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エレオノールな話2 陥落のエレオノール アトピック氏
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今宵も二つの月が昇る夜、ベッドの上で二人の男女が体を交わらせていた。
「ん…ジュル、チュ」
「い、いいよ。エレオノール、そろそろっ!!」
すっと才人は自身の肉棒に吸い付くエレオノールの顔を掴み引き離し溜まった物を吐き出し、その高慢な顔を白濁の液で汚していった。
「きゃぁっ………、もう、外に出さなくても飲んであげたのに」
当のエレオノールはというとなんら嫌悪感も出すことなく、逆に顔にかかった精液を指でとっては口に運んでいく。
「それよりさ、そろそろ欲しいんじゃないの?」
「…はい、もう体が熱くて………」
「そっか、じゃあ今日はさ。エレオノールから入れてみてくれよ」
才人は未だ衰えを見せない自分の肉棒を片手で摘み、軽く揺らしてエレオノールを促す。
エレオノールは才人の言葉に頷くとすっと膝立ちになり、自分から才人の肉棒を受けに行くが…
「あ、待った。後ろ向いてからやってくれ」
「後ろ?ん、もういいけど……」
「俺も姿勢起すからちょっと辛いと思うけど腰浮かしてくれよ。」
才人は上半身を起して、エレオノールを後ろから抱きしめた。
「欲しがっているやつは支えておくから、エレオノールはそのイヤらしくひくひくさせてるの自分で広 げて入れて」
「ん……」
エレオノールは才人の言われるまま腰を浮かしたまま、愛液で溢れている秘肉を両手で広げた。
「ん、いいよ。あ、前向いたまま入れてくれない?」
「前?それじゃあ、私は見え………これは!」
前を向いたエレオノールの目の前には才人の上に跨り、自分から脚を広げて彼を受け入れようとする淫らな自分がいた。鏡だ、衣装鏡に自分の姿が写っているのだ。
「ちょ、ちょっと、サイト君!?」
「それで見ながら、入れてみてよ」
「で、でも…、これは………」
「今更恥ずかしがる必要ないじゃん、いつも俺に抱かれてる時はそんな顔してるんだから」
ニヤニヤとした笑いを浮かべて才人は早くエレオノールにするよう促した。
エレオノールも諦めた様子で言われるがままにする事にした。
「うを、すげぇ。エレオノールの俺のを飲み込んでいってるみたいだ」
「は、恥ずかしいから言わないで」
ズプズプとエレオノールの秘肉は才人の肉棒を飲み込んでいく。やがて、全部飲み込むと今度はゆっくりと上下にしごき始める。
「こうやって、男の上に跨って腰振ってるとこ同僚の人たちに見せたらなんていうのかな」
「う、んん…、そんな……やぁっ」
才人は腰に回していた手を胸の方にスライドさせてエレオノールの薄い胸とツンと自己主張している乳首を責めていき、自身もまた腰を使い責めていく。
「(こ、これが、私の姿…)」
才人に跨り快楽を貪る浅ましい自分の姿を鏡越しに見て、エレオノールは戸惑っていた。普段の凛とした自分とはかけ離れた、緊張感のかけらもない顔をむざむざと見せ付けられた為だ。
「ン、ン、ン、ン!」
「ほら、そろそろいくぞ!」
「あぁ、クッ、も、もうイクッ!」
才人の動きが一層激しくなり、ひと際強く突き上げた時に才人の肉棒から二度目の精液が吐き出された。
エレオノールは膣中に射精されたのを感じると、目元を快楽に歪ませた。
「はぁぁっ……出てる!!ビュクビュクって……」
子宮が精液に満たされてく満足感を感じながら、エレオノールは意識を手放していった。
「(うん、もうそろそろいいかな)」
しばらくして、覚醒する事なくそのまま睡眠へとシフトしたのかスースーと寝息を立てて横で寝息を立てるエレオノールの頭を軽く撫でて才人は考え事をしていた。
エレオノールの純潔を奪ったあの日以来、機会を見ては才人は彼女の部屋に押しかけにいった。エレオノールも最初は抵抗の意志を見せるも、最初の夜に性行為の快楽を叩き込まれたためか才人に丸め込まれ、結局は思うがままに弄ばれていった。しまいには、自分からも誘うようになりいまやエレオノールは才人の愛人の一人に成り果てていた。こうして見ると、ただの不倫に見える関係であるがこれには才人以外の第三者の思惑も実は絡んでいたりしていた。才人はベッドから起き上がると、つかつかとドア方に歩み寄りコンコンと内側をノックして何者かに合図をした。
「エレオノールさん、起きて、起きてくださいよ」
「う、うぅん、あら、いつのまに私ったら寝て…ちょっと、これは…何?」
才人にエレオノールは起されると、何かの違和感に気づき声を荒げた。視界は暗く、両手が思うように動かせない。どうやら目隠しをされ、両手を縛られているようだ。
