ゼロの使い魔保管庫
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100 名前:おねしょタバサ ◆qrZtCzv0Ak [sage] 投稿日:2006/...
ラグドリアンの湖畔、一人の少女が水遊びをしていた。
その少女の両親だろうか。二人の男女が岸辺に座り、優しい面...
季節は夏。
太陽の光が水面に反射して、キラキラと輝く宝石のような輝き...
膝上まで水に浸かり涼を感じている少女は、その宝石を両手で...
「母さま、母さまもこっちへきてー」
はしゃぎながら岸辺に居る両親を呼ぶ。
母さまと呼ばれた少女と同じ青い髪の女性がすっと立ち上がり...
パシャパシャと音を立て、水を掬って遊ぶ少女。近寄ってくる...
青髪の女性は、近づいた少女の横をそのまま通り過ぎ、湖の中...
「母さま?どこへいくの?」
少女が不思議そうに女性へ目をやる。
「母さま、そっちは深いから危険よ、母さま」
少女の言葉が聞こえていないかのように、女性は湖の中へと向...
「父さま!母さまがっ!」
岸辺に居る父のほうを振り返り、助けを求めようとしたが、そ...
ならば自分で、と思ったがどうしてかその場から足が動かない。
「父さまっ、母さまっ!ダメッ!行っちゃダメ!!母さまっ!...
その時だった。ずっと静かだった水面が突然渦を巻くようにう...
少女は波に攫われ、水の中へと引きずり込まれていった。
101 名前:おねしょタバサ ◆qrZtCzv0Ak [sage] 投稿日:2006/...
そこでタバサは目を覚ました。
ここはトリステイン魔法学院の宿舎。窓から差し込む日差しが...
夏季休暇真っ只中の本日、タバサは自室のベッドでうたた寝を...
昔の両親との楽しかった思い出を夢に見ていたのだが、途中か...
けれど懐かしかった過去を久しぶりに思い出し、ふっと一息つ...
敷布団には地図が出来上がっていた。
(ううう、うそ!お、おねしょ………しちゃった?)
あたふたと周りを見回すタバサ。近年稀に見る彼女の慌てぶり...
(おおお、落ち着いて、まず着替えて、それから布団を乾かせ...
スカートを脱ぎ、下着を履き替えたところでドアがノックされ...
「今日も暑くって嫌になっちゃうわよね。タバサ、いつもみた...
ノックに対する返事も聞かないうちに、声の主であるキュルケ...
そこからが早業だった。
タバサは敷布団の地図を、暑いから掛けないでたたんでおいた...
「あら、ずいぶん珍しい格好してるわね」
「あ、暑かった」
上着とマントは羽織っているのに、下は下着のみという格好に...
対するタバサの言い訳も苦しい。
「まぁいいわ、お邪魔するわ―――ってなによ」
タバサはキュルケの体を抑え、部屋の外へ押し出してドアを閉...
「今日はあなたの部屋」
「へ?私の部屋?珍しいわね」
「た、たまには気分転換」
「別にいいけど、あんたその格好で来る気かしら」
タバサは部屋に戻りドアを閉めて、わざわざ鍵をかけてから別...
部屋の前で待っていたキュルケが、ドアの隙間から目ざとくそ...
「スカートあのままだとシワになるわよ」
いいから、とキュルケの背を押し、キュルケの部屋へと向かっ...
102 名前:おねしょタバサ ◆qrZtCzv0Ak [sage] 投稿日:2006/...
「バカ犬ぅぅ!待ちなさい!!!」
ドゴーンという爆発音が廊下に響き渡る。
この学院では日常の事。
いつものようにシエスタと話をしていた才人を、いつものよう...
このままでは命が危ないと思った才人は、目の前にあった扉の...
「まったく!どこいったのかしらあの犬!」
扉の外をドタドタと足音が通り過ぎるのを聞いて安堵し、周り...
その部屋は、本棚の本や机の上はきれいに整頓されているのに...
床に放置してあるスカートと下着を畳もうと手に取る。悲しい...
「なんだこれ、濡れてんじゃん」
手に取ったそれがまだ濡れていることに気づいた才人は、とり...
スカートが局所的に濡れているのが気になったが、窓の近くに...
ふと、部屋を見回すと布団が乱れているのが目に付いた。
普段からルイズの雑用をこなしている才人には、部屋の散らか...
「ったく、布団くらいしっかりたためよ」
まったく貴族ってやつは、などとブツブツと文句を言いながら...
掛け布団をきれいにたたみ、ベッドから降ろすと、そこには地...
ナンデスカ、コレハ
地図?うん、俺は過去にこれによーく似た地図を見たことがあ...
その地図が母親に発見されたときは、叱られたっけなぁ……
つまり、これは、いわゆる『おねしょ』ってやつじゃありませ...
おいおい『おねしょ』ですかっ!俺だって小学校に上がる頃に...
いい歳してまだ『おねしょ』しちゃうんですかぁぁぁっ!!さ...
これは部屋の主が誰なんだか、是非とも調べなければならない...
ガチャ
そんなことを考えているサイトの後ろから、扉が開く音がした。
そこに立っていたのは、よく知っている青髪の少女だった。そ...
103 名前:おねしょタバサ ◆qrZtCzv0Ak [sage] 投稿日:2006/...
部屋に戻ると、ルイズの使い魔がいた。
何で彼が部屋に居るのか分からない。分からないけど――――っ!
部屋の中で小躍りせんばかりにはしゃいでいた彼は、私と目が...
「あ、あの、タバサさん?これはですね、ルイズに追われてい...
しどろもどろと言い訳をする才人を無視して部屋を見回すと、...
一応聞いておいてあげよう。
「見た」
「み、見てない!地図なんて見てない!―――あっ!」
掛けておいた布団も捲られている。ふーん、全部見ちゃったん...
手に持った杖に力をこめて詠唱を始める。危険すぎで、これま...
「ちょ、落ち着けタバサ!おねしょくらい誰でもしたことある...
おねしょおねしょと連呼するサイトめがけて、私はありったけ...
「ぎゃあああああああああああああ」
104 名前:D_K ◆qrZtCzv0Ak [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 1...
どうにも変態チックな小説ばかりでごめんなさい。
タバサはお漏らしっ娘!
いや、ほんとごめんなさい。
終了行:
100 名前:おねしょタバサ ◆qrZtCzv0Ak [sage] 投稿日:2006/...
ラグドリアンの湖畔、一人の少女が水遊びをしていた。
その少女の両親だろうか。二人の男女が岸辺に座り、優しい面...
季節は夏。
太陽の光が水面に反射して、キラキラと輝く宝石のような輝き...
膝上まで水に浸かり涼を感じている少女は、その宝石を両手で...
「母さま、母さまもこっちへきてー」
はしゃぎながら岸辺に居る両親を呼ぶ。
母さまと呼ばれた少女と同じ青い髪の女性がすっと立ち上がり...
パシャパシャと音を立て、水を掬って遊ぶ少女。近寄ってくる...
青髪の女性は、近づいた少女の横をそのまま通り過ぎ、湖の中...
「母さま?どこへいくの?」
少女が不思議そうに女性へ目をやる。
「母さま、そっちは深いから危険よ、母さま」
少女の言葉が聞こえていないかのように、女性は湖の中へと向...
「父さま!母さまがっ!」
岸辺に居る父のほうを振り返り、助けを求めようとしたが、そ...
ならば自分で、と思ったがどうしてかその場から足が動かない。
「父さまっ、母さまっ!ダメッ!行っちゃダメ!!母さまっ!...
その時だった。ずっと静かだった水面が突然渦を巻くようにう...
少女は波に攫われ、水の中へと引きずり込まれていった。
101 名前:おねしょタバサ ◆qrZtCzv0Ak [sage] 投稿日:2006/...
そこでタバサは目を覚ました。
ここはトリステイン魔法学院の宿舎。窓から差し込む日差しが...
夏季休暇真っ只中の本日、タバサは自室のベッドでうたた寝を...
昔の両親との楽しかった思い出を夢に見ていたのだが、途中か...
けれど懐かしかった過去を久しぶりに思い出し、ふっと一息つ...
敷布団には地図が出来上がっていた。
(ううう、うそ!お、おねしょ………しちゃった?)
あたふたと周りを見回すタバサ。近年稀に見る彼女の慌てぶり...
(おおお、落ち着いて、まず着替えて、それから布団を乾かせ...
スカートを脱ぎ、下着を履き替えたところでドアがノックされ...
「今日も暑くって嫌になっちゃうわよね。タバサ、いつもみた...
ノックに対する返事も聞かないうちに、声の主であるキュルケ...
そこからが早業だった。
タバサは敷布団の地図を、暑いから掛けないでたたんでおいた...
「あら、ずいぶん珍しい格好してるわね」
「あ、暑かった」
上着とマントは羽織っているのに、下は下着のみという格好に...
対するタバサの言い訳も苦しい。
「まぁいいわ、お邪魔するわ―――ってなによ」
タバサはキュルケの体を抑え、部屋の外へ押し出してドアを閉...
「今日はあなたの部屋」
「へ?私の部屋?珍しいわね」
「た、たまには気分転換」
「別にいいけど、あんたその格好で来る気かしら」
タバサは部屋に戻りドアを閉めて、わざわざ鍵をかけてから別...
部屋の前で待っていたキュルケが、ドアの隙間から目ざとくそ...
「スカートあのままだとシワになるわよ」
いいから、とキュルケの背を押し、キュルケの部屋へと向かっ...
102 名前:おねしょタバサ ◆qrZtCzv0Ak [sage] 投稿日:2006/...
「バカ犬ぅぅ!待ちなさい!!!」
ドゴーンという爆発音が廊下に響き渡る。
この学院では日常の事。
いつものようにシエスタと話をしていた才人を、いつものよう...
このままでは命が危ないと思った才人は、目の前にあった扉の...
「まったく!どこいったのかしらあの犬!」
扉の外をドタドタと足音が通り過ぎるのを聞いて安堵し、周り...
その部屋は、本棚の本や机の上はきれいに整頓されているのに...
床に放置してあるスカートと下着を畳もうと手に取る。悲しい...
「なんだこれ、濡れてんじゃん」
手に取ったそれがまだ濡れていることに気づいた才人は、とり...
スカートが局所的に濡れているのが気になったが、窓の近くに...
ふと、部屋を見回すと布団が乱れているのが目に付いた。
普段からルイズの雑用をこなしている才人には、部屋の散らか...
「ったく、布団くらいしっかりたためよ」
まったく貴族ってやつは、などとブツブツと文句を言いながら...
掛け布団をきれいにたたみ、ベッドから降ろすと、そこには地...
ナンデスカ、コレハ
地図?うん、俺は過去にこれによーく似た地図を見たことがあ...
その地図が母親に発見されたときは、叱られたっけなぁ……
つまり、これは、いわゆる『おねしょ』ってやつじゃありませ...
おいおい『おねしょ』ですかっ!俺だって小学校に上がる頃に...
いい歳してまだ『おねしょ』しちゃうんですかぁぁぁっ!!さ...
これは部屋の主が誰なんだか、是非とも調べなければならない...
ガチャ
そんなことを考えているサイトの後ろから、扉が開く音がした。
そこに立っていたのは、よく知っている青髪の少女だった。そ...
103 名前:おねしょタバサ ◆qrZtCzv0Ak [sage] 投稿日:2006/...
部屋に戻ると、ルイズの使い魔がいた。
何で彼が部屋に居るのか分からない。分からないけど――――っ!
部屋の中で小躍りせんばかりにはしゃいでいた彼は、私と目が...
「あ、あの、タバサさん?これはですね、ルイズに追われてい...
しどろもどろと言い訳をする才人を無視して部屋を見回すと、...
一応聞いておいてあげよう。
「見た」
「み、見てない!地図なんて見てない!―――あっ!」
掛けておいた布団も捲られている。ふーん、全部見ちゃったん...
手に持った杖に力をこめて詠唱を始める。危険すぎで、これま...
「ちょ、落ち着けタバサ!おねしょくらい誰でもしたことある...
おねしょおねしょと連呼するサイトめがけて、私はありったけ...
「ぎゃあああああああああああああ」
104 名前:D_K ◆qrZtCzv0Ak [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 1...
どうにも変態チックな小説ばかりでごめんなさい。
タバサはお漏らしっ娘!
いや、ほんとごめんなさい。
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