ゼロの使い魔保管庫
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「いよいよ今日は召喚の儀式であります。
これは2年生に進級した君たちの最初の試験でもあり、貴族と...
キュルケ「楽しみだわぁ〜。あなたがどんなすごい使い魔を呼...
ルイズ「…ほっといて」
――――
ギーシュ「サラマンダー…キュルケが召喚したのか。」
「最後にして大物を出したものですなぁ、ミス・ツェルプスト...
キュルケ「私の二つ名、微熱のキュルケの名にふさわしい結果...
「ええ、これで全員ですかな。」
キュルケ「いいえ、まだ…。ミス・ヴァリエールが。
おおみえ切った以上、この子よりよりすごいのを召喚...
ルイズ「と、当然でしょ…!!」
ルイズ「宇宙の果てのどこかにいる私の僕よ!神聖で美しく、...
私は心より求め、訴えるわ!我が導きに答えなさい!...
チュドーーーーーーーン!!!!!
ベジータ「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
「に、人間?」
「あの格好…どうみても平民だな…」
「ああ、平民だな」
ベジータ「く!!一体どうなってやがんだ…」
ルイズ「あ、あんた誰?」
ベジータ「何だって?」
ルイズ「言葉が通じないのね。どこの平民?」
キュルケ「おおみえ切ったことだけはあるわね・・・クスクス。ま...
ルイズ「ちょ、ちょっと間違えただけよ!!」
「さすがゼロのルイズ。期待を裏切らないなぁ!!」「アッハ...
ベジータ「おい!!何だこ…」ルイズ「うるさーーーい!!」
ルイズ「ミスターコルベール!あの、もう一度やり直させてく...
コルベール「それはできない。この儀式はメイジとして一生を...
やり直すなど儀式そのものに対する冒涜ですぞ!」
ルイズ「でも平民を使い魔にするなど聞いたことありません!」
コルベール「平民であろうと、何であろうと例外は認められま...
ルイズ「えぇ〜〜〜・・これとぉ〜〜〜…」
コルベール「早くしたまえ!でないと君は本当に退学になって...
ルイズ「分かりました…」
ベジータ「な、何だ貴様!!」
ルイズ「感謝しなさいよね!貴族にこんなことされるなんて普...
ルイズ「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・...
五つの力を司るペンタゴン。このものに祝福を与え、...
ベジータ「貴様!!何をするつもりだ!!」
ルイズ「いいからじっとしてなさい!!」
ベジータ「おい!!なんだ・・おい・・・やめ・・・オレには...
コルベール「うむ、コントラクトサーバントは無事終了しまし...
ベジータ「お、おい!!どういうつもりだ!!な・・・なんだ...
ルイズ「すぐ終わるわ。」
ベジータ「な、なに!?くそったれえええ!!!!」
ベジータ「く・・・ここは・・・」
ルイズ「やっと目が覚めたようね。胃が痛くなるほど悩んだけ...
光栄に思いなさい。」
ベジータ「何を言ってるのか分からんが貴様覚悟はできてるん...
ルイズ「それ、洗濯しておいて。言葉が分からなくても使い魔...
ベジータ「貴様!!色仕掛けが俺様に通じるとでも思ってるの...
ルイズ「あーー!!!うるさーーーい!!!その上ピーピー吼...
あ、口封じの魔法…去年教わったやつ・・・確か・・・...
チュドーーーーン!!!
ベジータ「うおおおおおお!!!!!」
ルイズ「うん・・・…おかしいな…」
ベジータ「貴様!!もう容赦しないぜ!!!」
ルイズ「! 分かる!分かるわ!!」
ベジータ「
ミスったけど気にしない。
ベジータ「何だと!?」
ルイズ「何か言いなさい。」
ベジータ「け!喋れるなら初めから喋りやがれ!!」
ルイズ「どういうこと・・・沈黙の呪文だったのに・・・あん...
ベジータ「チッ・・・!!そんなことより何がどうなってやが...
ルイズ「な・ま・えは?」
ベジータ「・・・ベジータだ。」
ルイズ「あなたは私に召喚されたのよ、使い魔としてね。…ああ...
ベジータ「召使いだと!!!貴様!!俺様が誰だか分かってい...
ルイズ「知らないわよ。それに使い魔の分際で貴様呼ばわりは...
ベジータ「どうやら死にたいらしいな・・・ッ!!」
ルイズ「あー・・・なんで私の使い魔が平民なのよ・・・。ド...
ルイズ「あれ?ベジータ?使い魔が逃げた?使い魔なのに!?」
ベジータ「チッ!!女ってのはめんどくせぇ!!それより早く...
ケティ「私、スフレを作るのが得意なんですのよ。」
ギーシュ「それは是非食べてみたい。」
ケティ「ほ、本当ですか!?」
ギーシュ「勿論だよケティ!君の瞳に嘘はつかないよ」
ベジータ「おい!!そこの貴様!!出口はどこだ!?」
ギーシュ「君は…ルイズが呼び出した平民じゃないか。」
ベジータ「・・・」
ギーシュ「平民が貴族になんて口の聞き方だ。全く、ルイズの...
ベジータ「ビックバンアターーーーック!!!!」
ギーシュ「ぎゃあああああああああああああああ!!!」
ルイズ「はぁ・・・はぁ・・・!!私の使い魔知らない!?」
ケティ「あ・・・あの・・・門の方へ・・・」
ベジータ「クソ・・・月が二つだと!?ここはどこの惑星だ・...
ルイズ「見つけたわ!!あなたギーシュにまで怪我をさせて!...
ベジータ「フンっ!!死なない程度にしといてやった、ベジー...
ルイズ「とにかく!!部屋に戻りなさい!!」
ベジータ「それよりここは一体どこだ!!言え!!」
ルイズ「ご主人様にむかって何て口の聞き方を・・・まあいい...
