X4-952
Last-modified: 2011-10-10 (月) 00:06:50 (4583d)

才人は身体を休める為、オレルアン家に二泊していった
対戦後の翌日は起きて夫人の相手をした後は、食べてまた眠ると云う、半病人行動である
「相棒、全滅させようと思えば出来たろ?」「んな事ねぇ」
「じゃあ、何故瞬動使わなかった?後の二人が向かって来た時用に、取っておいたんだろ?」
「ったく、二人には言うなよ?」
「…今の……本当?」
才人がベッドから振り向くと、タバサが立っていた
姿は、愛される為の薄いネグリジェの姿である
「…才人、オリジナルスペル?」
「いや、知らねぇな。俺はそんな魔法「使えるぜ。俺っちの相棒はガンダールヴ。村雨の杖機能も使いこなせんだよ」
「…だから、何でお前は毎回裏切るんだよ?」
「俺はちっこい嬢ちゃん好きなんでね。嬢ちゃん、何でも聞いてくれや。相棒の女関係から好きな体位迄、全部教えたらぁ」
「才人が好きなのは?」
「胸と尻。特に尻の丸くてつんと跳ね上がってる、ちっこい嬢ちゃんの尻はたまんねぇみてぇ。胸は、あの死んじまってたエルフの姉ちゃんが、パーフェクトだったねぇ」
「……お尻……頑張る」
「だぁから、お前はいい加減にしろ!!」
デルフを封印しようと手を伸ばしたが、先にタバサが念力でデルフを手元に持って来ていた
「元素の兄弟と戦ってた時の爆発」
「勿論、相棒が着火したのさ」
「原理は?」
「わりぃ。相棒しか知らねぇ」
「…才人」
「仕方ないな……あれは粉塵爆発って現象だ」
そう言って、才人が話し始める
「普段燃えにくい代物を、一定濃度で空気に存在させて火を付けると、火薬みたいに急激な燃焼起こして爆発すんだわ。ちなみに小麦粉だからと肺迄吸い込んだら、鼻から火炎が侵入して肺を焼くから、呼吸出来なくなるから普通は死ぬんだ」
「…知らなかった」
「炭鉱じゃ昔からある事故だよ」
ガチャ
「やっほー、疲れたでしょ、ダーリン。マッサージしてあげるから、さっさと脱いだ脱いだ」
と言って、キュルケが全裸になる
「キュルケ」
「タバサから聞いたわよ。このロリコン。随分ねちっこく、タバサを目覚めさせたらしいじゃない」
「うっ」
才人に大量の冷や汗が垂れる
「良いの良いの、ガリアとゲルマニアの女を侍らすなんて、ダーリンやるじゃない。目指すは、性的な天下統一!!」
キュルケの拳を握った宣言に、思わずかくんと才人が突っ伏す
「さぁ、行くわよタバサ!どっちがダーリンから沢山受け取るか、競争だ」
言った途端にベッドに飛び乗り、才人に馬乗りになって脱がし始める
「ちょっ、キュルケ」
「良いから脱いで、うつ伏せになりなさい」
「解ったよ」
才人がうつ伏せになると、本当にキュルケが指圧を始める
ギュッ、ギュッ、ギュッ
「ほら、タバサも脚の方」
こくりと頷いたタバサが、見よう見真似でマッサージを始める
「私達は治癒が下手くそだから、こうやってダーリン癒さないとね。帰ってた時に、筋肉ほぐす方法聞いて来たのよ〜」
キュルケが言うと、タバサが真剣になって揉み出す
でも、キュルケは体重使うからまだしも、タバサは力も無いし、体重も少ない
その懸命さは、才人に取って非情にくすぐったい
思わず、身体が震えてしまうが、キュルケが聞いて来た
「痛いの?」
「嫌、くすぐったい。タバサの手が滅茶苦茶……くっくっくっくっ」
「もぅ、タバサったら、何でも性的な方に持って行くんだから。恐ろしい子ねぇ」
タバサが真っ赤になって俯き、キュルケがタバサの代わりに脚を指圧し始めた
「タバサ、代わりにダーリンの背中宜しくね」
ちょこんと、才人に乗ると非情に軽く、そのままキュルケのやった通りにやるが、体重が無さすぎる
しかも、股間からぬるぬると愛液で才人を刺激し、やる気が無いのに性的な刺激になってしまう
「ん…ん…」
力を込めた声がまた可愛いらしく、才人を刺激する
「は〜い、終わりっと。あらら、ダーリンどして勃ってるの?」
「…タバサに言ってくれ。体重軽いから擽りにしかならないし、微妙に気持ち良いし、座ってる所を擦り擦り刺激するし、性感マッサージにしかなってねぇ」
「あっはっはっは!!タバサってば、本当に恐ろしい子」
タバサが才人の上で、やっぱり真っ赤になっている
「…私がやると、そういう刺激になっちゃうの?」
「あら、凄い才能よ、タバサ。して欲しい時に、ギンギンになるんだから」
そのままタバサがこくりと頷く
「そろそろ退いてくんないか?下向きは痛い」
才人の懇願で二人がどき、才人が仰向けになると、ピンと勃ち上がる
「それじゃ、昨日沢山出したみたいだから、無駄射ちは無しで行こうね」
そう言って、キュルケが馬乗りであっさり挿入していく
ぬるるる
既に準備万端で迎え入れ、陰核が才人に当たり、ぶるりと身体を震わせる
「はあぁぁぁ。やっぱこれ、奥にコツコツ当たって堪んない。タバサ、腰はこうやって動かすの。見てなさい」
キュルケはそのまま、前後に艶かしく、激しく動かし始めた
「ちょっ、キュルケ強すぎ」
「おあずけ…ばっかり…食らわした…罰よ…イク時は…止めてアゲル…」
「タバサ、キュルケとディープで」
余りの刺激に絶え絶えになった才人が、最終兵器をキュルケに差し向けた
タバサが躊躇うが、そのままキュルケに唇を合わせてその舌を絡める
タバサの舌を受け入れたキュルケが、余りの刺激に止まってしまい、その時に射精が重なる
キュルケの身体が痙攣し、じっくりと才人を吸出し、迎え入れる
タバサが唇を離した途端、キュルケがぽうっとなる
「や、何このキス?」
「タバサ、キュルケの胸を二人で吸おうな、悦ぶぞ」
タバサがこくりと頷いて、二人が乳首に吸い付いた
「あっやっ、止めて、許して、ダーリン入ってるの。よ、弱いのに、弱いのに二人で、あ〜〜〜!!」
タバサのぬらりとした粘膜に捉えられた乳首は、痛い位に勃起し、タバサの軟体動物が更に絡め取ると同時に、才人の軟体動物も胸の上を這う
そのままで堪えきれず、キュルケは二人の頭を抱えて痙攣し、膣が合わせて才人をキュッキュッと搾る
そして才人はベッドのスプリングを利用して下から軽く突き上げた
「やぁ〜〜〜!!」
キュルケにそのまま二度目の射精

支えきれなくなったキュルケがそのまま才人に倒れ、才人も一緒にに倒れ、全員でベッドに倒れ込む
暫く震えてたキュルケが声を出した
「ダーリン、タバサ、二人共大好き!!」

*  *  *
ベッドの上で一戦した才人が、寝惚け眼のまま部屋から出ると、ペルスランと遭遇する
「イーヴァルディ様。流石勇者でございますな」
「いや、止してくれ。出来れば譲りたい位だ」
「私の若い頃を思い出してみましたが、貴方様程、逞しくは出来ませぬなぁ」
ペルスランの返事に苦笑し、ぼぅっとしたまま、ペルスランの案内に付き合う
才人を食堂に案内すると、料理が出来ていた
「我らの勇者が、この家にまた繁栄をもたらしてくれる事を、期待しております」
「……もしかして俺って、色々と謀られてる?」
「左様でございます。もう、後戻りは出来ぬでしょうな」
ペルスランの返事に、才人は溜め息をついた
「……俺の出来る限りで、良いかい?」
「充分でございます」
そして、主人の席に座らせたまま、ワインをペルスランは注ぎ
慌ててやって来た三人の貴婦人が、それぞれの席に座る
「シャルロット様」
ペルスランの言葉に頷いて、シャルロットは立ち上がって杯を掲げた
「彼のお陰で、私達は危ない所を救われた。母様も調子が良くなってる。全てが良い方向に向かってる。道程は長いけど、未来はある」
「私は、きっと出来る。全てにケリを付けたら、その後、彼の妻になる」
「!?」
才人が絶句するが、タバサの宣誓は続く
「そんな未来は既に私の手にある。敵は強大だけど、私は諦めない。だって、私には……」
息を落ち着け、もう一度喋る
「伝説の始祖の使い魔、ガンダールヴの加護がある。彼こそは、本物のイーヴァルディ。だから、私は後悔しない」
「彼はこの先、もっと強くなる。私が彼の腕に収まったのは、きっと運命。今の試練は激しく結ばれる為の、私の人生のスパイス」
もう一度息を吸い込み、タバサは宣った
「私達のイーヴァルディに、乾杯」
「「「乾杯」」」
皆がワインを飲み干し、ペルスランが才人の正体に絶句する
「貴方様が、伝説の始祖の使い魔?」
「…そんな大したもんじゃないよ。所詮主人の使いっ走りさ」
そう言っておどけてみせる
「タバサ…いやシャルロットが抱えてるのが何か知らんけど、女のコ助けて結ばれるってのは、王道だっけ?」
「勿論、王道でございます」
ペルスランは二重の意味で答える
「誰かにきっと嵌められてんだな、俺。そいつは外から見ながら、笑い転げてんだ。そいつ見付けたら、叩きのめしてやる」
「その様な事が出来るのは、神では有りませんかな?ミスタ」
「じゃ、神をぶっ飛ばしてやる」
そう言って、才人はぶっ飛ばす体力を養う為に、猛然と料理に食い付いた

*  *  *
才人達がグラモン伯の邸宅に戻って来たのは、発った日の二日後で、シルフィードが庭に降り立つと、ルイズがいの一番に走り寄って来た
その後を、エレオノールが歩いて来ている
「サイト!!」
先に降り立ってタバサとキュルケが降りるのを手伝ってた才人に、ルイズの突撃が敢行されて、振り向いた才人はかろうじて受け止め、そのまま勢いで倒れてしまった
「あたたたた。ルイズ、もうちょいおしとやかに…」
才人のジャケットの胸の当たりをギュッと掴んで、胸に顔を埋めるルイズを見て、何も言えなくなり、そのまま頭を撫でる
「久し振り、ルイズ」
「うん……うん」
そのまま何とかルイズを抱えたまま立ち上がり、ルイズは胸に顔を埋めてたので見えなかった
そう、頭上で追い付いたエレオノールが、才人にキスを素早くしたのである
「平民、仕事山積みよ」
「あぁ、先ずは姫様に交渉に行かないとな」
「あれ?何でサイトが知ってるの?」
ルイズが顔を上げて聞くと、才人が答えた
「いや、交渉事が有るんだよ。ルイズが此所に居るのは?」
「姫様がサイトを呼んでるの。それとね、姫様に頼まれた件で、ヴァリエールに行かないと」
「何を頼まれた?」
「あたしの参戦」
「……そうか」
そう言うと、エレオノールに向かって言ったのだ
「竜籠用意してくれ。多分大移動になるから、零戦を使う。メンバーは俺、エレオノール、ルイズ、キュルケ。行き先はモンモランシ→魔法学院経由、王宮→ヴァリエール→ツェルプストーだ」
「了解よ」
そんな才人の服の裾を、キュッと小さい手が掴む
「何だ?タバサ」
「…行く」
「いや、仕事だぞ?」
「…私のせいで滞った。手伝う」
「解ったよ、確かにキュルケとタバサが揃ってると、いざという時安心だしな」
その言葉に、ルイズは才人を睨んだ
「ちょっと、あたしじゃ駄目だって言うの?」
「そりゃ、あんた程度の威力、ダーリンから教えを受けた私達が居れば、軽く出せるもの。しかも連続でね」
「な、何ですってぇ!?」
ルイズが激昂してキュルケに向かうと、スコンと軽くチョップが入った
「ルイズ置いてくぞ」
「あん、待ってよサイト」
才人が向かった先には、エレオノールが先に離れて竜籠が準備されていた

