ゼロの使い魔保管庫
[
トップ
] [
新規
|
一覧
|
単語検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
開始行:
582 名前:ルイズのMaria ◆iBfurshiHM [sage] 投稿日:2006/1...
「すみません?」
「はい?」
サイトが毎日の日課、洗濯を学院寮の周辺でしていた時の事で...
腕まくりした袖で額を拭いながら背中から声を掛けて来た女性...
身なりからすると結構な身分のようで、悠々としている。しか...
サイトが立ち上がるとその女性は尋ねた。
「学院生は今何をしていらっしゃいますか?」
「え…授業だと思います」
高貴な雰囲気を醸し出している割にはかしこまった物言いにサ...
白い手をスカートの前でこすりあわせ、遠慮がちに聞く。
「あの…授業はいつ頃終わるのでしょう?」
「そうですね…」
その時、一陣の風が吹き、彼女の帽子を飛ばした。
露わになる、桃色のブロンド。この髪を持つ人間はサイトの記...
一人はルイズ。もう一人は…
「あー!」
サイトは思わず声を上げた。その女性は帽子を拾いながらサイ...
「あら…あなたは…」
「ルイズのお姉さん!」
カトレア。
ルイズの憧れの姉。サイトはルイズの帰郷の時を思い出した。
妹思いのお姉さん。
そのイメージは未だに焼き付いていた。
583 名前:ルイズのMaria ◆iBfurshiHM [sage] 投稿日:2006/1...
「ごめんなさいね。突然お邪魔しちゃって」
「あ、いえ、お構いなく」
サイトはルイズの部屋に案内し、そこでカトレアを一息つかせ...
「いきなりだったからびっくりしたでしょ?」
「え?まぁ…」
「手紙なんかも送らなかったし…」
「なんかあったんすか?」
「え?」
「いや、いきなり過ぎるんで…」
「ふふ、悪いけど何もないの。ただ会いたくなっただけ」
「はぁ…」
温和な雰囲気を出している物の、サイトは今一つカトレアが掴...
姉であるにも関わらずルイズにとっては憧れで、母性すら持っ...
優しさに加えて、プロポーションも良い。女性らしい滑らかな...
何よりルイズが羨むのはその胸だろう。決して小さすぎない隆...
おしとやか
美人
最高のルックス
お嫁さんにしたい人NO.1!
サイトはそう思う。
584 名前:ルイズのMaria ◆iBfurshiHM [sage] 投稿日:2006/1...
「ルイズとは仲良くしてる?」
紅茶を一口含み、カトレアは問い掛けた。微笑みが優しい。
「あ、はい…まぁ…」
「また色々あったのね?」
相変わらず鋭かった。戦争が始まって以来、ルイズとは仲良く...
「その…実は」
「大丈夫よ。あなたがルイズの事を思ってる限りルイズは離れな...
心配事もわかってしまう。本当に第六感があるのではないかと...
カトレアは更に踏み込んだ事を言った。
「「そういう事」をしてもいいけど、あんまり早過ぎるのも考え物...
プゥッ!
サイトは口に含んだ紅茶を吹き出した。昼間から、いや、昼間...
(「してもいいけど」とは何なんだ?認めてくれるのか?)
まだ体のお許しを貰っていないサイトには衝撃的な一言だ。
「私もルイズの子供は見てみたいけど、ちゃんと学校を卒業する...
ドスッ
盛大にサイトはテーブルに頭を打ち付けた。
(何を待つんだ!何を!)
サイトの予想よりもカトレアの頭では事が進行していた。既に...
この姉は何を考えているのだろう。
「あの子尽くしちゃうから、多分簡単に子供まで許しちゃって…」
「あの〜」
「何?」
漸くサイトは暴走するカトレアにストップを掛けた。
「まだ、ルイズとは何もありませんよ?」
「え?」
「まだ…キスだけ…」
カトレアは漸く自分の妄想の一人歩きに気が付いた。
「あ、やだ。ごめんなさい。下世話な事ばっかり…」
「いえいえ…」
あのまま言わせていけばカトレアは、最後に何を言い出すだろ...
「でも」
「え?」
「人を好きになって、そういう事をしてしまうのは仕方がない事...