「心配しないでくださいよ、これはちょっとした余興ですから。」
「んんんっ!!」
才人は正上位エレオノールを再び貫き、対面座位の体勢に持っていく。
「よ、余興って……あんっ、そこは…!」
そのまま、才人の手は尻に伸びエレオノールの菊座を弄り始める。
「ここだって、気持ちよくなれるんですよ」
「ダメ、そこは汚…くぅっ」
ゆっくりとであるが人差し指がズブズブと穴に埋まり始める。エレオノールは慣れぬ感触に思わず腹から声を出した。
「ふっ、くぅ…、さ、サイト君。そこは……フウッ」
丸々一本が埋まったところでゆっくりと中を掻き回すように動かす。指が動くと同時に肉棒をくわえ込んでいる膣もまた、きゅうっと肉棒を絞めつけた。
「くぅっ、指動かす度にこっちも絞めつけてきてたまんねぇ…」
「や、あ、あ、あぁ………」
今度はゆっくりと指を抜いていく、腸を引っ張り出される様な妙な感触にエレオノールはあられもない声を出す。にゅぽんと人差し指が完全に抜かれるとエレオノールは体を振るわせた。
「あら、あら。初めてなのにもう軽くイっちゃたんだ」
「はぁー…、はぁー…お尻の穴なんて…汚いのに…」
「今度は、指より大きいの入るからちょっと我慢してよ」
「へ?な、何?ん、ああああああ」
体を才人によって彼ごと前に倒され、尻肉を広げられると不意に背後に何者かの気配を感じた。
そして才人ではない第三者の手に腰を掴まれると菊門に何か冷たくて大きいモノが挿入されていった。
「あ、あああ、あっ」
急な大きい異物が肛門に挿入された事でエレオノールは大口を開けて大きく息を吐くように声をあげた。
ゆっくりと、しかし徐々にその異物はエレオノールの不浄の穴を犯してゆく。異物が最後まで埋まるとエレオノールは切れぎれながらもゆっくりと呼吸をする。
「すー…はぁー…すー…はぁー…ひゃうっ」
今度は背中に何か冷たい液体がたらされ、それは才人ではなくエレオノールの菊を犯しているものによって背中だけでなく首や胸など全身に摺りこまれていった。
「んっ、んん、サ、サイト…これは一体!!」
「あまり怒らないで下さいよ、あなたの良く知る人ですから。心配しなくてもいいですよっと」
「あぁっ!」
思わぬ仕打ちに怒りの声をあげるも、才人の腰が突き上げられそれは空しく掻き消されてしまう。
「(な、なんなの!?な、なんだか体が熱く………)」
「おお、どうやら馴染んできたようだな。そろそろいいぞ」
「ひゃぐっ!!」
後ろのモノが急に動いたが為、エレオノールはあられもない言葉をあげた。
「あぐっ、そんな…大きいの、お尻じゃ…無理!!」
「そんな事言って、あそこはきゅうきゅう締め付けて声もだいぶ甘くなってきてますよ」
「そ、そんな事、ない!」
尻を責められ感じている事を否定するも、実際は才人の指摘どおり感じていた。
「(な、何。お尻を…汚いところを責められてるのに感じるなんて)」
「ああああ!!」
後ろと前の穴を同時に攻められ、エレオノールは嬉声をあげ絶頂へと達した。
「くっっ!!すっげぇ…!!二回出してなきゃ、搾り取られるところだ」
「あ、あぁ…(そんな…お尻でイッちゃうなんて…)」
エレオノールの目からは涙が溢れ目隠しの布が涙で滲んだ。
「あらあら、お姉さま。お尻、初めての癖にイッちゃったんですか?」
「そ、その声は…ルイズ!!」
背後から声をかけられ、エレオノールは自分の後ろを犯している相手の正体を知った。
「る、ルイズ。何故あなたがここに」
「何故?それは私の方が聞きたいですわ。どうして、この馬鹿犬に抱かれているのですか?」
「そ、それは………」
「どうせ、この馬鹿犬がなにかいつもの変な気を起したんでしょうけど。実の妹の夫を寝取るのはどうかと思いますよ?」
「は、ぅ……それは……」
ルイズはエレオノールを責めながら再び腰を動かし、後ろを攻め始めた。
「まぁ、でもこうなってしまったんですよね。もう仕方ありませんよね、許してあげます。」
「えっ………」
「才人、かっこいいですもんね、優しいし。一度でも抱かれてしまったら誰だって惚れちゃいますもんね。」
このままルイズに非難されてしまうかと思われたエレオノールだったが、その続きの言葉は以外な物だった。
「だから、同じ才人を好きなった女として許してあげます。だけど、勝手に手をだしたのは事実ですから後ろの処女で許してあげる事にしました。」
そう言い終わるとルイズは腰の動きを早めた。
「ひゃ、ル、ルイ……あふぅっ!」
ルイズが動き始めるのと同時に才人も腰を動かし始める、二点を同時に責められエレオノールの意識は一気に白み始める。
「は、はひぃっ!!そ、んな、二ついっぺんなんて、こ、壊れ!!」
