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Last-modified: 2008-11-10 (月) 22:46:24 (5658d)
16 名前:挑戦者アリ! ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/05/01(火) 22:54:29 ID:TcGuyjo4 「あらら。これは砕けちゃったかしらね?」 廊下をエレオノールの研究室へはんなりと歩きながら、カトレアは可愛らしく首をかしげる。 「あら?お客様かしら」 ルイズが才人の頭を砕かんと振り下ろした無骨な鉄の棒は。 「な…!」 才人の頭めがけて振り下ろそうとされていたその鉄棒を逸らしたのは。 「…なにやってんですかミス・ヴァリエール」 そこにいたのは。 「…私は、サイトさんのメイドです。 シエスタは町のチンピラくらいなら裸足で逃げ出しそうな視線で、ルイズを睨む。 17 名前:挑戦者アリ! ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/05/01(火) 22:55:06 ID:TcGuyjo4 「いやだって、これはサイトが、姉さまと浮気してっ」 言って才人を指差すルイズ。 「いや違うんだよ!これはさ、エレオノールさんがさ!」 そしてことの経緯を才人は話した。 「…ま、だいたい事情は飲み込めました。 そう言いながら、ルイズの方へにじり寄る。 「な、なによ…。わ、私が悪いんじゃないんだからね」 そう言ってシエスタは、才人の手を取って立ち上がらせる。 「さ、行きましょうサイトさん。 そしてそのまま、才人の手を引いて部屋を出て行ってしまった。 「追いかけなくていいの?ルイズ」 遅れてやってきたカトレアの言葉に。 「ちょっと待ちなさいよシエスタぁぁぁぁぁああぁ!」 慌てて後を追ったのだった。 18 名前:挑戦者アリ! ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/05/01(火) 22:55:54 ID:TcGuyjo4 「…ひとんちで好き勝手はさせないんだから…!」 ルイズは大股で自分達のために用意された、白亜の邸宅に向かう。 「遅かったですね、ミス・ヴァリエール」 そこには、シエスタが待っていた。 「…サイトはどこよ」 半眼でシエスタを睨みつけ、ルイズは凄む。 「寝室です。ずいぶん立派な新居ですねえ」 そのままシエスタを無視して寝室にいこうとするルイズの袖を、シエスタが掴んだ。 「あによ」 にっこり微笑んではいるが、その視線と言葉には何か抗えないものがあった。 「…は、話って何よ」 シエスタの指摘に、ルイズは完全に凹んでしまう。 19 名前:挑戦者アリ! ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日:2007/05/01(火) 22:57:07 ID:TcGuyjo4 シエスタは言いながら手を花の間で舞う蝶のようにひらひらさせる。 「た、たしかにそうだけどぉ…」 シエスタはそう言ってルイズの鼻先に指を突きつけた。 「わ、分かってるってば!しつこいわねっ!」 シエスタはふーん、と指を引っ込め、そしてルイズに言った。 「じゃ、態度で示してもらいましょうか? 売り言葉に買い言葉である。 「じゃ、今から私の言う事聞いてくださいね」 目を点にするルイズの手を引いて、シエスタは寝室のある二階へと向かったのだった。 一つ、質問してよろしいでしょうか。 「ぃえっくし!」 やっぱしくしゃみ出たし…。 「やっぱ目隠し外そう」 俺は独り言を言いながら、目隠しに手を掛けた。 ばたんっ! 勢いよく扉が開く音がした。 「あっ!ダメですよサイトさんっ!」 この声はシエスタ? 「あ、あのさシエスタ?なんで目隠しなのさ」 嬉しそうにシエスタはそう言う。 「ちょっと、なにやってんのよっ!」 …って!今の声ルイズっ!? 117 :挑戦者あり! ◆mQKcT9WQPM :2007/05/04(金) 23:28:06 ID:0Jk/lkMq そんな俺に、シエスタの優しい声が降ってくる。 「ミス・ヴァリエール?サイトさん怯えてるじゃないですか」 なんて俺が心の中で突っ込んでいる間に、シエスタは俺に掛けた時とはうってかわって厳しい声で、ルイズに呼びかける。 「…だ、だって」 え?なに?今俺信じられないもの聞いたぞ? 「さて、サイトさん。これからちょっとガマンきかせてくださいね」 驚く俺の耳元で、シエスタがそう囁いた。 「あ、あの、シエスタ?やっぱしないとダメ?」 あぐらをかいてベッドの座る才人の前にぺたんと腰を下ろして、ルイズはすぐ後ろで見守るシエスタに尋ねた。 「もちろん。サイトさんだってミス・ヴァリエールに謝罪して欲しいですよねえ?」 ルイズの不機嫌な気配を感じ取ったのか、少し腰の引ける才人。 「ミス・ヴァリエール?」 にっこりと威圧感のある笑顔で、シエスタはルイズに詰め寄る。 「わ、わかったわよぅ…」 ルイズはしぶしぶ、才人に四つんばいで近寄る。 「あ、あのね?そのね…」 なかなか言い出せないルイズを、シエスタが後押しする。 「ゴメンねサイト。事情も聞かずに酷い事して」 目隠しをされたまま、才人は謝るルイズに思わず謝り返してしまう。 118 :挑戦者あり! ◆mQKcT9WQPM :2007/05/04(金) 23:29:00 ID:0Jk/lkMq そしてルイズは。 「え、ちょっ、何っ?」 シエスタは楽しそうにそう言い放つと、才人の後ろに回りこんで彼の体を後ろから抱きしめる。 「さ、頑張りましょうかミス・ヴァリエールも♪」 シエスタの言葉に、ルイズは才人の陰茎を柔らかく握って摩擦する。 「くぁっ…ルイズっ…」 思わずルイズの頭を抱えそうになった才人の手を、シエスタが優しく捕まえる。 「ダメですよサイトさん。婚約者が一生懸命ご奉仕してくれてるんですから、邪魔したらいけません」 そしてシエスタは才人の手をベッドの上に導き、両手でバランスを取らせる。 「く、うぁ、うぁっ…」 目隠しをされているせいで、いつもよりも感じている才人。 「ダメですねぇサイトさん。ガマンしてくださいって言ったじゃないですか」 言って、懐から細めのリボンを取り出すと。 「ちょ、シエスタっ、なにしてっ…」 シエスタはあくまで笑顔ではぐらかす。 「くぅ、これっ…!だせなっ…!」 ぴゅっ…。 ルイズの口の中で、弱弱しい水音が響く。 「シエスタっ…解いて、いいかっ…?」 思わず股間に伸びる才人の手を、シエスタは払う。 119 :挑戦者あり! ◆mQKcT9WQPM :2007/05/04(金) 23:29:54 ID:0Jk/lkMq そして今度は、口に入ってくる才人の量が少なくて不満げな、ルイズの後ろに回る。 「ミス・ヴァリエールも不満げですね? シエスタの指摘に、思わずルイズは口を離す。 「ち、ちがうわよっ」 ぐちゅっ!ぐちゅうっ! 「ひゃあっ!」 シエスタの指が、四つんばいになって晒されたルイズのショーツを押し分け、一瞬でルイズの中に入り込んだ。 ぐちゅ!ぶちゅ! 「ひぁ!シエスタっ…だめぇ!」 否定の言葉を上げるルイズだったが、ルイズの裂け目は卑猥な水音を立てて、シエスタの行為を受け入れていた。 「何がダメなんでしょうね?こんなにぐちゃぐちゃにしておいて」 くちゅ、ぷちゅっ 「サイトさんの咥えるだけでこんなにしちゃうなんて。 真っ赤な顔で言葉責めに耐えながら、ルイズは全裸の才人の前で悶える。 「ふふ、可愛いですよミス・ヴァリエール」 そう言ってシエスタは、ルイズの身体が脱力し始めたのを見て、ルイズを抱き上げる。 くにっ! 「ひゃぁ!」 己の中心部をシエスタの指でつままれ、身体が仰け反る。 「あら、敏感ですねえ…。じゃあ剥いちゃったらどうなるのかしら?」 しかしシエスタはルイズの言葉を聴かない。 120 :挑戦者あり! ◆mQKcT9WQPM :2007/05/04(金) 23:30:36 ID:0Jk/lkMq シエスタはルイズの包皮をつまむと、一気に剥き上げた。 「ひ、ひゃぅっ!」 ルイズの太股が一気に閉じ、かくかくと膝が痙攣する。 「あらら、先に逝っちゃいましたかぁ。旦那様をほっといて逝っちゃうなんて、妻失格ですねえ?」 意地悪くシエスタはそう言うが、ルイズは荒い息をつくだけで応えられれない。 「さ、サイトさん。 シエスタは目隠しをされ、根元を縛られたままの才人を引き寄せたのだった。 もう何度逝っちゃったのか分からない。 「ふふ。そろそろ欲しいですか?ミス・ヴァリエール」 私の目の前で、シエスタがそんなことを言ってくる…。 「ルイズ、ルイズぅっ…」 サイトが一番奥をえぐってきた…! 「ひゃ、らめ、ひく、ひくぅぅっ!」 私の声が淫らに踊って、腰がサイトを締め付ける。 「さてミス・ヴァリエール。 うん…。欲しい…。 「じゃあ、旦那様にお願いしないとね? 121 :挑戦者あり! ◆mQKcT9WQPM :2007/05/04(金) 23:31:36 ID:0Jk/lkMq 「おねがい、サイトのせいえき、いっぱいちょうだい…」 私の中で、サイトがまた大きくなる。 「よくできました♪それじゃあ…」 しゅるっ…。 小さな、衣擦れの音と共に。 「ルイズっ…!」 どくどくどくどくっ! 「ふぁっ、ふぁぁぁーーーーーーーーーーーーっ!」 私の中に、熱い熱いサイトの子種が、流れ込んできた。 ごくっ、ごくっ…。 私の一番奥の部分が、その流れ込んでくる熱い液体を、飲み干すように動く。 「あ、ふぁ、いっぱい…」 腰の奥に満たされる彼を感じながら、私は同時に自分の中のなにかが満たされていくのを感じていた。 「ふふ、可愛かったですよミス・ヴァリエール」 達して意識を失ったルイズをベッドに横たわらせ、シエスタは微笑む。 「これはお掃除タイヘンそうですねえ。サイトさん?」 シエスタは笑顔で才人を振り向く。 「そうだねえ…」 疲れきった顔で才人はベッドに腰掛けながら言った。 「それじゃ、サイトさん。 言って、才人の目の前でにっこり笑う。 122 :挑戦者あり! ◆mQKcT9WQPM :2007/05/04(金) 23:33:00 ID:0Jk/lkMq そして、片手でスカートを捲くったままにすると。 「旦那様の、ステキなご褒美、くださいな♪」 そして、才人のソレは、あんな行為の後でも。 目を覚ますと。 「あ、起こしちゃいました?ミス・ヴァリエール」 シエスタは起きてた。 「ありがと、シエスタ」 シエスタの目が驚きに見開かれる。 「…なによその珍獣を見るような目」 そこまで言って私は気付いた。 123 :挑戦者あり! ◆mQKcT9WQPM :2007/05/04(金) 23:33:38 ID:0Jk/lkMq 「う〜ん、シエスタぁ…」 背後からのサイト寝言が、私の疑念を確信に変える。 「さーて、汚れたシーツのお洗濯をしませんと」 言ってシエスタがベッドから降りようとする。 「ちょっと待ちなさい」 がし。 私はシエスタの肩を引っつかむ。 「な、なんでしょうミス・ヴァリエール?」 そして結局。 |
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