ゼロの使い魔保管庫
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X00-42-3のつづきです。
「姫様、お待たせいたしました」
「姫様、本当に申し訳ありません。ホントにサイトときたら」
「いいのですよ。それより本題に入らさせていただきます。ア...
「はい」
「そして、折を見て王権を復活させることになっているのです...
「返す?」
「ええ、その為にサイト殿の領地をアルビオンのトリステイン...
「そう言う事でしたら、お預かりいたします。ですが、俺領地...
「それでしたら心配要りません。信の置ける方を太守に任じて...
「良かった!俺のせいで、他の人が不幸になるのは嫌ですから...
「サイト殿が領主になって不幸になる人が出るとは思えません...
「アルビオンというと先ずラ・ロシェールまで馬で…」
「シルフィードでいく」
「え?いいのか、タバサ」
「いい」
「ありがとう」
――――――――――――――――――――
その日王宮で才人達の為にこじんまりとした晩餐会が開かれ...
しかし才人は、緊張でガチガチだった。無理もない、才人の...
「サイト、何固くなっているのよ、見っとも無いでしょ」
「お前達と一緒にするな。俺はこういうの初めてなんだからよ」
「サイト殿、そんなに緊張なさらないでください。本日の主役...
「え?」
「そうですわよ、サイト殿。今日の御活躍、私も拝見致しまし...
「ええ、本当にサイト殿には何度国を救って頂いたか知れませ...
「すいません。俺そんな事言われると余計緊張してしまいます」
「まあ!それは失礼しました(成程、報告通りの男性ね。娘が...
「でもサイト、あんたこういうの慣れないとこれから大変よ」
「なんで」
「あんた、大公になったのよ!これから宮中晩餐会やら舞踏会...
「ゲッ!それはやだなー」
「仕方ないでしょ。高い地位にはそれなりの責任やら柵が増え...
「サイト殿、今更辞退は出来ませんよ」
「姫様、先に言わないでください」
「だってあんなに大きく顔に書いてあるんですもの。私でもは...
「うーん」
「毎日有る訳ではありませんし、少しづつ慣れて行けば宜しい...
「姫様、そんな呑気なことをおしゃっては駄目です。サイトに...
「毎日は止めてくれー!」
「あんたがさっさと人並みになればいいのよ」
「簡単に言うなよ」
こうして恙無く(?)晩餐会は終了した。
――――――――――――――――――――――
魔法学院
「才人達、遅いな」
「多分、夕食は王宮だと思うな」
「王宮?」
「あれだけの大手柄だ。晩餐会が開かれたとしても不思議じゃ...
「羨ましいねぇ」
「いやサイトは緊張しまくっていると思う。彼はああゆうのは...
「奴にしてみれば拷問に近いか」
「多分ね」
「仕方がない。我々だけで始めようじゃないかね」
「そうだな、始めよう」
「我々水精霊騎士隊と魔法学院の栄誉を称え『乾杯!』」
「しかしギーシュ、王政府は随分と大盤振る舞いしたと思わな...
「確かにね。サイトはともかく僕達のは通常あり得ないね」
「だよな、隊員全員シュヴァリエか。確かにあり得ないね。そ...
「ああ、僕達の戦果を受けて、継続的に水精霊騎士隊の増員、...
「強化って言ってもどうするんだ?」
「とりあえずアニエス殿が、叙勲式まで強化訓練を行いに来る...
「ちょっと待て、いつ来るんだ?」
「忘れた」
「無責任だな、あのサイトが恐れる人物だぞ。俺達殺されるか...
「うーん、サイトから聞いた訓練、いやしごきだな。あれをや...
「ミスタ・グラモン」
シエスタであった。
「なにかね」
「サイトさん達の姿が見えないんですが?」
「多分、王宮で晩餐会に出席しているんだと思うよ」
「えー、晩餐会なんですかー」
「ああ、今日サイトは大活躍なんだぜ。100メイル以上もあるゴ...
「うわー凄い、流石サイトさんです。で御領地は何処なんです...
「アルビオンのサウスゴータ地方だよ」
「えー、そんな遠くなんですかー」
「確かにね。でも大公の領地を出せる所なんてもうトリステイ...
「そうですか。そうするとサイトさんは、アルビオンでお暮し...
「違うと思うよ。非常勤とはいえ大元帥だ。ルイズが卒業した...
「それなら良いんですけど、どんどんサイトさん遠い存在にな...
「サイトはどんなに肩書きが変わっても、中身は絶対変わらな...
