ゼロの使い魔保管庫
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70 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
ロマリアの研究者の書いた一冊の本がトリステインの一部で話...
『始祖ブリミルはハルケギニアの人間と異世界の人間のハーフ...
研究者たちの仮説は誰しも悪い冗談として笑いの種としてとり...
「なぁルイズ」
才人は窓の外の月をぼんやり見ながら言葉を続ける。
「ブリミルの親父は地球人なのかな」
ルイズはベッドの上で足をパタパタさせながら答える。
「六千年前の地球人はどうやってこっちにきたのよ」
才人は自分の言葉の矛盾に気付いて あ、と声をもらす。
「あんたが異世界からきたことは内緒だし、研究者たちの説だ...
才人は頷きながら六千年前の世界に思いを馳せていると、ルイ...
「とっておきなんだからね!これ飲んで早く寝なさい!」
才人はグラスについで飲み干すと枕が飛んできた。ベッドに入...
枕を拾い、ルイズのもとへ歩こうとした時、才人の視界の景色...
床からルイズを見上げていた。
(なんだ?)
ルイズが近づく。
(あぁ、転んだのか、あれ?動けねぇな)
71 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
窓からフードで顔を隠した人影がふわりと入ってきた時に才人...
ワインの中に痺れ薬が仕込まれていた。
「ベッドに縛り付けて。ルイズ・フランソワーズ」
フードの人影はアンリエッタだった。
才人はまだルイズに一服盛られたこと、アンリエッタにベッド...
「服をぬがせて」
アンリエッタは冷たく命令するが、ルイズは動かない。
「惚れ薬を使うのを拒否したのはあなたでしょう?ルイズ・フ...
ルイズは才人に涙目で何度も何度も謝りながら服を剥ぎ取る。
ベッドの上で固定された裸の才人にアンリエッタは本を一冊み...
「ルイズから本の内容は聞いてるとおもうけど・・・・・」
ここから先の話は才人は聞こえてなかった。
ただ涙を流した。自分の格好はどうでもいい、アンリエッタの...
裏切られた。ルイズに裏切られた。信じてたのに裏切られた。...
ルイズもアンリエッタも服を脱ぐ、才人のソコが反応する。
72 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
アンリエッタがぬめる液体を才人にぬりたくり、ルイズのソコ...
「早くしなさいなルイズ・フランソワーズ。あなたの役目でし...
ルイズは苦痛を抑えて腰をおとす。才人のソコが快感を認める。
ルイズはつらそうな顔をして動き続けた。
「出そうになったら交代ですよ?」
アンリエッタの言葉は冷たく二人に刺さる。
才人の心は抵抗できなかった。
ルイズと繋がるソコは嫌でも快感をはじき出す。
悔しかった。本当はこんな状況にならなくても好きで好きで繋...
守り続けたかわいいご主人様。
生意気で泣き虫で意地っ張りで・・・それでも大好きなルイズ。
「ごめんね、サイト」
ルイズの涙声と同時に繋がる相手が代わる。
アンリエッタが才人の上で動き続ける。
材木を削るかんなのように同じ動きを繰り返す。
「早く子種を授けてくださいまし」
アンリエッタは才人の目を覗き込み陵辱する。
「抵抗しても無駄ですよ?この状態になった殿方はどんなに頑...
73 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
それは強姦だった。アンリエッタは才人の意志とは関係なく精...
才人は言うことをきかない体を心だけで支えて抵抗する。
アンリエッタの蹂躙は止まらない。
才人の体を廻る快感も止まらない。
まるで家畜の種付けだった。
抵抗しても抵抗しても快感は才人をあざ笑い、駆け巡る。
体だけが繋がって心は拒絶し、快感は笑い続ける。
「まだなの?ルイズ!!頭の上にまたがりなさい!!」
それで才人は陥落した。ルイズのソコが才人の顔に擦り付けら...
才人はソコから精が出ていくのを止められなかった。
「ほら、無駄だったでしょう?ふふっかわいい」
アンリエッタは精を放出してる最中の才人の目を覗き込む。
おぞましい笑顔、おぞましい行為、おぞましい快感、すべてが...