ここはハルケギニア大陸のトリステイン王国のトリス...
私はあなたのご主人様のルイズ・フランソワーズ・ル...
お分かり?」
ベジータ「つまり、俺はブウ戦で死んでしまったということか…...
ルイズ「いや、違うし、訳わかんないし。」
ルイズ「で、すんでるのは地球って言う惑星で、さっきまで魔...
ベジータ「・・・チッ。何度も言わせるな!」
ルイズ「信じられるわけないでしょ!そんな別世界があるなん...
ベジータ「とにかく俺を元の場所へ帰しやがれ!!」
ルイズ「無理。相手がどこの誰だろうと契約は絶対なの!」
ベジータ「ききき、貴様!!なぜ服を脱いでいる!!!」
ルイズ「寝るから着替えてるの。それ洗濯しておいてね」
ベジータ「貴様!!誰に口を聞いていやが…」
ルイズ「誰がアンタを養うと思ってるの。」
ベジータ「・・・ッ!!」
ルイズ「私の使い魔でしょ。掃除洗濯雑用・・・当然じゃない...
朝も着替えを用意しとくように。安心なさい・・・ち...
ベジータ「与えるだと!!コケにしやがって・・・おい!!」
ベジータ「・・・チッ!!女ってのはどいつもこいつも!!」
ベジータ「おいクソッタレ!!服だぞ」
ルイズ「ふぇ?」
ベジータ「・・・チッ!サイヤ人の王子にこんなことさせやが...
ルイズ「下着は?」
ベジータ「・・・ッ!!!貴様!!あまり調子に乗るなよ!!」
ルイズ「ご飯抜きにするわよ」
ベジータ「・・・ッ!!」
ルイズ「下の引き出し」
ベジータ「・・・チッ!!ほらよ!!」
ルイズ「着せて。」
ベジータ「ななな何だと!!服くらい自分で着やがれ!!」
ルイズ「…下僕がいる場合は貴族は自分で服なんか着ないの!!...
ベジータ「誰が下僕だ!!それに俺様はサイヤ人の王子だぞ!...
ルイズ「そ、じゃあご飯抜きにするわよ…」
ベジータ「・・・クソッタレ!!」
ルイズ「行くわよ。」
ベジータ「・・・どこにだ。」
ルイズ「朝食に決まってるでしょ」
――――
キルシュ「あ、来たわよ。噂の脱走使い魔とそのご主人様」
ざわ・・・ざわ・・・
ルイズ「ほら、早くいすを引きなさいよ。気が利かないわね。」
ベジータ「断る」
ルイズ「よっぽどご飯が食べたくないようね…」
ベジータ「・・・チッ。・・・!」
ルイズ「?」
―――プシュン!!!!
ベジータ「んぐんぐ・・・そうだな、今日は飯はいらん。」
ルイズ「そ、そう…。ならそこに座ってなさい。」
ギーシュ「誰か!!僕の朝食がないんだが!!」
シエスタ「きゃ!!すみません!!!」
ベジータ「・・・」
シエスタ「あの・・・もしかしてミス・ヴァリエールの使い魔...
ベジータ「・・・チッ」
シエスタ「平民が使い魔として召喚されたって、もう噂になっ...
ベジータ「・・・誰が平民だ!俺様はサイヤ人の王子だ!!」
シエスタ「え、じゃあ魔法が使えるんですか!?」
ベジータ「いや・・・」
シエスタ「なんだあ。じゃあ平民じゃないですか!!」
ベジータ(・・・チッ!!魔法が使えるのが貴族ってわけか…)
シエスタ「あ、私はここでご奉仕させてもらってるシエスタと...
ベジータ「・・・ベジータだ。」
シエスタ「ベジータさん・・・ですか。よろしくお願いします...
ギーシュ「おい!ケーキはまだかい?」
ベジータ「…ちょっと待て。俺が持っていってやろう。」
シエスタ「はい?」
ギーシュ「このベルダンデと一晩語り合ってね・・・」
モンモランシー「そう・・・一晩中・・・ね・・・」
ギーシュ「ああ…この知的な瞳…感動的な触り心地!!まさに僕...
プシュン!!!!ドゴォォォォ!!!
ギーシュ「!!!べ、ベルダンデーー!!!!き、君!!!な...
ベジータ「・・・フンッ!!悪い悪い。オラッ、ケーキだ。」
ギーシュ「君は・・・ルイズの使い魔か・・・昨日は・・!!...
ケティ「あ!ギーシュ様!!夕べお話した手作りのソフレ。今...
ギーシュ「あーーーー、それはそれは・・・。」
モンモランシー「・・・夕べ?」
ギーシュ「いや・・・これはだね・・・」
モンモランシー「ギーシュどういうこと!?」
ケティ「ギーシュ様・・・もしかして二股を・・・ひどいです...
ギーシュ「二人とも落ち着いて・・・」
モンモ・ケティ「嘘つきーーー!!!!!」
バチーーーーン!!
ベジータ「・・・フンッ」
ギーシュ「・・・どうやら君は・・・貴族に対する礼を知らな...
ベジータ「貴様こそ誰に向かって口を聞いてやがる」
ギーシュ「決闘だ!!昨日は卑怯な不意打ちで妙な術を使った...
覚悟はいいな…。ベストリノ広場で待っている!!」
ベジータ「・・・フンッ!」
ルイズ「アンタ!!何やってんのよ!!」
ベジータ「・・・チッ。」
ルイズ「何勝手に決闘の約束なんかしてんのよ!!」
ベジータ「どこにいくつもりだ」
ルイズ「ギーシュに謝りに行くのよ。今ならまだ許してくれる...
