これはアニメ版二期の『双月の騎士』の第五話のカトレアの寝室でのパロディです。
アニエスが口を開いた。「ミス・カトレア、容疑を認めますか?」カトレアは震える
声で答えた。「私、そんなこと知りません。今、始めて知ったんです」ルイズも同調
した。「そうよ、ちい姉様がそんなことするはずないわ!」しかし、ジュリオが冷静
な口調で続けた。「ルイズ、君の気持ちは分かるが状況から見て、君のお姉さんが胸
元に付いた火傷の跡を消すために襲われた様に見せかけたのだと我々は見てしまうのだよ」
ミシェルが声を張り上げた。「隊長、さっさと逮捕しましょう!」そこに突然、エレ
オノールが入って来た。「エレオノール姉様からも言って!ちい姉様がそんなこと
するはずないって!」とルイズが言うと、エレオノールは「そうね、確かに状況から
見て、カトレアが怪しいわね。でもこの髪の毛はカトレアのじゃ無いわね」と言って、
エレオノールは手に持っていた薬を髪の毛に浸けると髪の毛は真っ直ぐミシェルに行った。
アニエスはそれを見て、「よし、ミス・カトレアも怪しいが、副隊長、お前の胸元も見せて
見ろ!」と言ったがミシェルは拒否した。「嫌です。例え、隊長の命令と言えど、
そんなのは拒否します!」ジュリオが言った。「後ろめたくないのなら素直に
見せるのが身のためだと思うけど」するとそれまで黙っていたサイトが口を開いた。
「そりゃ、見せられないよなぁ。自分が犯人だって認めちまうんだから・・・。だろ?
副隊長、いや、レゴン・キスタに精通しているミシェルさんよぉ・・・」
ルイズとアニエスが同時に聞いた。「サイト、今回の事件はレゴン・キスタが
関わっているって事?」「レゴン・キスタ?そんな奴等と関わっておらん!」
そう言うミシェルの顔は青ざめ、足は震えていた。 サイトは語りはじめた。
「水のルビーと風のルビーが学院長室から盗まれた後、アニエスとジュリオが
一番怪しいのはヴァリエール姉妹、つまりルイズのお姉さん達だって言ったろ?
しかし、ミシェルは一番怪しいヴァリエール姉妹の捜査を俺にさせた。俺がルイ
ズの使い魔だと言うのに・・・。俺に捜査させるのはとても危険だろ?証拠隠滅
を図る可能性が高いのに・・・。その時、俺は気付いたのさ。自分が犯人だって
認めてるなって」エレオノールが口を挟んだ。「ちょっと待って!何でレゴン・
キスタが私達に罪を着せようとしたの?」サイトはそれに対する自分の推理を
語りはじめた。「エレオノールさんの疑問も今から話すことが事実なら全て辻褄
が合います。今回の事件の発端は遡ること数年前、トリスティン王女のアンリエ
ッタ様は一人の男性と恋におちます。その相手とは、アルビオン王国のこうたいし


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