74 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
精の放出がおわるとルイズが才人に乗り、再び出そうになるま...
窓の外が白み始めた頃、薬が切れはじめ、アンリエッタは満足...
ルイズはベッドの横で謝り続ける。才人の心は絶望で満たされ...
「食堂からなにか持ってくる」
縛られたまま黙る才人に申し訳なくて、怖くてルイズは側を離...
ルイズの出ていった部屋で才人はひとり泣いた。
部屋の扉が遠慮がちに開く。シエスタが立っていた。シエスタ...
部屋につくとまず体を拭かれ、新しい服を着せられた。
ベッドに押し込まれ睡眠をとるようにいわれ、そのままに従っ...
夕方になって才人は目覚めた。知らない天井、知らない部屋、...
75 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
才人は思い出した。ここに寝ている理由、心が壊れた理由を。...
「もう大丈夫、大丈夫ですよ」
シエスタは側についていてくれて、やさしくしてくれて、安心...
もうルイズもアンリエッタも自分を子供を作る道具にしか見て...
「俺さ、ルイズに召喚されてこの世界にきてさ、俺なりに何か...
シエスタは黙って聞いてくれた。
「それがさ、今度は種馬だぜ?笑っちまうよな?必要なのは種...
窓の外は雨が降り始め、才人の視界も涙でにじむ。
「平賀才人、17歳、初体験、縛られたままで二人から輪姦」
才人は自嘲気味に呟き泣きながら笑う。才人はすでに壊れてい...
シエスタは言葉が出てこなかった。目の前の才人はボロボロで...
76 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
才人のからだにシエスタのからだが密着する。才人のソコは反...
暗い中から黒い何かが頭をもたげる。
それは食欲の形をした何か、性欲の形をした何か、暴力の形を...
頭の中はちりちりに焼け付き、ふわふわの高揚感とぴりぴりし...
「ああそうか、シエスタも俺の子種が欲しくて側にいるんだっ...
才人にはシエスタとアンリエッタの区別ができなくなっていた。
「そんなつもりは・・・」
「違わないさ!」
才人はシエスタを引き離し髪をつかんで床に押し倒す。
「子種が欲しいんだろ?くれてやるよ!始祖だかなんだかの血統...
才人はシエスタの上にまたがり服をちぎる。ボタンが床に散ら...
シエスタの肩が、胸が、臍が、足が露わになる。才人はごくり...
「・・・・・・」
シエスタは顔をよこに背けて目を瞑り、抵抗しなかった。
才人の制御できない欲望はシエスタを貫き、荒々しい息だけが...
窓の外は雨が勢いをましていた。部屋の中は雨の匂いと肉と肉...
77 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
その行為には情もなく、目的もなく、ましてや愛も存在しない...
シエスタは才人が刻みつける痛みに耐えて抵抗しない。胸に才...
才人は混乱のなかシエスタの中に欲望を注ぎ込んだ。
才人の熱が急速に冷めてゆく。
「俺・・・俺・・・なんてことを・・・」
投げ出された足、荒い息をする胸、乱れた髪、床に点を作る乙...
自分が怖くて、シエスタも怖くて押しつぶされそうになった。
「落ち着きましたか?サイトさん」
破れた服を手で押さえて才人にゆっくり近づく。
「来るな!来ないでくれ!」
才人は部屋を出るべく立ち上がり扉に向かう。
「いま部屋を出ればあの部屋に連れ戻されますよ」
忘れていた。もう自分に居場所などないということを。才人は...
シエスタは才人を救いたかった。許した訳ではないが怒らなか...
「男の子でしょ?逃げちゃだめです、サイトさん。」
クローゼットの中の才人を抱きしめやわらかく叱る。
78 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
「サイトさんはサイトさんですっ!種馬なんかじゃありません!...
「・・・・・・」
「わ、私のことは気にしないでください!あれは事故ってゆう...
シエスタは顔を朱色にして言葉につまる。
「サイトさん少し乱暴だったし、わたし初めてで・・・わ、わ...
