それは蒼から始まった物語 (10):キリングミー・ソフトリー 2  バレット氏

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気を取り直して。

「ううう、そんなジロジロ見ないでくれ・・・・・・や、やっぱり何度しても恥ずかしいよ・・・・・・」
「あー、いやだってマチルダの身体、何度見てもやっぱ綺麗なんだし」

さわさわすりすり

上から下に徐々に、そっと撫でさすりながらマチルダの性感帯付近に指を滑らせる。
軽くキスを落としてから首筋をぺろり。我慢できずに震えて小さく掠れた声が漏れる。
キャミソールの胸元の両脇を真ん中に寄せると薄い布地が挟まれる形にして、ティファニア程でも無くてもそれでも平均以上に大きい果実がぽよんと上下に揺れる揺れる。
こっちは夏みかんといった所か。感触は240°ばかし段違いだけど。

「はむっ」
「ひゃわっ!?」

かぶりつく。でも今日は優しく責める(『責める』の時点で優しいのかどうかはさておいて)と決めてるので最初同様、強く吸わずにむしろ口に含んだままチロチロと軽く先端を舌で転がした。

「は、はわ、あう、ふぅああぁ、やあん!」

うわ、やべ、スッゲェ可愛い。

何と言うか、上げる悲鳴の質が1番幼い感じがしたりしなかったり。
まあサイトの恋人達の中でマチルダが最も新しく参加した分シた回数も少ない―自分でしてた分はともかく―のもあるだろうけど。
でもこう、いつもの大人の女性っぽい振る舞いとかとのギャップが堪らん訳で。

こ、堪えるんだ俺の小宇宙!ビッグバンにはまだ早いぞ!

とりあえず、駄々をこねる子供みたいに必死に抱きついてくるマチルダにサイトはとっても萌えたと述べておこう。

「サイトぉ、くすぐっひゃっ、それ、ブルってなるうぅ!」

つつつーっ、とマチルダの結構なくびれを描いている脇腹から腰までをなぞって、そこから後ろに回して軽くお尻をもみもみ。
ティファニアの肌は触ると愉しいくらいに張りと柔らかさがあるが、マチルダの場合は大人の色気を感じさせる吸いつくような指ざわり。とりあえず素晴らしい事には変わりないけどさ。
本当に飽きがこないもんだから、調子に乗ってサイトは太ももの裏から割れ目の底までひたすら撫でさすり続けた。
割れ目の間とか既にぬめつく秘裂と窄まりの間とかに指先が触れる度に彼女の身体が大きく震える反応もまた楽しい。さわさわさわ。


・・・タッチは優しくても、やっぱりこの男の性質がSなのは丸分かりだ。


「一杯弄ってたんだなー?前も後ろもパクついてるの丸分かりになってるぜー?」
「い、言わないれよぉ!」




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「ほら、御開帳」

ベッドに横たわっていたマチルダの両膝を抱えて股を開く。いわゆるM字開脚の体勢である。
そうなれば自然、物欲しげに蠢いてる割れ目もぱっくりサイトには丸見えな訳で。

「ふ、ふにゃあああ〜〜〜〜〜〜!!」

奇声をあげてイヤンイヤンとマチルダはもがく。
でもサイトの腕力には勝てず、しかも恥ずかしい格好で恥ずかしい所を見られてると思うとなぜか胸がキュンっと――――

トロォ・・・・・・

「うわ、溢れ出してきてら」
「いわないれぇ!見ないれよぉ!」
「あ、ああゴメン、悪かった」

涙ながらの懇願に思わずサイト、手を放してしまった。
こう半ばマジ泣きで言われてしまうと流石に苛めっ子モードに入りかけた彼も頭が冷える。というか、元々女の子にお願いされるのに弱い性質だし。

でも、あっさり解放されてむしろ不満だったのは。

「・・・・・・・・・・」

放してもらったマチルダはというと、何故かうつぶせの体勢で腰を上に掲げてサイトに見せつけるような体勢を取っていた。
うん、ポタポタ透明なのが零れ落ちててとってもエロいです。

「・・・・・・・・のかい」

ハッキリ聴き取れないぐらい、シーツに顔を埋めたマチルダの声は小さかった。


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「続き・・・・してくれないのかい・・・・・・・・?」


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「そんな訳ねーだろー!」
「わひゃー!!」

何だか嬉しそうなマチルダの悲鳴であった、まる




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マチルダの腰をガッシリ掴んで固定すると、愚息の先端を秘裂にあてがう。
パクパクと先端を自分から呑み込もうとするソコに耐えながら、ゆっくりと膣内に押し込んでいった。

「ふっ、んんっ!んはあああぁぁぁ、どんどん、広がってくのがわかるよぉ・・・・・・」

ゆっくりとしかし着実に奥まで埋め尽くされていく感触。
奥まで辿りついて軽く奥にぶつかると、侵略してきたサイトがまたゆっくりと引きだされていって――――

「ふ、ふひゃああああああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・!!!」

長いストローク。
激しく突き込まれない分、身体を突き抜ける重い衝撃じゃなく全身にじんわり広がる刺激のさざ波に脳髄がとろける。
身体から力が抜けて他動では無く、自動的に自らへたり込んでしまう。
一方サイトの方も、正直何時もよりかなり早めに暴発しかけていた。
ゆっくり出し入れする事でピストンの回数は少なくても、愚息を包んで締めつけて持続的に刺激が与えられてたりする。
先っぽから根元までうねうね吸いついて咥え込むようなマチルダ自身の動きもゆっくりな分、今まで以上にハッキリ感じるのがまた堪らない。


