎を垂らしながら、才...
小さな舌を肉棒に絡ませ、裏筋を責める動作に、性器の皮脂の...
…あ…こんな…イヤらしい舐め方、するんですね…。
ルイズのそれに倣って、何もない口内でシエスタの舌がちろち...
何度か頭をグラインドさせ、溢れた先走りと唾液の混合物を飲...
す、すごい味…におい…。ぐらぐらする…。
強烈な臭いと味に、タバサの身体の芯が溶かされていく。耐え...
知らず知らずのうちに、シエスタも股間に手を伸ばし、既に淫...
その感覚がルイズにも伝わり…。
才人の男性器を口で犯し続けるルイズのたてる口淫の音と、発...
「る、ルイズ、ルイズっ!」
才人は限界が近づくと、まるで性交の際尻を掴んでそうするよ...
ルイズはそれに応え、喉の奥までを柔らかく開き、才人の行為...
かるくえづきながら、それでもなお、愛しい人の性器を味わい...
そして。
いくっ、わたしいっちゃいますっ!
感覚を共有した奇妙な自慰に最初に果てたのはシエスタ。背筋...
その波状の快感が残りの二人に伝わり、雌の花弁を揺らす。
そして次に果てたのはタバサ。
…いくっ…!
ベッドの上で開かれた両足のつま先がくしゅ、と丸まり、股間...
そして。
「で、出るぅっ!」
ついに、才人がルイズの口内で決壊した。
最奥までルイズの口を犯し、どくんどくんとその内部に白濁を...
ルイズは最初の一瞬だけえづいたが、すぐにごくんごくんと才...
そして、勢いをなくした最後のひとすじを口内に溜め込み、吐...
唾液と精液を攪拌しながら、ルイズの身体がふるふるっ…、っと...
精液を味わいながら、ルイズは絶頂を迎えていたのである。
そのままくなん、とベッドの上に身体を投げ出すルイズ。股間...
ふう、と息を吐いて、ルイズは喉の奥で才人の味を反芻してい...
「今度は私の番ですよ…」
一戦後のけだるさに身を任せていた才人の右手に、白い細い指...
シエスタだった。
シエスタはのそり、と身体を起こすと、才人の右の太ももの上...
目の前でむわむわと性臭を漂わせる雄に、シエスタの発情した...
シエスタはそのまま上半身を持ち上げ、ベッドの上に座り込む。
家事で鍛えられ、締まった二の腕に挟まれた柔らかい双丘がた...
ごく、と才人の喉が鳴るのが聞こえた。
見ると、才人の一物は既に再度の勃起を果たしており、勢いよ...
先天性おっぱい症候群を患う才人には、シエスタの胸はまさに...
シエスタはそんな才人を見てくす、と笑うと。
膝裏に手を回し、M字に足を開いて、そのままころん、とベッ...
すると、溢れた愛液が糸を引き、シエスタの丸い臀部とベッド...
そして揺れる薄桜色の突起の向こうから、黒髪のメイドが誘惑...
「ほら、ご主人様…。準備、できてますよ…」
もう才人は我慢の限界だった。
そこへ、さらなる追い討ちが襲い掛かる。
「もうすっかりトロトロですから…。た〜んと、召し上がれ♪」
染まった頬で、ほんの少しの恥じらいのスパイスを効かせた極...
才人が我慢のきくはずもなく。
何の遠慮もなしに、才人はがばぁ!とシエスタに覆いかぶさっ...
膝の裏を掴み、盛大にシエスタの両足を広げさせる。割れた女...
シエスタに伝わってくる才人の感情は見事に「入れたい」一色...
「シエスタ、い、いきなり入れるけど、ホントに大丈夫?」
何を今更、と一瞬シエスタは思ったが。
抑えられているせいで空いた両手で、自らを強引に開きながら...
「どんとこいです♪」
その答えに、才人は劣情にまかせ、シエスタを一気に貫いた。
シエスタの中は彼女の言うとおりすっかりとろとろで、彼女が...
そして、膣奥をぐりぐりと才人の先端に押し当てる。
一瞬で貫かれ、奥を押し上げられる快感が、半ば陶酔の中にい...
わざと力を抜き、責めているつもりの相手を奥まで受け入れ、...
…っは…!い、いきなりこんなのっ…!
何も入っていないはずの膣道を、熱く滾るモノで貫かれる感覚...
奥でしばらく責めていると、今度は耐え切れなくなった雄が逃...
その際に、雄に噛み付こうとする膣肉の力を抜いて、わざと雄...
…ひ!か、かき回される…!
腰の中身が一気に削られる悪寒に、タバサの身体がネコのよう...
次の瞬間、雌が極上の柔らかさを持つと知った雄が、今度は先...
そして、抵抗をしない雌を、容赦なく返しで削り取りながら、...
