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Last-modified: 2008-11-10 (月) 22:44:24 (5646d)
502 名前:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/13(土) 00:52:21 ID:SKMVOHBB 「おはよ、サイト」 ここはヴァリエール邸内に建てられた、別邸の寝室。 「ちょっと」 眉をへの字に曲げて、ルイズが才人の胸板に乗っかってきた。 「起きて私が目に入ったら言うべきことがあるでしょ?ほら」 言って、期待に満ちた目でじっと見つめてくる。 1.「おはようルイズ、っていうか当たってるんですが」 「おはようルイズ、今日も綺麗だね」 にっこり笑って選んだ答えは。 「はいよろしい」 どうやら正解だったようだ。 「…夢みたい」 唇を離すと、ルイズは才人の胸板に頭を預け、その体温を楽しむ。 「…でもさルイズ」 そんなルイズに、才人が水を指す。 「なぁに?」 とびっきりの笑顔で、才人に続きを促すルイズ。 503 名前:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/13(土) 00:53:01 ID:SKMVOHBB 「今日は親父さんとこ行かなくていいわけ?」 …そーいえば。 「そうね。とりあえず昼から挨拶に行きましょうか」 言ってルイズは、もう一度才人に口付けした。 「でもその前に…ね?」 どうやら、今朝の朝ごはんは抜きになりそうである。 出立の準備を整えた二人は、本邸へと向かった。 「お久しぶりにございます、ルイズお嬢様」 本邸のエントランスで、二人を出迎えたのは執事のジェロームだった。 「…ジェローム、サイトにも礼をなさい」 その態度にルイズの方が不機嫌になる。 「…いかな旦那様の認めた相手とはいえ、相手は元平民。 どうやら、成り上がりでシュヴァリエになり、あまつさえルイズの婚約者となった才人に、ジェロームは好意を抱いていないようだ。 「あらあら。懐かしい声がするから来てみれば」 張り詰めた空気を一瞬で溶かすような、柔らかい声がジェロームの背後から聞こえてきた。 「ちいねえさま!」 そこにいたのは、ルイズの二番目の姉。 「いけませんよジェローム。お客様にそんな態度をとっては」 ルイズの時は反論したジェロームだったが、カトレアの言葉にすんなり自分の非を認める。 504 名前:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/13(土) 00:53:50 ID:SKMVOHBB しかしまだ認める気にはなれないらしい。ジェロームは捨て台詞を残すと屋敷の奥へ行ってしまった。 「…私を迎えにきたんじゃないの…?」 半ば呆れながら、ルイズは軽くため息をつく。 「まあいいじゃないの。お父様達なら、食堂で待ってるわ。食堂くらいわかるでしょう?」 本来ならば、ジェロームが付き添って案内するべきなのだが。 「じゃ、サイト、行くわよ」 そう言って手招きするルイズ。 「…ちいねえさま?」 なるほど、それで家族で一番先に出迎えたのか。 「じゃあ、その前に。 ルイズは才人の手を引いて、近くの柱の陰まで引っ張っていく。 「言っとくけど、ちいねえさまに手ぇ出したらコロスからね」 才人はカトレアの胸に並々ならぬ視線を送っていた前科がある。 「…お前何余計な心配してんだよ」 才人の反論に、しかしルイズは疑いの眼差しを向けたまま。 「…前科何犯だと思ってんのよ」 …お、俺ってそんなに信用ねえのか、と軽く落ち込む才人。 「今はお前だけだよ、ルイズ」 むー、なんか誤魔化されてる気がするなー、などとは思うルイズであったが、とりあえず満足しておくことにした。 505 名前:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/13(土) 00:55:10 ID:SKMVOHBB 台詞の後半部分で赤くなりながら、ルイズは屋敷の奥へ行ってしまった。 「それじゃあ私の部屋に行きましょうか?サイト殿」 才人は初めて入るカトレアの部屋に圧倒された。 「だ、大丈夫ですか?」 慌てて駆け寄る才人。 「ええ。私、少し体が弱くて。でも、この程度なら慣れっこだわ」 そんなカトレアに、才人は尋ねる。 「お医者様にはかかってるんですか?」 そしてカトレアは笑う。 「…あら。ルイズに釘を刺されていたのではなくて?」 カトレアはそう言って頬に指をあて、首をかしげてにこっと笑う。 「…俺に、できる事って言ったら、このくらいですから」 そんな才人に、カトレアは優しい微笑みを向ける。 「優しいのね、騎士殿。 506 名前:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/13(土) 00:56:10 ID:SKMVOHBB 「サイト殿。あなたは、伝説の使い魔『ガンダールヴ』でしょう?」 あまりにも直球な質問に、才人は驚く。 「え、何でそのこと…?」 才人の返答に、くすくすと笑ってカトレアは応えた。 「あの子のことは何でもお見通し。 そしてカトレアは才人の手をきゅっと握り、 「そんなあなただから、お願いしたい事があるの。 …チョットマテ。 「あなたの精液、飲ませていただけません?サイト殿」 566 名前:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/14(日) 01:02:29 ID:SjXFviBl 「ん?」 にっこり笑って小首をかしげるカトレアさん。 「あああああああの!意味分かって言ってます?」 この人の事だからたぶん分かってないことはないと思うんだけど…。 「ええ、殿方から出る、その…子種の事ですわ」 カトレアさんは、ちょっと頬を染めながら、でも笑顔は崩さずにそう言ってのけた。 「大丈夫、ルイズにはヒミツにしておきます。 言ってすでにテントとなった俺の股間に視線をやるカトレアさん。 「サイト殿は、お好きじゃないですか? …大好きです。 567 名前:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/14(日) 01:03:22 ID:SjXFviBl 「もう、こんなにして。 そう言って、ズボンの上から撫で上げる。 「うあっ…。違いますよ、カトレアさんがエッチな事言うから…」 才人の反論に、カトレアは少し眉根を寄せて、悲しげな声で言った。 「えっちなお姉さんは嫌い?」 直撃だった。 「大好きです。」 そう断言した才人に、カトレアはとびきりの笑顔を向ける。 「そう、よかった」 そして、構造も知らないはずのジッパーを器用に下ろし、才人のズボンを脱がしてしまった。 「すっごい、元気ね♪」 そう言って右手で優しく竿を握り、自分の方に向けて倒す。 「うあっ…」 その刺激に堪えきれず、声を上げる才人。 「うあっ!」 そしてそのまま、子供が飴を舐めるように、先端を舌でぺろぺろと舐め始めた。 「だ、だめだ、もうっ!」 その刺激に、才人はあっという間に限界を迎える。 「あっ…もう、出ちゃったの…?」 惚けたように、自分に飛び散った才人の欲望を眺めるカトレア。 568 名前:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/14(日) 01:04:13 ID:SjXFviBl 「す、すいません…」 才人の態度に、カトレアはくすっと笑うと、 「まだ元気だし…頑張れるわよね?」 だんだん元気になってきた才人を、きゅっと握った。 「は、はい…」 素直にそう応じる才人に、笑顔でカトレアは言った。 「素直でよろしい。それじゃあご褒美に…胸で挟んであげます♪」 正直たまりません。 「あら?今度はずいぶん頑張るのね」 …この人にはお見通しらしい。 「じゃあこういうのはどうかしら?」 そして、その飛び出た先端を、唇の先で咥えた。 「あらあら。2回目だっていうのにずいぶんたくさん…。 569 名前:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/14(日) 01:05:12 ID:SjXFviBl 「じゃあ、今度はちゃんと咥えるから、ね?」 そう言ってカトレアさんは俺の息子をにぎにぎする。 「しっかり飲ませてくださいな、サイト殿のせ・い・え・き♪」 …精液まみれでさらっとこんなこと言われれば当然かあ…。 復活した才人自身を、カトレアはついに口に含む。 「うぁっ…カトレアさんっ…。キモチいいっ…」 才人はそんなカトレアの頭を掴み、まるでカトレアの口を犯すように腰を動かす。 「まだっ…いけるっ…」 しかし、少しずつ才人の腰の動きが早くなっていく。 「うわっ…吸われるっ…!」 そしてすぐに限界はやってきた。 「だめだっ…でるっ…!」 才人はカトレアの頭を掴み、奥の奥の奥まで自身を咥えさせる。 570 名前:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/14(日) 01:07:52 ID:SjXFviBl ごぼっ…ごぼぼっ… 密着した口内で濁った音を立て、才人がカトレアの中で弾けた。 「えほっ!」 大量の精液にやがて咽込み、才人を吐き出してしまう。 「えほっ…あ…」 流れるその精液をカトレアの目が捉える。 「もったいない…」 そしてカトレアは、口内にたまった精を飲み干すと、まだ精を吐き出す才人の一物をもう一度口に含んだ。 「えっ?カトレアさんっ!?」 慌てる才人にしかし、カトレアはそのまま才人を吸い上げ、尿道に残った精液までをも飲み干していった。 「ごちそうさまでした♪」 にっこり笑ってそう言うカトレアさんに、俺はそう応えるしかなかった。 「で、サイト殿、どうでした?」 なにがどうなのかよく分からずに俺が聞き返すと。 「私とルイズ、どっちが上手でしたか?」 …何を聞いてくるんだこのおねえさんは。 「あら、そんなのあの子の態度を見てれば嫌でもわかるわ」 …人の心読まないで下さい…。 「カトレアさん、かなあ」 俺はとりあえずそう応えた。 「あら、嬉しい。でもいいのかしら?」 カトレアさんはにっこり笑ってそう言った。 571 名前:えっちできれいなおねえさん ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/01/14(日) 01:08:35 ID:SjXFviBl …チョットマッテ? 「いつまで経ってもこないから様子伺いに来て見れば? 犬キタ。 「とりあえず、ひと段落したら教えてねルイズ?」 …なんですでに部屋の扉の前にいるんですか。しかも汚れも綺麗さっぱり落ちてるし。 「ちょっと長くなるかもだけど待っててねちいねえさま? にっこり笑って殺人的な視線を実の姉に向けるルイズ。 「あらあら怖い。それじゃあまた後でね♪」 …たぶんこの人ならこの状態のルイズを軽く丸め込めるだろうな。実の姉だし…。 「それじゃあ、覚悟はいいかしら。 カトレアさんが事情を話すまで、俺が無事生きていられるか、という点だ。 |
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