ぷしゅっ しゃああああ・・・

「うにゃっ?・・・ひ、ひやぁ、また漏れひゃぁ・・・」

またスローで突かれて軽くイッたと同時に、尿管も緩んじゃったらしい。どうもイクと同時にお漏らし癖がついてしまったようで。
恥ずかしさの余り、嬌声交じりにしゃくり上げ始める。

「また、サイトの前で、お漏らししちゃったよぉ―――――んひゅっ!?」
「気にしなくてもいいって。だってさ、お漏らしした時のマチルダ、すっげぇエロかったし」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!///////」

お漏らし→涙ながらの恥じらい。S属性には堪らないこのコンボ。

「ほら、俺もそろそろ出すからな!」

ぐにっ

「ふがっ、はああぁぁぁぁ・・・・・・奥にぴったり、直接流し込んでるよぉぉ・・・・・!」

子宮に叩きつけられるのとはまた違う、じんわりと中心から中枢に届く熱い快感に、マチルダは身震いを禁じえなかった。




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「んん〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・」

女の果汁とサイトの欲望のカクテルを太ももの隙間へ溢れさせているマチルダの意識は半割以上遠のいてるっぽいが、とりあえず物っ凄く悦に入った幸せそうな表情だった。
無意識なのか、愛おしげに下腹部を撫でている手がとっても気になったりするがとりあえず置いといて。

「お兄様・・・・・・」
「ん、テファももう大丈夫か?」
「うん。お兄様の、いっぱい、お願いしますね・・・」

顔から耳の先まで真っ赤にしながら、自分から太ももを抱えて入れやすいように指で割れ目を開いて見せるティファニア。
恥じらいながらも潤んだ眼で誘ってくる超乳のエルフっ娘・・・・・・・ある!大いにある!

そんな訳で、遠慮無くサイトはのしかかった。少女に負担をかけないよう体重はしっかり自分で支えながら、ゆっくりと押し込んでいく。
長い、幸せそうな吐息が長々と漏れた。

「んっ、ふあああああああああぁぁぁぁぁぁぁ―――――・・・・・ッ!!」
「うへっ、テファん膣中もすっげぇ良いわ・・・」

マチルダがぎゅいぎゅい締めつけて呑み込んでくるとしたら、ティファニアの方はサイトを包みこむ膣内全体の襞1つ1つが蠢く感じか。
ミミズ千匹、とリアルに想像したらかなりグロイが、もしかするとこんな感じなのかもしれない。
1度出したばかりだからそう簡単には発射しないと思ってたが、この分だとじっくり楽しんでたらまた速攻で限界が来そうだ。
それだと負けた気がして何だか気に入らない。何に負けるのかはさておいて。

でもそれでもじっくり優しく愛するって決めてる以上、サッサとティファニアをイかせるべくいきなり激しくするのもアレだし。

「ふ、ふにゃあああ!?」

はむっ、と。
彼女の1番の性感帯、その尖がった耳先を口に含んで舐め転がした。

甲高く啼く度びにサイトを包みこむ部分がきゅうきゅう小刻みに締めつけてくるのがたまらない。
負けじと耳を甘噛みしつつ、下から持ち上げるようにその大質量をもみもみもみもみ。
優しくじっくりを心がけてるせいでその手つきは愛撫というよりむしろマッサージっぽいが、それでも攻めで敏感になった肢体に快楽を伝えるには十分な刺激。

というか指がめり込む度に揺れる揺れる。バーテンダーのカクテルシェイクもかくやな豪快な揺れっぷりだ。
少しずつ指に力を込めると際限無く指が沈んでいくようで、しかしある程度限度を超えると指から抜け出てボルンと揺れる。ボルンと。
この擬音の違いが普通の巨乳の揺れ方との違いでもある。

・・・・・・とどのつまり、やっぱりティファニアの胸は最強だという事だ。



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「お兄ひゃま、そんな、同時に、いじっちゃぁ、だめなのぉ!」
「んー?何がダメなんだ?ハッキリ言ってくれよ、テファ」

手つきは優しくても言ってる事は黒い。

「やっ、むねも、みみもっ、そんな、一緒に優しく、いじっちゃぁああん!」

ゆっくりねっとり優しく乳を搾るように先端まで掌で揉まれてのけ反る。
すかさずそこでサイトは唇を奪うと同時、遂に2度目の欲望を解き放った。
じっくり舌を吸い上げながら、しかし下の方は密着した状態で荒々しく注ぎ込まれ。

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・!!!!はにゃぁ・・・・・・・・・」

顔をこれ以上無く緩ませて、涙と涎と混合液を垂れ流しながら、ティファニアは虚ろに、けれどどうしようもなく幸せそうな笑みを浮かべていた。





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「ふあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜」
「・・・えらく眠たそうだねえ。テファとマチルダはどうしたんだい?」
「あー、たぶんまだ2人共寝てると思う」
「昨日はずいぶんお楽しみだったじゃないか。また2人まとめて足腰立たなくしたのかい?」
「いやまあある意味その通りなんだけど・・・」
「?」
「イザベラに言われたからさ、今度からなるべく負担かけないように優しくしようと思ってしてみた訳なんだけど・・・」
「・・・・・・なんとなく想像ついたよ」




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「あ・・・・・もう、朝なんだぁ・・・・・・」
「眠いよぉ〜・・・身体に力が入らないよぉ・・・・・・・」


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寝不足+激しくなかった分の長期耐久戦で、結局いつもと変わらずベッドから動けなくなった2人であった。



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