ゼロの使い魔保管庫
[
トップ
] [
新規
|
一覧
|
単語検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
開始行:
398 名前:220 1/4 サイト×アンリエッタ[sage] 投稿日:2006/...
愛する者との別れ。この二人の場合は同じだった。
死別。
傷心。
ある意味ではとても似通っているかも知れない。
惹かれたのは王女の、いや、女王の方だ。
心に数えきれない、深い傷を抱え、
書類を見れば表情を曇らせ、
民衆の前では高貴な笑顔を振りまいた。
その中は壊れかけの、女王。
だから、惹かれたのかも知れない。その華奢な体で、ギリギリ...
「頑張りすぎだ」
と、一声かけた。
彼女は、全身を震わせて涙をこぼし、
その胸に救いを求めた。
「サイト…さん」
「姫…様…」
「アンで…いいのです」
「アン…」
彼女は全身で相手を欲する。処女(おとめ)であるにも関わらず、
純粋に、ただ愛を感じたくて仕方が無いようで、
サイトはそれに応えてやった。
唇を吸い合わせると、彼女の表情は安らかな、安堵した表情に...
「ああ…」
「アン…」
月明かりが女王の寝室に差し込んでいる。昨日までは一人だけ...
人間一人の寝床にしては、広すぎた。女王の肩書きの為の部屋。
その中では、一人も二人も大差は無いはずだが、
今、一人では無い事が新たな空間を作っていた。
399 名前:220 2/4 サイト×アンリエッタ[sage] 投稿日:2006/...
「淋しい…の…」
「わかってる…」
「ずっと…淋しかったの…」
唇をいくら重ねても、彼女の涙は止まらない。
アンリエッタに取って幾年も待った、心許せる相手を見つけた...
お互いの温かい唇を確認しながら、サイトは優しく、諭すよう...
「もう泣かないでくれ…」
「はい…」
「俺がいる…」
それでも頬を伝う涙に、サイトは口づけで応えた。
いつからか、お互いの気持ちが最高点に近づくのを感じ、着て...
目はしっかりと互いを捉えたまま、徐々に生まれたままの姿に...
アンリエッタは、そのたわわな乳房や、処女王である以上秘め...
「温かい…」
「アン…可愛い…」
「…ありがとう…」
今だけは飾らない女王の言葉。「お上手」などの言葉は使わない。
素直に返事をしてくれれば。それだけでサイトはアンリエッタ...
慣れない手つきなど関係無かった。
サイトが懸命に、アンリエッタを愛する気持ちを持って、体を...
アンリエッタは喜んで自らの肢体を差し出す事が出来る。
400 名前:220 3/4 サイト×アンリエッタ[sage] 投稿日:2006/...
「お願い…します」
「アン?」
「…?」
「お願い、じゃない。これは二人でする事なんだ…」
「…そうですわね…」シーツに一度くるまれたアンリエッタの体を...
首筋にキスをしても
乳房に触れても、
背中を抱いても、
秘部に触れても、
アンリエッタは甘い声で返した。
「あん…ひゃん…」
「……いい?」
「は…ひん…」
声にならない声を上げ続けた、アンリエッタの望みがこの先に...
一つになりたい…
不意に気持ちを確かめたくなり、馬乗りになって顔を覗き込む。
サイトがアンリエッタの顔をしっかりと見つめると、アンリエ...
「サイトさん…私と…」
「…ああ…いくよ…」
「…はい…」
既にサイトの男性はアンリエッタの秘部にあてがわれている。
ソレをゆっくりサイトが押し込んで、
二人は繋がった。
「…ふぅっ…」
「大丈夫?痛いん…」
アンリエッタがサイトの言葉を遮る。
「いいえ…それより…幸せです…」
「アン…」
力み、肩に強く食い込んだアンリエッタの爪の痛みを気にせず...
401 名前:220 4/4 サイト×アンリエッタ[sage] 投稿日:2006/...
「…す、少しずつ…」
「うん…優しくする…」
「…サイトさん…気持ち良い?」
「凄く…良いよ…」
そんなやりとりと、下半身から伝わる相手の温もりを感じて、...
アンリエッタの声に色味が帯びていく。
「…んっ……はぁんっ…」
「気持ちいいのか?」
「いや…こんな恥ずかしい声…あんっ」
「もっと…可愛い…」
愛撫と繋がり、サイトがその両方を与えると、アンリエッタの...
「な…何か…きちゃう…ああっ!」
「アンっ…くっ…」
そうして、処女王が処女を喪失した夜。
その日も、アンリエッタは枕を自分の涙で濡らしていた。
夢に見るのはかつての恋人か、国民への謝罪の意か。
しかし今日は、その寝顔に僅かな笑みが戻った。
悲しい寝言を聞いた横の相手が直ぐに、抱き寄せて涙を拭いて...
「サイトさん…」
「…夢の中でも…俺がいるのかな…」
完
一度気分転換に書いてしまいました(しかもルイズいない)…orz
これの続きも考えたのですが、先にシエスタの続きを書いた方...
何やら純愛の需要があったと思いましたので…失礼しましたorz
終了行:
398 名前:220 1/4 サイト×アンリエッタ[sage] 投稿日:2006/...
愛する者との別れ。この二人の場合は同じだった。
死別。
傷心。
ある意味ではとても似通っているかも知れない。
惹かれたのは王女の、いや、女王の方だ。
心に数えきれない、深い傷を抱え、
書類を見れば表情を曇らせ、
民衆の前では高貴な笑顔を振りまいた。
その中は壊れかけの、女王。
だから、惹かれたのかも知れない。その華奢な体で、ギリギリ...
「頑張りすぎだ」
と、一声かけた。
彼女は、全身を震わせて涙をこぼし、
その胸に救いを求めた。
「サイト…さん」
「姫…様…」
「アンで…いいのです」
「アン…」
彼女は全身で相手を欲する。処女(おとめ)であるにも関わらず、
純粋に、ただ愛を感じたくて仕方が無いようで、
サイトはそれに応えてやった。
唇を吸い合わせると、彼女の表情は安らかな、安堵した表情に...
「ああ…」
「アン…」
月明かりが女王の寝室に差し込んでいる。昨日までは一人だけ...
人間一人の寝床にしては、広すぎた。女王の肩書きの為の部屋。
その中では、一人も二人も大差は無いはずだが、
今、一人では無い事が新たな空間を作っていた。
399 名前:220 2/4 サイト×アンリエッタ[sage] 投稿日:2006/...
「淋しい…の…」
「わかってる…」
「ずっと…淋しかったの…」
唇をいくら重ねても、彼女の涙は止まらない。
アンリエッタに取って幾年も待った、心許せる相手を見つけた...
お互いの温かい唇を確認しながら、サイトは優しく、諭すよう...
「もう泣かないでくれ…」
「はい…」
「俺がいる…」
それでも頬を伝う涙に、サイトは口づけで応えた。
いつからか、お互いの気持ちが最高点に近づくのを感じ、着て...
目はしっかりと互いを捉えたまま、徐々に生まれたままの姿に...
アンリエッタは、そのたわわな乳房や、処女王である以上秘め...
「温かい…」
「アン…可愛い…」
「…ありがとう…」
今だけは飾らない女王の言葉。「お上手」などの言葉は使わない。
素直に返事をしてくれれば。それだけでサイトはアンリエッタ...
慣れない手つきなど関係無かった。
サイトが懸命に、アンリエッタを愛する気持ちを持って、体を...
アンリエッタは喜んで自らの肢体を差し出す事が出来る。
400 名前:220 3/4 サイト×アンリエッタ[sage] 投稿日:2006/...
「お願い…します」
「アン?」
「…?」
「お願い、じゃない。これは二人でする事なんだ…」
「…そうですわね…」シーツに一度くるまれたアンリエッタの体を...
首筋にキスをしても
乳房に触れても、
背中を抱いても、
秘部に触れても、
アンリエッタは甘い声で返した。
「あん…ひゃん…」
「……いい?」
「は…ひん…」
声にならない声を上げ続けた、アンリエッタの望みがこの先に...
一つになりたい…
不意に気持ちを確かめたくなり、馬乗りになって顔を覗き込む。
サイトがアンリエッタの顔をしっかりと見つめると、アンリエ...
「サイトさん…私と…」
「…ああ…いくよ…」
「…はい…」
既にサイトの男性はアンリエッタの秘部にあてがわれている。
ソレをゆっくりサイトが押し込んで、
二人は繋がった。
「…ふぅっ…」
「大丈夫?痛いん…」
アンリエッタがサイトの言葉を遮る。
「いいえ…それより…幸せです…」
「アン…」
力み、肩に強く食い込んだアンリエッタの爪の痛みを気にせず...
401 名前:220 4/4 サイト×アンリエッタ[sage] 投稿日:2006/...
「…す、少しずつ…」
「うん…優しくする…」
「…サイトさん…気持ち良い?」
「凄く…良いよ…」
そんなやりとりと、下半身から伝わる相手の温もりを感じて、...
アンリエッタの声に色味が帯びていく。
「…んっ……はぁんっ…」
「気持ちいいのか?」
「いや…こんな恥ずかしい声…あんっ」
「もっと…可愛い…」
愛撫と繋がり、サイトがその両方を与えると、アンリエッタの...
「な…何か…きちゃう…ああっ!」
「アンっ…くっ…」
そうして、処女王が処女を喪失した夜。
その日も、アンリエッタは枕を自分の涙で濡らしていた。
夢に見るのはかつての恋人か、国民への謝罪の意か。
しかし今日は、その寝顔に僅かな笑みが戻った。
悲しい寝言を聞いた横の相手が直ぐに、抱き寄せて涙を拭いて...
「サイトさん…」
「…夢の中でも…俺がいるのかな…」
完
一度気分転換に書いてしまいました(しかもルイズいない)…orz
これの続きも考えたのですが、先にシエスタの続きを書いた方...
何やら純愛の需要があったと思いましたので…失礼しましたorz
ページ名: