4-409
Last-modified: 2008-11-10 (月) 22:56:05 (5645d)
409 名前:虹のあとで[sage ] 投稿日:2006/09/26(火) 19:44:45 ID:NT2Y1rVz 才人は拍子抜けしていた。 「最近こればっかだね相棒」 そうやってしばらく汗を流していると、さすがに疲れてきた。 「今日はこの辺で上がるかー」 水場で髪にまとわりついた汗を流し、寮の入り口の階段を上がる。 どんっ 入り口から飛び出てきた、何かにぶつかった。 「お、おい、大丈夫かタバサ!」 それは、あれから姿を見せない、タバサだった。 「シャルロット」 自分を指差し、そう言う。 「ごめん、シャルロット」 才人に名を呼ばれ、タバサの頬に朱が指す。 「どーした?」 タバサの行動に何か不振なものを感じ、才人はタバサに語りかける。 「…抱っこして」 空気が固まった。 410 名前:虹のあとで[sage] 投稿日:2006/09/26(火) 19:45:47 ID:NT2Y1rVz タバサの読んでいた小冊子は、『年上を落とす48手』。開いていたページは、『出会い頭にぶつかった場合』のコーナー。 「…何読んでんだよお前」 そう呆れた才人の腕の中で、タバサは真っ赤になりながらも物凄く嬉しそうだ。 「ったく、しょーがねーなーもう」 タバサの腕は才人の首に回され、才人の右手はタバサのお尻の下に、左手は背中に回され、タバサの大きな杖を抱えている。 「シャルロット、ちゃんと飯食ってるか?」 余りに軽いので、才人はひょっとするとこいつ栄養失調なんじゃないか、と心配になる。 「…ちゃんと食べてる。一日二回」 朝と昼だけ。夜は本を読むので忙しいし、普段から動くほうではないのでお腹もすかない。 「ちゃんと三回食え。じゃないと大きくなれないぞ」 タバサは才人の胸板と密着している自分の胸を見て言う。 「サイトは大きいほうが好き?」 意味が違う。 「好きって言ったら夜も喰うか?」 「うん」 と頷いた。 「あのなシャルロット。降りてくれないとドア開けらんないんだけど」 するとタバサは、手を離して床に下りると、ドアを開けてまた才人の前までとてて、と戻ってきた。 「…部屋の中まで抱っこして」 どうやら抱っこが気に入ったらしい。 411 名前:虹のあとで[sage ] 投稿日:2006/09/26(火) 19:47:03 ID:NT2Y1rVz タバサは部屋の真ん中にきてようやく、才人の腕から下りた。 「…ありがと」 タバサは才人から目を逸らしながら礼を言う。頬がまだ少し赤い。 「まさか、抱っこが好きなんてな。甘えんぼさんだなシャルロットは」 みるみるうちにタバサは赤くなり、ついっ、と背中を向けてしまう。 「…だから」 必死に搾り出したような小さな声で、タバサがそれだけ言う。 「何?」 その言葉に、タバサは振り返って言い切った。 「甘えんぼうなのは、サイトにだけだから…」 眼鏡の下の目が潤んでいる。才人の中のワーニングサインが点灯する。 「お礼、受け取ってくれる…?」 そして、甘えるような瞳で、下から才人を見上げる。 「お、落ち着けって!」 言ってタバサは才人から身体を離す。 「が、頑張る…」 何を頑張る気だーーーー! 「ちょ、ちょっと待て!」 そう言ってタバサは、その小さな唇を才人の先端に押し当てた。 412 名前:虹のあとで[sage] 投稿日:2006/09/26(火) 19:48:50 ID:NT2Y1rVz 突然の感触に、才人の口から思わず声が漏れる。 「さ、サイト…?」 唇の端から透明な粘液を垂らしながら、タバサは才人を見上げる。 「んむぅ…」 そのままタバサの唇を割り開き、舌でタバサの口内を犯す。 「ん、んん…」 突然のディープキスに、タバサの思考が白く染まる。 「ふぁ…」 才人はそう言って、脱力したタバサを抱き上げ、ベッドに腰掛けさせる。 「いけない子には…お仕置きが必要だな」 言って、あっという間にタバサのショーツを剥ぎ取る。 「あ、ダメっ」 慌てて秘所を押さえようとするタバサだが、一瞬早く才人の右手がそこを覆った。 「…ゃっ…」 思わず出そうになる声を、右の袖を噛むことで必死に堪える。 「お仕置きだからね?優しくなんかしないよ」 そう言って、一気に中指を折り曲げ、指でタバサを犯す。 「…んくっ…」 タバサの顔が羞恥と快感と、軽い痛みに歪む。 413 名前:虹のあとで[sage ] 投稿日:2006/09/26(火) 19:49:34 ID:NT2Y1rVz 袖を必死に噛み締め、タバサはその快感に耐える。 「お仕置きなのに感じてるのか?本当にいけない子だな」 耳元でそう呟く才人に、タバサは袖を咥えたままイヤイヤをするだけだ。 「…は…うあ…」 タバサの身体が脱力し、才人の肩に身体を預けてしまう。 「…や…止め…も…」 絶頂に達した後も才人の指は止まらず、タバサの秘所を責め続けていた。 「お仕置きだからね。シャルロットの言うことは聞いてあげない」 才人は言って、今度はさっとタバサの前から身体を退かす。 「ふぁぁぁぁぁぁっ!」 口を塞ぐことすらできなかった。 「らめ、らめぇっ!」 水色の髪を揺さ振り、飛んでいきそうな意識を必死に繋ぎとめる。 「−−−−−−−−−−−−−っ!!」 声を出すことも許されず、タバサの意識は白濁した。 414 名前:虹のあとで[sage ] 投稿日:2006/09/26(火) 19:52:34 ID:NT2Y1rVz 「…意地悪」 すやすやと眠るその寝顔に、タバサは抗議する。 「…ばか」 タバサの心の中に、だんだん悔しさがこみ上げて来る。 「…すけべ」 しかし、すやすやと眠るその顔を眺めていると、そんな事はどうでもよくなってくる。 「…頑張るから」 そう言って、タバサは眠っている才人に口付けた。 股間から感じる妙な感触に目を覚ますと。 「何やってんだタバサー!」 思わず突っ込むと、タバサは才人の一物から口を離し、怒ったような顔で言った。 「シャルロット」 忘れてた。 「い、いやそうじゃなくてだなシャルロット!なにやってんだって!」 サイトが気持ちよくなるまで、とりあえず今は修行。 415 名前:あとがふ byせんたいさん[sage ] 投稿日:2006/09/26(火) 19:55:48 ID:NT2Y1rVz お兄さんは断じてロリコンではありません<説得力皆無 ttp://ja001.sukiwikiweb.com/zero/pg/%E8%99%B9%E3%81%AE%E3%82%80%E3%81%93%E3%81%86%E3%81%AB.html |
|