あまりにも早く乱暴な、陵辱が始まった。
シエスタは顔の近くまで足を折り曲げられ、涙を貯めて舌を出...
ルイズは何もない膣道を削られる感覚に、ベッドの上に広げた...
タバサは影の陵辱に、身体をぐっと曲げて耐え、今にも吹き飛...
そして、最初に落ちたのはルイズ。
「も、らめ、らめぇぇぇぇぇ!」
思わず声が漏れ、ぷしゃぁ、と股間から潮を吹いて事切れる。
その声と、あまりにも柔らかいシエスタの中に、ついに我慢が...
わざと力を抜いて受けた精の熱さが、今度はシエスタの意識を...
「ふわ、ふわぁぁぁぁぁぁぁぁ…!」
シエスタの意識が飛び、股間を制御していた筋肉が反射に支配...
精が身体の中に熱く迸る感覚を味わい、今まで耐えていたタバ...
う、ぁ、うあぁぁぁぁぁ…!
身体を丸めたまま、痙攣する。その股間からは、絶頂の証が飛...
さすがに二回をこなすと、なかなか股間の息子は復活しない。
才人はすこし不審を覚えた目で、ベッドの上に横たわる少女た...
才人は、今日の三人との行為に違和感を覚えていた。
なぜ、愛撫もしていない残りの二人が絶頂している?
構っていない間、自慰をしていたとしてもあのイキ方はちょっ...
そう思った才人の心に、タバサの心の声が響く。
…三人で、感覚を共有、している…。
タバサのほうを見ると、なんとか上半身を起こし、才人のほう...
なるほど、と才人は納得する。
感覚を共有していれば、他の二人の行為の最中に絶頂するのも...
しかしよーく考えてみると。
「ちょっと待てよ。てことは俺がするのは一回でいいんじゃあ…」
確かにそれは道理である。道理であるのだが。
その言葉に、三人ぶんの怒りの感情が才人の中に流れ込んでく...
…あのねー。感覚だけで満足すると思ってんの?
サイトさん自分のことしか考えてないんですか?
…セックスってそういうものじゃないと思う…。
三人同時の非難にうぐ、と才人は言葉を失う。
そうして、弱みを見せたところを突き崩すのが、才人を責める...
ほら、まだ一人残ってるでしょ?
頑張ってくださいね、ご主人様♪
二人の声と、すぐ下から見上げてくるタバサの視線に、才人は...
「じゃあ、シャルロットは、どうされたいんだ?」
才人の質問に、タバサは答えた。
タバサはベッドに背を預け、両足を広げて才人を抱きしめてい...
才人はタバサの身体がずれぬよう、身体を押し付けてタバサの...
下半身は完全に繋がり、ぐちぐちと愛液を攪拌する音を立てて...
タバサのリクエストは、『キスしながら、して』だった。
てっきり後ろでも要求されるものかと思っていた才人だったが、
『私そこまで変態じゃない』
という真っ赤な顔のタバサの言葉と、今は旅の途中でクスリに...
まあ実を言うと才人がお尻でしたかったのだが。
だってなあ。シャルロットのお尻めっちゃ気持ちいいんだもん。
思わず漏れるそんな本音。
「ば…ばかぁっ…」
才人の腕の中で、突き上げられる快感に翻弄されながら、真っ...
才人の心の声に、照れているのだ。
そしてふと、才人は思った。
…俺の感覚も、送ってみるか。
きつくきつく自らを食い締めてくる、小さな狭いタバサの感覚...
すると。
「ひ!」
「なにっ…これぇっ…!?」
「や、やだぁっ!」
ベッドの上でもだえる三人の声が、一オクターブ跳ね上がる。
やはり正解だったようだ。
三人は、中を削られる快感を感じながら、同時にタバサの膣肉...
それはまるで、肥大したクリトリスをしごかれながら、同時に...
混乱する感覚と快感に、三人が次々に果てていく。
最初に果てたのはシエスタ。
あくまで普通の行為しか味わったことのない彼女には、このア...
「やぁ、…いっ…くぅっ…!」
身体をブリッジのように弓なりに仰け反らせ、シエスタは果て...
次に果てたのはルイズ。
こういったアブノーマルなプレイは何度か経験済みではあるも...
「ひぁ…!」
うつ伏せになってベッドにしがみついていたルイズの膝がびん...
その股間から、ついにはうす黄色い液体があふれ出る。あまり...
そして。
タバサは、実際に犯されながら、犯す感覚を味あわされて。
「…!っは…?ひぁ…!?」
視界が何度も明滅し、消えた意識が快楽によって即座に覚醒す...
意識が泡のようになり、何度も浮かんでは消える。
たしかに何度もイッていたのだが、実際に犯されている彼女に...
「やぁ…!も、や…!またっ…!?…ひ!」
ぴしゃんぴしゃんと腰を打ち付ける音は、もう耳からは聞こえ...
肉を通じて、子宮がぶちゅぶちゅと潰され啼く音と同時に、タ...
そして。
「だ、出すぞっ…!」
どくどくどくどく!
「っあ─────────────────!!!!!」
射精の感覚と絶頂の感覚を同時に味わい、タバサは完全に事切...
こうして、三人の使い魔には、かなりの『力』が充填されたの...
が。
眼を覚ますと、奇妙な感覚に襲われた。
あれだけしたのに、まだしたい。
いや、少し違うのだ。
『雄』として感じる、あの『出したい』感覚ではない。
まるで、下腹部に新たな胃袋ができたような、飢餓感。
その正体は。
「サイトってやっぱ真性のヘンタイね。行為の最中にあんなの...
ルイズが、頭の上に組まれた才人の両腕の上に腰を下ろしてそ...
下腕に、ルイズの柔らかい濡れた肉の感覚が伝わってくる。
「しょうがないですよ、それが若さってもんです」
そう言いながらシエスタは、才人の両足を自分の両足を絡めて...
締め上げられる太ももとふくらはぎの感覚が心地よい。
「…あ、あのー?もう十分なさったのでは?」
三回をこなし、疲れきった才人の声。
しかし、あの感覚を覚えた使い魔たちは、もう止まらなかった。
そして、この計画の首謀者たる雪風の使い魔が、勃起の収まら...
…今度は、サイトにも私たちの感覚を味あわせてあげる。
そんな心の声と同時に、タバサは遠慮なく才人の肉棒を飲み込...
貫く感覚と貫かれる感覚が才人の中に響き渡り。
「ちょ、ま、まってコレまずいってマジで止まんなくな──────...
ほんの二合で果てながら、しかし送り込まれる快感に収まらな...
才人の受難の夜は、これから始まるのであった。
結局。
その夜は一晩中行為が続き、才人が干からびてしまったせいで...
そして、一行は今度から毎晩交代で一回ずつにしておこう、と...
終了行:
g四人と一本は、街道筋の宿に泊まることにした。
それも、安宿ではなく、そこそこ高級な宿の、かなりいい部屋。
捜索隊こそ出ていないが、ガリアに追われる身の才人たちが、...
『は?力の充填?』
それは道中、デルフリンガーの一言。
『そ。力の充填だ。精神力だって充填しておけるんだ。
おまえさんの『使い魔との融合』用の力だって充填できる可...
『使い魔との融合』とは、才人と使い間の契約をしたタバサ、...
今までは、これを行った後に、才人の精を受ける事で、タバサ...
その際には、かなり無茶な行為をしたため、才人が二日ばかり...
『毎回毎回、あんな無茶してたら相棒の身体がもたねえだろ?
だからさ、道中ちょっとずつ貯めといて、いざってときに使...
そして、その発言があったその夜。
さっそく四人は野外でコトに及ぶのだが。
膝は擦り切れる、虫には刺される、汗かいてキモチワルイ、な...
さらに、事後に三人が言ったことには。
『…力が溜まってない気がする』
『そうですねえ。何にも変わってないですね。気持ちはよかっ...
『犬!サボってんじゃないわよ!ってか一発で終わりとかどう...
その発言を受けた、デルフリンガーの分析によると。
『お前らのその力、たぶん物理的なもんじゃなくて精神的なも...
だとすると野外とかってのはイマイチなのかもな。
あとやり方も順番にだと最後の一人が割り食っちまうんじゃ...
すると、三人まとめて、屋内で、となる。
以上のこともあり、今日からはそこそこの宿で、大きめの部屋...
食事は食堂では取らず、部屋に才人が運んでいくことになった。
今日の夕食は、パンと、鳥の丸焼きと豆と根菜のシチュー、玉...
パンと丸焼きはナイフと鉄串と一緒に籠に入れられた皿の上、...
これらを何度も往復して一階の隅にある部屋まで運び、最後の...
部屋に残っていた三人は備え付けの円卓に腰掛け、主人を待っ...
「おかえりなさい」
「あ、鳥切り分けておきましたよー」
「いつまで待たせんのよ」
三者三様の声に迎えられ、才人は食器と皿をテーブルに置き、...
「お待たせ。んじゃいただきまー」
ナイフとフォークを持っていざ食事、と思った才人を、タバサ...
「待って」
なんじゃらほい、と才人は一旦ナイフとフォークを置き、自分...
タバサは淡々と言った。
「精神的な行為で充填できるのなら、いい案がある」
そして、自分の椅子をずりずりと才人の脇まで寄せていき。
切り分けられた鳥にフォークを指し、才人の口許へ。
「はい、あーん」
「え、何?」
いきなりの行為と、不意を打たれた二人の「あーっ!」の声に...
