ゼロの使い魔保管庫
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464 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/12/02(...
壊れかけているようにしか見えなかった。
こんな暗い部屋で、一人ぼっちで、
広すぎるベッドの上で膝を抱き、爪を噛む。
机の上には数本のワイン瓶が転がっていた。一人で飲むには明...
部屋の端で、サイトはそんな事を思っていた。暗がりの中で孤...
その小さな体に国の未来を賭け、民の幸福を賭けて、アンリエ...
圧倒的な女王の重圧と、心の拠り所の無い孤独と、アンリエッ...
いつかは壊れてしまう。
アンリエッタ自身がそれをわかっていた。
ただ、気づいた時にはきっと立ち直れない程彼女は壊れている...
既に壊れかけているのに、手を打たないのだから。サイトはそ...
「姫…様?」
そっと近寄って、声を掛けた。ベッドの端に腰をかける。
顔色が悪い。それを化粧で隠している所を見ると、サイトは更...
「…」
アンリエッタからの返事は無い。
「体に悪いですよ。今日はもう眠った方が…」
「ほおっておいて下さい」
感じていた。もう少しでダメになるだろう。と。
休む余裕が無い。アンリエッタはそんな状態だった。
「姫様…本当にお休みになった方が」
「よいのです」
少しだけ持ち上げられた顔からは、虚ろな目が覗いていた。暗...
その瞳に光は見られない。
何から何まで危うい気がした。もうすぐ彼女は壊れるだろう。
それを、止めたかった。
だから、こうした。
「んっ…」
「ん…」
腕の中に、彼女はすっぽりと入った。
今アンリエッタの体を抱いているのは彼女自身の腕では無く、...
自分以外の者から伝わる体温に、アンリエッタは子供の様に甘...
「すみません…私ったら…」
「俺はいいですから…」
温かで厚い胸に頭を預け、サイトの腕から体温を受け取る。
勿論、それだけでは足りなかった。
「続き…しませんか?」
「…はい」
胸のふくらみの形を、サイトの手が崩していく。
頭の中のモノをテキトーに書いた…orz
471 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/12/02(...
アンリエッタはサイトから肌を離そうとしない。
不安だった。今伝わっている温かさが逃げてしまう事が。
愛撫にすらサイトの温もりを求めてしまう。柔らかな乳房の形...
「キ…ス…」
「…?」
「キスして…いただけませんか…」
返事をする事無く、サイトはその願いを叶える。
甘えたかった。頼る者が無い今、女王の称号を得た今、易々と...
どんなに辛くても、どんなに淋しくても、自分の肩を抱いてく...
それが一番辛かった。
だから、自分が思うだけ甘えたかった。好きなだけ甘やかして...
それがアンリエッタの求愛の証なのだ。
「もっと強く…抱いて下さい…」
サイトは背中に回した腕に力をいれ、一層深くアンリエッタを...
間隔に余裕が無いせいで、彼女の胸のふくらみの片方はサイト...
もう一つのふくらみはサイトの愛撫を受け続け、少しずつ反応...
「んん…」
舌を懸命に絡めていく。唾液を混ぜあってお互いに返す。
何故かそれに幸福感を感じ、アンリエッタはコクリと、のどを...
ドレスの布越しにサイトの指に遊ばれていた突起が、キツそう...
指でしっかりその周りをなぞっていくと、アンリエッタの息は...
「…脱ぎますか?」
「いえ…これで良いでしょう」
バストの部分に手を掛けて、それをずり下げる。
少女、と言うには育ち過ぎた白い膨らみが姿を見せた。女王と...
豊かな膨らみの頂点には自らを主張していた突起が姿を見せ、...
ずり下ろされたバスト部分の布が、アンリエッタの乳房を若干...
「さあ…どうぞ…」
サイトから離れ、ベッドの上に仰向けになった。手を広げ、自...
美しい、細身の体であるが胸の膨らみだけは、横から見てもは...
「私を…存分に求めて下さい…」
他人に欲される事。その証明が、欲しかった。
続き書きたい…けど失敗しそうで怖いorz
521 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/12/03(...
あくまで愛を注ぐ事。サイトはそれに注力して彼女の体にキス...
アンリエッタにも不安が無い訳ではない。「こういう事」をする...
他人のモノを自らの深くへ受け入れ、抱き締め合う。
それへの不安は乙女の表情となって、久方ぶりに少女らしさを...
「ひっ…あっ…」
口づけされているのは下の方だった。サイトの舌がその敏感な...
「私だけ…」
「はい?」
「私だけはイヤです…私の体で…サイトさんも…」
口を離して見れば充分な潤いと、妖しい動きが何かの到来を待...
アンリエッタの意する事が何かを悟りサイトは自らのモノを用...
「じゃあ…いきますよ…」
「きて下さい。サイトさん…」
アンリエッタは、気を失うまでサイトを欲した。時折甘え、時...
それからー
「私…淫乱な女ですね」
「どうしてです?」
「こうする事でしか、あなたを感じられないのです」
最初の体勢に戻り、アンリエッタはその頭をサイトに預けるよ...
522 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/12/03(...
絡められた指はまだほどけていない。
「いきなりあんな風になってしまうんですもの…」
「可愛かったですよ?」
「…ふふ。お上手ですね。…」
少しだけ笑みを見せると、頭を下げて、サイトにその表情を悟...
その肩が、震えている。
「ほんとに…淋しかったんです!」
「…」
「誰もいないの!私を誰も抱きしめてくれない!あなたにこうし...
「…」
「都合のいい女なの!民は女王と言うけれど、私の心の中はぐち...
「…」
「あなたの胸の中でしか…休めないの…」
「…」
「…だから、ごめんなさい…あなたが優しく抱いてくれる程私は、...
自分を戒める言葉を並べ上げ、涙を流す。もう、アンリエッタ...
「…姫」
やや沈黙があって、サイトが口を開いた。
「?」
「俺はそれでもいいんです。俺の胸なんかで良かったらいつでも...
「…サイトさん?」
「だから…もうやめてくれよ…」
「…」
「維持張るなよ…アンタはこんなに小さくて可愛い姫様じゃない...
ずっとサイトが思っていた事。ずっと見てきた事。
朝は広い執務室の中で、書類の山を片付けていた。苛立つと爪...
食事を取る暇もなく、昼は国民に顔を見せ、大臣達と相談事を...
「見てきた。耐えられなかった。アンタは本当に一人だった」
「…」
「だから…こうしてやりたいんだ…」
先ほどまで悲しみに震えていたアンリエッタの唇を奪う。
腕に力を込め、余す所の無い程肌を触れあわせる。
アンリエッタの表情が、溶けていく。
「いつも俺がいます。…だからもう、無理はしないで下さい」
「…ありがとう…サイト…」
終
自分でもちょっとアレだな…とorz
205氏
俺の一番尊敬する職人です!また来て下さい!
by220
終了行:
464 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/12/02(...
壊れかけているようにしか見えなかった。
こんな暗い部屋で、一人ぼっちで、
広すぎるベッドの上で膝を抱き、爪を噛む。
机の上には数本のワイン瓶が転がっていた。一人で飲むには明...
部屋の端で、サイトはそんな事を思っていた。暗がりの中で孤...
その小さな体に国の未来を賭け、民の幸福を賭けて、アンリエ...
圧倒的な女王の重圧と、心の拠り所の無い孤独と、アンリエッ...
いつかは壊れてしまう。
アンリエッタ自身がそれをわかっていた。
ただ、気づいた時にはきっと立ち直れない程彼女は壊れている...
既に壊れかけているのに、手を打たないのだから。サイトはそ...
「姫…様?」
そっと近寄って、声を掛けた。ベッドの端に腰をかける。
顔色が悪い。それを化粧で隠している所を見ると、サイトは更...
「…」
アンリエッタからの返事は無い。
「体に悪いですよ。今日はもう眠った方が…」
「ほおっておいて下さい」
感じていた。もう少しでダメになるだろう。と。
休む余裕が無い。アンリエッタはそんな状態だった。
「姫様…本当にお休みになった方が」
「よいのです」
少しだけ持ち上げられた顔からは、虚ろな目が覗いていた。暗...
その瞳に光は見られない。
何から何まで危うい気がした。もうすぐ彼女は壊れるだろう。
それを、止めたかった。
だから、こうした。
「んっ…」
「ん…」
腕の中に、彼女はすっぽりと入った。
今アンリエッタの体を抱いているのは彼女自身の腕では無く、...
自分以外の者から伝わる体温に、アンリエッタは子供の様に甘...
「すみません…私ったら…」
「俺はいいですから…」
温かで厚い胸に頭を預け、サイトの腕から体温を受け取る。
勿論、それだけでは足りなかった。
「続き…しませんか?」
「…はい」
胸のふくらみの形を、サイトの手が崩していく。
頭の中のモノをテキトーに書いた…orz
471 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/12/02(...
アンリエッタはサイトから肌を離そうとしない。
不安だった。今伝わっている温かさが逃げてしまう事が。
愛撫にすらサイトの温もりを求めてしまう。柔らかな乳房の形...
「キ…ス…」
「…?」
「キスして…いただけませんか…」
返事をする事無く、サイトはその願いを叶える。
甘えたかった。頼る者が無い今、女王の称号を得た今、易々と...
どんなに辛くても、どんなに淋しくても、自分の肩を抱いてく...
それが一番辛かった。
だから、自分が思うだけ甘えたかった。好きなだけ甘やかして...
それがアンリエッタの求愛の証なのだ。
「もっと強く…抱いて下さい…」
サイトは背中に回した腕に力をいれ、一層深くアンリエッタを...
間隔に余裕が無いせいで、彼女の胸のふくらみの片方はサイト...
もう一つのふくらみはサイトの愛撫を受け続け、少しずつ反応...
「んん…」
舌を懸命に絡めていく。唾液を混ぜあってお互いに返す。
何故かそれに幸福感を感じ、アンリエッタはコクリと、のどを...
ドレスの布越しにサイトの指に遊ばれていた突起が、キツそう...
指でしっかりその周りをなぞっていくと、アンリエッタの息は...
「…脱ぎますか?」
「いえ…これで良いでしょう」
バストの部分に手を掛けて、それをずり下げる。
少女、と言うには育ち過ぎた白い膨らみが姿を見せた。女王と...
豊かな膨らみの頂点には自らを主張していた突起が姿を見せ、...
ずり下ろされたバスト部分の布が、アンリエッタの乳房を若干...
「さあ…どうぞ…」
サイトから離れ、ベッドの上に仰向けになった。手を広げ、自...
美しい、細身の体であるが胸の膨らみだけは、横から見てもは...
「私を…存分に求めて下さい…」
他人に欲される事。その証明が、欲しかった。
続き書きたい…けど失敗しそうで怖いorz
521 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/12/03(...
あくまで愛を注ぐ事。サイトはそれに注力して彼女の体にキス...
アンリエッタにも不安が無い訳ではない。「こういう事」をする...
他人のモノを自らの深くへ受け入れ、抱き締め合う。
それへの不安は乙女の表情となって、久方ぶりに少女らしさを...
「ひっ…あっ…」
口づけされているのは下の方だった。サイトの舌がその敏感な...
「私だけ…」
「はい?」
「私だけはイヤです…私の体で…サイトさんも…」
口を離して見れば充分な潤いと、妖しい動きが何かの到来を待...
アンリエッタの意する事が何かを悟りサイトは自らのモノを用...
「じゃあ…いきますよ…」
「きて下さい。サイトさん…」
アンリエッタは、気を失うまでサイトを欲した。時折甘え、時...
それからー
「私…淫乱な女ですね」
「どうしてです?」
「こうする事でしか、あなたを感じられないのです」
最初の体勢に戻り、アンリエッタはその頭をサイトに預けるよ...
522 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/12/03(...
絡められた指はまだほどけていない。
「いきなりあんな風になってしまうんですもの…」
「可愛かったですよ?」
「…ふふ。お上手ですね。…」
少しだけ笑みを見せると、頭を下げて、サイトにその表情を悟...
その肩が、震えている。
「ほんとに…淋しかったんです!」
「…」
「誰もいないの!私を誰も抱きしめてくれない!あなたにこうし...
「…」
「都合のいい女なの!民は女王と言うけれど、私の心の中はぐち...
「…」
「あなたの胸の中でしか…休めないの…」
「…」
「…だから、ごめんなさい…あなたが優しく抱いてくれる程私は、...
自分を戒める言葉を並べ上げ、涙を流す。もう、アンリエッタ...
「…姫」
やや沈黙があって、サイトが口を開いた。
「?」
「俺はそれでもいいんです。俺の胸なんかで良かったらいつでも...
「…サイトさん?」
「だから…もうやめてくれよ…」
「…」
「維持張るなよ…アンタはこんなに小さくて可愛い姫様じゃない...
ずっとサイトが思っていた事。ずっと見てきた事。
朝は広い執務室の中で、書類の山を片付けていた。苛立つと爪...
食事を取る暇もなく、昼は国民に顔を見せ、大臣達と相談事を...
「見てきた。耐えられなかった。アンタは本当に一人だった」
「…」
「だから…こうしてやりたいんだ…」
先ほどまで悲しみに震えていたアンリエッタの唇を奪う。
腕に力を込め、余す所の無い程肌を触れあわせる。
アンリエッタの表情が、溶けていく。
「いつも俺がいます。…だからもう、無理はしないで下さい」
「…ありがとう…サイト…」
終
自分でもちょっとアレだな…とorz
205氏
俺の一番尊敬する職人です!また来て下さい!
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