シエスタは自分で何をいってるのかわからなくなっていた。
「シエスタ、ごめん。助けてくれたシエスタに取り返しのつか...
冷静になった才人は自分を責め続ける。
「俺、何か償うよ。シエスタのために何か償わせてくれよ」
シエスタの唇が才人の頬をつつく。耳もつついて才人の頭を手...
「悪いのはお互い様なんです。ほんとはですね、ミス・ヴァリ...
才人の唇がシエスタの唇に合わさる。
「・・・ごめん」
シエスタの唇が才人の唇を追いかけまた合わさる。
79 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
「ふふふっおしおきです。サイトさん」
狭いクローゼットのなかシエスタの唇は才人をつつき、手は才...
才人のソコに細いしなやかな手がぎこちなく降りてきて緩やか...
才人の服の下で自己主張し始めたソコは風に撫でられる柳のよ...
やがてシエスタの手は才人の手を握り、才人の手を胸の双球ヘ...
才人の手が双球の上で遠慮がちに動く、シエスタのからだに電...
「サイトさん、大好き」
耳元にきたシエスタの唇は想いを奏で才人の返事を促すように...
才人の答えはすでに決まっていた、才人の腕はシエスタを抱き...
「俺もシエスタが大好きだ、愛してる」
お互いの唇は相手の形を探るように深く重なり、吐息だけがク...
「なんだか順番が逆になってしまいましたね」
笑顔のシエスタがそこにあった。才人も恥ずかしそうにつられ...
「シエスタ、さっきのは夢中でなんだか・・・・アレと言うか...
80 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
才人はシエスタを見つめたまま赤くなり、覚悟をきめた顔にも...
「俺、あらためてシエスタを抱きたい」
それは才人の想いであり、覚悟であり、答えであった。才人の...
「優しくしてくださいね、サイトさん」
求め合う心は唇を求め重なり、腕はからだを離すまいと力を込...
「ベッドにいこう」
才人の言葉にシエスタの胸は早鐘を打つ。「はいっ」
朱に染まるシエスタのからだはふわりと浮き上がる。お姫さま...
ベッドの上でシエスタは才人の手によってやさしく脱がされる...
「さっきみたいに・・・その・・最中に・・・悲しそうな顔で...
少し考えた後、言葉は続く。
「無理に最後までしなくてもいいんですよ」
才人は目をそらさない。ただ普通に口づけをして、普通に話す...
「愛しているんだ、シエスタ」
81 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
その言葉だけで十分だった。
「もう、知らないですよ?わたし心も体も発情しちゃいますよ...
そんなシエスタの警告は才人の唇によって遮られる。
才人の唇はシエスタの唇を出発点にして耳、首筋、鎖骨を探検...
才人の唇はそこで何かを発見したように上に遡る。シエスタの...
かわいい腋毛が生えそろっていた。深呼吸してシエスタの匂い...
才人の唇の旅は左胸に向かう、丸みの突端を中心として螺旋状...
唇が先端を征服し、唇ですっぽり覆い、吸う。シエスタの口か...
右の胸もかわいそうになり唇は同心円を描いてから先端を吸い...
先端が硬くなりシエスタがふるっ震えると唇は臍に向かって進...
82 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
唇で窪みをつついて背中をなぜるとシエスタのからだがぴょこ...
唇はシエスタの茂みに迷い込む。迷ったついでに鼻を差し込み...
懐かしいような、やさしいメスの匂いがした。舐め擦るとシエ...
唇の旅はシエスタの茂みの下へと降りていく、ソコにはオンナ...
お礼に小突起を下から上に舐め擦るとシエスタの吐息は大きく...
嬉しくなって下に進み深い洞窟に舌を差し込むとシエスタのク...
洞窟からのシエスタの匂いが濃くなってゆき、洞窟のすぐ上に...
もう一度小突起へ軽く挨拶するとまた腰が かくりと引っ込む。
楽しくなって吸ってあげると、小突起が顔を出す。仲良くなろ...
83 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
唇はさらに下ろうとするとシエスタの手が遮る。その下の洞窟...