タバサは才人の口の前で鶏肉を止めたまま、説明する。
「食べさせてあげる。…私はそうしたい」
要するに。
食事の際も、才人にしたいことをすれば、そのぶん力が貯めら...
「何よ、だったら先に説明しなさいよ!」
食事中の才人を見ながらにへにへしようと思って対面に座った...
しかし。
「はーいサイトさん、シチューですよー」
「サラダもどうぞ」
両脇はすでにがっつりメイドと眼鏡に固められているわけで。
出遅れた形になったルイズは、ぬぐぐぐぐ、と手にした皿とフ...
「な、なによあんたたち!邪魔しないでよ!」
「邪魔してませんよー」
「ルイズが遅いだけ」
言いながら既に三人の椅子はぴったりくっつき、シエスタは完...
「むっきいいいいいいいい」
声を上げて悔しがるルイズに、何か嫌なものを感じ始めた才人...
「い、いやほらルイズのも食べてあげるから!慌てなくてもさ...
「そうですよー。だから今はほら、あーん」
「…こっちの胸肉もおいしい」
しかし全くフォローにはなっておらず、シエスタとタバサは開...
軽く脂汗を流しながら、豆と胸肉の混合物を飲み干す才人に、...
それは、ある一戦を超えた時に感じるあの開放感。
たとえば、かつて才人が七万の軍勢に向かっていった時のよう...
「うふ。うふふふふ。よーっくわかったわ…」
その感情の発信源はルイズだった。
心のつながりを開放し、才人の心に自分の心情を送り込んでい...
ルイズはキレていた。プッツンしていた。
そして、目の前にある鶏肉の塊にぐぁぶっ!と勢いよく噛み付...
まるでその様は獰猛な肉食獣のよう。
そして、ソースで口の周りをベトベトにして、ずんずんと才人...
ルイズが何をしようと思っているのか探ろうとした才人だった...
しかし脇に控える二人は女の勘からルイズが何をしようと思っ...
フリーになった才人は、椅子の背にしがみついて怯えた声を上...
「お、落ち着こうルイズ。な?」
そしてルイズは。
いきなり才人の頭をひっつかむと。
乱暴に唇を奪い、軽く咀嚼した鶏肉を舌で才人の口の中に押し...
そして、驚きながら中途半端に咀嚼された鶏肉をむぐむぐやっ...
「あんたらがそのつもりなら、私は口移しよ!」
ずいぶん乱暴な『くちうつし』もあったもんである。
しかし、ルイズのその機転によるアドバンテージも、すぐに脆...
じゃあわたしもー。
心の中に響く声。
今度はシエスタが右横に陣取り、口いっぱいに貯めたシチュー...
液体なので当然飲み干すまでの時間、二人は口付けをしたまま...
やがてちゅぽっ、と吸い付くような音を立ててシエスタは才人...
「えへへー。私のよだれ、いっぱい混ぜちゃいました♪」
「な、何よいまの!反則じゃない!ずるいわよあんなの!」
「じゃあルイズもすればいいでしょー?」
シエスタの言葉にぽん!と手を打つルイズ。
そしてテーブルの方を向いて、シチューの皿を手にして、一気...
振り返ると才人がタバサにキスされている真っ最中であった。
その口の中には、液状になるまでしっかり咀嚼されたパンと鶏...
タバサの唾液でどろどろになった、ベビーフードのようなそれ...
そしてタバサの心の声が響く。
…おいしい?
ずるずるごくん、と奇妙な甘さをもったその液状の物体を飲み...
「う、うん。旨いと思うよ」
しかし返事は上の空。
当然である。口に含んだシチューを飲み込んだルイズが、自分...
「あーんーたーらー」
「い、いや落ち着こう!落ち着こうよルイズ!」
ルイズは相変わらず心の繋がりを切っているので、何を考えて...
しかし、ルイズの行動を理解していないのは、才人ただ一人だ...
タバサはついっ、と才人の隣からどいて、道を開ける。
ルイズはその開いた隙間に入り込み、どす!と才人の両太もも...
そして、軽く顎を上げて唇を開く。
「え?なに?」
ここまでされて分からないのが平賀才人その人である。
うわ鈍っ!
…ルイズ可哀想。
シエスタとタバサの呆れたような感情が心の声とともに流れ込...
しかし突っ込みを入れられてなお。
「い、いや何言ってんのかわかんねえし!」
才人からは見えないが、彼の後ろでシエスタとタバサが『うー...
才人があんまり鈍いので、ルイズがついに痺れを切らした。
大音声で、才人の心にルイズの声が響く。
食べさせろって言ってんのよこのスカタン!あーんってしてん...
ああなるほど!
ここまでしてようやく、意味がわかるのが平賀才人その人であ...
才人はルイズの言うがまま、切り分けられた鶏肉をフォークで...
「ほれ、あーん」
しかし当然、ルイズはぷい、と横を向いてしまう。
「はぁ?今食べさせろっつったじゃん!」
なんという鈍さ。もはや賞賛に値しますね。
…ルイズ可哀想。
またもや呆れた女性陣の心の声。
流石にここまで言われてピンとくる才人、
「ああそうか、シチューが食べたかったのな!」
ではなかった。
ルイズは無言で才人の手からフォークを奪い取り、先端から鶏...
「むぐ!?」
「飲み込むんじゃないわよ!」
そう言って、驚いて固まる才人の両頬を捕まえて、無理やり唇...
そして、今度は心の声で。
くちうつし!くちうつしに決まってんでしょお!フォークなん...
そこまで言われて、ようやく、才人はルイズの意図を理解した。
軽く咀嚼して鶏肉を柔らかくすると、ルイズの口の中に舌で押...
すると、ルイズの方からも舌を迎えに出してくる。
二人の口の中で咀嚼された鶏肉が唾液と交じり合い、ぐちゃり...
やがてルイズの口の中に留まったそれは、ぞるりっ、とルイズ...
「あは…おいし」
薄く染まった頬で嬉しそうに微笑み、唾液とソースでべとべと...
そして。
「それじゃあ私も。はい、あーん」
「…私も、欲しい」
シエスタとタバサはそう言って、唾液に濡れた舌を出しながら...
そうして。
才人は三人相手に食べたり食べさせられたりしつつ、軽く一時...
食事のあとは、別々に湯浴みを済ませる。
ルイズは一緒にしたがったが、「そんなことしたらそのままヤ...
しかしいくらいい宿とはいえ、この宿には風呂はなかった。
そういうわけで、一行は宿の主に言って大きな桶と湯を張った...
『ちょっとシエスタ、あんたまた膨らんでないっ!?』
『あはは。だってサイトさんが揉みまくるんですもん』
『…私だって…』
『くぁ、な、なによ、なんなのよ、こんなものこんなものっ!』
『ちょ、きゃ、やだ、なにするんですかぁ!…ひぅ!』
薄い布のカーテンの向こうで、影絵付きでこんなもの聞かされ...
「あいぼー、言っとくけどガマンきかんからって自家発電なん...
「へっ?や、やだなあデルフ、そんなことするわけないじゃん...
湯を張った木桶の前に置かれた椅子の上で不自然に前かがみに...
しっかりと右手が股間のジョイスティックを握り締めている。
右手の中で脈打つ菊一文字をなだめながら、才人は頭から湯を...
そして、濡れた頭をタオルで拭くと、まだ隣できゃいきゃい騒...
「あのー。こっち終わりましたけどー」
すると、三者三様の答えが返ってくる。
『も、もう少し待ちなさい!女の子は準備に時間がかかるの!』
『あ、もうちょっと待ってくださーい』
『すぐ終わるから』
三人で絡み合っていたため、湯浴み自体ほとんど進んでいない...
「おまたせー」
呼ばれて部屋の真ん中にカーテン代わりに引かれた毛布を退け...
女性三人はベッド側、才人は廊下側で湯浴みをしたためである。
「すいませんサイトさん、お待たせしちゃって」
三人は宿屋に備え付けのタオルを巻いただけの姿で、ベッドの...
才人から見て左からルイズ、シエスタ、タバサの順。
湯浴みでしっとりと湿った髪が、普段よりウェーブを抑えられ...
複雑な紋様を描くそれはまるで、朝露に濡れた桃色の茨のツタ...
短いが真っ直ぐで艶のある黒髪が、何本か内側に曲線を描きそ...
優しげに微笑む顔から続くなだらかな曲線は、薄いタオルの上...
神秘的な蒼い髪が、水分を含んでタバサの形のよい頭部をくっ...
成長途中の女性らしさを備え始めた直線と曲線の絶妙なアンサ...
「…誰からがいい?」
ベッドサイドに立つタオルを腰巻にした才人を見上げ、タバサ...
三人から向けられるそれぞれの期待に満ちた眼差し。
才人はんー、と考え、前回の順番を思い出し。
「んじゃ、前はルイズが最後だったから、ルイズから、かな」
それを聞いて一瞬嬉しそうな顔をしたルイズだったが、すぐに...
「あ、あによ、そんなんで機嫌取ろうったってそうはいかない...
言ってから、その心に二人の使い魔の声が響く。
そんなこと言ってほんとは嬉しいくーせーにー。
…ほんと素直じゃないんだから。
そして、ルイズは二人を恨めしげな視線で見つめ、一瞬心の繋...
それが三人で考えた結論を無駄にしてしまう事を思い出し、踏...
そして、心の声で言い返す。
しょうがないでしょぉ!私はこういうふうにできてんの!
それが精一杯だった。
それに応えるように同時に二人の心が流れ込んでくる。
ですよねー。
分かってる。そうじゃないとルイズじゃない。
二人の同意になぜか一瞬ほっとしてしまうルイズ。
そんな三人のやり取りを、置いてけぼりにされた才人が中断す...
ルイズの細い肩を掴んで引き寄せ、耳元で囁く。
「はーい、そこまでな。それじゃルイズ、しようか?」
どくん、とルイズの心臓が期待に高鳴る。
今夜は、三人それぞれが望んだやり方で、才人に抱いてもらう...
だから。
…それじゃあルイズは、何がしたい?
じっと見つめられながら、才人の心の声が響く。
そしてルイズは応えた。
才人の足の間に、ルイズはうつ伏せに寝転んで、天を衝かんば...
…あは…さいとの…においだぁ…。
あまりにも淫らな、ルイズの心の声に、先走りがとろり、と才...
ルイズの望んだのは、フェラチオ。
『く、口でしたいっ!』
ルイズはそう望んだ。普通に抱かれるのも好きだったが、ルイ...
ちゅぅっ。
唇の先だけを軽く触れさせ、先走りだけを器用に吸い上げるル...
そしてルイズは、今度は舌先だけでちろちろと才人の亀頭を満...
ルイズは才人をこうやって一方的責める事で、嗜虐心を満たし...
「く、くぁ」
思わず才人の喉から喘ぎが漏れる。
その声に、舌先で口淫を続けながら、ルイズの心の声が響く。
あら、舐めただけでいきそうなの?だっらしないの。
馬鹿にしたような感情の波に、才人は思わず反論する。
「んなことねーよ!」
無理しなくていーのよー。
ルイズのニヤニヤとした表情と心の声が、馬鹿にしているよう...
「無理してねえって!」
だったらこんなのはどーかなー。
今度は、舌先を伸ばして亀頭の裏筋を削るように力強く舐め上...
「う、うわそれっ!」
弱点を重点的に責められ、才人の声が上ずる。
それに気をよくしたのか、ルイズは責めをやめて、今度は声で...
「…素直になったら、サイトの一番して欲しいこと、したげる」
赤黒く脈打つ剛直の向こうから、淫らな笑顔でそんな事を言っ...
もちろん、さんざん責められた才人の我慢ゲージは崩壊寸前だ。
「ほらほら、言ってみなさいよ」
つんつん、と細い指先で才人のモノをつつきながら、ルイズは...
その行為に、才人はあっさりと折れた。むしろ我慢をする理由...
「く、咥えてほしい、かな」
その言葉に、ルイズはにしゃあ、と笑うと。
「よくできました」
くぱぁ、と大きく口を開け、才人の先端を飲み込んでいった。
口の中で熱い肉塊が暴れまわる感覚を、二人は味わっていた。
目の前でじゅぽじゅぽと唾液の音を響かせながら才人のモノを...
二人は呆けたような表情で、口を開け、涎を垂らしながら、才...
小さな舌を肉棒に絡ませ、裏筋を責める動作に、性器の皮脂の...
…あ…こんな…イヤらしい舐め方、するんですね…。
ルイズのそれに倣って、何もない口内でシエスタの舌がちろち...
何度か頭をグラインドさせ、溢れた先走りと唾液の混合物を飲...
す、すごい味…におい…。ぐらぐらする…。
強烈な臭いと味に、タバサの身体の芯が溶かされていく。耐え...
知らず知らずのうちに、シエスタも股間に手を伸ばし、既に淫...
その感覚がルイズにも伝わり…。
才人の男性器を口で犯し続けるルイズのたてる口淫の音と、発...
「る、ルイズ、ルイズっ!」
才人は限界が近づくと、まるで性交の際尻を掴んでそうするよ...
ルイズはそれに応え、喉の奥までを柔らかく開き、才人の行為...
かるくえづきながら、それでもなお、愛しい人の性器を味わい...
そして。
いくっ、わたしいっちゃいますっ!
感覚を共有した奇妙な自慰に最初に果てたのはシエスタ。背筋...
その波状の快感が残りの二人に伝わり、雌の花弁を揺らす。
そして次に果てたのはタバサ。
…いくっ…!
ベッドの上で開かれた両足のつま先がくしゅ、と丸まり、股間...
そして。
「で、出るぅっ!」
ついに、才人がルイズの口内で決壊した。
最奥までルイズの口を犯し、どくんどくんとその内部に白濁を...
ルイズは最初の一瞬だけえづいたが、すぐにごくんごくんと才...
そして、勢いをなくした最後のひとすじを口内に溜め込み、吐...
唾液と精液を攪拌しながら、ルイズの身体がふるふるっ…、っと...
精液を味わいながら、ルイズは絶頂を迎えていたのである。
そのままくなん、とベッドの上に身体を投げ出すルイズ。股間...
ふう、と息を吐いて、ルイズは喉の奥で才人の味を反芻してい...