ベジータ「なぜ俺様があんな下等生物に謝らないといけないの...
ルイズ「あなたは何も分かっていない。平民は貴族に勝てない...
ベジータ「おい、ベストリノ広場はどこだ?」
マリコルヌ「ああ、あっちだあっち」 ルイズ「マリコルヌ!...
ベジータ「フンッ・・!!」
ルイズ「もー!!!使い魔のくせに勝手なことばっかりするん...
オスマン「平民の使い魔など前例が無いが・・・」
コルベール「問題はそのことよりも・・・その者が表した使い...
オスマン「ほぉ・・・これは…ミスロングビルすまないが・・・...
ロングビル「分かりました・・・」
コルベール「あと・・・額にMの字も同時に出たのですが・・...
オスマン「それは関係ないわ」
―――
ギーシュ「逃げずに来たのは褒めてやろう」
ベジータ「フンッ・・・!!」
ルイズ「待って!!ギーシュ、いい加減にして!決闘は禁じら...
ギーシュ「禁じられてるのは貴族同士の決闘だよ。彼は平民。...
ルイズ「それは・・・そんなこと今まで無かったから・・」
ギーシュ「ルイズ・・・君はもしやこの平民に、その乙女心を...
ルイズ「ッ・・!!誰がよ!!やめてよね!自分の使い魔がみ...
ギーシュ「君が何を言おうと、もう決闘は始まっているんだ!...
ギーシュ「僕の名は青銅のギーシュ。従って、青銅のゴーレム...
「おい!いきなりあんな数かよ!!平民相手にえげつねえ!!」
ギーシュ「まぁルイズの持ち物を壊しちゃ悪いし、ここで謝れ...
ベジータ「御託はいいからさっさと始めやがれ」
ギーシュ「んぐっ・・!!そうかい・・」
――
オスマン「これは伝説のみに存在する使い魔のルーンじゃぞ・...
まして・・・あのヴァリエールの三女が召喚するとは...
これは失われしペンタゴンの一角に関わることだ」
コルベール「ま、まさか!!」
オスマン「ことの真相はどうあれ、この件は一切口外してはな...
コルベール「しょ、承知しました!!もしや、あのMの印も・...
オスマン「いや、あれは関係ないわ」
―――
ゴオオオオオオオオオオ「土煙でよく見えねぇ・・・あの平民...
ギーシュ「どうやら…勝負ありのようだな」
ベジータ「おい、もう攻撃していいのか?」
ギーシュ「ど、どういうことだ!!!な、なんで!?」
ベジータ「あのモグラに気の毒だから半殺しで済ましてやるよ」
――プシュン!!
「おお!消えたぞ!!!!」ざわ・・ざわ・・
ギーシュ「く!!どこだ!!」
「後ろだよ」
ギーシュ「何!!」
ベジータ「ベジータ様のお料理地獄!!」
ギーシュ「うわ!何をする!!ぎゃああああああああああああ...
―――汚ぇ花火だぜ
ベジータ「ん・・・」
シエスタ「あ、お目覚めですか。」
ベジータ「何でお前がここに・・・」
シエスタ「食事をお持ちするようミス・ヴァリエールから仰せ...
ベジータ「・・・ルイズが」
ルイズ「zzz・・・」
ベジータ(こうしてれば少しは可愛いのだが…)
シエスタ「疲れたんでしょうね・・・ずっと寝ずにミスター・...
ベジータ「・・・チッ」
ベジータ「おい!!なんだこれは!!」
ルイズ「あんたのせいで関係各所回ってる間に溜まった洗濯物...
ベジータ「な!これ全部か!!」
―――
ベジータ「畜生・・・手が冷えるぜ・・・痛ててて!!!何し...
ルイズ「教室までのお供もしないで洗濯にいつまで時間かけて...
洗濯が片付いたらすぐ教室に来ること!!分かったわ...
ベジータ「・・・チッ」
―――
「火、水、風、土の魔法は複数組み合わせることで更に強力に...
そして私達メイジはいくつ組み合わせられるかでレベルが決...
モンモン「はい先生!二つの組み合わせが出来ればライン、三...
ベジータ(な!!ぱぱぱぱ、パンティーが丸見えだと!!)
ルイズ「・・・」 ドゴォ!! ベジータ「うおおお!!!」
「みなさんは、まだ1系統しか使えないと思いますが…」
キュルケ「先生、お言葉ですが、まだ1系統も使えない、魔法成...
ベジータ「・・・・フンッ。なるほどな」
ベジータ「なぜ他の連中が「ゼロのルイズ」と呼んでるかよう...
属性ゼロ、魔法の成功の確立ゼロ。それでも貴族か、...
ルイズ「・・・」
ベジータ「ハッハッハッハ!!ゼロのルイズとはよく言わせた...
それでご主人様とは笑わせるぜッ!!」
ルイズ「こここ、この使い魔はご、ご主人様に、な、ななんて...
ベジータ「もしや・・・怒ったのか?」
ルイズ「ゼロって言った回数だけご飯抜き!!!」
ベジータ「・・・チッ!!勝手にしやがれ!!!」
ぐぅ〜
ベジータ「・・・おい」
ルイズ「無理」
ルイズ「しょうがないわね…。今回は特別に勘弁してあげるわ」
ベジータ「・・・そうか!!」(今後は魔法がゼロだろうと胸...
ルイズ「胸が・・・なんですって・・!?」
ベジータ「な!!しまった!!口に出てしまった!!!」
ルイズ「やっぱご飯抜き!!プラス今夜は部屋で寝るの禁止!...
ベジータ「畜生・・・」
シエスタ「ベジータさん・・・?」
ベジータ「もぐっ・・!んぐっ・・・!!」
「残り物でスマンが思う存分食ってくれ、我らの剣よ!」
ベジータ「我らの剣?」
「そうとも。あんたは俺たちと同じ平民なのにあの偉ぶった貴...