「ええ、そうですね。サイトさんは絶対変わりませんよね」
X00-42-5へつづく
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X00-42-3のつづきです。
「姫様、お待たせいたしました」
「姫様、本当に申し訳ありません。ホントにサイトときたら」
「いいのですよ。それより本題に入らさせていただきます。ア...
「はい」
「そして、折を見て王権を復活させることになっているのです...
「返す?」
「ええ、その為にサイト殿の領地をアルビオンのトリステイン...
「そう言う事でしたら、お預かりいたします。ですが、俺領地...
「それでしたら心配要りません。信の置ける方を太守に任じて...
「良かった!俺のせいで、他の人が不幸になるのは嫌ですから...
「サイト殿が領主になって不幸になる人が出るとは思えません...
「アルビオンというと先ずラ・ロシェールまで馬で…」
「シルフィードでいく」
「え?いいのか、タバサ」
「いい」
「ありがとう」
――――――――――――――――――――
その日王宮で才人達の為にこじんまりとした晩餐会が開かれ...
しかし才人は、緊張でガチガチだった。無理もない、才人の...
「サイト、何固くなっているのよ、見っとも無いでしょ」
「お前達と一緒にするな。俺はこういうの初めてなんだからよ」
「サイト殿、そんなに緊張なさらないでください。本日の主役...
「え?」
「そうですわよ、サイト殿。今日の御活躍、私も拝見致しまし...
「ええ、本当にサイト殿には何度国を救って頂いたか知れませ...
「すいません。俺そんな事言われると余計緊張してしまいます」
「まあ!それは失礼しました(成程、報告通りの男性ね。娘が...
「でもサイト、あんたこういうの慣れないとこれから大変よ」
「なんで」
「あんた、大公になったのよ!これから宮中晩餐会やら舞踏会...
「ゲッ!それはやだなー」
「仕方ないでしょ。高い地位にはそれなりの責任やら柵が増え...
「サイト殿、今更辞退は出来ませんよ」
「姫様、先に言わないでください」
「だってあんなに大きく顔に書いてあるんですもの。私でもは...
「うーん」
「毎日有る訳ではありませんし、少しづつ慣れて行けば宜しい...
「姫様、そんな呑気なことをおしゃっては駄目です。サイトに...
「毎日は止めてくれー!」
「あんたがさっさと人並みになればいいのよ」
「簡単に言うなよ」
こうして恙無く(?)晩餐会は終了した。
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魔法学院
「才人達、遅いな」
「多分、夕食は王宮だと思うな」
「王宮?」
「あれだけの大手柄だ。晩餐会が開かれたとしても不思議じゃ...
「羨ましいねぇ」
「いやサイトは緊張しまくっていると思う。彼はああゆうのは...
「奴にしてみれば拷問に近いか」
「多分ね」
「仕方がない。我々だけで始めようじゃないかね」
「そうだな、始めよう」
「我々水精霊騎士隊と魔法学院の栄誉を称え『乾杯!』」
「しかしギーシュ、王政府は随分と大盤振る舞いしたと思わな...
「確かにね。サイトはともかく僕達のは通常あり得ないね」
「だよな、隊員全員シュヴァリエか。確かにあり得ないね。そ...
「ああ、僕達の戦果を受けて、継続的に水精霊騎士隊の増員、...
「強化って言ってもどうするんだ?」
「とりあえずアニエス殿が、叙勲式まで強化訓練を行いに来る...
「ちょっと待て、いつ来るんだ?」
「忘れた」
「無責任だな、あのサイトが恐れる人物だぞ。俺達殺されるか...
「うーん、サイトから聞いた訓練、いやしごきだな。あれをや...
「ミスタ・グラモン」
シエスタであった。
「なにかね」
「サイトさん達の姿が見えないんですが?」
「多分、王宮で晩餐会に出席しているんだと思うよ」
「えー、晩餐会なんですかー」
「ああ、今日サイトは大活躍なんだぜ。100メイル以上もあるゴ...
「うわー凄い、流石サイトさんです。で御領地は何処なんです...
「アルビオンのサウスゴータ地方だよ」
「えー、そんな遠くなんですかー」
「確かにね。でも大公の領地を出せる所なんてもうトリステイ...
「そうですか。そうするとサイトさんは、アルビオンでお暮し...
「違うと思うよ。非常勤とはいえ大元帥だ。ルイズが卒業した...
「それなら良いんですけど、どんどんサイトさん遠い存在にな...
「サイトはどんなに肩書きが変わっても、中身は絶対変わらな...
「ええ、そうですね。サイトさんは絶対変わりませんよね」
X00-42-5へつづく
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