「ほら、イッて下さいよ。お姉さまの淫乱な姿見せてくださいよ!」
「わ、私は、い、淫乱なんかじゃンンッ!!」
才人は腰をうごかすだけじゃなく乳首を抓り、舌で転がし胸を責め始めた。
「ン!ン!ン!ン!」
「もう、我慢しないで、イッテ下さい!お姉さま!」
「ア!も、もうダメッ!イク!イックゥゥゥ〜〜ッ!!」
エレオノールの体が大きくビクンと跳ね、尻の穴がキュッとすぼまる。才人の精液が三度放たれ、エレオノールは絶叫した。
「や、やりすぎちまったかな」
ルイズと才人、二人の結合から解かれたエレオノールはそのまま脱力したままベッドに崩れ落ちた。目は焦点が合わず、肩で息をし、口から涎を垂らしあそこからはだらしなく精液が零れ落ちる。その姿に清楚で気難しそうな外見は感じられなかった。
「そりゃあ、ちょっと媚薬で感度あげたせいもあるからかもしれないけど。初めて二つ同時に責められたんですもの、最初はこんな感じじゃないかしら。」
姉のだらしない姿を見てルイズは冷静に分析する。
「でも、これでお姉さまも私達の一員ね。」
「ああ、そうだな。」
ルイズは無邪気な笑顔を浮かべた、そうエレオノールを才人の愛人にさせるように仕向けたのは彼女なのだ。
元々、ルイズは嫉妬深い。普段であるなら才人が他の女性と不倫関係になるというものならそれこそ烈火のごとく怒り、才人に鞭と体を奮うはずなのであるが。この才人という男、ルイズの予想越えた男だった。
なにせ、お互いの想いが通じ合い処女と童貞を奪い合った後でも才人は他の女に手を出していた。
まぁ、シエスタとは『私が正妻、あんたは妾』協定を結んでいたのでシエスタとの関係はノーカウントなのだが、さすがにタバサやアンリエッタ女王達の関係については別問題である。確かに彼女達が才人に惹かれ恋をしている事は同じ女として知ってはいたのだが、人の恋人に手を出す事まで許すルイズではない。しかし、そんなルイズの思惑は別として才人は彼女達と肉体関係をもってしまった。これには
才人自らの意志ではなく半ば逆レイプ的な状況でそうなってしまったのだが、結局は不倫関係である。
この問題にルイズは頭を悩ませた、そこでしばらく考えをめぐらせたところ一つ名案を思いついた。
『そうだ、どうせならば彼女達も妾として扱おう』と、ルイズも才人に大分毒されていたようだった。
しかし、この考え。意外や意外に受け入れられ以後、なんの軋轢もなく逆に以前よりも彼女達と親しくなった。ちなみに、タバサなんかはそれでも引かず抵抗したのではあるが、そういう輩については才人やシエスタと共に強制的に合意に持っていった。
「可愛いわ、タバサ」
「シャルロットと呼んで……ルイズ……」(頬を赤らめながら)
和解した瞬間であった、そして一つの戦いを終えたルイズは一つの疑問を感じた。
他にも才人の事が好きだったり、才人が気にかけている人いたらどうしようと、才人が他の女に手を出すのは嫌だが、自分もその娘と楽しめるなら認めようというある意味大人の考えに至ったルイズは今度は自分から手を出しにいくようになった。自分から身を引いていったティファニア、自分と才人との生活を羨望の眼差しでみていた敬愛する姉カトレア、実は奥手だったシエスタの従姉妹だったジェシカ等。
気づけば才人とルイズの周辺はハルキゲニア諸国の有力者と平民に固められていった、唯一その関係者のいないゲルマニアとロマリアが危ない。
ともかくそういった思考のルイズの次のターゲットがエレオノールだったのである、自分から蜘蛛の巣に引っかかりに来たのは想定外だったが、それはむしろ好都合。計画は実行され、現在に至った。
「これで気兼ねなく家にいれるわね」
「エレオノールさん、行き遅れてるのきにしてたもんなぁ」
なお、両親にもきちんとネマワシして許可をもらっているとこが恐ろしいところである。
「それより、サイト……」
ふと、ルイズが甘い声を出し才人にしなだれかかる。
「お姉さまに使った媚薬ね、実は私も使っちゃったんだ………」
ぼとりとグラモン印の入ったエレオノールを犯していた張り型がルイズの陰部から糸を立てて落ちた。
「はい、はい。本妻もきちんと可愛がってあげなきゃなぁ」
「サァイトォ(はぁと)」
「(ん……、そういえば私は……、ルイズに……)」
ぼんやりとしていた意識が徐々に回復していき、エレオノールは目を覚ました。
「(あ、あれは……)」
目の前には才人に突かれあえぎ声を漏らすルイズがいた。思わずルイズと目が合う。
「(さぁ、お姉さまも一緒に……)」
淫靡な顔を浮かべルイズは姉に誘いかける。
「(わ、私は………)」
エレオノールは力の入らない体をなんとか動かし、ルイズの元に近寄り
「ん……」
「はぅ…、ん……」
唇を重ねた。