ゼロの使い魔保管庫
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352 名前:220 ルイズ×サイト 1/2[sage] 投稿日:2006/11/14...
やりそうでやらなかったルイズ傷心ネタです。
「おい…なんで泣くんだよ…」
「だって…だってぇ…」
涙が止まらなかった。守ってきてくれた証が、そこにあった。
「こんなになってるなんて…知らなかったもの…」
傷だらけの、いつも庇ってくれていた背中に、頭を当てた。
堅い、男の背中に指を這わせると、その傷跡が深いものだった...
自分の指は、こんなに綺麗なのに。
「私…謝らなきゃ…」
「いいよ。俺が好きでやったんだから。それに…」
「それに?」
「男が女を守るのは当たり前だろ?」
どうしようも無かった。サイトの私に対する気持ちは底なしで...
自分は何も返していない。
「ごめんなさい…ごめんなさい…」
「ルイズ」
向き直って、肩に手を置かれた。
その手があったかくて…傷だらけで…
「俺は大丈夫だから、気にすんなよ」
「…」
堪らなかった。自分だけ無傷だなんて。
責めて…癒やしてあげられれば…
「ねえ…サイト?」
「何だ?」
「手を貸して」
「…え?」
力の抜けたサイトの手を、自分の素肌に導く。
例え膨らんでいなくても…一番柔らかい場所に。
353 名前:220 ルイズ×サイト 2/2[sage] 投稿日:2006/11/14...
「どう?柔らかい?」
「え…あ…」
「無い胸で悪かったわね」
「…え…と」
「でも…一番柔らかいトコなんだから…」
「…ああ」
ドコを触られても良かった。サイトの体に少しでも安らぎを与...
それだけの事をしてきてくれたのだ。
「アンタったら無茶ばっかりしてるもの…これ位ならしてあげて...
「え…でも」
「わ、私の胸じゃ、やっぱり不満かしら…?」
「…そうじゃなくて…」
サイトが目を逸らした。少し感づいた事があり、サイトの股間...
「…やっぱり」
「…ゴメン」
「…私で興奮するの?」
サイトは無言で、細かく頷いた。
「…いいわよ」
「…へ?」
「す…好きな時にさせてあげる…」
「す、好きな時って?」
「そ、それは…毎晩でも…朝でも…」
「…」
「あ、あんまりがっつくのは良くないわよ?…でも…アンタなら…」
「お、俺なら?」
「その…本当に…いいわ…」
言って恥ずかしくなって、シーツの中に潜り込んだ。胸が高鳴...
「…ど、どうせ今からするんでしょ?」
「う…うん」
「わ、私を寝かさないでよね…?」
その日、ベッドの軋む音は止まなかった。
完
相変わらず純愛狂い…最後の方は趣味ですorz(ゴメン)
終了行:
352 名前:220 ルイズ×サイト 1/2[sage] 投稿日:2006/11/14...
やりそうでやらなかったルイズ傷心ネタです。
「おい…なんで泣くんだよ…」
「だって…だってぇ…」
涙が止まらなかった。守ってきてくれた証が、そこにあった。
「こんなになってるなんて…知らなかったもの…」
傷だらけの、いつも庇ってくれていた背中に、頭を当てた。
堅い、男の背中に指を這わせると、その傷跡が深いものだった...
自分の指は、こんなに綺麗なのに。
「私…謝らなきゃ…」
「いいよ。俺が好きでやったんだから。それに…」
「それに?」
「男が女を守るのは当たり前だろ?」
どうしようも無かった。サイトの私に対する気持ちは底なしで...
自分は何も返していない。
「ごめんなさい…ごめんなさい…」
「ルイズ」
向き直って、肩に手を置かれた。
その手があったかくて…傷だらけで…
「俺は大丈夫だから、気にすんなよ」
「…」
堪らなかった。自分だけ無傷だなんて。
責めて…癒やしてあげられれば…
「ねえ…サイト?」
「何だ?」
「手を貸して」
「…え?」
力の抜けたサイトの手を、自分の素肌に導く。
例え膨らんでいなくても…一番柔らかい場所に。
353 名前:220 ルイズ×サイト 2/2[sage] 投稿日:2006/11/14...
「どう?柔らかい?」
「え…あ…」
「無い胸で悪かったわね」
「…え…と」
「でも…一番柔らかいトコなんだから…」
「…ああ」
ドコを触られても良かった。サイトの体に少しでも安らぎを与...
それだけの事をしてきてくれたのだ。
「アンタったら無茶ばっかりしてるもの…これ位ならしてあげて...
「え…でも」
「わ、私の胸じゃ、やっぱり不満かしら…?」
「…そうじゃなくて…」
サイトが目を逸らした。少し感づいた事があり、サイトの股間...
「…やっぱり」
「…ゴメン」
「…私で興奮するの?」
サイトは無言で、細かく頷いた。
「…いいわよ」
「…へ?」
「す…好きな時にさせてあげる…」
「す、好きな時って?」
「そ、それは…毎晩でも…朝でも…」
「…」
「あ、あんまりがっつくのは良くないわよ?…でも…アンタなら…」
「お、俺なら?」
「その…本当に…いいわ…」
言って恥ずかしくなって、シーツの中に潜り込んだ。胸が高鳴...
「…ど、どうせ今からするんでしょ?」
「う…うん」
「わ、私を寝かさないでよね…?」
その日、ベッドの軋む音は止まなかった。
完
相変わらず純愛狂い…最後の方は趣味ですorz(ゴメン)
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