我ら平民の誇り、我らの剣だ。」
ベジータ「・・・フンッ!」
「見ろ!!真の達人はこんな風に偉ぶらねぇもんだ!!う〜ん...
ベジータ「ッチ!しかしあの連中はこの俺様を差し置いていつ...
「このコック長にかかればどんなもんだって絶妙な味に仕上げ...
ベジータ「・・・チッ!勘違いするなよ!!別に貴様を褒めた...
「いいやつだぁ・・ベジータ!!お前は全くいいやつだベジー...
ベジータ「うわ!!何をする貴様!!!ビックバンアターーー...
シエスタ「また来てください・・・みんなベジータさんのファ...
ベジータ「・・・チッ」
シエスタ「あ、あのベジータさん・・・今度ゆっくりお話した...
ベジータ「あ・・・ああ・・・」
―――――
ベジータ「いかんいかん、ブルマに知られたら殺されちまうぜ...
キュルケ「いらっしゃい!ようこそ私のスウィートルームへ・...
ベジータ「な・・・」
キュルケ「いけないことだとは思ってるわ・・・でも私の二つ...
松明みたいに燃え上がりやすいの…」
ベジータ「ああ・・・そうか・・・。」
キュルケ「お分かりにならない?恋してるのよ、私、あなたに...
ベジータ「あ、ああ・・・突然だな・・・うおお!!!」
キュルケ「愛してるわベジータ・・・」
ベジータ(こ・・・この体勢は・・・!!ブルマ!!すまん!...
ルイズ「何やってんのよ!!!」
ルイズ「ツェルプストー。誰の使い魔に手を出してるのよ」
キュルケ「待って!!彼はあなたの使い魔だけど、れっきとし...
ベジータ「いやサイヤ人…」
ルイズ「どうでもいいから来なさい!!」
ベジータ「いだだだだ!!耳をひっぱるな!!!」
キュルケ「ふん・・・まだ諦めないわよ!!」
――――バタン
ルイズ「・・・まるで盛のついた犬じゃないの!!!」
ベジータ「くっ!!」
ルイズ「跳馬用の鞭よ・・・私間違ってたわ。あんたをつい人...
ベジータ「嘘つけ!!」
ルイズ「よりにもよってツェルプストーの女に尻尾を振るなん...
バチンバチン!!
ベジータ「うおおおおお!!!クソッタレぇ・・・!!決して...
ルイズ「何よ!!あんな女のどこがいいのよ!!」バチン!バチン!
ベジータ「くそ!!やめろ!!!ああ・・!!!もっと・・・...
ルイズ「それでそのままキュルケの部屋へ。」
ベジータ「そうだ、不可抗力だ」
ルイズ「情けないわねえ…あんた戦士なんでしょ」
ベジータ「…」
ルイズ「そうね、明日はちょうど虚無の曜日だし…もう寝なさい...
ベジータ「・・・チッ」
ルイズ「ちょっと、今日は部屋で寝なさい。またキュルケに襲...
ベジータ「お前・・・やっぱり俺のこと・・・」
ルイズ「・・・!!!!」
ルイズ「馬鹿!馬鹿!」
バシン!バシン!!
ベジータ「ぐあああああ!!!畜生!!いい!!!」
武器屋「最近は宮廷でも下僕に武器を持たすのがはやってまし...
ベジータ「おい、もしかして剣を買うつもりか。」
ルイズ「戦士なんだから剣くらい使えないとね。キュルケにま...
ベジータ「おい…この間の決闘見てなかったのか」
ルイズ「金貨100で適当なのはないの」
武器屋「100ですかい…まぁなくはないですが…」
ルイズ「それ買うわ!!」
ベジータ「・・・」
―――
ベジータ「おい、何だこれは」
キュルケ「気に入っていただけて?」
ルイズ「どういう意味ツェルプストー?」
キュルケ「ベジータにお似合いの剣を偶然見つけたから、プレ...
ルイズ「あとをつけてきたって訳?」キュルケ「情けないわね...
ベジータ(どっちが気持ちいいだろうか・・・)
キュルケ「この剣、ゲルマニア製の業物だそうよ。剣も女もゲ...
ルイズ「へ、へんだ!あんたなんかゲルマニアで男漁りすぎて...
キュルケ「言ってくれるじゃない」ルイズ「本当のことじゃな...
キュルケ「それじゃベジータに決めてもらいましょうか」
ルイズ「そうよ、あんたの剣で揉めてるんだから」
ベジータ(そりゃどっちって言われれば・・・こっちの太くて...
だが、これは剣だけの問題じゃなさそうだな・・・...
キュルケ「いい機会だから教えてあげる。私ね、あなたのこと...
ルイズ「あら気が合うわね。私もよ。」
キュルケ・ルイズ「決闘よ!!!」
?「うるせえぞ!!馬鹿女ども!!!」
キュルケ・ルイズ「馬鹿女・・・!?」
ベジータ「違う!!俺じゃない!!アッー!!!やめろ!!!...
タバサ「・・・剣」
ルイズ「・・・?」
?「人が寝てるとこを起こしやがって・・・」
ベジータ「おい・・・剣が喋ってるぞ」
?「おどれぇた!!お前そんなM字頭して使い手かよ!!どお...
キュルケ「それって・・・知性をもつ剣、インテリジェンスソ...
ルイズ「知らなかったのよ!こんな気色悪いのすぐ返品するわ」
ベジータ(知性を持つ剣・・・プレイに幅が・・・よし)「剣...
ルイズ「な!!!」
デルフリンガー「俺はデルフリンガーだ」
ベジータ「ベジータだ。(夜は)よろしく頼むぜ。」
終了行:
「いよいよ今日は召喚の儀式であります。
これは2年生に進級した君たちの最初の試験でもあり、貴族と...