*  *  *
才人達は一端モンモランシの工場で降りて、コルベールと合流して、進捗状況を確認する
「どうすか?先生」
「うむ、やはり才人君の求める精度はまだ無理だな。だけど一応出来た。見てくれ」
才人が台座にセットされたプロベラユニットを見て確認する
「ほぅ、デフと可変ピッチシステムはと」
才人がまだベラの付いてないユニットのピッチシャフトを回し、ピッチ可変を確認する
「良し、ピッチ固定と出力時の動作確認っと。先生、ピッチシャフト掴んで固定」
「了解」
才人の指示に中心に挿入されてるシャフトを掴んで固定すると、才人がドライブシャフトを回転させだした
ピッチの部分にペンで記しをして、可変しない事を確認し、コルベールにOKを出す
「無負荷でオッケーですね。このままプロペラとチェーンプーリーもお願いします」
「了解だ、才人君。では交渉が有るのだろう?工場は私に任せて行って来なさい」
「宜しくお願いします。零戦は乗って行きますので」
「了解した。プロベラは既にコピー出来ている。乗って行って大丈夫だ」
二人が握手を交わして、別れる
そんな様を見て、ルイズは気付いたのだ
既に才人は社会人として動いており、学生の私達とは違うのだと
何故才人の邪魔を出来ないか、ルイズはその様を見ただけで理解したのである

*  *  *
「はぁったく、仕事ばっかりしてんのは、日本人の宿命だなっと」
計器を見つつチェックを入れてぼやく才人
一つ頷くと、外に居たタバサが風魔法でプロベラを回し始めた
点火スイッチを押して、栄エンジンに火が入り、プロベラが回る
「燃料……満タン。何だ?先生補給してたのか。至れり尽くせりだねぇ」
更にルーンが光り、情報が入って来る
「おいおい、対空ミサイルと増槽付きか。いつの間に」
「ダーリンどうしたの?」
「何でも無い。武装されてただけだ」
「あらあら、コルベール先生いつの間に」
「多分グラモンで頼んでたんだろうな。ゼロ機関の発明品は、優先して貰ってるから」
「あら、そうなんだ」
「そうなのよ」
そしてそんな才人の上に、タバサが乗り込んで来た
二人が零戦に乗ってみたいと、ごねた結果である
当然ヴァリエール姉妹と火花散る争いになり、杖を出した所で才人が折れたのだ
「ちっ参ったな。重くなったせいで、離陸距離が足りない」
「あら、どれくらい?」
「10メイル程」
「最初から浮いても良いの?」
「そりゃ、別に構わないけど」
「ならお任せ。タバサ」
こくりと頷いたタバサと二人でレビテーションを詠唱、機体自体を浮かせると、そのまま走り出した
「そうか、浮かせりゃ関係無いか」
才人はそのまま脚を引き込むと、エンジン出力を全開にして、一気に飛び上がる
「きゃあ、凄い凄い!面白い〜〜!!」
キュルケがご機嫌だ
隣でシルフィードが飛行し、竜籠は一路、王宮に進路を向ける
才人達は魔法学院だ
「それじゃサービス。キュルケ、ベルト確認しろ」
「はぁい、大丈夫」
才人が操縦桿をくいっと倒してバレルロール
「きゃあ!?何これ、回る〜〜〜!?」
そのまま宙返りから木の葉落とし
「い、いやぁあああ〜〜!?」
膝の上に乗ったタバサがくいくいと、才人の袖を引っ張った
「…吐きそう」
「え?済まん、ちょっと待て!!」
更に背面飛行からインメルマンターンに向かう前に中断し、水平飛行にしてから風防を開ける
黄色い液体が、空に撒かれてキラキラと輝いて後方に流れていった
風防を閉めた後
「ダーリン、私もサービスはもう良いわ」
キュルケも真っ青な顔で手を挙げる
「あ〜済まん。メイジは空飛ぶから、平気かと思ったんだがなぁ。ルイズ平気だったし」
「嘘っ?」
「本当だよ」
その事に二人は驚いた

*  *  *


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Last-modified: 2011-10-10 (月) 00:06:50 (4583d)

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