諭すように言う。いや、言われてしまった。カトレアだけは最...
おそらくルイズが望んだ事は全て容認する。そんな気がした。
「やっぱり、ルイズには優しいんですね?」
「優しいっていうか、甘いって言うのかしら。私に良く懐いてく...
あのルイズが懐くのだ。相当良い形で接したに違いない。
ルイズが帰ってくるまでカトレアは、延々とルイズについて語...
続
最後には何としても姉妹丼に…orz
51 名前:ルイズのMaria1/3 ◆iBfurshiHM [sage] 投稿日:2006...
授業が終わり漸くルイズは帰路につく。
「ふう…」
疲れた様子でルイズは部屋の扉を開けた。
次の瞬間、ルイズの視界は遮られた。温かな腕が後頭部に回る。
「お帰りなさい!ルイズ!」
ルイズより少々背の高い女性。ルイズはその豊かな胸に突っ込...
「え…?あれ?」
未だに状況把握が出来ていない。肩越しにサイトの姿を捉える...
自分によく似た、桃色のブロンド。優しい微笑みと、安心感。
姉だ。
「ちいねえさま!?」
「久しぶりねルイズ。この前帰って来た時以来かしら?」
「ちいねえさま…どうして…?」
「ええ、あなたに会いたくなって…」
再びカトレアはルイズを強く抱き締めた。ルイズの顔が胸の膨...
「むぎゅ…」
「あれから心配だったの。許してしまったけど戦争には行ってし...
パタパタとルイズがもがいている事に気付いていないのか、カ...
「む〜!」
「使い魔君から色々聞いたわ。沢山の人に出会って…」
「…」
ルイズのただならない状況に気付いているのはサイトだけだ。...
「それからあなた…」
「あの…お姉さん?」
52 名前:ルイズのMaria1/3 ◆iBfurshiHM [sage] 投稿日:2006...
つもる話を続けようとしたカトレアを、サイトはやっと止める...
「ルイズが…」
「え…?」
カトレアは腕の中の存在を見た。力無く顔を(胸で)塞がれた妹。
「ルイズ!」
「ひどいわ…ちいねえさま…」
「ごめんなさい。久しぶりに会えたと思ったら嬉しくなって…」
ルイズとカトレアはテーブルに着き、向かい合って話をしてい...
「でもよかった。元気そう…」
「ちいねえさまは?お体の具合はどうなのですか?」
「心配しなくても大丈夫よ」
カトレアは微笑んでみせる。
ルイズはこの微笑みが好きで、嫌いだった。
優しく、温かく、自分の全てを認めてくれるような微笑み。
しかし、どこか儚い。その微笑みを見る度に、姉が無理をして...
そんなルイズの心を読み取ったのか、カトレアは話題を変える...
「それより、今日はここに泊まりたいんだけど…」
「いいの?」
「ええ。外泊許可も取ってあるから…」
着替えも学院に届けておいたらしく、既に宿泊の準備は万全だ...
ルイズはすぐに了解し、サイトを呼び寄せた。
53 名前:ルイズのMaria3/3 ◆iBfurshiHM [sage] 投稿日:2006...
「いい?サイト?今日はちいねえさまが泊まるから、アンタはア...
ルイズが指差した先はあの藁束の上である。
二人の話を聞き、こうなるのではないかと予想がついていたサ...
「へいへい…」
「あらあら、使い魔君を虐めちゃ駄目よ?」
カトレアが話に入って来る。
「あなたのベッドは広いんだから三人で寝ればいいじゃない」
「「えー!」」
ルイズとサイトは二人揃って抗議の声をあげた。
「ち…ちいねえさま…」
「あら、私がいるとお邪魔?」
「いえ…そうじゃなくて…」
「私なら構わないわよ?」
カトレアはニコニコと楽しそうに受け答えている。
「使い魔君も構わないわよね?」
「あ…はい…」
サイトもつい返事をしてしまった。ルイズの目が怖い。
「いいわよね?ルイズ?」
「え…あの…」
カトレアはルイズに近づき、サイトに聞こえない様に耳元で囁...
「今夜は…ね」
「そん…」
どうやら二人だけの会話をしている様だ。
カトレアは顔を離すと、ルイズに尋ねた。
「お風呂はどうしてるの?」
「部屋にあるのを…」
「じゃあ、背中を流してあげるから、一緒に入りましょ」
そうルイズに告げると、今度はサイトの方を向く。
「あなたも一緒よ?使い魔君」
サイトは耳を疑った。
ー続
2つめ2/3なのに間違えた…次は姉妹プラス使い魔で入浴ですorz
139 名前:ルイズの聖母1/3[sage] 投稿日:2006/10/05(木) 01...
~>>53より
とりあえず、のぼせて死にそう。すごいね。美人姉妹と混浴。
…ってなにいぃぃ!
サイトが壊れかけているのも無理はない。カトレアの
「使い魔君も一緒よ?」
の一言でサイトは二人と混浴するハメになった。
勿論ルイズの反対は凄まじかったが、「じゃあ、私と使い魔君だ...
それにしても、この風呂はデカい。部屋に備え付けとはいえ流...
照明や内装もやはり豪華な物で、寮でも貴族の生活とはこんな...
しかし広い湯船に浸かったからと言って、リラックスが出来る...
左にはタオルを巻いたまま湯船に浸かる二人。ルイズに至って...
サイトは出来るだけ距離を取り全身を湯に浸している。
カトレアが二人の中間にいる状態だ。穏やかな表情で湯に身を...
カトレアがルイズに後ろから迫り、尋ねる。
「どうしたのルイズ?そんなに離れちゃって…」
「ちいねえさまは大胆すぎるわ!」
ルイズは顔を赤らめて後ろを振り向いた。
140 名前:ルイズの聖母2/3[sage] 投稿日:2006/10/05(木) 01...
いた。
サイトは蒸気の張り付いた天井などを眺めつつ二人の会話を聞...
「それっ!」
カトレアがルイズの後ろからタオル越しに胸を掴んだ。
「きゃっ!」
カトレアがその未発達な胸に触れていく。
「ふふ、少しは成長したかしら?」
「成長なんかしてないわ。私ちいちゃいままだもん…」
ルイズはいじけてしまったようだ。
「そんな事ないわよ。少しずつ大きくなってきてる…」
「ほ、ホント?」
「ええ。私もあなた位の頃はこれ位だったもの」
ルイズはチラッとカトレアの胸を見た。やはり隆起がハッキリ...
タオルの上からでもわかるが、女性らしくふっくらとして、程...
(これ位あればサイトなんか一撃なのに…)
少し羨む目で見る。
「ふふ、これ位あったら使い魔君なんか…って思ってるでしょ?」
ルイズは思った事を言われドキリとした。
「え!?だ、誰が…」
「隠さなくてもいいのよ。あなたの考える事は何でもわかるもの...
カトレアは湯を含んだタオル越しに、ルイズの胸の突起を人差...
「ひゃん!」
「これでも充分可愛いおっぱいだわ…」
カトレアの声には妖しさが混ざっていた。
141 名前:ルイズの聖母3/3[sage] 投稿日:2006/10/05(木) 01...
「私位にはなるから、大丈夫よ」
「う、うん…」
カトレアはそう諭すと、今度はサイトの方へ向かって行った。
「使い魔君?」
「は、はい!?」
暑さと先程の二人の会話で興奮したのか、サイトの顔は既に真...
カトレアは右手でタオルの胸の部分を持ち、下がらないように...
「使い魔君は、大きい方が好きなの?」
「え?」
「ルイズが気にしてるもの。きっとそうなのね?」
返事をする前に合点してしまうのは彼女の悪い癖かもしれない...
「はい…まぁ…」
要するに「ミルクのよく出そうなおっぱい」とは言えない。サイ...
湯で張り付いてかたどられたそこは既に裸同然で、突起まで捉...
サイトはツバを飲み込んでしまった。
「あら?私の胸に興味があるの?」
カトレアがその視線に気付く。
「あ、いや、その…」
サイトはあからさまに動揺しているが、カトレアはにっこりと...
タオルを外した。
「!!!!!」
「いいわよ?触っても」
サイトの前にいきなり二つの、新たな「桃りんご」が配膳された。
続
間が開いてスマン…次は…まだ入浴編かもorz
終了行:
582 名前:ルイズのMaria ◆iBfurshiHM [sage] 投稿日:2006/1...
「すみません?」
「はい?」
サイトが毎日の日課、洗濯を学院寮の周辺でしていた時の事で...
腕まくりした袖で額を拭いながら背中から声を掛けて来た女性...
身なりからすると結構な身分のようで、悠々としている。しか...
サイトが立ち上がるとその女性は尋ねた。
「学院生は今何をしていらっしゃいますか?」
「え…授業だと思います」
高貴な雰囲気を醸し出している割にはかしこまった物言いにサ...
白い手をスカートの前でこすりあわせ、遠慮がちに聞く。
「あの…授業はいつ頃終わるのでしょう?」
「そうですね…」
その時、一陣の風が吹き、彼女の帽子を飛ばした。
露わになる、桃色のブロンド。この髪を持つ人間はサイトの記...
一人はルイズ。もう一人は…
「あー!」
サイトは思わず声を上げた。その女性は帽子を拾いながらサイ...
「あら…あなたは…」
「ルイズのお姉さん!」
カトレア。
ルイズの憧れの姉。サイトはルイズの帰郷の時を思い出した。
妹思いのお姉さん。
そのイメージは未だに焼き付いていた。
583 名前:ルイズのMaria ◆iBfurshiHM [sage] 投稿日:2006/1...
「ごめんなさいね。突然お邪魔しちゃって」
「あ、いえ、お構いなく」
サイトはルイズの部屋に案内し、そこでカトレアを一息つかせ...
「いきなりだったからびっくりしたでしょ?」
「え?まぁ…」
「手紙なんかも送らなかったし…」
「なんかあったんすか?」
「え?」
「いや、いきなり過ぎるんで…」
「ふふ、悪いけど何もないの。ただ会いたくなっただけ」
「はぁ…」
温和な雰囲気を出している物の、サイトは今一つカトレアが掴...
姉であるにも関わらずルイズにとっては憧れで、母性すら持っ...
優しさに加えて、プロポーションも良い。女性らしい滑らかな...
何よりルイズが羨むのはその胸だろう。決して小さすぎない隆...
おしとやか
美人
最高のルックス
お嫁さんにしたい人NO.1!
サイトはそう思う。
584 名前:ルイズのMaria ◆iBfurshiHM [sage] 投稿日:2006/1...
「ルイズとは仲良くしてる?」
紅茶を一口含み、カトレアは問い掛けた。微笑みが優しい。
「あ、はい…まぁ…」
「また色々あったのね?」
相変わらず鋭かった。戦争が始まって以来、ルイズとは仲良く...
「その…実は」
「大丈夫よ。あなたがルイズの事を思ってる限りルイズは離れな...
心配事もわかってしまう。本当に第六感があるのではないかと...
カトレアは更に踏み込んだ事を言った。
「「そういう事」をしてもいいけど、あんまり早過ぎるのも考え物...
プゥッ!
サイトは口に含んだ紅茶を吹き出した。昼間から、いや、昼間...
(「してもいいけど」とは何なんだ?認めてくれるのか?)
まだ体のお許しを貰っていないサイトには衝撃的な一言だ。
「私もルイズの子供は見てみたいけど、ちゃんと学校を卒業する...
ドスッ
盛大にサイトはテーブルに頭を打ち付けた。
(何を待つんだ!何を!)
サイトの予想よりもカトレアの頭では事が進行していた。既に...
この姉は何を考えているのだろう。
「あの子尽くしちゃうから、多分簡単に子供まで許しちゃって…」
「あの〜」
「何?」
漸くサイトは暴走するカトレアにストップを掛けた。
「まだ、ルイズとは何もありませんよ?」
「え?」
「まだ…キスだけ…」
カトレアは漸く自分の妄想の一人歩きに気が付いた。
「あ、やだ。ごめんなさい。下世話な事ばっかり…」
「いえいえ…」
あのまま言わせていけばカトレアは、最後に何を言い出すだろ...
「でも」
「え?」
「人を好きになって、そういう事をしてしまうのは仕方がない事...
諭すように言う。いや、言われてしまった。カトレアだけは最...