「今度は私の番ですよ…」
一戦後のけだるさに身を任せていた才人の右手に、白い細い指...
シエスタだった。
シエスタはのそり、と身体を起こすと、才人の右の太ももの上...
目の前でむわむわと性臭を漂わせる雄に、シエスタの発情した...
シエスタはそのまま上半身を持ち上げ、ベッドの上に座り込む。
家事で鍛えられ、締まった二の腕に挟まれた柔らかい双丘がた...
ごく、と才人の喉が鳴るのが聞こえた。
見ると、才人の一物は既に再度の勃起を果たしており、勢いよ...
先天性おっぱい症候群を患う才人には、シエスタの胸はまさに...
シエスタはそんな才人を見てくす、と笑うと。
膝裏に手を回し、M字に足を開いて、そのままころん、とベッ...
すると、溢れた愛液が糸を引き、シエスタの丸い臀部とベッド...
そして揺れる薄桜色の突起の向こうから、黒髪のメイドが誘惑...
「ほら、ご主人様…。準備、できてますよ…」
もう才人は我慢の限界だった。
そこへ、さらなる追い討ちが襲い掛かる。
「もうすっかりトロトロですから…。た〜んと、召し上がれ♪」
染まった頬で、ほんの少しの恥じらいのスパイスを効かせた極...
才人が我慢のきくはずもなく。
何の遠慮もなしに、才人はがばぁ!とシエスタに覆いかぶさっ...
膝の裏を掴み、盛大にシエスタの両足を広げさせる。割れた女...
シエスタに伝わってくる才人の感情は見事に「入れたい」一色...
「シエスタ、い、いきなり入れるけど、ホントに大丈夫?」
何を今更、と一瞬シエスタは思ったが。
抑えられているせいで空いた両手で、自らを強引に開きながら...
「どんとこいです♪」
その答えに、才人は劣情にまかせ、シエスタを一気に貫いた。
シエスタの中は彼女の言うとおりすっかりとろとろで、彼女が...
そして、膣奥をぐりぐりと才人の先端に押し当てる。
一瞬で貫かれ、奥を押し上げられる快感が、半ば陶酔の中にい...
わざと力を抜き、責めているつもりの相手を奥まで受け入れ、...
…っは…!い、いきなりこんなのっ…!
何も入っていないはずの膣道を、熱く滾るモノで貫かれる感覚...
奥でしばらく責めていると、今度は耐え切れなくなった雄が逃...
その際に、雄に噛み付こうとする膣肉の力を抜いて、わざと雄...
…ひ!か、かき回される…!
腰の中身が一気に削られる悪寒に、タバサの身体がネコのよう...
次の瞬間、雌が極上の柔らかさを持つと知った雄が、今度は先...
そして、抵抗をしない雌を、容赦なく返しで削り取りながら、...
あまりにも早く乱暴な、陵辱が始まった。
シエスタは顔の近くまで足を折り曲げられ、涙を貯めて舌を出...
ルイズは何もない膣道を削られる感覚に、ベッドの上に広げた...
タバサは影の陵辱に、身体をぐっと曲げて耐え、今にも吹き飛...
そして、最初に落ちたのはルイズ。
「も、らめ、らめぇぇぇぇぇ!」
思わず声が漏れ、ぷしゃぁ、と股間から潮を吹いて事切れる。
その声と、あまりにも柔らかいシエスタの中に、ついに我慢が...
わざと力を抜いて受けた精の熱さが、今度はシエスタの意識を...
「ふわ、ふわぁぁぁぁぁぁぁぁ…!」
シエスタの意識が飛び、股間を制御していた筋肉が反射に支配...
精が身体の中に熱く迸る感覚を味わい、今まで耐えていたタバ...
う、ぁ、うあぁぁぁぁぁ…!
身体を丸めたまま、痙攣する。その股間からは、絶頂の証が飛...
さすがに二回をこなすと、なかなか股間の息子は復活しない。
才人はすこし不審を覚えた目で、ベッドの上に横たわる少女た...
才人は、今日の三人との行為に違和感を覚えていた。
なぜ、愛撫もしていない残りの二人が絶頂している?
構っていない間、自慰をしていたとしてもあのイキ方はちょっ...
そう思った才人の心に、タバサの心の声が響く。
…三人で、感覚を共有、している…。
タバサのほうを見ると、なんとか上半身を起こし、才人のほう...
なるほど、と才人は納得する。
感覚を共有していれば、他の二人の行為の最中に絶頂するのも...
しかしよーく考えてみると。
「ちょっと待てよ。てことは俺がするのは一回でいいんじゃあ…」
確かにそれは道理である。道理であるのだが。
その言葉に、三人ぶんの怒りの感情が才人の中に流れ込んでく...
…あのねー。感覚だけで満足すると思ってんの?
サイトさん自分のことしか考えてないんですか?
…セックスってそういうものじゃないと思う…。
三人同時の非難にうぐ、と才人は言葉を失う。
そうして、弱みを見せたところを突き崩すのが、才人を責める...
ほら、まだ一人残ってるでしょ?
頑張ってくださいね、ご主人様♪
二人の声と、すぐ下から見上げてくるタバサの視線に、才人は...
「じゃあ、シャルロットは、どうされたいんだ?」
才人の質問に、タバサは答えた。
タバサはベッドに背を預け、両足を広げて才人を抱きしめてい...
才人はタバサの身体がずれぬよう、身体を押し付けてタバサの...
下半身は完全に繋がり、ぐちぐちと愛液を攪拌する音を立てて...
タバサのリクエストは、『キスしながら、して』だった。
てっきり後ろでも要求されるものかと思っていた才人だったが、
『私そこまで変態じゃない』
という真っ赤な顔のタバサの言葉と、今は旅の途中でクスリに...
まあ実を言うと才人がお尻でしたかったのだが。
だってなあ。シャルロットのお尻めっちゃ気持ちいいんだもん。
思わず漏れるそんな本音。
「ば…ばかぁっ…」
才人の腕の中で、突き上げられる快感に翻弄されながら、真っ...
才人の心の声に、照れているのだ。
そしてふと、才人は思った。
…俺の感覚も、送ってみるか。
きつくきつく自らを食い締めてくる、小さな狭いタバサの感覚...
すると。
「ひ!」
「なにっ…これぇっ…!?」
「や、やだぁっ!」
ベッドの上でもだえる三人の声が、一オクターブ跳ね上がる。
やはり正解だったようだ。
三人は、中を削られる快感を感じながら、同時にタバサの膣肉...
それはまるで、肥大したクリトリスをしごかれながら、同時に...
混乱する感覚と快感に、三人が次々に果てていく。
最初に果てたのはシエスタ。
あくまで普通の行為しか味わったことのない彼女には、このア...
「やぁ、…いっ…くぅっ…!」
身体をブリッジのように弓なりに仰け反らせ、シエスタは果て...
次に果てたのはルイズ。
こういったアブノーマルなプレイは何度か経験済みではあるも...
「ひぁ…!」
うつ伏せになってベッドにしがみついていたルイズの膝がびん...
その股間から、ついにはうす黄色い液体があふれ出る。あまり...
そして。
タバサは、実際に犯されながら、犯す感覚を味あわされて。
「…!っは…?ひぁ…!?」
視界が何度も明滅し、消えた意識が快楽によって即座に覚醒す...
意識が泡のようになり、何度も浮かんでは消える。
たしかに何度もイッていたのだが、実際に犯されている彼女に...
「やぁ…!も、や…!またっ…!?…ひ!」
ぴしゃんぴしゃんと腰を打ち付ける音は、もう耳からは聞こえ...
肉を通じて、子宮がぶちゅぶちゅと潰され啼く音と同時に、タ...
そして。
「だ、出すぞっ…!」
どくどくどくどく!
「っあ─────────────────!!!!!」
射精の感覚と絶頂の感覚を同時に味わい、タバサは完全に事切...
こうして、三人の使い魔には、かなりの『力』が充填されたの...
が。
眼を覚ますと、奇妙な感覚に襲われた。
あれだけしたのに、まだしたい。
いや、少し違うのだ。
『雄』として感じる、あの『出したい』感覚ではない。
まるで、下腹部に新たな胃袋ができたような、飢餓感。
その正体は。
「サイトってやっぱ真性のヘンタイね。行為の最中にあんなの...
ルイズが、頭の上に組まれた才人の両腕の上に腰を下ろしてそ...
下腕に、ルイズの柔らかい濡れた肉の感覚が伝わってくる。
「しょうがないですよ、それが若さってもんです」
そう言いながらシエスタは、才人の両足を自分の両足を絡めて...
締め上げられる太ももとふくらはぎの感覚が心地よい。
「…あ、あのー?もう十分なさったのでは?」
三回をこなし、疲れきった才人の声。
しかし、あの感覚を覚えた使い魔たちは、もう止まらなかった。
そして、この計画の首謀者たる雪風の使い魔が、勃起の収まら...
…今度は、サイトにも私たちの感覚を味あわせてあげる。
そんな心の声と同時に、タバサは遠慮なく才人の肉棒を飲み込...
貫く感覚と貫かれる感覚が才人の中に響き渡り。
「ちょ、ま、まってコレまずいってマジで止まんなくな──────...
ほんの二合で果てながら、しかし送り込まれる快感に収まらな...
才人の受難の夜は、これから始まるのであった。
結局。
その夜は一晩中行為が続き、才人が干からびてしまったせいで...
そして、一行は今度から毎晩交代で一回ずつにしておこう、と...
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