でこぼこした骨の道はつるつるの肌で舗装されて、ゆっくりと...
唇は首筋へ戻り、匂いが強くなったのを満足そうに確認してか...
シエスタはとってもだらしないかわいい顔で涙ぐんでいた。
「サイトさんのいじわるっ」
シエスタは赤くなっていた。少しだけ反省して足を開いてあげ...
クレバスの潤滑油は白い潤滑油になっていた。才人のソコがあ...
シエスタは少し痛そうな顔をしたが、しばらく動かないで待っ...
才人のソコはシエスタを気遣うようにゆっくりと浅く動く。シ...
「ふぅぅぅうんんっっんんっっはぅっ」
シエスタのからだが硬直し震える。
シエスタは急に毛布で顔を半分だけ隠して真っ赤になってる。
84 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
「もしかして・・・・・?」
才人の問いにシエスタはこくりと頷く。
シエスタは才人が自分のために一心不乱に腰を使っている姿に...
「次に気をやる時に いくって言って教えて」
才人はシエスタをいじめたくなっていた。
「だめですっ!女の子のはしたない所をみたいだなんて趣味わ...
才人は絶頂に達したシエスタをもう一度見たかった。
「はしたなくなんてないよ。シエスタの最もかわいくて最もき...
シエスタは はうぅと呻き毛布の盾を解いて才人に従う。
「わたしだけ見られるのは嫌ですっ!サイトさんの瞬間を見ま...
シエスタは手を頭の後ろに置き、腋毛を見せつけ、腰をくねり...
シエスタのソコは先ほどの絶頂で充血して膨らんでいる。才人...
才人のソコは浅いストロークを数回繰り返し、たまに一度奥深...
85 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
始めはゆっくり5回浅く1回深くのストロークはだんだんと速度...
すごく気持ちよかった。お互いに好き合ってるとここまですご...
シエスタの息が荒くなる。才人はシエスタの限界をソコの搾り...
シエスタも才人の絶頂を見逃すまいと目を開けてソコを揺すり...
荒い息のシエスタがついに才人を喜ばせる。
「いくっサイトさんっっ いきますっみててください」
才人も限界だった。
「おれも・・・・いくっ」
才人は精を打ち込みながらシエスタを見る。シエスタの瞳孔か...
腰の動きはシエスタの意志で動いてないらしく、才人の精を奥...
シエスタの絶頂姿はかわいくて、いとおしくて、はしたなくて...
シエスタも才人の精を打ち込む姿を真っ赤な顔で絶頂に震えな...
二人はお互いに目を開けたまま絶頂を迎え、その姿を見せっこ...
86 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
「女の子の体に変な癖をつけないでください」
並んで寝てしるシエスタは頬を染めて抗議する。
才人は無言で手をオンナノコの部分をつつくとシエスタは電気...
シエスタはそんな才人を甘く優しく睨む。
才人もえへへと笑って応える。
「俺、シエスタを幸せにする。幸せにして俺も幸せになる」
それは才人の辿り着いた答えだった。
「タルブに行こう、シエスタ。二人で幸せになろう!」
シエスタの目が潤む。
「はいっサイトさん」
二人の唇は重なり、シエスタの熱い涙は才人の頬に移り想いを...
窓の外は雨があがり、星がきらめき始めていた。
数年後、タルブの村のはずれの葡萄畑の丘に二人はいた。
「何事にも限度はあると思うんです」
嬉しそうにあきれるシエスタ。
「すまん」
全然すまなそうに笑う才人。
葡萄畑には二人の子供が9人。
「10人目だそうですよ」
シエスタはお腹をさする。
才人も楽しそうにお腹をさする。
「シエスタ」
「はい?」
「いま幸せか?」
シエスタは満面の笑みで才人を見つめ答える。
「はいっとっても幸せです」
才人もシエスタも嬉しそうに笑う。
「俺もだ、シエスタ」
葡萄畑に吹くそよ風は青い空から二人とその子供たちに微笑ん...
おしまい
87 名前:あとがき ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(...
オトコノコの役割
この物語はこれでおしまい。
次の物語は、またいづれ。
それではっ
終了行:
70 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
ロマリアの研究者の書いた一冊の本がトリステインの一部で話...
『始祖ブリミルはハルケギニアの人間と異世界の人間のハーフ...
研究者たちの仮説は誰しも悪い冗談として笑いの種としてとり...
「なぁルイズ」
才人は窓の外の月をぼんやり見ながら言葉を続ける。
「ブリミルの親父は地球人なのかな」
ルイズはベッドの上で足をパタパタさせながら答える。
「六千年前の地球人はどうやってこっちにきたのよ」
才人は自分の言葉の矛盾に気付いて あ、と声をもらす。
「あんたが異世界からきたことは内緒だし、研究者たちの説だ...
才人は頷きながら六千年前の世界に思いを馳せていると、ルイ...
「とっておきなんだからね!これ飲んで早く寝なさい!」
才人はグラスについで飲み干すと枕が飛んできた。ベッドに入...
枕を拾い、ルイズのもとへ歩こうとした時、才人の視界の景色...
床からルイズを見上げていた。
(なんだ?)
ルイズが近づく。
(あぁ、転んだのか、あれ?動けねぇな)
71 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
窓からフードで顔を隠した人影がふわりと入ってきた時に才人...
ワインの中に痺れ薬が仕込まれていた。
「ベッドに縛り付けて。ルイズ・フランソワーズ」
フードの人影はアンリエッタだった。
才人はまだルイズに一服盛られたこと、アンリエッタにベッド...
「服をぬがせて」
アンリエッタは冷たく命令するが、ルイズは動かない。
「惚れ薬を使うのを拒否したのはあなたでしょう?ルイズ・フ...
ルイズは才人に涙目で何度も何度も謝りながら服を剥ぎ取る。
ベッドの上で固定された裸の才人にアンリエッタは本を一冊み...
「ルイズから本の内容は聞いてるとおもうけど・・・・・」
ここから先の話は才人は聞こえてなかった。
ただ涙を流した。自分の格好はどうでもいい、アンリエッタの...
裏切られた。ルイズに裏切られた。信じてたのに裏切られた。...
ルイズもアンリエッタも服を脱ぐ、才人のソコが反応する。
72 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
アンリエッタがぬめる液体を才人にぬりたくり、ルイズのソコ...
「早くしなさいなルイズ・フランソワーズ。あなたの役目でし...
ルイズは苦痛を抑えて腰をおとす。才人のソコが快感を認める。
ルイズはつらそうな顔をして動き続けた。
「出そうになったら交代ですよ?」
アンリエッタの言葉は冷たく二人に刺さる。
才人の心は抵抗できなかった。
ルイズと繋がるソコは嫌でも快感をはじき出す。
悔しかった。本当はこんな状況にならなくても好きで好きで繋...
守り続けたかわいいご主人様。
生意気で泣き虫で意地っ張りで・・・それでも大好きなルイズ。
「ごめんね、サイト」
ルイズの涙声と同時に繋がる相手が代わる。
アンリエッタが才人の上で動き続ける。
材木を削るかんなのように同じ動きを繰り返す。
「早く子種を授けてくださいまし」
アンリエッタは才人の目を覗き込み陵辱する。
「抵抗しても無駄ですよ?この状態になった殿方はどんなに頑...
73 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
それは強姦だった。アンリエッタは才人の意志とは関係なく精...
才人は言うことをきかない体を心だけで支えて抵抗する。
アンリエッタの蹂躙は止まらない。
才人の体を廻る快感も止まらない。
まるで家畜の種付けだった。
抵抗しても抵抗しても快感は才人をあざ笑い、駆け巡る。
体だけが繋がって心は拒絶し、快感は笑い続ける。
「まだなの?ルイズ!!頭の上にまたがりなさい!!」
それで才人は陥落した。ルイズのソコが才人の顔に擦り付けら...
才人はソコから精が出ていくのを止められなかった。
「ほら、無駄だったでしょう?ふふっかわいい」
アンリエッタは精を放出してる最中の才人の目を覗き込む。
おぞましい笑顔、おぞましい行為、おぞましい快感、すべてが...
74 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
精の放出がおわるとルイズが才人に乗り、再び出そうになるま...
窓の外が白み始めた頃、薬が切れはじめ、アンリエッタは満足...
ルイズはベッドの横で謝り続ける。才人の心は絶望で満たされ...
「食堂からなにか持ってくる」
縛られたまま黙る才人に申し訳なくて、怖くてルイズは側を離...
ルイズの出ていった部屋で才人はひとり泣いた。
部屋の扉が遠慮がちに開く。シエスタが立っていた。シエスタ...
部屋につくとまず体を拭かれ、新しい服を着せられた。
ベッドに押し込まれ睡眠をとるようにいわれ、そのままに従っ...
夕方になって才人は目覚めた。知らない天井、知らない部屋、...
75 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
才人は思い出した。ここに寝ている理由、心が壊れた理由を。...
「もう大丈夫、大丈夫ですよ」
シエスタは側についていてくれて、やさしくしてくれて、安心...
もうルイズもアンリエッタも自分を子供を作る道具にしか見て...
「俺さ、ルイズに召喚されてこの世界にきてさ、俺なりに何か...
シエスタは黙って聞いてくれた。
「それがさ、今度は種馬だぜ?笑っちまうよな?必要なのは種...
窓の外は雨が降り始め、才人の視界も涙でにじむ。
「平賀才人、17歳、初体験、縛られたままで二人から輪姦」
才人は自嘲気味に呟き泣きながら笑う。才人はすでに壊れてい...
シエスタは言葉が出てこなかった。目の前の才人はボロボロで...
76 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
才人のからだにシエスタのからだが密着する。才人のソコは反...
暗い中から黒い何かが頭をもたげる。
それは食欲の形をした何か、性欲の形をした何か、暴力の形を...
頭の中はちりちりに焼け付き、ふわふわの高揚感とぴりぴりし...
「ああそうか、シエスタも俺の子種が欲しくて側にいるんだっ...
才人にはシエスタとアンリエッタの区別ができなくなっていた。
「そんなつもりは・・・」
「違わないさ!」
才人はシエスタを引き離し髪をつかんで床に押し倒す。
「子種が欲しいんだろ?くれてやるよ!始祖だかなんだかの血統...
才人はシエスタの上にまたがり服をちぎる。ボタンが床に散ら...
シエスタの肩が、胸が、臍が、足が露わになる。才人はごくり...
「・・・・・・」
シエスタは顔をよこに背けて目を瞑り、抵抗しなかった。
才人の制御できない欲望はシエスタを貫き、荒々しい息だけが...
窓の外は雨が勢いをましていた。部屋の中は雨の匂いと肉と肉...
77 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
その行為には情もなく、目的もなく、ましてや愛も存在しない...
シエスタは才人が刻みつける痛みに耐えて抵抗しない。胸に才...
才人は混乱のなかシエスタの中に欲望を注ぎ込んだ。
才人の熱が急速に冷めてゆく。
「俺・・・俺・・・なんてことを・・・」
投げ出された足、荒い息をする胸、乱れた髪、床に点を作る乙...
自分が怖くて、シエスタも怖くて押しつぶされそうになった。
「落ち着きましたか?サイトさん」
破れた服を手で押さえて才人にゆっくり近づく。
「来るな!来ないでくれ!」
才人は部屋を出るべく立ち上がり扉に向かう。
「いま部屋を出ればあの部屋に連れ戻されますよ」
忘れていた。もう自分に居場所などないということを。才人は...
シエスタは才人を救いたかった。許した訳ではないが怒らなか...
「男の子でしょ?逃げちゃだめです、サイトさん。」
クローゼットの中の才人を抱きしめやわらかく叱る。
78 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
「サイトさんはサイトさんですっ!種馬なんかじゃありません!...
「・・・・・・」
「わ、私のことは気にしないでください!あれは事故ってゆう...
シエスタは顔を朱色にして言葉につまる。
「サイトさん少し乱暴だったし、わたし初めてで・・・わ、わ...
