ゼロの使い魔保管庫
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開始行:
アルビオン大陸が接近し、曇りの日が多くなる
アルビオンが接近する際、大量の雲を伴い、雨を降らす
アルビオン大陸は、川から落ちた水が雲になり、恵みの雨をも...
当然夜も、星々と双月は雲に隠れ、闇が深くなる
そんな中、トリステイン王宮の夜番の門衛が何故かうつらうつ...
一組の男女が通り過ぎた事を、門衛は気付かなかった
コンコン
アンリエッタの寝室にノックが入る
アンリエッタは酒に濁った目を向け、推何する
「どなた?お母様?マザリーニ?アニエスですか?‥‥まさか‥‥...
『ジェラールがとうとう分別を失ったかも。でも、隙間を埋め...
「僕だ、開けてくれ。アンリエッタ」
アンリエッタは大きく眼を見張り、首を振る
「嫌だわ、とうとう幻聴迄聞こえて来る様になってしまったの...
「何を言ってるんだ?僕だ、ウェールズだよ、アンリエッタ」
今度こそ硬直するアンリエッタ
「嘘‥‥嘘!?だって、サイト殿が最期を看取って、遺髪と遺品迄...
「あぁ何て事だ、僕の可愛いアンリエッタ。でも仕方ないね、...
「‥‥『水の誓いを』‥‥そんな、まさか本当にウェールズ様?」
三年前の園遊会で、お互いに示し合わせた合言葉である
当然誰も知り得ない、知り得る筈が無いと、アンリエッタは思...
酒に濁った思考では、信じたくなった
冷静に考えれば、手段は考えられる筈だ
だが、アンリエッタは酔っている
自分自身を、安らぎに導いてくれる男性を切に求めていたのも...
アンリエッタは立ち上がり、部屋の扉をアンロックし、開ける...
「おぉ、おぉ、ウェールズ様‥‥良くぞご無事で‥‥」
アンリエッタは涙を流しウェールズを抱き締め、直ぐに部屋の...
「ご免よアンリエッタ。死んだのは影武者の方だ。ほとぼりが...
「いえ、良いのです。生きて‥‥生きてさえ居て下されば(先程感...
ウェールズはそんなアンリエッタの仕草に気付く素振りも見せ...
「其でねアンリエッタ。僕に力を貸して欲しい」
「力‥ですか?」
「あぁ、僕独りじゃ、レコンキスタからアルビオンを取り戻せ...
「そういう事なら喜んで。トリステインは、アルビオン王党派...
「嫌、今直ぐだ。僕には時間が無い。協力してくれた皆が危な...
「ですが‥‥私は女王ですし‥‥」
「なあに、此からは、アルビオン=トリステイン連合王国にな...
胸をどんと叩き、ウェールズは太鼓判を押し、アンリエッタの...
「来てくれるね?僕の愛しいアンリエッタ」
そのまま、背中に手を回し、片手で顎を上げ、アンリエッタに...
アンリエッタは夢見心地のまま、キスを受け入れ、そのまま眠...
酷く楽しく、非常に寒々しい、何故か違和感しか浮かばない夢...
自身にかけられた、強力な眠りの魔法に気付きながら
* * *
コンコン
「お早うございます、陛下」
ガチャッ
着替えを手伝う為に、メイドが部屋に入ると、ベッドがもぬけ...
メイド達の顔から血の気が引く
「だ、誰かぁ!!陛下が、陛下がぁ〜!?」
腰を抜かし、その場に留まる者と、連絡する為に走り去る者
一気に王宮が騒然となる
バタバタバタ、ひっきりなしに足音と怒号が響く
「んだぁ?五月蝿ぇな。折角の遅番最終日だってのに」
メイドの寝室で、ジェラールは喧騒で目が覚め、毒づく
「んもぅ、放って置きましょうよ。私達は遅番でしょ?」
「それもそうだな。それじゃ、もう一戦」
「きゃあ!?」
ガバリとメイドに被さるジェラール
嬉しい悲鳴を上げながら、女はジェラールを迎え入れる
「はぁ、あっあっあっ、素敵。ジェラール様」
「セリア、君は最高だ」
パンパンパン
毛布の中でジェラールが腰を打ち付け、セリアがジェラールを...
ダダダダダ、ガチャ
「セリア起きて!!大変よ!!」
同僚のメイドが部屋を開けると、ベッドで男女が真っ最中であ...
「「「あっ……」」」
「ち、ちょっと待ってね〜。後、三擦り半で終わらせるからね...
いち早く我に返ったジェラールは、腰の動きを再開させる
「きゃあ〜〜〜〜〜!?」
ドカッ!!
「アガッ!?」
セリアがジェラールを蹴り飛ばし、その拍子にジェラールが発...
ドロリ
知らせに来たメイドが、自身に降りかかった精を確認すると、...
「ちょ、ちょっと待て。不幸な事故だよ、事故」
「……言いたい事は其だけ?」
「待て、落ち着いて。話せば解・・・ギャアァァァ!?」
ドカドカドカドカ!!
ボコボコにされたジェラールが復活する迄に、無駄な時間を浪...
「…陛下が居なくった?」
起きたジェラールが着替えながら、連絡に来たメイドに事情を...
「はい、今は何処に居るか伝令を総動員して、捜索中です」
「解った。近衛は?」
「ゼッザール殿が先程来城しました。ミラン殿が出発準備で早...
「了解した。近衛の詰所で良いのか?」
「はい」
「解った。直ぐ行く」
ジェラールはセリア達に手を振ると、そのまま詰所に向かう為...
パタン
セリアは着替えずに、まだベッドの上だ
「……で、セリア」
「何よ?クロエ」
「あの人、昨日は私の寝室に来てたんだけど?」
「………殺らない?」
「やらいでか」
二人は拳同士を突き合わせ、更に腕の前で交差させる
此処に、ジェラール討伐同盟が結成された
* * *
ガチャ
「どの様な状態だ?」
ジェラールが詰所のドアを開けるなり、詰問する
アニエスとゼッザールは報告を受け取りながら、場内の見取図...
「場内は全滅だ。後は抜け道と街道。空は特に知らせは入って...
アニエスが見取図に視線を泳がせたまま、答える
ジェラールが更に詰問する
「只の家出か?」
「さて、今はアリバイの無い時間帯の夜番の兵士達にも、事情...
「誘拐の可能性も考慮して、現在各街道に検問と封鎖を指示し...
ゼッザールが後に繋げる
ガチャ
「報告します」
伝令が詰所に入って来る
「申せ」
「はっ、昨日の夜半過ぎに門衛や場内巡回警備に、一時的に睡...
「場所は?」
「はい、此所から此方にかけてです」
伝令が、報告の有った場所に×印を書き込んでいく
門からアンリエッタの部屋迄、全て繋がる
「やられた!!襲撃だ!!」
ジェラールが言い、詰めて居た近衛が全員引き締まる
「って事は、相手は……今はアルビオンの最接近日に近い……アル...
「妥当だな。だが、他の可能性も捨てきれん」
「先ずはラ=ロシェール方面は封鎖だ。伝令」
「はっ」
「竜騎士隊と国軍でラ=ロシェール方面を封鎖、並びに検問だ...
「はっ!!」
ゼッザールが指示を下し、伝令が出て行く
「しかし、ラ=ロシェールなんか使うか?発光信号使えば、直...
アニエスが疑問を呈す
「他に方法なぞ有るか?空船なんぞ使ってみろ、見付けて下さ...
ゼッザールが答える
「何かこう、もっと意表を付く手段が有りそうだが」
「……竜騎士だ」
ジェラールが解答を捻り出す
「竜騎士でも見付かるぞ?」
「別に見付かっても構わないんだよ。風竜の帯空時間と飛行速...
アニエスはハッとする
「ちっ、竜騎士なら、アルビオンもトリステインも港湾関係無...
ダン!!
机を叩き付けるアニエス
「こうなりゃ、ラ=ロシェールとアルビオンの周回軌道中心に...
「承知した。銃士隊は、各部隊との伝令役をお願いする。全員...
「了解。アニエス殿は、無冠の騎士を迎えに行って、竜の羽衣...
「承知!!では先に出る」
言うなりアニエスは長銃を掴んで飛び出し、続いてジェラール...
伝令が先に走っていた為、既にグリフォン隊とヒポグリフ隊、...
「グリフォン隊!!済まないが、一時的に指揮を預かるジェラー...
ジャガ
声を受け、グリフォン隊がランスを掲げる
「良し、ヒポグリフ隊並びにグリフォン隊。今回は三騎一小隊...
中隊長がジェラールに集まる中、アニエスは風竜に乗る
「新人、出るぞ。急げ!!」
「ウィ!!行くぞ!!ヴァルカン」
「きゅい!!」
バサァ
一足先に風竜が離陸し数テンポ置いて、グリフォン隊とヒポグ...
その様を窓から見ながら、ゼッザールは呟いた
「ジェラールも様になっている。あれでスクウェアなら。後は...
「此処に」
最後迄詰所に残っていたミシェルに、ゼッザールが指示を下す
「銃士隊三個分隊を伝令役として、中継手を置いて、散開した...
「ウィ。第一から第三迄、馬で走らせます」ミシェルが退出し...
* * *
ルイズは明け方早くに目が覚める
やっぱり、使い魔の居るベッドは非常にキモチイイ
自分の身体を点検すると、ネグリジェが捲れ、脚が才人に絡ま...
しかも、股間はぬるぬるして才人の下着に染みを作って、太も...
才人の眠りは深い事が多い。特に訓練を始めてから、眠りを取...
モンモランシーが頻繁に部屋に訪れ、秘薬を置いて行き、使っ...
モンモランシーが何時も心配そうな顔で、才人を見ているのが...
いつか言ってた言葉を、思い出すルイズ
『其も此も全部あんたの為だからよ。正直あんたの立場に嫉妬...
「ふ、ふざけ半分じゃないもん。あたし……本気だもん」
『私は才人の考えが好き。才人がこのまま出世すれば、多分上...
「サイトを出世させたいけど、サイト自身が興味ないんだもん」
傍らに眠る自身の使い魔。世間と隔絶された魔法学院内で目立...
でも一番大事なのは、この身体の熱りだ
『う〜、サイトの添い寝は何で何時もこうなるの?』
「あああたしが早起きしたのは、その、したいからよね?うん...
そう言うと、ルイズは才人のパンツから勃起したものを取り出...
「ハッハッハ、サイト、サイト、ハッハッ、いっ、いい。は、...
たっぷりとサイトに押し付け、ゆるゆると振り、痙攣する
「〜〜〜〜〜!!」
ビクッビクッ
くてりと才人の上に倒れるルイズ
そのまま才人の唇に唇を重ね、舌を侵入させる
才人は意識が無い為、反応が無いがルイズは構わない
そのまま、また腰をうねらせる
クチュックチュックチュッ
一度イッた身体はまた容易に高ぶり、また絶頂する
「〜〜〜〜!!サ・イ・トッ!!ハァッハァッハァッ」
やっぱり才人の身体は、ルイズにとって最高だ
男なのにキメ細かい肌。肌を合わせるだけで非常に心地よい
「サイト、早く起きて、続きしよ?サイトなら、全部イイヨ?」
ハフンと艶の有る溜め息を付き、一向に収まらない逸物に注目...
「あたしばっかじゃ、悪いよね?」
寝てる才人の顔に自らの花弁を唇に押し付け、マジマジと才人...
「ん〜おっきい……のかな?凄く硬いけど、どうなんだろ?誰か...
才人が舐めてくれたみたいに、ルイズも舐めてみる
ぺろ、ピチャ、ぬる
才人の牡は、ルイズの愛液と唾液でびちゃびちゃだ
「ん〜男の人のって、喰わえられそ……こうかな?」
ルイズは小さい口腔にサイトの牡を喰わえ込む
ぬる
そのまま歯を当てないように気を使い、もごもご舐めながら上...
何時も自分でやる時は勝手に腰が動くので、才人にも同じ様に...
ぬる、ぬる、ちゅぽ
「ん、含むの大変」
そのまま才人を熱心に喰わえ、暫く上下する
流石に顎が疲れて来た時、盛大な足音が近寄り、扉代わりにし...
「才人起きろ!!緊急事態だ………何?」
ドクン
ルイズとアニエスの眼が合い、その瞬間に才人から射精され、...
こくんこくん
喉を鳴らして精を飲み込むルイズを、アニエスは暫く呆然と立...
ルイズは喰わえ込んでた物を離すと、気まずそうに顔を横に向...
「つつつ使い魔の体調管理も主人の仕事よ」
ムカッ
アニエスが珍しく怒気を見せる
「そういう事は、公爵家三女たるミスヴァリエールはやらなく...
「何それ?ここここの犬が欲しいの?」
「あぁ、欲しいね。でも今は痴話喧嘩してる場合じゃない。才...
「寝てるわよ。まだ早いじゃない」
聞くやいなや、アニエスは才人の傍に寄り、ルイズを退かし、...
「才人、起きろ。緊急事態だ。ほら、起きろ!!」
「才人は眠り深いわよ」
「仕方ない」
短銃に薬包を開いて火薬を詰め、朔杖で詰め、上に向け引金を...
ダアァァァン!!
「うわぁっ!?」
ビクンと跳ねて才人は起きる
「な、何だ何だ?」
「起きたか才人。緊急事態だ。陛下が拐われた。竜の羽衣出し...
「へ、陛下が?」
ルイズが真っ青になり、才人が真顔になる
「無理だよ」
「何だと?」
「今はエンジンのオーバーホール中だ。飛べない」
「ちっ、役立たずめ。貴様だけでも来い」
「あいよ〜」
「あたしも行く。あたしは陛下の女官よ。あたしには陛下と同...
「なら早く支度しろ」
ルイズは飛び降りて、着替えを出す
「全く、相手の見当は」
「10中8,9アルビオン。後は家出、誘拐の可能性」
「家出なら良いんだがな………あり?」
「どうした才人?」
「嫌、何で俺下半身露出してるんだ?しかも、えらくベトベト...
「ふん、スケベな夢でも見てたのだろう?」
「げっ、夢精かよ。ちょっと凹むな、おい」
ハァッと溜め息を付いた才人は濡らした手拭いで股間を拭いた...
ルイズはそんな才人に背を向けながら、舌をぺろっと出した
* * *
終了行:
アルビオン大陸が接近し、曇りの日が多くなる
アルビオンが接近する際、大量の雲を伴い、雨を降らす
アルビオン大陸は、川から落ちた水が雲になり、恵みの雨をも...
当然夜も、星々と双月は雲に隠れ、闇が深くなる
そんな中、トリステイン王宮の夜番の門衛が何故かうつらうつ...
一組の男女が通り過ぎた事を、門衛は気付かなかった
コンコン
アンリエッタの寝室にノックが入る
アンリエッタは酒に濁った目を向け、推何する
「どなた?お母様?マザリーニ?アニエスですか?‥‥まさか‥‥...
『ジェラールがとうとう分別を失ったかも。でも、隙間を埋め...
「僕だ、開けてくれ。アンリエッタ」
アンリエッタは大きく眼を見張り、首を振る
「嫌だわ、とうとう幻聴迄聞こえて来る様になってしまったの...
「何を言ってるんだ?僕だ、ウェールズだよ、アンリエッタ」
今度こそ硬直するアンリエッタ
「嘘‥‥嘘!?だって、サイト殿が最期を看取って、遺髪と遺品迄...
「あぁ何て事だ、僕の可愛いアンリエッタ。でも仕方ないね、...
「‥‥『水の誓いを』‥‥そんな、まさか本当にウェールズ様?」
三年前の園遊会で、お互いに示し合わせた合言葉である
当然誰も知り得ない、知り得る筈が無いと、アンリエッタは思...
酒に濁った思考では、信じたくなった
冷静に考えれば、手段は考えられる筈だ
だが、アンリエッタは酔っている
自分自身を、安らぎに導いてくれる男性を切に求めていたのも...
アンリエッタは立ち上がり、部屋の扉をアンロックし、開ける...
「おぉ、おぉ、ウェールズ様‥‥良くぞご無事で‥‥」
アンリエッタは涙を流しウェールズを抱き締め、直ぐに部屋の...
「ご免よアンリエッタ。死んだのは影武者の方だ。ほとぼりが...
「いえ、良いのです。生きて‥‥生きてさえ居て下されば(先程感...
ウェールズはそんなアンリエッタの仕草に気付く素振りも見せ...
「其でねアンリエッタ。僕に力を貸して欲しい」
「力‥ですか?」
「あぁ、僕独りじゃ、レコンキスタからアルビオンを取り戻せ...
「そういう事なら喜んで。トリステインは、アルビオン王党派...
「嫌、今直ぐだ。僕には時間が無い。協力してくれた皆が危な...
「ですが‥‥私は女王ですし‥‥」
「なあに、此からは、アルビオン=トリステイン連合王国にな...
胸をどんと叩き、ウェールズは太鼓判を押し、アンリエッタの...
「来てくれるね?僕の愛しいアンリエッタ」
そのまま、背中に手を回し、片手で顎を上げ、アンリエッタに...
アンリエッタは夢見心地のまま、キスを受け入れ、そのまま眠...
酷く楽しく、非常に寒々しい、何故か違和感しか浮かばない夢...
自身にかけられた、強力な眠りの魔法に気付きながら
* * *
コンコン
「お早うございます、陛下」
ガチャッ
着替えを手伝う為に、メイドが部屋に入ると、ベッドがもぬけ...
メイド達の顔から血の気が引く
「だ、誰かぁ!!陛下が、陛下がぁ〜!?」
腰を抜かし、その場に留まる者と、連絡する為に走り去る者
一気に王宮が騒然となる
バタバタバタ、ひっきりなしに足音と怒号が響く
「んだぁ?五月蝿ぇな。折角の遅番最終日だってのに」
メイドの寝室で、ジェラールは喧騒で目が覚め、毒づく
「んもぅ、放って置きましょうよ。私達は遅番でしょ?」
「それもそうだな。それじゃ、もう一戦」
「きゃあ!?」
ガバリとメイドに被さるジェラール
嬉しい悲鳴を上げながら、女はジェラールを迎え入れる
「はぁ、あっあっあっ、素敵。ジェラール様」
「セリア、君は最高だ」
パンパンパン
毛布の中でジェラールが腰を打ち付け、セリアがジェラールを...
ダダダダダ、ガチャ
「セリア起きて!!大変よ!!」
同僚のメイドが部屋を開けると、ベッドで男女が真っ最中であ...
「「「あっ……」」」
「ち、ちょっと待ってね〜。後、三擦り半で終わらせるからね...
いち早く我に返ったジェラールは、腰の動きを再開させる
「きゃあ〜〜〜〜〜!?」
ドカッ!!
「アガッ!?」
セリアがジェラールを蹴り飛ばし、その拍子にジェラールが発...
ドロリ
知らせに来たメイドが、自身に降りかかった精を確認すると、...
「ちょ、ちょっと待て。不幸な事故だよ、事故」
「……言いたい事は其だけ?」
「待て、落ち着いて。話せば解・・・ギャアァァァ!?」
ドカドカドカドカ!!
ボコボコにされたジェラールが復活する迄に、無駄な時間を浪...
「…陛下が居なくった?」
起きたジェラールが着替えながら、連絡に来たメイドに事情を...
「はい、今は何処に居るか伝令を総動員して、捜索中です」
「解った。近衛は?」
「ゼッザール殿が先程来城しました。ミラン殿が出発準備で早...
「了解した。近衛の詰所で良いのか?」
「はい」
「解った。直ぐ行く」
ジェラールはセリア達に手を振ると、そのまま詰所に向かう為...
パタン
セリアは着替えずに、まだベッドの上だ
「……で、セリア」
「何よ?クロエ」
「あの人、昨日は私の寝室に来てたんだけど?」
「………殺らない?」
「やらいでか」
二人は拳同士を突き合わせ、更に腕の前で交差させる
此処に、ジェラール討伐同盟が結成された
* * *
ガチャ
「どの様な状態だ?」
ジェラールが詰所のドアを開けるなり、詰問する
アニエスとゼッザールは報告を受け取りながら、場内の見取図...
「場内は全滅だ。後は抜け道と街道。空は特に知らせは入って...
アニエスが見取図に視線を泳がせたまま、答える
ジェラールが更に詰問する
「只の家出か?」
「さて、今はアリバイの無い時間帯の夜番の兵士達にも、事情...
「誘拐の可能性も考慮して、現在各街道に検問と封鎖を指示し...
ゼッザールが後に繋げる
ガチャ
「報告します」
伝令が詰所に入って来る
「申せ」
「はっ、昨日の夜半過ぎに門衛や場内巡回警備に、一時的に睡...
「場所は?」
「はい、此所から此方にかけてです」
伝令が、報告の有った場所に×印を書き込んでいく
門からアンリエッタの部屋迄、全て繋がる
「やられた!!襲撃だ!!」
ジェラールが言い、詰めて居た近衛が全員引き締まる
「って事は、相手は……今はアルビオンの最接近日に近い……アル...
「妥当だな。だが、他の可能性も捨てきれん」
「先ずはラ=ロシェール方面は封鎖だ。伝令」
「はっ」
「竜騎士隊と国軍でラ=ロシェール方面を封鎖、並びに検問だ...
「はっ!!」
ゼッザールが指示を下し、伝令が出て行く
「しかし、ラ=ロシェールなんか使うか?発光信号使えば、直...
アニエスが疑問を呈す
「他に方法なぞ有るか?空船なんぞ使ってみろ、見付けて下さ...
ゼッザールが答える
「何かこう、もっと意表を付く手段が有りそうだが」
「……竜騎士だ」
ジェラールが解答を捻り出す
「竜騎士でも見付かるぞ?」
「別に見付かっても構わないんだよ。風竜の帯空時間と飛行速...
アニエスはハッとする
「ちっ、竜騎士なら、アルビオンもトリステインも港湾関係無...
ダン!!
机を叩き付けるアニエス
「こうなりゃ、ラ=ロシェールとアルビオンの周回軌道中心に...
「承知した。銃士隊は、各部隊との伝令役をお願いする。全員...
「了解。アニエス殿は、無冠の騎士を迎えに行って、竜の羽衣...
「承知!!では先に出る」
言うなりアニエスは長銃を掴んで飛び出し、続いてジェラール...
伝令が先に走っていた為、既にグリフォン隊とヒポグリフ隊、...
「グリフォン隊!!済まないが、一時的に指揮を預かるジェラー...
ジャガ
声を受け、グリフォン隊がランスを掲げる
「良し、ヒポグリフ隊並びにグリフォン隊。今回は三騎一小隊...
中隊長がジェラールに集まる中、アニエスは風竜に乗る
「新人、出るぞ。急げ!!」
「ウィ!!行くぞ!!ヴァルカン」
「きゅい!!」
バサァ
一足先に風竜が離陸し数テンポ置いて、グリフォン隊とヒポグ...
その様を窓から見ながら、ゼッザールは呟いた
「ジェラールも様になっている。あれでスクウェアなら。後は...
「此処に」
最後迄詰所に残っていたミシェルに、ゼッザールが指示を下す
「銃士隊三個分隊を伝令役として、中継手を置いて、散開した...
「ウィ。第一から第三迄、馬で走らせます」ミシェルが退出し...
* * *
ルイズは明け方早くに目が覚める
やっぱり、使い魔の居るベッドは非常にキモチイイ
自分の身体を点検すると、ネグリジェが捲れ、脚が才人に絡ま...
しかも、股間はぬるぬるして才人の下着に染みを作って、太も...
才人の眠りは深い事が多い。特に訓練を始めてから、眠りを取...
モンモランシーが頻繁に部屋に訪れ、秘薬を置いて行き、使っ...
モンモランシーが何時も心配そうな顔で、才人を見ているのが...
いつか言ってた言葉を、思い出すルイズ
『其も此も全部あんたの為だからよ。正直あんたの立場に嫉妬...
「ふ、ふざけ半分じゃないもん。あたし……本気だもん」
『私は才人の考えが好き。才人がこのまま出世すれば、多分上...
「サイトを出世させたいけど、サイト自身が興味ないんだもん」
傍らに眠る自身の使い魔。世間と隔絶された魔法学院内で目立...
でも一番大事なのは、この身体の熱りだ
『う〜、サイトの添い寝は何で何時もこうなるの?』
「あああたしが早起きしたのは、その、したいからよね?うん...
そう言うと、ルイズは才人のパンツから勃起したものを取り出...
「ハッハッハ、サイト、サイト、ハッハッ、いっ、いい。は、...
たっぷりとサイトに押し付け、ゆるゆると振り、痙攣する
「〜〜〜〜〜!!」
ビクッビクッ
くてりと才人の上に倒れるルイズ
そのまま才人の唇に唇を重ね、舌を侵入させる
才人は意識が無い為、反応が無いがルイズは構わない
そのまま、また腰をうねらせる
クチュックチュックチュッ
一度イッた身体はまた容易に高ぶり、また絶頂する
「〜〜〜〜!!サ・イ・トッ!!ハァッハァッハァッ」
やっぱり才人の身体は、ルイズにとって最高だ
男なのにキメ細かい肌。肌を合わせるだけで非常に心地よい
「サイト、早く起きて、続きしよ?サイトなら、全部イイヨ?」
ハフンと艶の有る溜め息を付き、一向に収まらない逸物に注目...
「あたしばっかじゃ、悪いよね?」
寝てる才人の顔に自らの花弁を唇に押し付け、マジマジと才人...
「ん〜おっきい……のかな?凄く硬いけど、どうなんだろ?誰か...
才人が舐めてくれたみたいに、ルイズも舐めてみる
ぺろ、ピチャ、ぬる
才人の牡は、ルイズの愛液と唾液でびちゃびちゃだ
「ん〜男の人のって、喰わえられそ……こうかな?」
ルイズは小さい口腔にサイトの牡を喰わえ込む
ぬる
そのまま歯を当てないように気を使い、もごもご舐めながら上...
何時も自分でやる時は勝手に腰が動くので、才人にも同じ様に...
ぬる、ぬる、ちゅぽ
「ん、含むの大変」
そのまま才人を熱心に喰わえ、暫く上下する
流石に顎が疲れて来た時、盛大な足音が近寄り、扉代わりにし...
「才人起きろ!!緊急事態だ………何?」
ドクン
ルイズとアニエスの眼が合い、その瞬間に才人から射精され、...
こくんこくん
喉を鳴らして精を飲み込むルイズを、アニエスは暫く呆然と立...
ルイズは喰わえ込んでた物を離すと、気まずそうに顔を横に向...
「つつつ使い魔の体調管理も主人の仕事よ」
ムカッ
アニエスが珍しく怒気を見せる
「そういう事は、公爵家三女たるミスヴァリエールはやらなく...
「何それ?ここここの犬が欲しいの?」
「あぁ、欲しいね。でも今は痴話喧嘩してる場合じゃない。才...
「寝てるわよ。まだ早いじゃない」
聞くやいなや、アニエスは才人の傍に寄り、ルイズを退かし、...
「才人、起きろ。緊急事態だ。ほら、起きろ!!」
「才人は眠り深いわよ」
「仕方ない」
短銃に薬包を開いて火薬を詰め、朔杖で詰め、上に向け引金を...
ダアァァァン!!
「うわぁっ!?」
ビクンと跳ねて才人は起きる
「な、何だ何だ?」
「起きたか才人。緊急事態だ。陛下が拐われた。竜の羽衣出し...
「へ、陛下が?」
ルイズが真っ青になり、才人が真顔になる
「無理だよ」
「何だと?」
「今はエンジンのオーバーホール中だ。飛べない」
「ちっ、役立たずめ。貴様だけでも来い」
「あいよ〜」
「あたしも行く。あたしは陛下の女官よ。あたしには陛下と同...
「なら早く支度しろ」
ルイズは飛び降りて、着替えを出す
「全く、相手の見当は」
「10中8,9アルビオン。後は家出、誘拐の可能性」
「家出なら良いんだがな………あり?」
「どうした才人?」
「嫌、何で俺下半身露出してるんだ?しかも、えらくベトベト...
「ふん、スケベな夢でも見てたのだろう?」
「げっ、夢精かよ。ちょっと凹むな、おい」
ハァッと溜め息を付いた才人は濡らした手拭いで股間を拭いた...
ルイズはそんな才人に背を向けながら、舌をぺろっと出した
* * *
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