おそらくルイズが望んだ事は全て容認する。そんな気がした。
「やっぱり、ルイズには優しいんですね?」
「優しいっていうか、甘いって言うのかしら。私に良く懐いてく...
あのルイズが懐くのだ。相当良い形で接したに違いない。
ルイズが帰ってくるまでカトレアは、延々とルイズについて語...
続
最後には何としても姉妹丼に…orz
51 名前:ルイズのMaria1/3 ◆iBfurshiHM [sage] 投稿日:2006...
授業が終わり漸くルイズは帰路につく。
「ふう…」
疲れた様子でルイズは部屋の扉を開けた。
次の瞬間、ルイズの視界は遮られた。温かな腕が後頭部に回る。
「お帰りなさい!ルイズ!」
ルイズより少々背の高い女性。ルイズはその豊かな胸に突っ込...
「え…?あれ?」
未だに状況把握が出来ていない。肩越しにサイトの姿を捉える...
自分によく似た、桃色のブロンド。優しい微笑みと、安心感。
姉だ。
「ちいねえさま!?」
「久しぶりねルイズ。この前帰って来た時以来かしら?」
「ちいねえさま…どうして…?」
「ええ、あなたに会いたくなって…」
再びカトレアはルイズを強く抱き締めた。ルイズの顔が胸の膨...
「むぎゅ…」
「あれから心配だったの。許してしまったけど戦争には行ってし...
パタパタとルイズがもがいている事に気付いていないのか、カ...
「む〜!」
「使い魔君から色々聞いたわ。沢山の人に出会って…」
「…」
ルイズのただならない状況に気付いているのはサイトだけだ。...
「それからあなた…」
「あの…お姉さん?」
52 名前:ルイズのMaria1/3 ◆iBfurshiHM [sage] 投稿日:2006...
つもる話を続けようとしたカトレアを、サイトはやっと止める...
「ルイズが…」
「え…?」
カトレアは腕の中の存在を見た。力無く顔を(胸で)塞がれた妹。
「ルイズ!」
「ひどいわ…ちいねえさま…」
「ごめんなさい。久しぶりに会えたと思ったら嬉しくなって…」
ルイズとカトレアはテーブルに着き、向かい合って話をしてい...
「でもよかった。元気そう…」
「ちいねえさまは?お体の具合はどうなのですか?」
「心配しなくても大丈夫よ」
カトレアは微笑んでみせる。
ルイズはこの微笑みが好きで、嫌いだった。
優しく、温かく、自分の全てを認めてくれるような微笑み。
しかし、どこか儚い。その微笑みを見る度に、姉が無理をして...
そんなルイズの心を読み取ったのか、カトレアは話題を変える...
「それより、今日はここに泊まりたいんだけど…」
「いいの?」
「ええ。外泊許可も取ってあるから…」
着替えも学院に届けておいたらしく、既に宿泊の準備は万全だ...
ルイズはすぐに了解し、サイトを呼び寄せた。
53 名前:ルイズのMaria3/3 ◆iBfurshiHM [sage] 投稿日:2006...
「いい?サイト?今日はちいねえさまが泊まるから、アンタはア...
ルイズが指差した先はあの藁束の上である。
二人の話を聞き、こうなるのではないかと予想がついていたサ...
「へいへい…」
「あらあら、使い魔君を虐めちゃ駄目よ?」
カトレアが話に入って来る。
「あなたのベッドは広いんだから三人で寝ればいいじゃない」
「「えー!」」
ルイズとサイトは二人揃って抗議の声をあげた。
「ち…ちいねえさま…」
「あら、私がいるとお邪魔?」
「いえ…そうじゃなくて…」
「私なら構わないわよ?」
カトレアはニコニコと楽しそうに受け答えている。
「使い魔君も構わないわよね?」
「あ…はい…」
サイトもつい返事をしてしまった。ルイズの目が怖い。
「いいわよね?ルイズ?」
「え…あの…」
カトレアはルイズに近づき、サイトに聞こえない様に耳元で囁...
「今夜は…ね」
「そん…」
どうやら二人だけの会話をしている様だ。
カトレアは顔を離すと、ルイズに尋ねた。
「お風呂はどうしてるの?」
「部屋にあるのを…」
「じゃあ、背中を流してあげるから、一緒に入りましょ」
そうルイズに告げると、今度はサイトの方を向く。
「あなたも一緒よ?使い魔君」
サイトは耳を疑った。
ー続
2つめ2/3なのに間違えた…次は姉妹プラス使い魔で入浴ですorz
139 名前:ルイズの聖母1/3[sage] 投稿日:2006/10/05(木) 01...
~>>53より
とりあえず、のぼせて死にそう。すごいね。美人姉妹と混浴。
…ってなにいぃぃ!
サイトが壊れかけているのも無理はない。カトレアの
「使い魔君も一緒よ?」
の一言でサイトは二人と混浴するハメになった。
勿論ルイズの反対は凄まじかったが、「じゃあ、私と使い魔君だ...
それにしても、この風呂はデカい。部屋に備え付けとはいえ流...
照明や内装もやはり豪華な物で、寮でも貴族の生活とはこんな...
しかし広い湯船に浸かったからと言って、リラックスが出来る...
左にはタオルを巻いたまま湯船に浸かる二人。ルイズに至って...
サイトは出来るだけ距離を取り全身を湯に浸している。
カトレアが二人の中間にいる状態だ。穏やかな表情で湯に身を...
カトレアがルイズに後ろから迫り、尋ねる。
「どうしたのルイズ?そんなに離れちゃって…」
「ちいねえさまは大胆すぎるわ!」
ルイズは顔を赤らめて後ろを振り向いた。
140 名前:ルイズの聖母2/3[sage] 投稿日:2006/10/05(木) 01...
いた。
サイトは蒸気の張り付いた天井などを眺めつつ二人の会話を聞...
「それっ!」
カトレアがルイズの後ろからタオル越しに胸を掴んだ。
「きゃっ!」
カトレアがその未発達な胸に触れていく。
「ふふ、少しは成長したかしら?」
「成長なんかしてないわ。私ちいちゃいままだもん…」
ルイズはいじけてしまったようだ。
「そんな事ないわよ。少しずつ大きくなってきてる…」
「ほ、ホント?」
「ええ。私もあなた位の頃はこれ位だったもの」
ルイズはチラッとカトレアの胸を見た。やはり隆起がハッキリ...
タオルの上からでもわかるが、女性らしくふっくらとして、程...
(これ位あればサイトなんか一撃なのに…)
少し羨む目で見る。
「ふふ、これ位あったら使い魔君なんか…って思ってるでしょ?」
ルイズは思った事を言われドキリとした。
「え!?だ、誰が…」
「隠さなくてもいいのよ。あなたの考える事は何でもわかるもの...
カトレアは湯を含んだタオル越しに、ルイズの胸の突起を人差...
「ひゃん!」
「これでも充分可愛いおっぱいだわ…」
カトレアの声には妖しさが混ざっていた。
141 名前:ルイズの聖母3/3[sage] 投稿日:2006/10/05(木) 01...
「私位にはなるから、大丈夫よ」
「う、うん…」
カトレアはそう諭すと、今度はサイトの方へ向かって行った。
「使い魔君?」
「は、はい!?」
暑さと先程の二人の会話で興奮したのか、サイトの顔は既に真...
カトレアは右手でタオルの胸の部分を持ち、下がらないように...
「使い魔君は、大きい方が好きなの?」
「え?」
「ルイズが気にしてるもの。きっとそうなのね?」
返事をする前に合点してしまうのは彼女の悪い癖かもしれない...
「はい…まぁ…」
要するに「ミルクのよく出そうなおっぱい」とは言えない。サイ...
湯で張り付いてかたどられたそこは既に裸同然で、突起まで捉...
サイトはツバを飲み込んでしまった。
「あら?私の胸に興味があるの?」
カトレアがその視線に気付く。
「あ、いや、その…」
サイトはあからさまに動揺しているが、カトレアはにっこりと...
タオルを外した。
「!!!!!」
「いいわよ?触っても」
サイトの前にいきなり二つの、新たな「桃りんご」が配膳された。
続
間が開いてスマン…次は…まだ入浴編かもorz
ページ名: