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Last-modified: 2008-11-10 (月) 22:49:42 (5645d)
735 名前: 虚無突破ゼロノルイズ―ダイジェスト版― [sage] 投稿日: 2007/10/10(水) 22:15:04 ID:kUtaZnnu 虚無突破ゼロノルイズ―ダイジェスト版― ルイズの代わりに一人で七万の敵に突撃し、才人は死んだ。 「ああ、サイト、サイト、どうして死んでしまったの……」 だが、過ぎた季節を嘆く暇はない。 「ふふふ、この学院の生徒は全員皆殺しよ!」 一時立ち直りかけたに見えたルイズだったが、それはあくまでも自棄っぱちの行動に過ぎなかった。 「どうして……! どうしてよ! わたしがサイトの代わりをやらなくちゃならないのに!」 苛立ちの余り杖を地面に叩きつけるルイズ。 「ミス・ヴァリエールはもうダメなんでしょうか」 キュルケにも放置され、いよいよ絶望の淵に立たされるルイズ。 「サイトって、一体誰なんだい?」 高慢な態度の裏に寂しさを隠した少女、イザベラ。 「ふはは、俺は人が焼ける臭いが大好きなんだ!」 ラリッた野郎の魔の手がキュルケに迫ったそのとき、ついに立ち直ったルイズが空からエクスプロージョンを放つ! 「むぅ、あれが噂の、ゼロのルイズか!?」 驚くメンヌヴィルの前に腕を組んで仁王立ちし、ルイズは高らかに叫ぶ! 「サイトは死んだ、もういない! 736 名前: 虚無突破ゼロノルイズ―ダイジェスト版― [sage] 投稿日: 2007/10/10(水) 22:16:13 ID:kUtaZnnu という訳で劇的な復活を果たしたルイズを中心に、トリステイン学院生徒たちは一致団結の姿勢を見せる。 ちなみにその頃の才人。 「あ、だめ、そこ、触っちゃだめぇ!」 数々の死闘を潜り抜け、ついに辿りついたヴェルサルテイル宮殿! 「ハルケギニアに100万匹の猿が満ちるとき、東方は破滅の死者となる」 その言葉の意味も分からぬまま、ルイズたちは一時期穏やかなときを示す。 「待ちなさいタバサ、自分の裁量で巨乳の女を殺しているっていうのはどういうこと!?」 タバサの激しい葛藤を理解できずに困惑するルイズ。 ちなみにその頃の才人。 「おい、こら、やめんか!」 そんなピンチも何とか乗り越えたルイズたちトリステイン魔法学院勢は、ついに敵の本拠地東方へと突入する。 「これはルイズの! 自分の体を鉄のゴーレムと化す土のスクウェアスペルで、エルフ達を一気に押し潰し、自らも果てるギーシュ。 「ふっ、これが虚無の力か……悪くない……」 仲間の死に怒るルイズは、最後にして最強の虚無魔法を発動させようとする。 ちなみに、その頃の才人。 「ああ、だめぇ、サイトおにいちゃん!」 エルフたちの最後の罠を突破したルイズたちを聖地で待ち構えていたのは、死んだはずの始祖ブリミルだった! 「魔法を無秩序に使う人間達は、いつか自然を破壊する! それが人間の限界!」 激しい虚無魔法の撃ち合いの末、ついに勝利するルイズ。 「ならば、この世界……必ず守れよ……」 洗脳から解放されたイザベラは、笑顔を残して消えていく。 ちなみに、その頃の才人。 「やだ、やめてよ、サイト兄ちゃん!」 二十年後。全ハルケギニアを巻き込んだ平和会議が開催される。 「彼女は、どうしてるかな」 気楽に請け負うキュルケ。 「ええ、虚無の友が待つ、星々よ」 ―虚無突破ゼロノルイズ 完― ちなみにその頃の才人。 「や、だめぇ、だめなのね、サイトォ!」 |
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