サイトとコルベールが多いちょっとギャグっぽい話。
サイトとコルベールが無駄に多いちょっとほのぼのな話。




キュルケ(服着てます)はお風呂場のドアを開けた・・・。


ルイズ「イヤァァァァァッ!!!!!!!!!」

バッチー―――――――――――――ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

サイト「ぶへらっっっ!!!!!」

ルイズは一瞬にしてサイトにビンタを入れて、タオルを体に巻きキュルケに答えた。

ルイズ「何邪魔して・・じゃなくて、襲われる所を助けてくれてありがとう」

キュルケ「ふーん、そう?『何、邪魔してくれてんのよ!』と言いそうになったお口はどこにあったのかしら?」

ルイズ「なっ、ちっちち違うわよ!!!」

サイト「つう・・・いって〜、あれ?キュルケか?もう2回目作動したの?」

キュルケ「あ、サイト・・・そうよ、ダーリンが行くって言うから私も来たの」

ルイズ「ちょ、人の話聞きなさいよー!」

キュルケ「あ、ゴメンね〜2人とも。いい所だったのに邪魔しちゃって・・・」

サイト「ったく、ホントだぜ。もう少しで「う、うう、うっさい!!!!!/////」

キュルケ「あ、ダーリンがここの話を聞きたがってたから、サイトよろしくね?」

サイト「ん?あぁ、そうだな」

ルイズ「・・・・・・」

キュルケ「・・・あ、お邪魔するわね。続きをどーぞお楽しみに♪」

・・・・・

ルイズ「あ、あああ、あたしは体洗ったしもういいわよ!!!/////」

ルイズは恥ずかしがり出て行った。

サイト「んー、俺はまだ入ってるわ」

カポーン・・・。

湯船に浸かるサイト。

キュルケ「それじゃ、ダーリンに入らせていいかしら」

サイト「あぁ、いいよいいよ、呼んでおいて」

キュルケ「オーケー♪」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3分後。

コルベール「お邪魔するよ、サイト君」

ガラララッ。

タオルを腰に巻いたコルベールがやってきた。

サイト「あ、先生。どうぞどうぞ(意外と筋肉あるな〜)」

コルベール「あぁ、これが日本の風呂か。なかなか綺麗だ」

サイト「そうですか?・・って、それ」

コルベール「あぁ、確か君のお母様は『けーたい』と言っていたぞ?」

コルベールの片手には『携帯(防水)』があり、サイトは確信した。

サイト「・・・(そうか、母さん、この俺にバスタイムの中で『携帯』講座をしろと言ってるんだな・・・)」

コルベール「それに魔法もかかっていないのにお湯に入れていいそうだ・・・」

サイト「まぁ、まず軽く体洗ってから湯船でのんびり話しましょう」

なんやかんやでサイトはコルベールの背中を拭いてあげる事に。

サイト「どうですか、先生(・・・傷だらけだ・・・俺と同じくらいあるな・・・・)」

コルベール「ふぅ、気持ちいいよ。ん?サイト君、これはなんだい?」

コルベールはスイッチを指さす。

サイト「あぁ、これはですね・・・・」

サイトはルイズの時と同じ説明をした。すると、コルベールは飲み込みが早いのなんの。

サイトはこれなら色々教えられると思った。

コルベール「凄いな、これで水とお湯に切り替えられて、温度まで調節できるのか」

サイト「そうです。あ、そういえばコレを押すと・・・」

ポチッ・・・。

・・・・ヴォン!

スイッチと一緒にあった小さめの細長い横長モニターに『20:15』と表示された。

コルベール「おお!これはなんだね!?見慣れない言葉だが何と書いてあるんだ!?」

サイト「ここには『20:15』と書いてあって現在の時間が分かる装置なんです」

コルベール「やはり日本というのは凄いな!」

サイト「それじゃ、風呂に入って『携帯』を語りましょうか」

コルベール「うむ!よろしく頼むぞ!」

2人は湯船に浸かり、サイトは口をあけた。

サイト「それはですね、『携帯電話』といって連絡がとれるんですよ」

コルベール「『けいたいでんわ』か・・・連絡をとれるとはどういう事だ?」

サイト「・・そうですね・・たとえば・・・」



その頃居間にて。

プルルルッ・・・・プルルルルッ・・・・。

ルイズ「へ?」

美佐子「あ、サイトね。ルイズちゃん、出てあげて」

ルイズ「え?え?」

康弘「あぁ、その四角いのを開いて真ん中のボタンを押して、耳にあててくれ」

ルイズ「え?え、え、え、え、え、えーと・・・・・(汗」

キュルケ「あ、私が出ますわ♪」

ルイズとは違い、康弘の言っていた事をすいすいやってのけるキュルケ。

そして携帯を耳にあてた。

すると・・・

ガチャッ。

【え、えー、コルベールだが】

キュルケ「あ、ダーリン!!??」

【おぉ!ミス・ツェルプストー!凄いぞサイト君!!】

キュルケ「え?これ、どうなってるの!?」

【この世界ではこんな便利なものが・・・】

2人の会話が続く中・・・

ルイズ「・・・・・・・・・」

ぶっすぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

不機嫌な女の子が1人。

着慣れない『パジャマ』を着ていて、テーブルで凹んでいる。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

サイト「・・・おい、ルイズ?」

ルイズ「ひゃぁっ!・・って、サイト?」

青いパジャマ姿のサイト・・・なんかカッコよく見えてしまった。

サイト「あ、あぁ、俺だけど、どうかした?」

ルイズ「・・・アンタ、お風呂に先生1人置いてきたの?」

サイト「・・・・・いや、さすがにのぼせちまうし」

ルイズ「ふうん・・・」

サイト「・・・というか、お前パジャマ着ても可愛いな」

ボン!!!

ルイズは爆発して、サイトに言う。

ルイズ「な、ななななな何よ急に!」

サイト「あ、いや、じゃあ訂正・・・似合ってる」

それもそれで・・・という気はしたがる伊豆は気にしない事にして、疑問を入れた。

ルイズ「・・あ、そう。あの、サイト。アンタの部屋はないの?」

サイト「・・え?あぁ、そういえば行ってなかったな。久々に行ってみるか」

サイトが1人立ち上がるその時!!!

くいっ。

?

サイトは踏み出す・・・

くいくいっ。

???

サイトは振り返る・・・

くいくいくいっ。

サイト「・・・・な、なぁ、なんで袖引っ張ってんの?」

無口で自分の袖を引っ張る(真っ赤)ルイズが可愛すぎるのを口には出さない。

・・しかし。

ルイズ「・・・つれてって///」

ぐばぁっ!!

サイトはやられてしまった!

・・・ではなく。

サイト「お、おう。じゃ、じゃあついてこい//」

2人は2階へと階段を登っていった。


2階では遊ばなくなったアクションゲーム(他多数)がサイトの帰りを待っていた・・。





『勉強編』    完

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