シエスタは自分で何をいってるのかわからなくなっていた。
「シエスタ、ごめん。助けてくれたシエスタに取り返しのつか...
冷静になった才人は自分を責め続ける。
「俺、何か償うよ。シエスタのために何か償わせてくれよ」
シエスタの唇が才人の頬をつつく。耳もつついて才人の頭を手...
「悪いのはお互い様なんです。ほんとはですね、ミス・ヴァリ...
才人の唇がシエスタの唇に合わさる。
「・・・ごめん」
シエスタの唇が才人の唇を追いかけまた合わさる。
79 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
「ふふふっおしおきです。サイトさん」
狭いクローゼットのなかシエスタの唇は才人をつつき、手は才...
才人のソコに細いしなやかな手がぎこちなく降りてきて緩やか...
才人の服の下で自己主張し始めたソコは風に撫でられる柳のよ...
やがてシエスタの手は才人の手を握り、才人の手を胸の双球ヘ...
才人の手が双球の上で遠慮がちに動く、シエスタのからだに電...
「サイトさん、大好き」
耳元にきたシエスタの唇は想いを奏で才人の返事を促すように...
才人の答えはすでに決まっていた、才人の腕はシエスタを抱き...
「俺もシエスタが大好きだ、愛してる」
お互いの唇は相手の形を探るように深く重なり、吐息だけがク...
「なんだか順番が逆になってしまいましたね」
笑顔のシエスタがそこにあった。才人も恥ずかしそうにつられ...
「シエスタ、さっきのは夢中でなんだか・・・・アレと言うか...
80 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
才人はシエスタを見つめたまま赤くなり、覚悟をきめた顔にも...
「俺、あらためてシエスタを抱きたい」
それは才人の想いであり、覚悟であり、答えであった。才人の...
「優しくしてくださいね、サイトさん」
求め合う心は唇を求め重なり、腕はからだを離すまいと力を込...
「ベッドにいこう」
才人の言葉にシエスタの胸は早鐘を打つ。「はいっ」
朱に染まるシエスタのからだはふわりと浮き上がる。お姫さま...
ベッドの上でシエスタは才人の手によってやさしく脱がされる...
「さっきみたいに・・・その・・最中に・・・悲しそうな顔で...
少し考えた後、言葉は続く。
「無理に最後までしなくてもいいんですよ」
才人は目をそらさない。ただ普通に口づけをして、普通に話す...
「愛しているんだ、シエスタ」
81 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
その言葉だけで十分だった。
「もう、知らないですよ?わたし心も体も発情しちゃいますよ...
そんなシエスタの警告は才人の唇によって遮られる。
才人の唇はシエスタの唇を出発点にして耳、首筋、鎖骨を探検...
才人の唇はそこで何かを発見したように上に遡る。シエスタの...
かわいい腋毛が生えそろっていた。深呼吸してシエスタの匂い...
才人の唇の旅は左胸に向かう、丸みの突端を中心として螺旋状...
唇が先端を征服し、唇ですっぽり覆い、吸う。シエスタの口か...
右の胸もかわいそうになり唇は同心円を描いてから先端を吸い...
先端が硬くなりシエスタがふるっ震えると唇は臍に向かって進...
82 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
唇で窪みをつついて背中をなぜるとシエスタのからだがぴょこ...
唇はシエスタの茂みに迷い込む。迷ったついでに鼻を差し込み...
懐かしいような、やさしいメスの匂いがした。舐め擦るとシエ...
唇の旅はシエスタの茂みの下へと降りていく、ソコにはオンナ...
お礼に小突起を下から上に舐め擦るとシエスタの吐息は大きく...
嬉しくなって下に進み深い洞窟に舌を差し込むとシエスタのク...
洞窟からのシエスタの匂いが濃くなってゆき、洞窟のすぐ上に...
もう一度小突起へ軽く挨拶するとまた腰が かくりと引っ込む。
楽しくなって吸ってあげると、小突起が顔を出す。仲良くなろ...
83 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
唇はさらに下ろうとするとシエスタの手が遮る。その下の洞窟...
でこぼこした骨の道はつるつるの肌で舗装されて、ゆっくりと...
