ゼロの使い魔保管庫
[
トップ
] [
新規
|
一覧
|
単語検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
開始行:
峠に高いエキゾーストが響く
男は久し振りの休みに峠にツーリングに出ていた。ライディン...
十国峠から下る途中、左直角コーナーから右ブラインドコーナー
前を走る車がかなりの勢いでクリアしたのを見て、度胸一発で...
左コーナーから右ブラインドコーナーに入った瞬間、センター...
「ヤバい、こりゃ死んだ、母ちゃんそれに・・・」
衝突したバイクが落下するのを見ながら、自身も飛ばされたの...
どんっ!!
「あだだだだ」
「きゃあ〜〜、ギーシュ〜!!」
何かを下敷きにした感覚で、とっさに下を見る
「ああ悪い、大丈夫か」
ヘルメット付きでの体当たりを、もろに食らった相手からの返...
「ちょっと、どきなさいよ」
「あだ、幾ら何でも事故にあった人間突き飛ばすたあ、非常識...
「ちょっと」
金髪縦ロールの少女が倒れた生徒の介抱を始めるのを見て、端...
「あれ?待てよ、あのまま落ちるなら林だよな?何で草原?」
「ちょっと、あんた」
「それになんでこんなに人が?」
「こっち見なさいよ」
「まさかこれが死後の世界って奴か?」
「だからこっち向けって、言ってんでしょうがぁ!!」
ドゲシッ!!
「ぐはっ!?いきなり蹴り入れるたぁ、どういう了見だ?」
「あんたが、こっち向かないからでしょうが!?」
ライディングジャケットのお陰で大したダメージも無かったの...
背丈は低いが髪は桃色がかった金髪、肌は白磁の如く白い、ブ...
胸はこの草原より起伏が無い、正に平原
う〜ん、それだけが残念だ
「此処は何処だい?」
「トリステイン魔法学院、あんたは使い魔召喚の儀式で呼び出...
「はい?」
「召喚門をくぐって来たでしょう?」
「何だいそれ?」
少女は持ってる棒で差し示す
その先には空中に固定されてる鏡の様な物が消えつつあり、そ...
そこでようやく男は合点がいく
「どうやら君が助けてくれた様だね、ありがとう。おっと、俺...
「ルイズ。ルイズ=フランソワーズ=ル=ブラン=ド=ラ=ヴ...
「えらい長い名前だなぁ。どっかの貴族みてぇ」
「どっかの貴族みたいじゃなくて、貴族よ」
「ふうん、さっきは助かったけど、今度は帰してくれないかな...
「無理ね、帰し方知らないもの」
「マジかよ」
顔に手を当て空を仰ぎ見ると其処には月が二つ見え、才人は愕...
「月が二つ!?」
「は?何言ってるの?月が二つ有るなんて普通でしょ?」
才人は才人自身にしか解らない理由で落ち込む
「ははは、異世界か別惑星に飛ばされたか、これじゃ死ぬのと...
「何ブツブツ言ってるの?あんた魔法は使える?」
「魔法ってあれか?ゲームとかで、炎出したり雷バリバリした...
「良く知ってるじゃない、それよ」
「出来ねぇよ、それに普通は可燃物に点火するか、静電気起こ...
「点火?発電?何それ?あんた平民なのね。コルベール先生や...
「ミスヴァリエール、使い魔足る者を召喚したのですから、き...
「う〜、あんた、あたしの使い魔になりなさい」
「使い魔ってぇと、魔女っ娘が黒猫や烏を使役したりする奴か...
「それよ」
「使い魔ってのはどんな仕事するんだ?」
「主人を守る為に、爪や牙で戦ったり、偵察したりするんだけ...
「実も蓋もねぇなぁ。確かにその通りだ」
才人は苦笑する
「だからあんたは主人の身の回りの世話をしなさい。洗濯とか...
「報酬は?」
「使い魔なんだから出ないわよ。その代わり、寝床と食事は用...
「確かに無いな。良いだろう、使い魔って奴になってやるよ」
「決まりね。貴族が平民にこんな事はしないんだけど今回は特...
「我が名はルイズ=フランソワーズ=ル=ブラン=ド=ラ=ヴ...
ルイズは背伸びをして才人の唇に自身の唇を重ねる、才人はび...
「ぐぁっ!!事故った時に痛めてたか」
暫くすると、痛みが引いたので、今迄してた革グローブを外し...
「これで、今からあんたはあたしの使い魔よ」
才人の左手に出た文字を、写し終わったコルベールが号令をか...
「ミスタグラモンもミスモンモランシーの介抱で、意識が無い...
「では本日の授業はこれまでとします、解散」
ぞろぞろと生徒達が帰りの路につく際、ルイズ達に話かける
「流石ゼロのルイズ。何回も失敗したと思ったら、平民を呼び...
「オマケにギーシュ迄KOするたぁ派手な召喚だったなぁ」
笑いながら去っていくのを見て、才人はルイズを見ると、唇を...
「行くわよ」
「何処に?」
「あたしの部屋、あんたの寝床にもなるんだからね」
「あいよ、ご主人様」
ルイズの部屋
「あんた、何処から来たの?」
「日本、多分異世界だ」
「はぁ?」
「此処は何処だい」
「トリステイン魔法学院女子寮のあたしの部屋」
「じょ、女子寮、ハァハァ、じゃなくて、国の配置とかの話」
頭の可哀想な子を見る目を、才人に向けながら答える
「此処は小国トリステイン、北に大国のガリアとゲルマニア、...
「だから、別世界だって」
「証拠は?」
「おし、見せてやる」
バッグからノートパソコンを取り出し、電源を入れ、えろい方...
「良し、壊れて無かった」
「何それ?」
「パソコン」
「魔法で動いてるの?」
「うんにゃ、科学」
「カガクって何?」
「物理法則で動かすシステムだよ」
「何それ、訳解んない」
「やっぱりネットには繋がらないか」
作動確認後、電源を落とす
「これだけじゃ解らないわ」
「手厳しい事で。ご主人様の歳は?」
「16、あんたは?」
「26」
「随分歳上ね」
「好みのタイプかい?」
「冗談言わないでよ。貴族が平民に興味持つ訳無いでしょ。あ...
「はぁ、さいですか」
「今日は疲れたから、寝るから着替えるわ」
「そうか」
「何言ってるのよ?あんたが着替えさせるの」
「へ?それ位、自分でやりなよ」
「あんたの仕事は、あたしの身の回りの世話でしょうが」
「言われてみればそうでした、でも俺、男なんだけど」
「犬に見られても、恥ずかしい訳無いでしょ」
「いつか犯すぞこのアマ」
「何か言った、犬?」
「いえ、何も」
男として意識されずに、際どい着替えを手伝わさせるのは、非...
「では可愛いご主人様の為に、この使い魔が添い寝をしてしん...
「はぁ?何馬鹿な事言ってるの?」
「でもベッド一つしか無いじゃん」
「あんたは其処で寝なさい」
指で床を指す
「そうですか」
ルイズはランプを消し床ににつく
「そのランプも魔法かい?」
「そうよ、結構高いんだから、おやすみ」
「おやすみなさい、ご主人様。(こりゃ先が思いやられるわ)」
[[次:http://zerokan.g.ribbon.to/wiki/index.php?40-195]]
終了行:
峠に高いエキゾーストが響く
男は久し振りの休みに峠にツーリングに出ていた。ライディン...
十国峠から下る途中、左直角コーナーから右ブラインドコーナー
前を走る車がかなりの勢いでクリアしたのを見て、度胸一発で...
左コーナーから右ブラインドコーナーに入った瞬間、センター...
「ヤバい、こりゃ死んだ、母ちゃんそれに・・・」
衝突したバイクが落下するのを見ながら、自身も飛ばされたの...
どんっ!!
「あだだだだ」
「きゃあ〜〜、ギーシュ〜!!」
何かを下敷きにした感覚で、とっさに下を見る
「ああ悪い、大丈夫か」
ヘルメット付きでの体当たりを、もろに食らった相手からの返...
「ちょっと、どきなさいよ」
「あだ、幾ら何でも事故にあった人間突き飛ばすたあ、非常識...
「ちょっと」
金髪縦ロールの少女が倒れた生徒の介抱を始めるのを見て、端...
「あれ?待てよ、あのまま落ちるなら林だよな?何で草原?」
「ちょっと、あんた」
「それになんでこんなに人が?」
「こっち見なさいよ」
「まさかこれが死後の世界って奴か?」
「だからこっち向けって、言ってんでしょうがぁ!!」
ドゲシッ!!
「ぐはっ!?いきなり蹴り入れるたぁ、どういう了見だ?」
「あんたが、こっち向かないからでしょうが!?」
ライディングジャケットのお陰で大したダメージも無かったの...
背丈は低いが髪は桃色がかった金髪、肌は白磁の如く白い、ブ...
胸はこの草原より起伏が無い、正に平原
う〜ん、それだけが残念だ
「此処は何処だい?」
「トリステイン魔法学院、あんたは使い魔召喚の儀式で呼び出...
「はい?」
「召喚門をくぐって来たでしょう?」
「何だいそれ?」
少女は持ってる棒で差し示す
その先には空中に固定されてる鏡の様な物が消えつつあり、そ...
そこでようやく男は合点がいく
「どうやら君が助けてくれた様だね、ありがとう。おっと、俺...
「ルイズ。ルイズ=フランソワーズ=ル=ブラン=ド=ラ=ヴ...
「えらい長い名前だなぁ。どっかの貴族みてぇ」
「どっかの貴族みたいじゃなくて、貴族よ」
「ふうん、さっきは助かったけど、今度は帰してくれないかな...
「無理ね、帰し方知らないもの」
「マジかよ」
顔に手を当て空を仰ぎ見ると其処には月が二つ見え、才人は愕...
「月が二つ!?」
「は?何言ってるの?月が二つ有るなんて普通でしょ?」
才人は才人自身にしか解らない理由で落ち込む
「ははは、異世界か別惑星に飛ばされたか、これじゃ死ぬのと...
「何ブツブツ言ってるの?あんた魔法は使える?」
「魔法ってあれか?ゲームとかで、炎出したり雷バリバリした...
「良く知ってるじゃない、それよ」
「出来ねぇよ、それに普通は可燃物に点火するか、静電気起こ...
「点火?発電?何それ?あんた平民なのね。コルベール先生や...
「ミスヴァリエール、使い魔足る者を召喚したのですから、き...
「う〜、あんた、あたしの使い魔になりなさい」
「使い魔ってぇと、魔女っ娘が黒猫や烏を使役したりする奴か...
「それよ」
「使い魔ってのはどんな仕事するんだ?」
「主人を守る為に、爪や牙で戦ったり、偵察したりするんだけ...
「実も蓋もねぇなぁ。確かにその通りだ」
才人は苦笑する
「だからあんたは主人の身の回りの世話をしなさい。洗濯とか...
「報酬は?」
「使い魔なんだから出ないわよ。その代わり、寝床と食事は用...
「確かに無いな。良いだろう、使い魔って奴になってやるよ」
「決まりね。貴族が平民にこんな事はしないんだけど今回は特...
「我が名はルイズ=フランソワーズ=ル=ブラン=ド=ラ=ヴ...
ルイズは背伸びをして才人の唇に自身の唇を重ねる、才人はび...
「ぐぁっ!!事故った時に痛めてたか」
暫くすると、痛みが引いたので、今迄してた革グローブを外し...
「これで、今からあんたはあたしの使い魔よ」
才人の左手に出た文字を、写し終わったコルベールが号令をか...
「ミスタグラモンもミスモンモランシーの介抱で、意識が無い...
「では本日の授業はこれまでとします、解散」
ぞろぞろと生徒達が帰りの路につく際、ルイズ達に話かける
「流石ゼロのルイズ。何回も失敗したと思ったら、平民を呼び...
「オマケにギーシュ迄KOするたぁ派手な召喚だったなぁ」
笑いながら去っていくのを見て、才人はルイズを見ると、唇を...
「行くわよ」
「何処に?」
「あたしの部屋、あんたの寝床にもなるんだからね」
「あいよ、ご主人様」
ルイズの部屋
「あんた、何処から来たの?」
「日本、多分異世界だ」
「はぁ?」
「此処は何処だい」
「トリステイン魔法学院女子寮のあたしの部屋」
「じょ、女子寮、ハァハァ、じゃなくて、国の配置とかの話」
頭の可哀想な子を見る目を、才人に向けながら答える
「此処は小国トリステイン、北に大国のガリアとゲルマニア、...
「だから、別世界だって」
「証拠は?」
「おし、見せてやる」
バッグからノートパソコンを取り出し、電源を入れ、えろい方...
「良し、壊れて無かった」
「何それ?」
「パソコン」
「魔法で動いてるの?」
「うんにゃ、科学」
「カガクって何?」
「物理法則で動かすシステムだよ」
「何それ、訳解んない」
「やっぱりネットには繋がらないか」
作動確認後、電源を落とす
「これだけじゃ解らないわ」
「手厳しい事で。ご主人様の歳は?」
「16、あんたは?」
「26」
「随分歳上ね」
「好みのタイプかい?」
「冗談言わないでよ。貴族が平民に興味持つ訳無いでしょ。あ...
「はぁ、さいですか」
「今日は疲れたから、寝るから着替えるわ」
「そうか」
「何言ってるのよ?あんたが着替えさせるの」
「へ?それ位、自分でやりなよ」
「あんたの仕事は、あたしの身の回りの世話でしょうが」
「言われてみればそうでした、でも俺、男なんだけど」
「犬に見られても、恥ずかしい訳無いでしょ」
「いつか犯すぞこのアマ」
「何か言った、犬?」
「いえ、何も」
男として意識されずに、際どい着替えを手伝わさせるのは、非...
「では可愛いご主人様の為に、この使い魔が添い寝をしてしん...
「はぁ?何馬鹿な事言ってるの?」
「でもベッド一つしか無いじゃん」
「あんたは其処で寝なさい」
指で床を指す
「そうですか」
ルイズはランプを消し床ににつく
「そのランプも魔法かい?」
「そうよ、結構高いんだから、おやすみ」
「おやすみなさい、ご主人様。(こりゃ先が思いやられるわ)」
[[次:http://zerokan.g.ribbon.to/wiki/index.php?40-195]]
ページ名: