ゼロの使い魔保管庫
[
トップ
] [
新規
|
一覧
|
単語検索
|
最終更新
|
ヘルプ
]
開始行:
128 名前:ルイズとサイトの夜 1/2[sage] 投稿日:2006/11/08...
ルイズはサイトを連れ立って町に買い物に来ていた。
「やっぱり馬は慣れないなぁ…尻が痛ぇよ!」
「ここが一番近い町なんだから!少しは我慢なさい!」
「遠すぎるんだよ!コンビニみたいなのが近くにありゃいいの...
「何よ?コンビニって」
「何でも売ってる店で一日中やってる便利な店だよ」
「学院にだって、たまに馬車で露天商が来るわよ」
「田舎の移動スーパーみたいなもんか…」
「何よ?スーパーって」
「いや…説明が面倒だから…もういいや」
「あっそ、だったら黙って付いて来なさい!」
横道に入り…路地裏に向うと辺りをキョロキョロと見渡しながら...
「確か…このへんだって聞いてきたんだけど…」
しばらく歩き、見慣れない看板の店の前で止まって確認する。
「ここ…かしら?」
店のドアを開ける!
「・・・」
店主はカウンターで、何かを読みながら目を伏せたまま挨拶を...
「無愛想な店だな?!」
サイトがルイズに言った。
「別に構わないわ!」
「文句を言わないなんて、お前にしちゃ珍しいな?」
「う、うるさいわね!いいのよ…黙ってなさい!」
ルイズは店内を見渡し…やがて意を決したように店主に尋ねた。
「…あるかしら?」
ん?今、ルイズは何て言ったんだ?
店主はルイズの言葉に…黙ったまま裏手に何かを取りに行って戻...
「こちらでいかがでしょう?」
ルイズはサイトの方に向き直り…しばし眺めて考えた後、店主に...
「あの時アンタ…もっと大きなのを使ってたわよねぇ…」
また武器でも買ってくれるのだろうか?今度は伝説の歌に倣っ...
「もっと大きくて太いのがいいわ」
「しかしお客様には、このくらいの大きさの方が…」
「『もっと大きくて太いのがいい』って言ったのよ!」
腰にに手を当てて高飛車に言い切るルイズの迫力に店主がたじ...
「わ、わかりました…」
そう言うと、再び店主は裏手に何かを取りに行く。
「こちらでいかがでしょう?」
再び振り返り、サイトを上から下までマジマジと見つめると…
「そうね…頂くわ!おいくら?」
「2エキューで!新金貨なら3枚になります」
「ちょっと高いわね!?」
「最近の物は高性能ですんで…へへ」
背後からサイトが口を挟む。
「何だ?高いのか?いくらかなら俺も持ってるぞ」
「うるさいわね!黙ってなさい!いったい誰のせいで…ぶつぶつ...
「え?何?」
「だから!黙ってなさい!」
「へぃへぃ」
ルイズは新金貨で支払いを済ませると、そそくさと店を後にし...
サイトはまた馬で帰路に付くかと思うとそれだけで憂鬱な気分...
なぜかルイズは「すぐに帰りたい!」という嬉々としたオーラ...
買い物帰り…電車の中で包みを開けてしまいたい衝動を必死に抑...
サイトにはそんな感じに見えた。
129 名前:ルイズとサイトの夜 2/2[sage] 投稿日:2006/11/08...
学院に戻る頃には既に夕刻で…部屋に落ち着いた時にはもう日が...
部屋に戻ると…なぜかルイズがすぐに扉に鍵を掛けた。
反射的にサイトがビクッっと身構える!まさか、お仕置きタイ...
「お、俺…な、何かしたかな〜?」
尻が痛いと愚痴った事か?余計な口出しをした事か?
馬に乗るとき、つかまる場所を腹と胸…間違えた事か?
シエスタと昨日の夕飯を2人だけで食った事か?その後の夜のア...
王宮に呼ばれたときアンリエッタとまたアレ(自主規制)しちゃ...
あれこれ考えを巡らせていると…着替えを済ませたルイズが振り...
相変わらずのスケスケネグリジェ姿が月明かりにシルエットと...
少々上気した様にも見える表情…目も潤んでいるように見えるの...
「ねぇ」
「わん!」
条件反射である!思わず叱られていると思い、犬モードになっ...
「まぁ犬でもいいけど…聞きたい事があるの」
「な、何かな?」
ちょっと怖いな…いったい何を聞かれるんだろう?
「こっちの世界に来てから…アレ…どうしてるの?」
「アレ?」
「ほ、ほら、その…健康な男の子なら…あの…その」
「何だよ?ハッキリ言えよ」
「できない時って…その…どうしてんのよ」
「はぁ?」
「ほら、その…いつも一緒に寝てるし、同じ部屋だし…」
「あぁ」
「どう…処理してんのかなぁ…て」
「な、何を聞いてるんだよ?!」
「うるさいわね!好きで聞いてるんじゃないわよ!」
「じゃ何でだよ?」
「つ、使い魔の管理は主人の務めだし…そ、それに…」
「それに?」
「使い魔が勝手に交尾しちゃったら困るじゃない!」
「交尾って…」
「だ、だから…教えなさいよ!」
「言えば管理してくれるのか?」
「え?」
「ご主人様が責任を持って、使い魔の性欲まで管理してくれん...
「な、な、な、何を言ってるのかしら!」
「だってそういう事だろ?」
ルイズは耳まで顔を真っ赤にしながら黙ってしまった。そして...
しまった!言い過ぎたか?!やばい!ムチか?拘束具か?
サイトの予想を裏切り…ルイズはうつむいたまま小さな消え入る...
「そ、それも…し、仕方無いわね…」
187 名前:ルイズとサイトの夜(1/4)[sage] 投稿日:2006/11...
意外な答えにサイトは一瞬戸惑いを見せたが…ここは引く訳には...
「ち、ちゃんと教えるから…よ、よく聞けよ!」
「わ、わかったから!さ…さ…さ…さっさと教えなさいよ!」
売り言葉に買い言葉…どちらも話を逸らすタイミングを完全に逃...
「普段はお前が寝たのを確認してからだな…その…なんだ…隣で…」
「な!なんですってぇ?!」
不潔なものを見るような、蔑んだ目で睨みつけながらルイズが...
「あ、いや…だから…」
「寝ている私の隣でしてたの?アンタ?」
そう言いながらチラリとベッドに目をやり、ルイズはその時の...
「そっと抜け出して…トイレでしたり…とか」
「アンタ!バカじゃないの?!」
「なんだよ!お前が教えろって言うから言ったんじゃねぇか!」
「そ…そういう…意味じゃ…なくて…」
顔を真っ赤に表面上は怒りを現しながらも…何度も頭で想像を反...
「私が隣にいるのに…どうして何もしないのよ!」
「はぁ?」何を言っているんだ?このご主人様は?
「だって手を出したら怒るだろ?オマエ!」
「そんなの当たり前じゃない!」
「意味わかんねぇよ!」
「だ…だから…私は…眠ってるん…でしょ…?」
どうやらこのプライドだけは高いご主人様は、自分に魅力が無...
だから眠っていても手出しされないんだ!…そう解釈したようだ...
サイトは大きな溜息を一つ吐くと…言い切った!
「でもオカズはいつもオマエ!ルイズだ!」
その一言に思わず顔が緩むルイズだったが…ご主人様の精一杯の...
「そ、そんな事が許されると思ってんの?!」
「そんなこと百も承知だけど…実を言うとだな…」
サイトのカミングアウトは更に続いた。
「たまには…その…身体を摺り寄せたり…尻を撫でたり…胸を触っ...
「え?え?」
「可愛い子が一緒に寝てるんだぞ!そのくらい当たり前じゃね...
「か、か、か、可愛い?…私が?」
ルイズの頭から湯気が噴出すのが見えるほどに更に顔が真っ赤...
「何度も言わせんな!」
「魅力が無いから…とかじゃ無かったの?」
「我慢してるだけだ!だから一人でしてたんじゃねぇか!」
その言葉でルイズの頭から不安要素が取り払われる。嫌われて...
魅力が無いから…でも無かった。それが今しっかりと確認・理解...
「私の事…考えながら…してたの?」
「そうだよ!悪いかよ?!」
「悪いなんて言って無いじゃない!」
口調こそきつかったが…ルイズの表情からは安堵の様子が見て取...
「なぁルイズ…?」
「な、何よ?!」
「今日は様子が変だぞ。町に行った時もそう思ったけど…」
そう切り替えされたルイズは急に落ち着きが無くなり、あたふ...
「な、何でも無いわよ!」
「突然、性欲処理の話なんてするし…何かあったのか?」
図星を突かれたルイズの反応は実に分り易い。サイトは過去の...
「言ってみろ」
「し、知らないわよ!」
サイトはその言葉でピーンと来た!また誰かに何かを吹き込ま...
「今回は誰だ?」
「だ、だ、誰…って…?」
「入れ知恵したヤツだよ!」
そんな問答を何度か繰り返す内にルイズはやっと重い口を開い...
188 名前:ルイズとサイトの夜(2/4)[sage] 投稿日:2006/11...
「キ…キュルケ…」
「はぁ…キュルケかぁ」
「…と…タバサ…」
「タバサも?」
「と…」
「まだいんのかよ!」
「モンモランシー…」
「みんなじゃねぇか!」
女の子同士で集まって、いったいどんな話をしているんだか…と...
「不安…だったから…」
「別に、魅力が無いから手を出さない!とか…そういうのとは違...
「あ…いや…そうじゃなくて…」
なんだ?何をモジモジしてるんだ?それだけの話じゃないのか?
「逆…」
「逆?」
何が逆なんだ?何を言っているんだ?
「わ…私が…し…してたから…」
「は?」
何度もオウム返しに聞き返すサイトに業を煮やしたルイズが声...
「サイトが寝た後、私も隣で何度もしてたの!」
顔を真っ赤にして…100m全力疾走後の様に口からはハァハァと...
「それで、俺もしてるか確認したかったのか?」
「そ、そうよ…」
「だって!私だけしてるなんてバカみたいじゃない!」
「お互いに我慢してたって訳か…」
「我慢なんかじゃないわ!私は…そう!ただ節度を保ってただけ...
「同じ事じゃねぇか…」
「ち、違うわよ!アンタの節操の無いオナニーとは違うんだか...
その言葉にさすがにカチンと来たサイトはルイズに言った!
「じゃぁどう違うか見せて貰おうじゃねぇか!」
「へ?」
「さっき『使い魔の性欲まで管理してくれんのか?』って聞い...
「『それも仕方無いわね』って言ってたよなぁ?」
「い、言ったかも…しれないけど…」
「さっきからこんな話をされて、俺…今やりたくて仕方ないんだ...
そう言うとサイトは上着を脱ぎ、ズボンのベルトに手を掛ける…。
「え?え?…」
驚くルイズを尻目に一気にパンツまで脱ぐと…大きくなったモノ...
思わず両手で目を覆うルイズだが、指の隙間からシッカリとそ...
「どう違うのか…お前もやって見せてくれよ」
そう言いながらサイトは自分のモノをしごきながらルイズに詰...
それを見たルイズはまるで魔法にでも掛かったかのように…ベッ...
少し息を荒げながら…そっと股間に指を伸ばした。
「言われたから…するわけじゃないんだから!」
腰掛けたルイズの顔の位置と、立っているサイトの股間の高さ...
ルイズの眼前に近づき…モノをしごき続けるサイト…。それを見...
「た、ただの…使い魔の性欲処理の管理よ!」
「本当は自分がしたいだけなんだろ?」
「ち…違うわよ!やって見せてあげれば…早く処理出来ると思っ...
言葉とは裏腹に股間の指の動きはスピードを増していく…。
「直接…処理して貰っても…いいんだけどなぁ」
サイトがイタズラっぽく悪魔のように…ルイズの耳元で囁く。
一瞬ルイズの指の動きが止まり…かすかに喉をゴクリと鳴らす音...
無言で了承の意思を示すと…そっと片手をサイトのモノに添える...
「いつ見ても…お、大きいわね…」
そう言いながら淫らに口を開け…舌を伸ばし…先端を優しく舐め...
股間の指が再び動き始める…その動きに合わせて時折りピクリと...
サイトのモノを唇でしごくように…吸い付くように…口内へと吸...
サイトが聞いた…
「『いつ見ても』ってどういう意味だ?」
189 名前:ルイズとサイトの夜(3/4)[sage] 投稿日:2006/11...
尋ねてみてもルイズの口は塞がれていて答えない!それ以前に...
周囲の声など…もはや耳に届いていない様だった。
もどかしそうに腰をくねらせながらルイズは…器用に自ら下着を...
薄い桃色の柔毛は朝露に濡れた水滴の様にキラキラと光り…指は...
口からは唾液交じりの音が…股間からは愛液の湿った音が…淫ら...
「ルイズ…」
サイトのその言葉に全てを察したルイズが「ちゅぽん!」と言...
ゆっくりとした動作でベッドに横になった。その上にサイトが...
「サイト…」
そっと膝を曲げさせ…それを左右に広げると…そこには既に準備...
軽く先端をあてがうと…ヌルリとした感覚と共に吸い込まれる様...
一旦引き抜き…次は半分ほど埋没する…少し抵抗感があった。
「ルイズ…いくよ?」
「いちいち言わなくていいから!バカ!」
「じゃ…」
少し引き抜き…今度は一気に奥までねじ込む!途中に抵抗感があ...
「い、痛い!」
「ご、ごめん!」
慌てて引き抜こうとするサイトに両足を絡め…それを阻止するル...
「いいから…続けなさいよ!」
「でも…」
「構わないって言ってるの!」
「わかったよ…」
ルイズは両手で顔を覆ったまま…どうやら苦痛に顔を歪ませ痛み...
「大丈夫か?」
「黙りなさい!バカ!」
何度か繰り返す内に…苦痛の顔が…徐々に光悦の表情に変わって...
痛みを押し殺していた声も、いつしか悦びの喘ぎ声に変わって...
やがてサイトの下腹部に最終局面を告げる感覚が走る…腰の動き...
「きて…」
ルイズが両手を広げてサイトを求める。
身体を重ね密着させ…激しく唇を重ねて舌を絡め合い…呼吸困難...
一時…時間が止まる…やっと離した口からは混ざり合った互いの...
余韻を楽しむよう身体を重ねたまま…耳元に囁くように言葉を発...
「聞いてもいいか?」
「『どうだった?』とかマヌケな事言ったら殺すわよ!」
「さっき『いつ見ても』って言ったの、どういう意味だ?」
「あ…うぅ…」
バツが悪そうに頬を赤らめるルイズ。
「あのね…『たまに身体を摺り寄せたり…尻を撫でたり…』って言...
「あぁ言ったな」 (あえて『胸を触ったり…』の部分は削除な...
「そうしてたのは…サイトだけじゃ無いって事…」
「あ!?」
「…朝とか…凄くなってるし…」
「いつも触ったりしてたのか?」
「た…たまによ…」
サイトは少し驚いたが…ルイズも健康的な普通の女の子だったわ...
「なぁ…これからはお互い我慢するのはやめないか?」
「じゃ毎日ね!日課!これ決定!」
「毎日は無理だ!俺…ほら今はシュバリエだから…王宮に泊まる...
ルイズは頬をふくらませて不満の意思表示をした。
「ご…ごめん…」
190 名前:ルイズとサイトの夜(4/4)[sage] 投稿日:2006/11...
申し訳なさそうにうなだれるサイトを見てルイズが笑顔に戻っ...
「嘘よ!大丈夫!安心していいわ!そんな事もあろうかと…」
ルイズは仰向けにサイトを見上げたまま枕の下に手を伸ばすと...
「今日の昼間…買いに行ったモノよ♪」
「こ、こんなモノを買ってたのかぁ!」
その手には『大きくて太い』バイブレーターが握られていた。
「稼動の魔法が掛かっていて…ほら!動くのよ♪」
良く見れば大きさも太さもサイトのモノとほぼ同じだった。わ...
「これで問題は解決だわ!」
「いや…問題大有りだ!」
「な…何よ?ダメ?」
「いや…それの話じゃなくて…」
「何よ?ハッキリ言いなさいよ!」
……………
……………
……………
……………
「中で…出しちゃった…」
「あーーーー!」
-完-
駄作にお付き合い有り難うでした!一応終わったです
120秒規制で、ちょっと投下しにくい^^;
(謎の人)
終了行:
128 名前:ルイズとサイトの夜 1/2[sage] 投稿日:2006/11/08...
ルイズはサイトを連れ立って町に買い物に来ていた。
「やっぱり馬は慣れないなぁ…尻が痛ぇよ!」
「ここが一番近い町なんだから!少しは我慢なさい!」
「遠すぎるんだよ!コンビニみたいなのが近くにありゃいいの...
「何よ?コンビニって」
「何でも売ってる店で一日中やってる便利な店だよ」
「学院にだって、たまに馬車で露天商が来るわよ」
「田舎の移動スーパーみたいなもんか…」
「何よ?スーパーって」
「いや…説明が面倒だから…もういいや」
「あっそ、だったら黙って付いて来なさい!」
横道に入り…路地裏に向うと辺りをキョロキョロと見渡しながら...
「確か…このへんだって聞いてきたんだけど…」
しばらく歩き、見慣れない看板の店の前で止まって確認する。
「ここ…かしら?」
店のドアを開ける!
「・・・」
店主はカウンターで、何かを読みながら目を伏せたまま挨拶を...
「無愛想な店だな?!」
サイトがルイズに言った。
「別に構わないわ!」
「文句を言わないなんて、お前にしちゃ珍しいな?」
「う、うるさいわね!いいのよ…黙ってなさい!」
ルイズは店内を見渡し…やがて意を決したように店主に尋ねた。
「…あるかしら?」
ん?今、ルイズは何て言ったんだ?
店主はルイズの言葉に…黙ったまま裏手に何かを取りに行って戻...
「こちらでいかがでしょう?」
ルイズはサイトの方に向き直り…しばし眺めて考えた後、店主に...
「あの時アンタ…もっと大きなのを使ってたわよねぇ…」
また武器でも買ってくれるのだろうか?今度は伝説の歌に倣っ...
「もっと大きくて太いのがいいわ」
「しかしお客様には、このくらいの大きさの方が…」
「『もっと大きくて太いのがいい』って言ったのよ!」
腰にに手を当てて高飛車に言い切るルイズの迫力に店主がたじ...
「わ、わかりました…」
そう言うと、再び店主は裏手に何かを取りに行く。
「こちらでいかがでしょう?」
再び振り返り、サイトを上から下までマジマジと見つめると…
「そうね…頂くわ!おいくら?」
「2エキューで!新金貨なら3枚になります」
「ちょっと高いわね!?」
「最近の物は高性能ですんで…へへ」
背後からサイトが口を挟む。
「何だ?高いのか?いくらかなら俺も持ってるぞ」
「うるさいわね!黙ってなさい!いったい誰のせいで…ぶつぶつ...
「え?何?」
「だから!黙ってなさい!」
「へぃへぃ」
ルイズは新金貨で支払いを済ませると、そそくさと店を後にし...
サイトはまた馬で帰路に付くかと思うとそれだけで憂鬱な気分...
なぜかルイズは「すぐに帰りたい!」という嬉々としたオーラ...
買い物帰り…電車の中で包みを開けてしまいたい衝動を必死に抑...
サイトにはそんな感じに見えた。
129 名前:ルイズとサイトの夜 2/2[sage] 投稿日:2006/11/08...
学院に戻る頃には既に夕刻で…部屋に落ち着いた時にはもう日が...
部屋に戻ると…なぜかルイズがすぐに扉に鍵を掛けた。
反射的にサイトがビクッっと身構える!まさか、お仕置きタイ...
「お、俺…な、何かしたかな〜?」
尻が痛いと愚痴った事か?余計な口出しをした事か?
馬に乗るとき、つかまる場所を腹と胸…間違えた事か?
シエスタと昨日の夕飯を2人だけで食った事か?その後の夜のア...
王宮に呼ばれたときアンリエッタとまたアレ(自主規制)しちゃ...
あれこれ考えを巡らせていると…着替えを済ませたルイズが振り...
相変わらずのスケスケネグリジェ姿が月明かりにシルエットと...
少々上気した様にも見える表情…目も潤んでいるように見えるの...
「ねぇ」
「わん!」
条件反射である!思わず叱られていると思い、犬モードになっ...