唇は首筋へ戻り、匂いが強くなったのを満足そうに確認してか...
シエスタはとってもだらしないかわいい顔で涙ぐんでいた。
「サイトさんのいじわるっ」
シエスタは赤くなっていた。少しだけ反省して足を開いてあげ...
クレバスの潤滑油は白い潤滑油になっていた。才人のソコがあ...
シエスタは少し痛そうな顔をしたが、しばらく動かないで待っ...
才人のソコはシエスタを気遣うようにゆっくりと浅く動く。シ...
「ふぅぅぅうんんっっんんっっはぅっ」
シエスタのからだが硬直し震える。
シエスタは急に毛布で顔を半分だけ隠して真っ赤になってる。
84 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
「もしかして・・・・・?」
才人の問いにシエスタはこくりと頷く。
シエスタは才人が自分のために一心不乱に腰を使っている姿に...
「次に気をやる時に いくって言って教えて」
才人はシエスタをいじめたくなっていた。
「だめですっ!女の子のはしたない所をみたいだなんて趣味わ...
才人は絶頂に達したシエスタをもう一度見たかった。
「はしたなくなんてないよ。シエスタの最もかわいくて最もき...
シエスタは はうぅと呻き毛布の盾を解いて才人に従う。
「わたしだけ見られるのは嫌ですっ!サイトさんの瞬間を見ま...
シエスタは手を頭の後ろに置き、腋毛を見せつけ、腰をくねり...
シエスタのソコは先ほどの絶頂で充血して膨らんでいる。才人...
才人のソコは浅いストロークを数回繰り返し、たまに一度奥深...
85 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
始めはゆっくり5回浅く1回深くのストロークはだんだんと速度...
すごく気持ちよかった。お互いに好き合ってるとここまですご...
シエスタの息が荒くなる。才人はシエスタの限界をソコの搾り...
シエスタも才人の絶頂を見逃すまいと目を開けてソコを揺すり...
荒い息のシエスタがついに才人を喜ばせる。
「いくっサイトさんっっ いきますっみててください」
才人も限界だった。
「おれも・・・・いくっ」
才人は精を打ち込みながらシエスタを見る。シエスタの瞳孔か...
腰の動きはシエスタの意志で動いてないらしく、才人の精を奥...
シエスタの絶頂姿はかわいくて、いとおしくて、はしたなくて...
シエスタも才人の精を打ち込む姿を真っ赤な顔で絶頂に震えな...
二人はお互いに目を開けたまま絶頂を迎え、その姿を見せっこ...
86 名前:オトコノコの役割 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006...
「女の子の体に変な癖をつけないでください」
並んで寝てしるシエスタは頬を染めて抗議する。
才人は無言で手をオンナノコの部分をつつくとシエスタは電気...
シエスタはそんな才人を甘く優しく睨む。
才人もえへへと笑って応える。
「俺、シエスタを幸せにする。幸せにして俺も幸せになる」
それは才人の辿り着いた答えだった。
「タルブに行こう、シエスタ。二人で幸せになろう!」
シエスタの目が潤む。
「はいっサイトさん」
二人の唇は重なり、シエスタの熱い涙は才人の頬に移り想いを...
窓の外は雨があがり、星がきらめき始めていた。
数年後、タルブの村のはずれの葡萄畑の丘に二人はいた。
「何事にも限度はあると思うんです」
嬉しそうにあきれるシエスタ。
「すまん」
全然すまなそうに笑う才人。
葡萄畑には二人の子供が9人。
「10人目だそうですよ」
シエスタはお腹をさする。
才人も楽しそうにお腹をさする。
「シエスタ」
「はい?」
「いま幸せか?」
シエスタは満面の笑みで才人を見つめ答える。
「はいっとっても幸せです」
才人もシエスタも嬉しそうに笑う。
「俺もだ、シエスタ」
葡萄畑に吹くそよ風は青い空から二人とその子供たちに微笑ん...
おしまい
87 名前:あとがき ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(...
オトコノコの役割
この物語はこれでおしまい。
次の物語は、またいづれ。
それではっ
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