キュルケ「楽しみだわぁ〜。あなたがどんなすごい使い魔を呼...
ルイズ「…ほっといて」
――――
ギーシュ「サラマンダー…キュルケが召喚したのか。」
「最後にして大物を出したものですなぁ、ミス・ツェルプスト...
キュルケ「私の二つ名、微熱のキュルケの名にふさわしい結果...
「ええ、これで全員ですかな。」
キュルケ「いいえ、まだ…。ミス・ヴァリエールが。
おおみえ切った以上、この子よりよりすごいのを召喚...
ルイズ「と、当然でしょ…!!」
ルイズ「宇宙の果てのどこかにいる私の僕よ!神聖で美しく、...
私は心より求め、訴えるわ!我が導きに答えなさい!...
チュドーーーーーーーン!!!!!
ベジータ「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
「に、人間?」
「あの格好…どうみても平民だな…」
「ああ、平民だな」
ベジータ「く!!一体どうなってやがんだ…」
ルイズ「あ、あんた誰?」
ベジータ「何だって?」
ルイズ「言葉が通じないのね。どこの平民?」
キュルケ「おおみえ切ったことだけはあるわね・・・クスクス。ま...
ルイズ「ちょ、ちょっと間違えただけよ!!」
「さすがゼロのルイズ。期待を裏切らないなぁ!!」「アッハ...
ベジータ「おい!!何だこ…」ルイズ「うるさーーーい!!」
ルイズ「ミスターコルベール!あの、もう一度やり直させてく...
コルベール「それはできない。この儀式はメイジとして一生を...
やり直すなど儀式そのものに対する冒涜ですぞ!」
ルイズ「でも平民を使い魔にするなど聞いたことありません!」
コルベール「平民であろうと、何であろうと例外は認められま...
ルイズ「えぇ〜〜〜・・これとぉ〜〜〜…」
コルベール「早くしたまえ!でないと君は本当に退学になって...
ルイズ「分かりました…」
ベジータ「な、何だ貴様!!」
ルイズ「感謝しなさいよね!貴族にこんなことされるなんて普...
ルイズ「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・...
五つの力を司るペンタゴン。このものに祝福を与え、...
ベジータ「貴様!!何をするつもりだ!!」
ルイズ「いいからじっとしてなさい!!」
ベジータ「おい!!なんだ・・おい・・・やめ・・・オレには...
コルベール「うむ、コントラクトサーバントは無事終了しまし...
ベジータ「お、おい!!どういうつもりだ!!な・・・なんだ...
ルイズ「すぐ終わるわ。」
ベジータ「な、なに!?くそったれえええ!!!!」
ベジータ「く・・・ここは・・・」
ルイズ「やっと目が覚めたようね。胃が痛くなるほど悩んだけ...
光栄に思いなさい。」
ベジータ「何を言ってるのか分からんが貴様覚悟はできてるん...
ルイズ「それ、洗濯しておいて。言葉が分からなくても使い魔...
ベジータ「貴様!!色仕掛けが俺様に通じるとでも思ってるの...
ルイズ「あーー!!!うるさーーーい!!!その上ピーピー吼...
あ、口封じの魔法…去年教わったやつ・・・確か・・・...
チュドーーーーン!!!
ベジータ「うおおおおおお!!!!!」
ルイズ「うん・・・…おかしいな…」
ベジータ「貴様!!もう容赦しないぜ!!!」
ルイズ「! 分かる!分かるわ!!」
ベジータ「
ミスったけど気にしない。
ベジータ「何だと!?」
ルイズ「何か言いなさい。」
ベジータ「け!喋れるなら初めから喋りやがれ!!」
ルイズ「どういうこと・・・沈黙の呪文だったのに・・・あん...
ベジータ「チッ・・・!!そんなことより何がどうなってやが...
ルイズ「な・ま・えは?」
ベジータ「・・・ベジータだ。」
ルイズ「あなたは私に召喚されたのよ、使い魔としてね。…ああ...
ベジータ「召使いだと!!!貴様!!俺様が誰だか分かってい...
ルイズ「知らないわよ。それに使い魔の分際で貴様呼ばわりは...
ベジータ「どうやら死にたいらしいな・・・ッ!!」
ルイズ「あー・・・なんで私の使い魔が平民なのよ・・・。ド...
ルイズ「あれ?ベジータ?使い魔が逃げた?使い魔なのに!?」
ベジータ「チッ!!女ってのはめんどくせぇ!!それより早く...
ケティ「私、スフレを作るのが得意なんですのよ。」
ギーシュ「それは是非食べてみたい。」
ケティ「ほ、本当ですか!?」
ギーシュ「勿論だよケティ!君の瞳に嘘はつかないよ」
ベジータ「おい!!そこの貴様!!出口はどこだ!?」
ギーシュ「君は…ルイズが呼び出した平民じゃないか。」
ベジータ「・・・」
ギーシュ「平民が貴族になんて口の聞き方だ。全く、ルイズの...
ベジータ「ビックバンアターーーーック!!!!」
ギーシュ「ぎゃあああああああああああああああ!!!」
ルイズ「はぁ・・・はぁ・・・!!私の使い魔知らない!?」
ケティ「あ・・・あの・・・門の方へ・・・」
ベジータ「クソ・・・月が二つだと!?ここはどこの惑星だ・...
ルイズ「見つけたわ!!あなたギーシュにまで怪我をさせて!...
ベジータ「フンっ!!死なない程度にしといてやった、ベジー...
ルイズ「とにかく!!部屋に戻りなさい!!」
ベジータ「それよりここは一体どこだ!!言え!!」
ルイズ「ご主人様にむかって何て口の聞き方を・・・まあいい...
ここはハルケギニア大陸のトリステイン王国のトリス...
私はあなたのご主人様のルイズ・フランソワーズ・ル...
お分かり?」
ベジータ「つまり、俺はブウ戦で死んでしまったということか…...
ルイズ「いや、違うし、訳わかんないし。」
ルイズ「で、すんでるのは地球って言う惑星で、さっきまで魔...
ベジータ「・・・チッ。何度も言わせるな!」
ルイズ「信じられるわけないでしょ!そんな別世界があるなん...
ベジータ「とにかく俺を元の場所へ帰しやがれ!!」
ルイズ「無理。相手がどこの誰だろうと契約は絶対なの!」
ベジータ「ききき、貴様!!なぜ服を脱いでいる!!!」
ルイズ「寝るから着替えてるの。それ洗濯しておいてね」
ベジータ「貴様!!誰に口を聞いていやが…」
ルイズ「誰がアンタを養うと思ってるの。」
ベジータ「・・・ッ!!」
ルイズ「私の使い魔でしょ。掃除洗濯雑用・・・当然じゃない...
朝も着替えを用意しとくように。安心なさい・・・ち...
ベジータ「与えるだと!!コケにしやがって・・・おい!!」
ベジータ「・・・チッ!!女ってのはどいつもこいつも!!」
ベジータ「おいクソッタレ!!服だぞ」
ルイズ「ふぇ?」
ベジータ「・・・チッ!サイヤ人の王子にこんなことさせやが...
ルイズ「下着は?」
ベジータ「・・・ッ!!!貴様!!あまり調子に乗るなよ!!」
ルイズ「ご飯抜きにするわよ」
ベジータ「・・・ッ!!」
ルイズ「下の引き出し」
ベジータ「・・・チッ!!ほらよ!!」
ルイズ「着せて。」
ベジータ「ななな何だと!!服くらい自分で着やがれ!!」
ルイズ「…下僕がいる場合は貴族は自分で服なんか着ないの!!...
ベジータ「誰が下僕だ!!それに俺様はサイヤ人の王子だぞ!...
ルイズ「そ、じゃあご飯抜きにするわよ…」
ベジータ「・・・クソッタレ!!」
ルイズ「行くわよ。」
ベジータ「・・・どこにだ。」
ルイズ「朝食に決まってるでしょ」
――――
キルシュ「あ、来たわよ。噂の脱走使い魔とそのご主人様」
ざわ・・・ざわ・・・
ルイズ「ほら、早くいすを引きなさいよ。気が利かないわね。」
ベジータ「断る」
ルイズ「よっぽどご飯が食べたくないようね…」
ベジータ「・・・チッ。・・・!」
ルイズ「?」
―――プシュン!!!!
ベジータ「んぐんぐ・・・そうだな、今日は飯はいらん。」
ルイズ「そ、そう…。ならそこに座ってなさい。」
ギーシュ「誰か!!僕の朝食がないんだが!!」
シエスタ「きゃ!!すみません!!!」
ベジータ「・・・」
シエスタ「あの・・・もしかしてミス・ヴァリエールの使い魔...
ベジータ「・・・チッ」
シエスタ「平民が使い魔として召喚されたって、もう噂になっ...
ベジータ「・・・誰が平民だ!俺様はサイヤ人の王子だ!!」
シエスタ「え、じゃあ魔法が使えるんですか!?」
ベジータ「いや・・・」
シエスタ「なんだあ。じゃあ平民じゃないですか!!」
ベジータ(・・・チッ!!魔法が使えるのが貴族ってわけか…)
シエスタ「あ、私はここでご奉仕させてもらってるシエスタと...
ベジータ「・・・ベジータだ。」
シエスタ「ベジータさん・・・ですか。よろしくお願いします...
ギーシュ「おい!ケーキはまだかい?」
ベジータ「…ちょっと待て。俺が持っていってやろう。」
シエスタ「はい?」
ギーシュ「このベルダンデと一晩語り合ってね・・・」
モンモランシー「そう・・・一晩中・・・ね・・・」
ギーシュ「ああ…この知的な瞳…感動的な触り心地!!まさに僕...
プシュン!!!!ドゴォォォォ!!!
ギーシュ「!!!べ、ベルダンデーー!!!!き、君!!!な...
ベジータ「・・・フンッ!!悪い悪い。オラッ、ケーキだ。」
ギーシュ「君は・・・ルイズの使い魔か・・・昨日は・・!!...
ケティ「あ!ギーシュ様!!夕べお話した手作りのソフレ。今...
ギーシュ「あーーーー、それはそれは・・・。」
モンモランシー「・・・夕べ?」
ギーシュ「いや・・・これはだね・・・」
モンモランシー「ギーシュどういうこと!?」
ケティ「ギーシュ様・・・もしかして二股を・・・ひどいです...
ギーシュ「二人とも落ち着いて・・・」
モンモ・ケティ「嘘つきーーー!!!!!」
バチーーーーン!!
ベジータ「・・・フンッ」
ギーシュ「・・・どうやら君は・・・貴族に対する礼を知らな...
ベジータ「貴様こそ誰に向かって口を聞いてやがる」
ギーシュ「決闘だ!!昨日は卑怯な不意打ちで妙な術を使った...
覚悟はいいな…。ベストリノ広場で待っている!!」
ベジータ「・・・フンッ!」
ルイズ「アンタ!!何やってんのよ!!」
ベジータ「・・・チッ。」
ルイズ「何勝手に決闘の約束なんかしてんのよ!!」
ベジータ「どこにいくつもりだ」
ルイズ「ギーシュに謝りに行くのよ。今ならまだ許してくれる...
ベジータ「なぜ俺様があんな下等生物に謝らないといけないの...
ルイズ「あなたは何も分かっていない。平民は貴族に勝てない...
ベジータ「おい、ベストリノ広場はどこだ?」
マリコルヌ「ああ、あっちだあっち」 ルイズ「マリコルヌ!...
ベジータ「フンッ・・!!」
ルイズ「もー!!!使い魔のくせに勝手なことばっかりするん...
オスマン「平民の使い魔など前例が無いが・・・」
コルベール「問題はそのことよりも・・・その者が表した使い...
オスマン「ほぉ・・・これは…ミスロングビルすまないが・・・...
ロングビル「分かりました・・・」
コルベール「あと・・・額にMの字も同時に出たのですが・・...
オスマン「それは関係ないわ」
―――
ギーシュ「逃げずに来たのは褒めてやろう」
ベジータ「フンッ・・・!!」
ルイズ「待って!!ギーシュ、いい加減にして!決闘は禁じら...
ギーシュ「禁じられてるのは貴族同士の決闘だよ。彼は平民。...
ルイズ「それは・・・そんなこと今まで無かったから・・」
ギーシュ「ルイズ・・・君はもしやこの平民に、その乙女心を...
ルイズ「ッ・・!!誰がよ!!やめてよね!自分の使い魔がみ...
ギーシュ「君が何を言おうと、もう決闘は始まっているんだ!...
ギーシュ「僕の名は青銅のギーシュ。従って、青銅のゴーレム...
「おい!いきなりあんな数かよ!!平民相手にえげつねえ!!」
ギーシュ「まぁルイズの持ち物を壊しちゃ悪いし、ここで謝れ...
ベジータ「御託はいいからさっさと始めやがれ」
ギーシュ「んぐっ・・!!そうかい・・」
――
オスマン「これは伝説のみに存在する使い魔のルーンじゃぞ・...
まして・・・あのヴァリエールの三女が召喚するとは...
これは失われしペンタゴンの一角に関わることだ」
コルベール「ま、まさか!!」
オスマン「ことの真相はどうあれ、この件は一切口外してはな...
コルベール「しょ、承知しました!!もしや、あのMの印も・...
オスマン「いや、あれは関係ないわ」
―――
ゴオオオオオオオオオオ「土煙でよく見えねぇ・・・あの平民...
ギーシュ「どうやら…勝負ありのようだな」
ベジータ「おい、もう攻撃していいのか?」
ギーシュ「ど、どういうことだ!!!な、なんで!?」
ベジータ「あのモグラに気の毒だから半殺しで済ましてやるよ」
――プシュン!!
「おお!消えたぞ!!!!」ざわ・・ざわ・・
ギーシュ「く!!どこだ!!」
「後ろだよ」
ギーシュ「何!!」
ベジータ「ベジータ様のお料理地獄!!」
ギーシュ「うわ!何をする!!ぎゃああああああああああああ...
―――汚ぇ花火だぜ
ベジータ「ん・・・」
シエスタ「あ、お目覚めですか。」
ベジータ「何でお前がここに・・・」
シエスタ「食事をお持ちするようミス・ヴァリエールから仰せ...
ベジータ「・・・ルイズが」
ルイズ「zzz・・・」
ベジータ(こうしてれば少しは可愛いのだが…)
シエスタ「疲れたんでしょうね・・・ずっと寝ずにミスター・...
ベジータ「・・・チッ」
ベジータ「おい!!なんだこれは!!」
ルイズ「あんたのせいで関係各所回ってる間に溜まった洗濯物...
ベジータ「な!これ全部か!!」
―――
ベジータ「畜生・・・手が冷えるぜ・・・痛ててて!!!何し...
ルイズ「教室までのお供もしないで洗濯にいつまで時間かけて...
洗濯が片付いたらすぐ教室に来ること!!分かったわ...
ベジータ「・・・チッ」
―――
「火、水、風、土の魔法は複数組み合わせることで更に強力に...
そして私達メイジはいくつ組み合わせられるかでレベルが決...
モンモン「はい先生!二つの組み合わせが出来ればライン、三...
ベジータ(な!!ぱぱぱぱ、パンティーが丸見えだと!!)
ルイズ「・・・」 ドゴォ!! ベジータ「うおおお!!!」
「みなさんは、まだ1系統しか使えないと思いますが…」
キュルケ「先生、お言葉ですが、まだ1系統も使えない、魔法成...
ベジータ「・・・・フンッ。なるほどな」
ベジータ「なぜ他の連中が「ゼロのルイズ」と呼んでるかよう...
属性ゼロ、魔法の成功の確立ゼロ。それでも貴族か、...
ルイズ「・・・」
ベジータ「ハッハッハッハ!!ゼロのルイズとはよく言わせた...
それでご主人様とは笑わせるぜッ!!」
ルイズ「こここ、この使い魔はご、ご主人様に、な、ななんて...
ベジータ「もしや・・・怒ったのか?」
ルイズ「ゼロって言った回数だけご飯抜き!!!」
ベジータ「・・・チッ!!勝手にしやがれ!!!」
ぐぅ〜
ベジータ「・・・おい」
ルイズ「無理」
ルイズ「しょうがないわね…。今回は特別に勘弁してあげるわ」
ベジータ「・・・そうか!!」(今後は魔法がゼロだろうと胸...
ルイズ「胸が・・・なんですって・・!?」
ベジータ「な!!しまった!!口に出てしまった!!!」
ルイズ「やっぱご飯抜き!!プラス今夜は部屋で寝るの禁止!...
ベジータ「畜生・・・」
シエスタ「ベジータさん・・・?」
ベジータ「もぐっ・・!んぐっ・・・!!」
「残り物でスマンが思う存分食ってくれ、我らの剣よ!」
ベジータ「我らの剣?」
「そうとも。あんたは俺たちと同じ平民なのにあの偉ぶった貴...
我ら平民の誇り、我らの剣だ。」
ベジータ「・・・フンッ!」
「見ろ!!真の達人はこんな風に偉ぶらねぇもんだ!!う〜ん...
ベジータ「ッチ!しかしあの連中はこの俺様を差し置いていつ...
「このコック長にかかればどんなもんだって絶妙な味に仕上げ...
ベジータ「・・・チッ!勘違いするなよ!!別に貴様を褒めた...
「いいやつだぁ・・ベジータ!!お前は全くいいやつだベジー...
ベジータ「うわ!!何をする貴様!!!ビックバンアターーー...
シエスタ「また来てください・・・みんなベジータさんのファ...
ベジータ「・・・チッ」
シエスタ「あ、あのベジータさん・・・今度ゆっくりお話した...
ベジータ「あ・・・ああ・・・」
―――――
ベジータ「いかんいかん、ブルマに知られたら殺されちまうぜ...
キュルケ「いらっしゃい!ようこそ私のスウィートルームへ・...
ベジータ「な・・・」
キュルケ「いけないことだとは思ってるわ・・・でも私の二つ...
松明みたいに燃え上がりやすいの…」
ベジータ「ああ・・・そうか・・・。」
キュルケ「お分かりにならない?恋してるのよ、私、あなたに...
ベジータ「あ、ああ・・・突然だな・・・うおお!!!」
キュルケ「愛してるわベジータ・・・」
ベジータ(こ・・・この体勢は・・・!!ブルマ!!すまん!...
ルイズ「何やってんのよ!!!」
ルイズ「ツェルプストー。誰の使い魔に手を出してるのよ」
キュルケ「待って!!彼はあなたの使い魔だけど、れっきとし...
ベジータ「いやサイヤ人…」
ルイズ「どうでもいいから来なさい!!」
ベジータ「いだだだだ!!耳をひっぱるな!!!」
キュルケ「ふん・・・まだ諦めないわよ!!」
――――バタン
ルイズ「・・・まるで盛のついた犬じゃないの!!!」
ベジータ「くっ!!」
ルイズ「跳馬用の鞭よ・・・私間違ってたわ。あんたをつい人...
ベジータ「嘘つけ!!」
ルイズ「よりにもよってツェルプストーの女に尻尾を振るなん...
バチンバチン!!
ベジータ「うおおおおお!!!クソッタレぇ・・・!!決して...
ルイズ「何よ!!あんな女のどこがいいのよ!!」バチン!バチン!
ベジータ「くそ!!やめろ!!!ああ・・!!!もっと・・・...
ルイズ「それでそのままキュルケの部屋へ。」
ベジータ「そうだ、不可抗力だ」
ルイズ「情けないわねえ…あんた戦士なんでしょ」
ベジータ「…」
ルイズ「そうね、明日はちょうど虚無の曜日だし…もう寝なさい...
ベジータ「・・・チッ」
ルイズ「ちょっと、今日は部屋で寝なさい。またキュルケに襲...
ベジータ「お前・・・やっぱり俺のこと・・・」
ルイズ「・・・!!!!」
ルイズ「馬鹿!馬鹿!」
バシン!バシン!!
ベジータ「ぐあああああ!!!畜生!!いい!!!」
武器屋「最近は宮廷でも下僕に武器を持たすのがはやってまし...
ベジータ「おい、もしかして剣を買うつもりか。」
ルイズ「戦士なんだから剣くらい使えないとね。キュルケにま...
ベジータ「おい…この間の決闘見てなかったのか」
ルイズ「金貨100で適当なのはないの」
武器屋「100ですかい…まぁなくはないですが…」
ルイズ「それ買うわ!!」
ベジータ「・・・」
―――
ベジータ「おい、何だこれは」
キュルケ「気に入っていただけて?」
ルイズ「どういう意味ツェルプストー?」
キュルケ「ベジータにお似合いの剣を偶然見つけたから、プレ...
ルイズ「あとをつけてきたって訳?」キュルケ「情けないわね...
ベジータ(どっちが気持ちいいだろうか・・・)
キュルケ「この剣、ゲルマニア製の業物だそうよ。剣も女もゲ...
ルイズ「へ、へんだ!あんたなんかゲルマニアで男漁りすぎて...
キュルケ「言ってくれるじゃない」ルイズ「本当のことじゃな...
キュルケ「それじゃベジータに決めてもらいましょうか」
ルイズ「そうよ、あんたの剣で揉めてるんだから」
ベジータ(そりゃどっちって言われれば・・・こっちの太くて...
だが、これは剣だけの問題じゃなさそうだな・・・...
キュルケ「いい機会だから教えてあげる。私ね、あなたのこと...
ルイズ「あら気が合うわね。私もよ。」
キュルケ・ルイズ「決闘よ!!!」
?「うるせえぞ!!馬鹿女ども!!!」
キュルケ・ルイズ「馬鹿女・・・!?」
ベジータ「違う!!俺じゃない!!アッー!!!やめろ!!!...
タバサ「・・・剣」
ルイズ「・・・?」
?「人が寝てるとこを起こしやがって・・・」
ベジータ「おい・・・剣が喋ってるぞ」
?「おどれぇた!!お前そんなM字頭して使い手かよ!!どお...
キュルケ「それって・・・知性をもつ剣、インテリジェンスソ...
ルイズ「知らなかったのよ!こんな気色悪いのすぐ返品するわ」
ベジータ(知性を持つ剣・・・プレイに幅が・・・よし)「剣...
ルイズ「な!!!」
デルフリンガー「俺はデルフリンガーだ」
ベジータ「ベジータだ。(夜は)よろしく頼むぜ。」
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