「まぁ犬でもいいけど…聞きたい事があるの」
「な、何かな?」
ちょっと怖いな…いったい何を聞かれるんだろう?
「こっちの世界に来てから…アレ…どうしてるの?」
「アレ?」
「ほ、ほら、その…健康な男の子なら…あの…その」
「何だよ?ハッキリ言えよ」
「できない時って…その…どうしてんのよ」
「はぁ?」
「ほら、その…いつも一緒に寝てるし、同じ部屋だし…」
「あぁ」
「どう…処理してんのかなぁ…て」
「な、何を聞いてるんだよ?!」
「うるさいわね!好きで聞いてるんじゃないわよ!」
「じゃ何でだよ?」
「つ、使い魔の管理は主人の務めだし…そ、それに…」
「それに?」
「使い魔が勝手に交尾しちゃったら困るじゃない!」
「交尾って…」
「だ、だから…教えなさいよ!」
「言えば管理してくれるのか?」
「え?」
「ご主人様が責任を持って、使い魔の性欲まで管理してくれん...
「な、な、な、何を言ってるのかしら!」
「だってそういう事だろ?」
ルイズは耳まで顔を真っ赤にしながら黙ってしまった。そして...
しまった!言い過ぎたか?!やばい!ムチか?拘束具か?
サイトの予想を裏切り…ルイズはうつむいたまま小さな消え入る...
「そ、それも…し、仕方無いわね…」
187 名前:ルイズとサイトの夜(1/4)[sage] 投稿日:2006/11...
意外な答えにサイトは一瞬戸惑いを見せたが…ここは引く訳には...
「ち、ちゃんと教えるから…よ、よく聞けよ!」
「わ、わかったから!さ…さ…さ…さっさと教えなさいよ!」
売り言葉に買い言葉…どちらも話を逸らすタイミングを完全に逃...
「普段はお前が寝たのを確認してからだな…その…なんだ…隣で…」
「な!なんですってぇ?!」
不潔なものを見るような、蔑んだ目で睨みつけながらルイズが...
「あ、いや…だから…」
「寝ている私の隣でしてたの?アンタ?」
そう言いながらチラリとベッドに目をやり、ルイズはその時の...
「そっと抜け出して…トイレでしたり…とか」
「アンタ!バカじゃないの?!」
「なんだよ!お前が教えろって言うから言ったんじゃねぇか!」
「そ…そういう…意味じゃ…なくて…」
顔を真っ赤に表面上は怒りを現しながらも…何度も頭で想像を反...
「私が隣にいるのに…どうして何もしないのよ!」
「はぁ?」何を言っているんだ?このご主人様は?
「だって手を出したら怒るだろ?オマエ!」
「そんなの当たり前じゃない!」
「意味わかんねぇよ!」
「だ…だから…私は…眠ってるん…でしょ…?」
どうやらこのプライドだけは高いご主人様は、自分に魅力が無...
だから眠っていても手出しされないんだ!…そう解釈したようだ...
サイトは大きな溜息を一つ吐くと…言い切った!
「でもオカズはいつもオマエ!ルイズだ!」
その一言に思わず顔が緩むルイズだったが…ご主人様の精一杯の...
「そ、そんな事が許されると思ってんの?!」
「そんなこと百も承知だけど…実を言うとだな…」
サイトのカミングアウトは更に続いた。
「たまには…その…身体を摺り寄せたり…尻を撫でたり…胸を触っ...
「え?え?」
「可愛い子が一緒に寝てるんだぞ!そのくらい当たり前じゃね...
「か、か、か、可愛い?…私が?」
ルイズの頭から湯気が噴出すのが見えるほどに更に顔が真っ赤...
「何度も言わせんな!」
「魅力が無いから…とかじゃ無かったの?」
「我慢してるだけだ!だから一人でしてたんじゃねぇか!」
その言葉でルイズの頭から不安要素が取り払われる。嫌われて...
魅力が無いから…でも無かった。それが今しっかりと確認・理解...
「私の事…考えながら…してたの?」
「そうだよ!悪いかよ?!」
「悪いなんて言って無いじゃない!」
口調こそきつかったが…ルイズの表情からは安堵の様子が見て取...
「なぁルイズ…?」
「な、何よ?!」
「今日は様子が変だぞ。町に行った時もそう思ったけど…」
そう切り替えされたルイズは急に落ち着きが無くなり、あたふ...
「な、何でも無いわよ!」
「突然、性欲処理の話なんてするし…何かあったのか?」
図星を突かれたルイズの反応は実に分り易い。サイトは過去の...
「言ってみろ」
「し、知らないわよ!」
サイトはその言葉でピーンと来た!また誰かに何かを吹き込ま...
「今回は誰だ?」
「だ、だ、誰…って…?」
「入れ知恵したヤツだよ!」
そんな問答を何度か繰り返す内にルイズはやっと重い口を開い...
188 名前:ルイズとサイトの夜(2/4)[sage] 投稿日:2006/11...
「キ…キュルケ…」
「はぁ…キュルケかぁ」
「…と…タバサ…」
「タバサも?」
「と…」
「まだいんのかよ!」
「モンモランシー…」
「みんなじゃねぇか!」
女の子同士で集まって、いったいどんな話をしているんだか…と...
「不安…だったから…」
「別に、魅力が無いから手を出さない!とか…そういうのとは違...
「あ…いや…そうじゃなくて…」
なんだ?何をモジモジしてるんだ?それだけの話じゃないのか?
「逆…」
「逆?」
何が逆なんだ?何を言っているんだ?
「わ…私が…し…してたから…」
「は?」
何度もオウム返しに聞き返すサイトに業を煮やしたルイズが声...
「サイトが寝た後、私も隣で何度もしてたの!」
顔を真っ赤にして…100m全力疾走後の様に口からはハァハァと...
「それで、俺もしてるか確認したかったのか?」
「そ、そうよ…」
「だって!私だけしてるなんてバカみたいじゃない!」
「お互いに我慢してたって訳か…」
「我慢なんかじゃないわ!私は…そう!ただ節度を保ってただけ...
「同じ事じゃねぇか…」
「ち、違うわよ!アンタの節操の無いオナニーとは違うんだか...
その言葉にさすがにカチンと来たサイトはルイズに言った!
「じゃぁどう違うか見せて貰おうじゃねぇか!」
「へ?」
「さっき『使い魔の性欲まで管理してくれんのか?』って聞い...
「『それも仕方無いわね』って言ってたよなぁ?」
「い、言ったかも…しれないけど…」
「さっきからこんな話をされて、俺…今やりたくて仕方ないんだ...
そう言うとサイトは上着を脱ぎ、ズボンのベルトに手を掛ける…。
「え?え?…」
驚くルイズを尻目に一気にパンツまで脱ぐと…大きくなったモノ...
思わず両手で目を覆うルイズだが、指の隙間からシッカリとそ...
「どう違うのか…お前もやって見せてくれよ」
そう言いながらサイトは自分のモノをしごきながらルイズに詰...
それを見たルイズはまるで魔法にでも掛かったかのように…ベッ...
少し息を荒げながら…そっと股間に指を伸ばした。
「言われたから…するわけじゃないんだから!」
腰掛けたルイズの顔の位置と、立っているサイトの股間の高さ...
ルイズの眼前に近づき…モノをしごき続けるサイト…。それを見...
「た、ただの…使い魔の性欲処理の管理よ!」
「本当は自分がしたいだけなんだろ?」
「ち…違うわよ!やって見せてあげれば…早く処理出来ると思っ...
言葉とは裏腹に股間の指の動きはスピードを増していく…。
「直接…処理して貰っても…いいんだけどなぁ」
サイトがイタズラっぽく悪魔のように…ルイズの耳元で囁く。
一瞬ルイズの指の動きが止まり…かすかに喉をゴクリと鳴らす音...
無言で了承の意思を示すと…そっと片手をサイトのモノに添える...
「いつ見ても…お、大きいわね…」
そう言いながら淫らに口を開け…舌を伸ばし…先端を優しく舐め...
股間の指が再び動き始める…その動きに合わせて時折りピクリと...
サイトのモノを唇でしごくように…吸い付くように…口内へと吸...
サイトが聞いた…
「『いつ見ても』ってどういう意味だ?」
189 名前:ルイズとサイトの夜(3/4)[sage] 投稿日:2006/11...
尋ねてみてもルイズの口は塞がれていて答えない!それ以前に...
周囲の声など…もはや耳に届いていない様だった。
もどかしそうに腰をくねらせながらルイズは…器用に自ら下着を...
薄い桃色の柔毛は朝露に濡れた水滴の様にキラキラと光り…指は...
口からは唾液交じりの音が…股間からは愛液の湿った音が…淫ら...
「ルイズ…」
サイトのその言葉に全てを察したルイズが「ちゅぽん!」と言...
ゆっくりとした動作でベッドに横になった。その上にサイトが...
「サイト…」
そっと膝を曲げさせ…それを左右に広げると…そこには既に準備...
軽く先端をあてがうと…ヌルリとした感覚と共に吸い込まれる様...
一旦引き抜き…次は半分ほど埋没する…少し抵抗感があった。
「ルイズ…いくよ?」
「いちいち言わなくていいから!バカ!」
「じゃ…」
少し引き抜き…今度は一気に奥までねじ込む!途中に抵抗感があ...
「い、痛い!」
「ご、ごめん!」
慌てて引き抜こうとするサイトに両足を絡め…それを阻止するル...
「いいから…続けなさいよ!」
「でも…」
「構わないって言ってるの!」
「わかったよ…」
ルイズは両手で顔を覆ったまま…どうやら苦痛に顔を歪ませ痛み...
「大丈夫か?」
「黙りなさい!バカ!」
何度か繰り返す内に…苦痛の顔が…徐々に光悦の表情に変わって...
痛みを押し殺していた声も、いつしか悦びの喘ぎ声に変わって...
やがてサイトの下腹部に最終局面を告げる感覚が走る…腰の動き...
「きて…」
ルイズが両手を広げてサイトを求める。
身体を重ね密着させ…激しく唇を重ねて舌を絡め合い…呼吸困難...
一時…時間が止まる…やっと離した口からは混ざり合った互いの...
余韻を楽しむよう身体を重ねたまま…耳元に囁くように言葉を発...
「聞いてもいいか?」
「『どうだった?』とかマヌケな事言ったら殺すわよ!」
「さっき『いつ見ても』って言ったの、どういう意味だ?」
「あ…うぅ…」
バツが悪そうに頬を赤らめるルイズ。
「あのね…『たまに身体を摺り寄せたり…尻を撫でたり…』って言...
「あぁ言ったな」 (あえて『胸を触ったり…』の部分は削除な...
「そうしてたのは…サイトだけじゃ無いって事…」
「あ!?」
「…朝とか…凄くなってるし…」
「いつも触ったりしてたのか?」
「た…たまによ…」
サイトは少し驚いたが…ルイズも健康的な普通の女の子だったわ...
「なぁ…これからはお互い我慢するのはやめないか?」
「じゃ毎日ね!日課!これ決定!」
「毎日は無理だ!俺…ほら今はシュバリエだから…王宮に泊まる...
ルイズは頬をふくらませて不満の意思表示をした。
「ご…ごめん…」
190 名前:ルイズとサイトの夜(4/4)[sage] 投稿日:2006/11...
申し訳なさそうにうなだれるサイトを見てルイズが笑顔に戻っ...
「嘘よ!大丈夫!安心していいわ!そんな事もあろうかと…」
ルイズは仰向けにサイトを見上げたまま枕の下に手を伸ばすと...
「今日の昼間…買いに行ったモノよ♪」
「こ、こんなモノを買ってたのかぁ!」
その手には『大きくて太い』バイブレーターが握られていた。
「稼動の魔法が掛かっていて…ほら!動くのよ♪」
良く見れば大きさも太さもサイトのモノとほぼ同じだった。わ...
「これで問題は解決だわ!」
「いや…問題大有りだ!」
「な…何よ?ダメ?」
「いや…それの話じゃなくて…」
「何よ?ハッキリ言いなさいよ!」
……………
……………
……………
……………
「中で…出しちゃった…」
「あーーーー!」
-完-
駄作にお付き合い有り難うでした!一応終わったです
120秒規制で、ちょっと投下しにくい^^;
(謎の人)
ページ名: